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2020年10月28日 イイね!

三岐鉄道とコスモス

三岐鉄道とコスモス

日曜日に三岐鉄道に乗ってきました。


三岐鉄道は三重県と岐阜県の県境を走るローカル線です。

特徴的なのは、線路の幅が狭い”ナローゲージ”という方式なところです。

また、ナローゲージは速度を出さないので、構造が簡単な”吊り掛け駆動”の列車が走っています。


ちょうど沿線にコスモス畑があって、列車とコスモスを絡めた写真が撮れそうだったので、その撮影も兼ねて乗り鉄してきました。



まずはJRの「青空フリーパス」を買って三河安城からスタート。




やってきた313系の普通で名古屋へ。




先週の名鉄と比べると乗り心地と静粛性が別格です。

乗り心地良すぎてつまらないくらいです。



名古屋で関西線に乗り換えです。




ちょうど「快速みえ」に乗り継げました。

こちらは轟音を立てるカミンズエンジンの車両なので楽しい列車です。



一駅で桑名に到着。




昨年も三岐鉄道を訪れたのですが、桑名駅はリニューアルされて様変わりしていました。



JRの桑名駅から歩いて3分の所に三岐鉄道の西桑名駅があります。




この黄色い車両です。


駅に入っていきます。




切符を買っていたら列車の発車時間になってしまったので、写真を撮れずに発車。



目的地の東員駅に着きました。








駅を出てすぐ目の前が畑なのですが、休眠期の畑を利用したコスモス畑が広がっています!











多くの人が写真撮影を楽しんでいました!


私も負けじと、まずは「XF35mmF1.4」で日の丸構図でシンプルに。



1/8000 f1.4 ISO160



1/8000 f1.4 ISO160



1/8000 f1.4 ISO160


コスモスはピンク、パープル、白の色がありますが、それぞれを単体で写すか、背景に入れ込むかで写真の印象が変わりそうですね。


意外と難しいのが、きれいな形の花を狙うと、枯れた花も一緒に写ってしまうということです。



なのでレンズを「XF60mmF2.4マクロ」に変えて一つの花が大きく写るような感じにしました。



1/4000 f2.4 ISO200



1/2000 f2.4 ISO200



1/8000 f5.6 ISO200


逆光のフレアーを利用してソフト効果?

太陽で花びらが透けています。
線の入った花びらの感じがわかりやすくなっていいですね。




で、この場所は三岐鉄道の線路のすぐ横なので列車と一緒にコスモスを撮れます。



1/4000 f2.4 ISO200



1/4000 f4 ISO200



1/2000 f5.6 ISO200


青い風景、黄色い電車、ピンクのコスモスのそれぞれが引き立っていいですね。



またレンズを変えて、XF35mmにしました。そして前の夜景でも使ったソフトフィルター、これを付けて撮ってみました。



1/8000 f1.4 ISO200



1/8000 f1.4 ISO200



1/6400 f2.4 ISO200


ソフト効果によって全体に白みがかったような感じになって、写真に柔らかさを持たせることができました。

それとソフト効果の一番大きなところは、影がくっきりしないところでしょうか。

ソフトフィルター、思ったよりも活躍しそうです。





1時間半ほど撮影を楽しみました。



次は三岐鉄道の定番スポット?と思われる橋を見に行きます。


さっきはじっくり見れなかった車両、270系です。




平面だけで構成された独特な電車です。

線路幅がJRなどより約30cm狭いので、車両も小さくなっています。





車内の雰囲気も昔の電車のそれですね。


吊り掛け駆動は平歯車なのでとにかくウルサイですね。

速度を上げると甲高いギアの音が響き渡ります。この音を聴きに来たのですが。



そして楚原駅に着きました。

ここから歩いて1キロのところに「ねじり橋」「めがね橋」という変わった橋があって、そこが撮影スポットになっています。



まずはねじり橋です。


歩いていくと、ちょうど列車が来る時刻だったので三脚を据えてじっくり撮りました。



1/320 f5.6 ISO800 現像あり


この橋は、線路の向きと下の道の向きが直角ではなく斜めになっていて、それに合わせてねじれた構造になっているという変わった形状の橋です。


ブロックを積み重ねて造られているのですが、なかなか芸術的な造りですね。

(江戸時代に作られたそうですよ!)


めがね橋はすぐ近くなのですが、歩いている間に列車が来ました。







土手を走っている列車がなかなかカッコイイんですが、本題はコンクリート製の橋の方です。


しかし草が生い茂っていて、橋がよく見えませんね、、、


なので次の列車は位置を変えて狙いました。



1/500 f11 ISO800 現像あり


コンクリート製のめがね橋はかなり珍しいそうです。

ねじり橋が江戸時代ということはこの橋もかなり古いのでしょうか。


ここで撮った2枚は、明暗差を消すためにRAWで明るさをいじってみたのですが、ちょっと不自然な気も、、、

RAWも勉強しなくては。



田んぼの真ん中にコスモスが咲いていたので、そこにピントを置いて一枚。





この場所も結構楽しめました。



さて、ここから帰還していきます。


楚原駅に戻り、列車にのって西桑名へ。





ガタガタ、ゴーゴーとウルサイ電車ですが、気づいたら寝てしまっていました。

なんか、列車に揺られるというのが心地よいのですよね。



桑名でJRに乗り換え。





また快速みえです。

名古屋までは一駅ですが、途中で行き違いのために3回も停車しました。

複線にするほどの本数がないとはいえ、これでは近鉄に太刀打ちできませんね。。。


名古屋に着きましたが、まだちょっと乗り足りません。

どこかに寄り道しようか考えながら、とりあえず311系を眺めます。




夕方の名古屋駅は311系好きには熱い時間なんです。


211系も眺めます。


(この青いライトは何なんでしょうね?)


211系4両と313系2両の6両というよくわからない編成。

6から10両まで多彩な組み合わせがある中京の中央線ですが、編成美のかけらもないところが好きです。



元セントラルライナーの313系8000番台がいたのでとりあえずこれに乗ってみました。




春日井でおりて、





211系で名古屋まで折り返しました。時間のムダです(笑)



最後は311系の区間快速 武豊行きと、普通 豊橋行きを乗り継いで帰ってきました。






最後は1/8秒で流し。X-T4はブレ補正があるので1/8秒程度ならブレません。




三岐鉄道は2回目でした。

ただ吊り掛けの音を聞きたくて出かけたのですが、写真もたくさん撮れました。

北勢線は短い路線ですが、もっと撮れる場所がありそうなので、また訪れたいと思います。




コスモスの撮影は思ったよりも難しかったです。

きれいな花と一緒に写りこんだ枯れた花を、どうやって隠すか、または活かすか。


また背景に写りこんだ大量のコスモスをどのように写すかも悩みどころでした。

ある程度距離が離れていないとボケとして生かすこともできないので…


また、この日は風が強くて、花が前後左右にユラユラと揺れていて、マクロレンズでマクロ撮影はほぼ不可能でした。

高速シャッターて一瞬を止めて撮ることはできますが。

やはり望遠で遠くから大きく写すという撮り方の方がいいかもしれません。


そういう意味ではNIKKORの200mmF4マイクロ、やっぱり憧れますね。。。



Posted at 2020/10/29 14:18:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記

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