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マスターの75と106のブログ一覧

2020年08月09日 イイね!

新カメラ、現る

新カメラ、現る


お盆休みに入りました~~

コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか。


愛知県も東京、大阪に次いでコロナ感染者の数が急激に増えて、県の緊急事態宣言が発令されました。

なので県外に行くことはできません。しかしGWの時と違うのは、県内の移動までは制限されていないということですね。愛知県内の人混みでない場所には出かけようと思っております。



さて、昨年11月にフジフイルムのカメラ「X-Pro2」を買い、2月にはサブ機として「X-T10」を買い、レンズもXマウントの物を少しづつ集めてきました。



「X-Pro2」も「X-T10」も、やはり4年以上前の機種で、時にオートフォーカスはかなり時代遅れな感じがあります。


特に「XF50-140mmF2.8」を使ったときに、レンズの性能を発揮できていない感がものすごくて、せっかくレンズは良いのにもったいないことをしている気になりました。



そこで1か月ほど様々な選択を考え、


これからもカメラ遊びはしていくだろう、

どうせ買うなら早い方がイイ、


ということで奮発して最新機種を買っちゃいました(笑)







今のところフジフイルムXマウントのなかでフラグシップにあたるX-T4です。

今年の4月に出たばかりなのですが、発売されたときは「へ~~」としか思いませんでした。

しかし、この機種の魅力的な点が、私の持っているカメラにはないものばかりだったので買ってしまいました。


この「X-T4」、個人的に良いと思った点がいくつかあって、

・ファインダー倍率が高い(0.75倍。X-T10は0.62倍)

・ボディに手振れ補正が搭載(単焦点やオールドレンズが活きる)

・センサーとCPUが変わってAF性能向上(Pro2より2世代進んだ)

・ISO感度がダイヤル式(X-T10はコマンドダイヤル等)

・バリアングル液晶(X-T10はチルト式)


というのが主な購入理由です。




なかでも一番はファインダーなんですが、




このX-Tシリーズは代々ファインダー倍率が0.7倍以上あって、時に「X-T1」のファインダーは本当に感激するもので、覗いて撮るという一眼カメラの本来を味わうのに適しているシリーズだと思っています。


Pro2やT10のファインダーはそれより小さい0.62倍で、しかもファインダーの窓が狭く、メガネをかけた状態だと画角の端っこが見えないという状態でした。

このせいで、フレーミングが大切な鉄道の写真などで気分よく撮れない感がありました。

T4は接眼の窓が大きく、さらにEVFのパネルも大きくドット数も多いのでかなり見やすいです。




そして先代までチルト液晶だったのが、T4からバリアングル液晶になりました。





これは賛否分かれていて、ムービーを撮る人は喜び、スチルを撮る人からは批判が出ています。



個人的にはどちらでもよかったのですが、、、

このバリアングル液晶というものに、ミラーレスの特権といえる面白い利点があります。



ミラーレス一眼は、ファインダーが電子ビュー(EVF)なので、撮影時にEVFを見て撮るのはもちろんですが、撮影した写真を再生するものEVFで見ることができます。


つまり、背面液晶はいらないのです





このように液晶を反転させてしまえば、見た目はフィルムカメラのようになります。





実際にフィルムカメラと並べてみました。


本当にファインダーを覗くという行為を楽しむために、液晶を閉めてしまうことができるというのが面白いと思いました。


また、撮った写真を知らない人に見られたくないときもあるので、そういう時にも良いかなと思います。




あとはフジフイルムの特徴的なダイヤル操作ですね。









シャッター速度、ISO感度、絞り値をアナログなダイヤルで選択するということはフジフイルムのX-Tシリーズの大きな特徴です。

この露出の操作に慣れてしまったので、コマンドダイヤルで操作する機種に戻れません。。。




さて、この一眼レフスタイルのカメラなら、どんなレンズを付けても似合います。





エントリークラスのカメラに付属するキットレンズXC15-45mmを装着しました。

1万数千で買えるズームレンズとフラグシップのボディですが、手に持った感じがなかなかしっくりきます。

これでもレンズの方が性能が上なようで、粗が出る感じがありません。このレンズも意外とスゴイ。




変わって望遠ズームのXF50-140mm。




もうこのカメラはこのレンズで使うために買ったというのが8割くらいです。





いままでX-Pro2との組み合わせでは使いづらかったのですが、このT4を導入したことで、このレンズの価値がかなり上がりました。

これで持ち出す回数を増やしていきたいです。





今日は初使いということで、XF35とXF50-140の2本で試し撮りしてきました。





まずはXF35mmF1.4をつけて豊田市の柳ヶ瀬公園に行ってみました。



1/2000 F2.8 ISO200



1/4000 F1.8 ISO200



1/1000 F2 ISO200



1/2000 F2.8 ISO200



1/2000 F2.8 ISO200



1/2000 F1.4 ISO200



1/500 F1.4 ISO200



絞り値を優先しながら、シャッター速度で明るさを調整して撮っています。

やはり操作性やシャッターのフィーリングが良いです。



フジフイルムのカメラには「フイルムシュミレーション」というものがあり、往年の各種フィルムになぞらえたカラーフィルターが用意されています。普段は標準的な「プロビア」とソフト諧調の「アスティア」しか使わないのですが、せっかくなので新しいものも使ってみました。




1/2000 F1.4 ISO200 プロビア


普通にプロビアで撮るとこうですが、、、



1/2000 F1.4 ISO200 クラシックネガ


クラシックネガで撮ると、本当にネガフィルムで撮ったかのような色付きになります。

他にもクラネガで撮ってみました。



1/1000 F4 ISO200



1/4000 F2 ISO200


さすがフイルムメーカーだけあって、フィルム写真の再現度は高いと思います。

スマホのアプリほどわざとらしくなくてリアルですね。



X-T4に新搭載された「エテルナ ブリーチバイパス」というのも撮ってみました。


1/1000 F1.4 ISO200



1/8000 F1.4 ISO200



1/4000 F1.4 ISO200


映画フィルムを現像する際に、あえて暗部を強調させて暗い印象の画にする「銀残し」という手法を再現したそうです。

たしかに冬の物悲しい風景のような印象の写真になりますね(真夏で蒸し暑かったのですが、、、)




最後に花の写真を撮るときに使う「アスティア」に変えて花を撮りました。



1/3200 F2 ISO200



1/8000 F1.4 ISO200



1/4000 F1.4 ISO200


「アスティア」はぱっと見では鮮やかでポップな印象なんですが、よく見ると色の諧調は豊富で、明暗もしっかり強調されて、花の撮影でよく使うフイルムシュミレーションです。



1/2000 F4 ISO200



最後にトゥインゴを撮って、次はXF50-140を試します。



名鉄の本宿駅の近くのS字カーブに行ってみました。


この辺りはいつも写真を撮っている人がいるので、名古屋本線の定番スポットなのだと思います。


まずは2200系が通過。


1/1000 F4 ISO200 50mm



1/1000 F4 ISO200 124mm


T4の連写は最高11コマ/1秒でめちゃ早です。

これだけの連写速度があれば、列車の撮影では全く問題ありません。

いままで8コマでも十分だったのですが、11コマとなるとさすがに書き込みが詰まってしまいますね。


後追いは適当にフォーカスを合わせたのですが、バッチリあっています。

やはりAFはかなり進化しています。
今まではAFが行って戻って合うような感じでしたが、T4は迷わず合焦してくれます。このレスポンスの良さは最高です。



1/1000 F4 ISO200 50mm



1/800 F4 ISO200 50mm



後ろの4両は9500系ですね。もうすっかり馴染んできました。



さて場所を移動して、1時間ほど撮ってみました。



1/1000 F4 ISO400 140mm



1/1000 F4 ISO400 140mm



1/1600 F4 ISO400 140mm



これは場所が良いですね~

写りに関しては、理想通りの感じです。

Pro2で撮ると、影の部分が若干 黄緑色がかった感じになっていて、目で見た色とはだいぶ違う感じに撮れてしまうのですが、T4は自然な印象で撮れていると思います。


加えて、最近はRAWでも撮るようにしています。


いままではJPEG一本勝負で、あとで見たときに「あと半段明るくしておけば…ホワイトバランスが…」と後悔することもありました。

なぜ今までRAWでも撮らなかったのかわかりませんが(汗)


フジフイルムのカメラは独特の発色があるので、風景やポートレートには評判良いのですが、鉄道は目で見たそのままの色で写って欲しいのでちょっとイマイチ満足できない部分がありました。

X-T4でRAWで撮れば鉄道の写真も行けると思いました。





ここまでマニュアルフォーカスであらかじめピントを合わせておいてシャッターを切る(いわゆる置きピン)で撮ってきましたが、AF-CのワイドトラッキングでAFがどれだけ追従するかを試してみました。


直線の向かうから2両編成の列車が現れて、フォーカスを合わせると、近づいてくるところからフレームアウトするまで、しっかりAFが食いついてくれました。






1/1600 F4 ISO400 140mm


Pro2のAF-Cはここまで頭良くありませんでした。

はじめは合うけど、途中で全然違うところにフォーカスが行って戻ってこなかったり、しっかり誘導してあげないとそもそも列車にフォーカスが合わなかったり、、、


このAFに関しては4年でものすごい進化を感じました。




1/1600 F4 ISO400 140mm



1/1600 F4 ISO400 68mm


2200系もAF-Cで撮ってみて、AFの頭が良すぎて気持ち良いくらいです。


でも結局はフレーミングがずれるので置きピンの方が撮りやすかったりもしました。

でもこれからはAFを信じて撮ることもできるようになりました。




これにて今日の写活は終了、帰還しました。




Xマウントのカメラは3台目になってしまいました。


しかし三台とも性格が違うカメラなので、それぞれ使い分けていきたいと思っています。

「X-T10」はとても気軽に使えるので、バイクで出かけるときに持ち歩いたり、頻繁にレンズ交換するオールドレンズ撮影の時に使い、

「X-Pro2」は見た目がとにかく好きなのと、XF60mmとの組み合わせが最高なので60mmマクロ専用機にして、

「X-T4」はボディ内手振れ補正を生かして望遠レンズや暗い時間の撮影に使ったり、


そんな風に使っていきたいと思います。



また大枚はたいてしまったので、元が取れるくらい撮影していきたいと思います。

この盆休みは撮影三昧です。

Posted at 2020/08/10 00:15:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記

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