
長野遠征の1日目は、新潟県に初進出したところで終わりました。
2日目は日本海を眺めながら、「荘川桜」を見に行きました。
この遠征の一番の目的はミーティングに参加することでしたが、2番目の目的は荘川桜を見ることです。。
この日はホテルで1泊したのですが、朝の目覚めが良かったです。
その理由は?!
部屋から愛車が見えたからww
さてこの日は糸魚川駅前からスタート!
昨年北陸新幹線が開通したことが大きな話題となりましたが、太平洋側の人間には一切実感がなく、、、
駅舎を見てビックリ!
結構デカい!
ちなみに糸魚川は、東日本と西日本の境目です。
ここを境に日本列島が東西に区別されます。
明確にここ!という地点は無い?らしく、、、
地元の人は糸魚川をどっち日本だと解釈しているんでしょうかね〜?
新潟県だから東日本になるのかな?
R8を西に向かいます〜
日本海を近くで眺める海の駅で停車。
夫婦岩www
さらにR8を進むと親不知に。
この地域は「親不知(おやしらず)」として知られています。
北陸一の難所だったそうです。
なんでも、ある夫婦がこの場所を通ろうとしたところ、子供を波にさらわれてしまったそうです。
「その子は親の顔を知ることができない、親はその子の顔を知ることができない」
と嘆いたことから、親知らず 子知らず という名がついたそうです。
(看板の説明を私なりに訳したので間違ってるかも…)
その困難さはこの道を見ればわかりますね。
一方、、、
今日の海はとても穏やかで、綺麗に透き通っていました。
かつては下に道があったそうですが、侵食が進んで、新道になったそうです。
その新道も補修の工事をしていました。
工事で片側通行のため、洞門内で行き違い。
この辺りは翡翠(ヒスイ)の産地だそうで、
ヒスイ海岸という海岸があります。
やっぱり日本海は綺麗ですね〜
カクカクした石が一切なく、全て丸石。
姫川、黒部川から流れてくるからかな?
松の木と106。
釣りの方々がたくさんいらっしゃいました。
線路があったので信越本線?と思ったのですが、そういえばここらの路線は私鉄化されたんでしたね。
時刻表を見たら当分列車はこないようだったので待たずに次へ、、、
富山県の田園風景をひたすら走ります。
うっすらと立山連峰が見えたのですが、晴れの時はもっと綺麗に見えるんでしょうか?
次は魚津。
小さい頃、魚津の「金太郎温泉」に来たことがあります。
夜遅くに電鉄魚津から温泉まで歩いてヘトヘトになったのを覚えています。。。。
超遅れてのチェックインだったのにもかかわらず丁寧な接客だったので、金太郎温泉のイメージは私の中ではメチャクチャいいです。
魚津の「海の駅 蜃気楼」
魚津は蜃気楼で有名なところです。
この日も多くの人がカメラを構えていました。
人の様子からして蜃気楼が出てないことが伺えます(笑)
この日の発生率は40%だそうです。
レストランで海の幸を頂きました。
北の魚介類は最高ですね\(^q^)/
屋上から。
立山連峰がうっっっっっすらと、、、、
この時の車内温度。
30度くらいです。窓を全開にしてちょうどいいくらい!
ちなみにこれは後付の温度計です。
魚津から砺波・庄川というところまでは高速を使いました。
「道の駅 庄川」
ここからはR156を南下します。
地図で見てるだけでも楽しそうな道だということがわかります。
いきなり景色が変わり、道路の名称も「飛騨峡合掌ライン」となります。
ダムマニアの皆さんお待たせしました。
私はダムマニアじゃないので、、、
関電の小牧ダム。
狭い渓谷がゴチャゴチャしていていいですね〜
次に見つけたのはコレ!
巨大な橋梁を建設中でした。
ダム湖に橋を架けるとはなんとも、、、
かなり大工事になりそうですが、新名神のようにならないことを祈ります。
ダンプが多いです。
R156の標識。
156と聞いてアルファ156を思い出さないわけがないですよ(^◇^;)
この辺りは合掌造り集落が有名ですね。
駐車場があったので入ってみました。
駐車料金は500円。
その分はしっかりネタにさせていただきます (`ω´ )
上から見るとこんな感じですが、エレベーターで下に降りることができます。
驚いたのは、実際に生活されているということです((((;゚Д゚)))))))
観光用に復元されたものだとばっかり思っていました(汗)
(ポストが!!)
白川郷の方は観光客でごった返しているので、こちらの「菅沼集落」の方が穴場的でオススメです。
(この後、白川郷を通り過ぎたのですが、観光バス数十台と無数の観光客で溢れてました。)
菅沼集落を後にして、荘川を目指します。
白川郷を越えると交通量が一気に減ります。
R156のこの区間、私が知っている中では最もすばらしいワインディングロード。
途中では桜が咲いているところも多々ありました。
ダムマニアの皆さんお待たせしました!
次は御母衣ダムです。
ロックフィルダムというダムで、たしか石を積み上げて作られたダムだったと思います。
前にここを訪れた時、バックミラーにこのダムが写り、鳥肌が立ちました。
ここは急坂になってます。
川の高さから、ダムの高さまで一気に上がっていきます。
ダムを越えると見えてきたのが、、、
なにやら桜の樹と人だかりが。
そうここが荘川桜のあるところ!!
こんな山奥なのに人で賑わってます!
そしてコレを見に来た!荘川桜!
なんとすばらしい満開!!
すごく立派な樹です!!
推定樹齢450年の老樹でありながら、すばらしい咲き誇り。
色がとても優しい色でした。
この荘川桜について簡単にご紹介させていただきます。
この御母衣湖は、人口で作られたダム湖です。かつてはこの湖の下に「荘川村」という村がありました。
村人たちの反対を押しのけ決定したダム建設。
ダム建設の監督者が村を視察している時、光輪寺というところにあった巨大な桜の樹を見つけました。「なんとかこの樹を救えないか」と思い、移植作戦が始まりました。
しかし、桜の樹を移植するには多くの枝を切り落とす必要がありました。
無残に切り刻まれた桜の樹は移植されたものの、春に花を咲かせることができるか!追い打ちをかけるようなものだ!と村人から非難の声が相次いだとのことです。
しかし次の春。
桜の樹はその前と同じように見事な花を咲かせ、移植は大成功し、村の名残としてシンボルとなったそうです。
同様に照蓮寺にあった桜も移植され、この2つの巨樹は"荘川桜"と名付けられ、今もなお町のシンボルとして、桜の時期には多くの観光客が訪れています。
iPhoneの予測変換で「しょうか」と打ったら「荘川桜」と出てくるレベルですw
前に147でここを訪れました。
その時は荘川桜の存在を知らず、ここに桜の樹があるなんて思いもしませんでした。
後で調べたら有名な場所だと知り、絶対に桜の時期に訪れようと決心していました。
今回、それが叶って良かったです。
それも満開の時期に訪れることができて、本当に満足です。
荘川桜を見れて満足な気持ちなまま帰路につくことにしました。
しかし途中で桜が咲いているところがいくつもありました。
ついクルマを停めて、
106と桜。
こんなに桜を楽しめるとは!
もっといいカメラ買おうかなぁ〜
マフラーがカッコいい(≧∇≦)!!
そして最後は藁葺きの小屋の前で!
この後は一度もエンジンを切ることなく家まで200kmほど走りました。
帰りの高速で唸るエンジン。
マフラーが籠ってウルサイので、3000以上回さずに90kmくらいで流していました。
家には真っ暗になる前に変えることができました。
今回の旅では渋滞に一度もハマりませんでした。
それから、ワインディングロードは逃さず堪能し、つまらない街中は高速を使って一気に通過、という感じで移動したので、時間の無駄が無かったです。
たくさん写真も撮れたし、観光もできたし、106を堪能できたし、良いこと尽くしの旅になりました。
本当に楽しかった ( ^ω^ )!
走行距離およそ900km。
ハイドラのハイタッチ15回。
テリトリーポイント1430。
ハイドラ走行時間17時間6分。
イチマルロク お疲れ様!
たくさんの感動をありがとう\(^o^)/!