
鉄道のネタです。
無理やりクルマネタもねじ込みます(笑)
長野・群馬ドライブに行った時に、誘惑に負けてこの文化むらに入場しました。
入場料は500円で、むら内には、碓氷峠の歴史を事細かく学べる展示、多くの乗り物遊具、引退した貴重な鉄道車両が展示されています。
↓それでは軽く説明を…
よろしければ鉄道好きでない方もご覧ください!
JR横川駅は信越本線の終点駅です。
しかし、かつてはこの先の碓氷峠に続く線路がありました。
横川 ー 軽井沢 の距離は11キロですが、高低差が560メートルもあります。
鉄道の最大の敵、それは勾配です。
自動車の車輪はゴムタイヤなので摩擦が大きいのですが、鉄道の車輪は文字通り鉄でできています。
摩擦の小さい鉄の車輪は、坂道で空転してしまうのです。
この横川 ー 軽井沢の区間では、アプト式という方式を採用したり、機関車を繋いで馬力をあげる方法が取られたり、列車に「横軽対策」なる改造が施されたりしたが、長野新幹線によりこの区間は廃止になりました。(1997年)
この105年に渡る碓氷峠の歴史を伝えるために、「碓氷峠 鉄道文化むら」というものができました。
ホントはここに入るつもりは無かったのですが、思ったより見応えがありそうだったのと、碓氷峠の歴史を勉強してから碓氷峠を走ったらより一層 碓氷峠を観光として楽しめるかなぁと思い、入場しました。
(観光地にはお金を落としていかないとね〜)
入り口から〜
どうせもっと高いだろう。と思ったら500円でした〜
安ーい
まず、目のハイってきたのは…
ハッッ!べ、ベンツ!?E190エボ(笑)
なんつってー
資料館に入ってみました。
お約束のジオラマ。
しかしHOゲージをこんだけ集めるとなると2、300万くらいかかるのでは?
こっちはNゲージ
オオッ?!さすが!
コレは当時の路線図です。
横川と軽井沢が繋がっていたことがわかります。
開通当時はドイツの技術が使われていたようです。
私が生まれた頃はまだ「あさま」が走ってたのかぁ〜
懐かしの電車でGO!!筐体
1から3まで揃ってるw
私はデンゴはヘタクソです。
碓氷峠を走っていた特急「あさま」
今もその名は新幹線に受け継がれていますね。
かつて貨物列車などに連結されていた車掌車。
中を見たことがなくて、どんな風なのかずっと気になってました〜
意外とロングシートなんですね。
この車庫は当時 整備施設としては使われていたようです。
列車を持ち上げる巨大なジャッキ。
鉄道を持ち上げるとなるとレベルが違いますね。
インパクトレンチも見たことないくらいデカイw
何を締めるソケットなんだろう?
拳が入るくらいの大きさ
整備工具も置いてありました。
メガネ・スパナ・ソケットはともかく見慣れない工具がたくさん!
ボール盤や
旋盤もそのまま展示されています。
パンタグラフ。
集電する部分はこんなふうになってるんですね。
機関車は大量の電気を集電するために、パンタグラフに"銀"が使われているとか
名鉄にまだ残っているパタパタ表示板。
コレはマニア心をくすぐる(笑)
車でいう"キャブ車"みたいなもんですw
ボルトジャッキって知ってますか?
ホームセンターで売ってるのは小さいペットボトル程度の大きさですが、鉄道を持ち上げるにはこれほどのサイズになっちゃうんですね(笑)
これには思わず爆笑
こんな原始的な変電機あったんですね〜
この機関車はSLみたいにクランクで車輪を回すんですね。
外には引退した車両が展示されています。
除雪車。
間違えて飲み込まれたら即ミンチです…
このDD53は除雪車とセットになっています。
6つの気筒が見えます。
これは方バンクです。つまりV12気筒。
これが向こう側にもあり、V12 ×2となります。
地方ではよく見かけるキハ40…
ではなくコレは郵便車といわれるものです。
車内を初めてみました〜
イスもあるんですね〜
コレは何だかわかりませんでした笑
クレーン車だそうです。
エンジンが付いていて、これだけで自走できるとか。
リーフの数が笑
この車両は床下のエンジンがむき出しでした〜
水平直列8気筒です。
燃料ポンプのパイプの数からも8気筒だとわかります。
クランクプーリーからシャフトが伸びています。
コレは見た瞬間にテンション上がりました(笑)
75、アルフェッタと同じラバーカップリング。
TA乗りだけがわかる感動ネタですw
このシャフトはラジエータに続いていて、冷却ファンを回すものだと思われます。
コレがトランスミッション。
トルコンATですネ。
強固なプロペラシャフトが巨大なデフに動力を伝えています。
というか この車両は下廻りが丸見えですねw
EF60?だったかな?
いちおう左右で型式が違うんです。
奥の方には183系あさまや、EF63が…
こいつらこそ展示すべきなのに…
今まさにパンタグラフの交換?修復?が行われていました〜
レストアも進めています。
親戚がコレの模型を持っていて、これを見ると「じいじ!じいじ!」とおじいちゃんのことを言っていたのを思い出しました。
かつて飯田線をトロッコファミリー号という列車が走っていたのですが、このゴハチが牽引してました。懐かしい〜
この機関車は"お召列車"のイメージが強いです。
門司と下関の間にある関門海峡 対応?の機関車だったかな。
これも珍しい機関車です。
ボデーがシャッターみたいな薄い鉄板でした〜
コレは20系客車?
いえいえ戦後間もない頃の10系客車という系列の客車です。
これはオハネ12 という寝台車です。
B寝台!懐かしい〜
しかも三段ベッドw
今にも"ハイケンスのセレナーデ"が聞こえてきそうです。
こっちも寝台かと思いきや、
食堂車でした〜
食堂〜♪
マニアには堪らない車両ばかり!
飾れるものは何でも飾ってしまえ〜感があります(笑)
ローカルな博物館ならではです。
SLもあります。
D51。アダ名はナメクジだったっけ?
車両展示はこんな感じでした。
ここの特徴は、ほぼ全ての車両に"入れる"ということです。
ただ展示するのではなく、当時のままを残して車内に入れるというのは楽しいものです。
電気機関車の機械室(モーター部)には入れたら他に無い魅力となるのですがね〜
さすがに機械室には入れませんでした。
手こぎトロッコ(笑)
こんな感じの博物館でした。
1時間だけでもマジで楽しめました!
自分でも忘れていましたが、私は鉄道ファンです。
最近はクルマ一筋でしたが、こうして鉄道に触れると血が騒ぎます(笑)
ひとりでえメチャクチャ楽しんでました(笑)
鉄道マニア、鉄道ファンの方!
"ここ凄くイイです!!"
Posted at 2015/11/10 12:59:29 | |
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