浜松市動物園撮影MTGの翌日、その隣にある「はままつフラワーパーク」に行ってきました。
さすがに二日続けて同じ場所に出かけるのなんて、、、と思ったのですが、「ヒガンバナが見頃となりました」という公式ブログを見たらどうしても行きたくなってしまったのです。
ということで土曜日とほぼ同じ時間に家を出て、9時半にハマゾーの駐車場に着きました。
日曜日も動物園側は多くのお客さんでにぎわっていました。駐車場も動物園側は半分くらい埋まっていました。
入場料500円を払って園内へ。
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まだ閑散とした園内。
秋の桜並木は落葉して冬の景色を見ているかのような気分になりました。
今回はフィルムカメラを使いたかったので、フィルムメインのつもりで来ました。
なのでデジタルは一番お気に入りの「X-Pro2」に「XF60mmF2.4マクロ」の組み合わせ。
フィルムは、、、私アホなので間違えて2台のカメラ両方にフィルムを装填してしまって、どちらも使用期限が間近なので両方持ってきました。
フィルムの方は現像が終わったらアップしたいと思うので、今回はPro2と60mmの写真をアップします。
さて、今回の目当ては「ヒガンバナ」です。
さっそく遊歩道の脇に咲いていました。
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ヒガンバナはこのように集まって咲くうえ、一つの花が大きいので、この赤色が遠くからでもすごく目立ちます。
不思議なのは地面からいきなり茎が出ていて、葉っぱが一枚もついていないのにこんな大きな花を咲かせていることです。
夏のうちは球根の中で準備をして、お彼岸のこの季節に蕾をつけて地面から出てきて、花火のように一気に咲くのですね。
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ひとつの花をクローズアップするとこのような感じです。
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長い雌しべ雄しべが緩い弧を描いて上を向いている感じがとても美しいです。
私の写真は雄しべの部分にピントを合わせているものが多いと思います。
これはまだフラワーパークのほんの一角です。
彼岸花の群生するところまで遠回りしながら行くことにしました。
季節外れのツツジ
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季節外れのサクラ。
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春によく見るサクラとは違うようですね。しかし丸くかわいらしい花が付いていました。
曇りの日のサクラが好きです。
エサを求めて近寄ってきたコイ。
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残念だけどエサは持っていないのだよ。
長い夏が終わり、蕾を付け始めたツバキ。
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ツバキの花も好きなんですよね。もうちょっと寒くならないかな~
散策道にたくさんのヒガンバナが。
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このヒガンバナはこの日みた中でいちばん美しかったと思います。
ヒガンバナは球根が増殖して増えていくそうなので、一つの球根から大量に増えるとこのように密集して咲くようです。
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かなり息苦しいですね。。。
このフラワーパークは名古屋の東山公園と同じような感じで、いろいろなジャンルの植物やお庭があります。
もちろん日本庭園をイメージしたエリアもありました。
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曇りでしたが、白飛びしないので緑色が奇麗に写せました。
曇りだと絞り開放が使えて楽しいです。
前回のブルーボネットの時はNDフィルターがなくて困りましたが、今回はNDフィルター持ってきたものの出番なしでした。
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意味のない写真。
なんですが、これはフィルムカメラで撮る前に、露出を確認するために撮りました。
F3もEMもオートシャッター速度がなかなか的確な値を示すので驚きです。
さて、ついに見つけました!
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白いヒガンバナです!
今まで見たことがあったかもしれませんが、「なんか白い花あるな…」で終わっていたと思います。
私が花そのものに興味を持ち始めたのも今年の4月ごろなので、このような白いヒガンバナというのは実質初めて見ました。
アンダー目に撮ってみました。
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もっと暗くして、フラッシュを焚いて花だけを浮かび上がらせても良かったかもしれませんね。
ちなみにPro2に純正のEF-X20というフラッシュを付けてはいるのですが、カッコいいから付けているだけで、ほぼ使っていません(笑)
フラッシュについても勉強しなくてはなりません。
一本だけで咲いた白いヒガンバナ、まだ球根が若いということでしょうか。
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上の写真は開放ですが、APS-Cセンサーでもこれだけ立体感が出せるのだなと思いました。
園内の外周道路です。
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このように道沿いにヒガンバナが咲いていました。
木の下で育つヒガンバナ。
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大家族といった感じですね。
ちょっと下から狙いました。
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背景は玉ボケが重なってぼやぼやっと。
背景の緑を大きくぼかして入れ込み。
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刀をつき差したような姿がかっこいいです。
赤いヒガンバナもやっぱり雌しべ雄しべがかっこいいです。
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長いまつ毛のような美しさ。
ちなみに先端に黄色い「やく」が付いているのが雄しべで、ついていないのが雌しべだそうです。
上の写真だと真ん中の若干太いのが雌しべですね。
さて、この場所はヒガンバナのエリアではありません。
ここまででも結構撮ったのですが、パンフレットよれば南側にヒガンバナのエリアがあるようなので移動します。
その途中にもいろいろ撮りました。
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玉ボケが現れたのですが、口径食という現象で画面の端にいくほど玉の形がレモンのようになっています。
これは絞りを少し絞ることで解消されますが、絞り羽根の形が完全な円形ではないのでいびつになってしまいますね。
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1/1000 f2.4 ISO400
1/640 f2.4 ISO400
1/800 f5 ISO400
1/1000 f5 ISO400
しばらく歩いて温室の方へやってきました。
温室は次回にとっておくことにしました。
そしてまたヒガンバナがたくさん咲いているエリアにやってきました。
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咲き終わったものもある中で見事な咲き誇りの一本。
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この小道のようなところへ入っていくと、、、
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黄色いヒガンバナがありました!
これも色鮮やかできれいですね!
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この場所は三色のヒガンバナが咲いていてとても奇麗でした。
フィルムでもたくさん撮ったので、現像が楽しみです。
三色のヒガンバナをアップで撮りました。微妙に花の形が違いますね。
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1/1600 f2.8 ISO400
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黄色はきれいなんですが、白もきれいだし、でも赤が一番美しいと思いました。
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個人的にこの日一番の画です。
影ができにくく、絞り開放が多用できたので、曇りで良かったです。
園内を走行する汽車。
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トラックを改造したものではなくて結構ガチなやつだと思います(笑)
かなり満足できたので帰還。
ですが、正面ゲートのショップへ立ち寄りました。
実は、入場料500円なんですが、入場券を買うと300円の商品券をもらえます。
商品券は園内で使えるのでレストランでも行こうかとも思いましたが、昼飯は持参していたのでモノを買うことに。
白い花が欲しかったので、「スワインソナ」というのを買ってみました。
これは300円だったので商品券の分で買えてしまいました。家で育てたいと思います。
最後はヒガンバナではなくコスモスで。
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1/800 f2.8 ISO100
10月になって涼しくなりました。これからはコスモスなどの秋の花の季節です。
今回ははままつフラワーパークに初めて訪れました。
動物園の横にこんなに広い植物園があるとは思いませんでした。
今の時期はヒガンバナでしたが、紅葉、桜、花しょうぶ、アジサイと、時期によって見どころがたくさんありそうなので、また違う季節に行きたいと思います。