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マスターの75と106のブログ一覧

2020年10月25日 イイね!

新三脚で夜景テスト

新三脚で夜景テスト

2本目の三脚を買いました。


1本目は、とにかく安いもので良いやと思って、ハクバの小型三脚を買ったのですが、どうも使いづらく、すぐ構図がズレるから撮りにくかったのです。


最近になって、三脚を使った撮影がしたいと思うようになりました。

露出設定をはじめとした設定をいろいろ試しながら、画を作るという写真の撮り方をしてみたいのです。

それとマニュアルフォーカスは三脚ありの方が強いですし。。。



そして買ったのがこの「コッキン リビエラ クラシック」という三脚です。





これは「スリック アルプス」がベースになっているモデルで、クラシックなデザインにマッチするようにデザインされた三脚です。


金属の伸縮ナット、レザー調のパイプ、フリーターン雲台の木製ハンドルなど、かなりこだわってデザインされています。そこが気に入ってこのモデルにしました。




木を使った三脚なんて今どき見かけませんよね。


中型三脚のつもりで買ったのですが、どうやらスリック的にはこのクラスは小型三脚になるようです。。。


はじめはカーボン三脚を考えていたのですが、先週ヨドバシカメラでいろいろな三脚を見比べてみて、小型カーボン三脚は軽いけれど耐荷重が低かったのです。

同じサイズならカーボンよりアルミの方が重いので、アルミの方が安定性が高いと思いました。


リビエラはパイプ径が22mmと若干細いのですが、3段であることと、ミラーレスと小型単焦点で使うのでギリギリなんとかなるかな??汗




早速使ってみたかったので、近所で夜景を撮ってきました。

きたる夜景撮影MTGに備えて使用感を確かめておかなくてはなりません。




土曜の夜に、碧南の発電所のところに行きました。

カメラは「X-T4」に「XF35mmF1.4」です。

サブで「XC15-45mmF3.5-5.6」も持っていきました。






まずは35mm、開放1.4で一枚。


3秒 f1.4 ISO400


発電所の明かりが意外と暗かったのですが、F1.4だと3秒でもこんなに明るく撮れるんですね。



つづいて絞り込んで撮ってみました。


30秒 f8 ISO400


F8まで絞るとよりシャープになりました。

さらにシャッター速度が30秒なので、雲が流れて壮大な雰囲気も出せました。



うちのトゥインゴも撮ってみました。


8/5 f1.4 ISO400


8/5秒とかすごいSSですが、、、月明かりで照らされた雲が立体的に見えますね。

辺りは本当に真っ暗でしたが、写真で撮ると明るくなって見えますね。




つぎにレンズを変えて、「XC15-45mmF3.5-5.6」で撮りました。


まずは15mm側で。


20秒 f8 ISO400


所詮キットレンズですが、意外といい写りをするレンズです。

しっかり三脚に据えて撮るとなかなか良い写りしますね。空の写る範囲が広いので、雲の動きにさらに迫力が出たと思います。




つづいて45mm側でも一枚。


20秒 f5.6 ISO400


さっきの35mmF1.4と比べるとさすがに解像が悪いですが。
このレンズは広角側15mmの写りの方が好きです。



ここで場所を変えました。

堤防を走っていくと、もっと発電所に近いところまで来れました。


1/4 f1.4 ISO640



ここで、三脚と一緒に買ったフィルターを試してみました。





ケンコーのソフトンスペック(A)とR・スノークロスです。


いままでこういった効果フィルターの類には手を出してきませんでしたが、ふとした興味から買ってみました。


まずはなにもフィルターを付けずにXF35mmで撮りました(保護フィルターのみ)


15秒 f4 ISO400


15秒露光で撮りました。

まあまあ普通に夜景を撮たというところです。



次にソフト効果(ソフトフィルターの中では弱め)のソフトスペック(A)を付けて撮りました。


15秒 f4 ISO400


ソフト効果によって光が拡散されました。特に赤い鉄塔のランプがわかりやすいですね。

なかなか期待通りのソフト効果です。



つづいてイルミネーションの写真なんかで良く見る、光条を作り出すフィルター、R・スノークロスを取り付けて撮りました。


15秒 f4 ISO400


これも面白いですね。キラキラと光り輝く感じを再現できます。

これはフィルターに網目状に溝が彫られていて、それに沿って点光源が伸びるという仕組みなのですが、これもなかなか面白いです。

線が4本、6本、8本とバリエーションがありますが、間をとって6本のスノーにしました。



さらに、ソフト、クロス、両方を重ね掛けすることで両方の効果を掛けてみました。



15秒 f4 ISO400


ソフト効果で柔らかくなった光に、クロスフィルターの光条で芯を持たせることができますね。

ソフトにクロスがかかる、クロスにソフトがかかる。
重ねることで、それぞれの良さが引き立つので良いですね。


両方を兼ね備えたフィルターも発売されているのですが、クロスの線が4本なので、使い分けの意味でもこの重ね方がいいかなと思います。



空を見上げると星が見えたので、このセットで撮ってみました。



3秒 f1.4 ISO1600


星もこうやってフィルターで強調させることができますね。

こういうの撮りはじめるとプロソフトンやトゥインクルスター、ブラックミストも欲しくなってしまうからヤバいです。。。(フィルターも金がかかる‼)




今回は三脚、それとフィルターを試してみましたが、

三脚の方はフリーターン雲台が風景系の撮影にはあまり向かないかな?と思いました。フリーターン雲台は水平出しがちょっとやりにくいのですが、これはボールレベラーなどを組み合わせたら劇的に使いやすくなりそうです。

でも雲台が外れるようになっているので、撮るものによって雲台は変えてしまえばよいかなと思います。3way雲台も一つあるので、次回はそれも試してみたいです。

脚は、軽いミラーレスなら問題なさそうでした。
しかし強い風が吹くと若干触れるので、完璧に動かない三脚を求めるならもう一回り二回り大きなものが必要になってきそうです。



フィルター2種は結構楽しめる気がします。

クロスフィルターは出番が少なそうですが、ソフトフィルターは昼間にも使えるので、花の写真などでも使ってみたいと思います。

Posted at 2020/10/26 14:33:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記

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