
ARwaysを見学した後は、さらに西へと106を走らせました。
この日の四国は全体的に好天気でした。
高松ではこんな旧車が見れました。
そういえば名古屋地下鉄の古いのも走ってたような、、、
高松西インターから高速に乗り、坂出、宇多津、丸亀など聞き覚えのある地名を抜け、高知道へ。
ちょうど四国の真ん中辺りまで南下したら、大豊インターで降りて、R439へ。
四国の中央辺りは壮大な山々が連なる地帯です。
山脈が東西に伸びているので、ちょうど谷の間を抜けていくような感じでした。
道の駅 土佐さめうらで途中下車。
道の駅の食事処は中学生くらいの兄妹がホールで働いていました。
家族経営なのかよ(笑)
さらに西へ。
途中には桜の木があるところもありましたが、四国は愛知よりも気候が早いのか?もうほとんど散っていました。
撮影できそうなところもなく、しばらく快走路をぶっ飛ばして、、、
ちなみにこんな快走路です〜
こういうタイプの道が1番好きです。
近くのお家の鯉のぼり。
鯉のぼりを見ると106サクソの集まりを思い出します。
国道沿いには川が。
ほとんど透明な色で、すごく綺麗な川でした。
さらに目的地を目指して西へ。
この日はバイクが多かったですね〜
この天気 この場所でバイク乗ったら気持ち良いだろうなぁ〜
すると
目的地はもうすぐのようです。
雄大な眺めを楽しみながら、
この辺りから登り坂で、グングン高度が上がっていきます。
1〜1.5車線の狭い山道を9キロほど行きます、、、
対向車が多くて辛かった。。。
しかし苦難の登り坂を越えると!
着きました!
ここが「四国カルスト」!!
さすがの眺めです。
いや〜こんなに天気良い予報じゃかなったのになぁ(笑)
他の場所からの眺めも。
ここら一帯は放牧地なのですが、初めから草原だったのか木を切って放牧地を作ったのかはわかりません。
いずれにせよ、日本にこんなに「スイス」みたいな場所があるとは思いませんでした。
標高1400メートルからの106!
空気が薄いのか、いつも以上にパワーがない(笑)
ヨーロッパに来たいみたい。
高原が似あう106。
「険しい三脈を越えてきたぜ」
みたいな感じです。
この高原は「天狗高原」とも呼ばれています。
天狗高原の1番奥には、天狗荘という国民宿舎があります。
って営業してんの??
と不安になりましたが、ちゃんと売店はやっていました。
せっかく放牧地なのでソフトクリームを!
牛乳の味がして美味しいソフトでした〜
「何もしない、をしに来てください。」
が天狗荘のキャッチフレーズ。
この景色を見ながら、何も考えずにソフトをいただく、、、
すごく贅沢な時間、、、
松の木が1本。
この標高だと針葉樹しか育たないのかな。
そして他方のドライブブログにも必ずでてくる撮影地。
ほとんどこの写真を撮るために来たようなものかもしれない。
これほど距離感を感じられる写真を撮れたことありません。
この景色は本当に素晴らしいの一言。
こんな場所が日本にあったんだ。
そればかりですが、そればっかり思ってしまいます。
ちょっとガスってるけどそれはまたそれで見え過ぎなくて良いのかも。
この場所はなかなかの急斜面でして、サイドブレーキをしっかり引かないと谷底へ走り出してしまいそうです。
最後にもう一度シャッターを切り、私は走り出しました。
山を降り、43号線とR197を通って須崎を目指します。
須崎では寄ってみたい所がありました。
「まゆみの店」という須崎 鍋焼きラーメンのお店です。
その名の通り、熱々の鍋にラーメンが入っているのですが、なかなか美味しかったです。
地元の人が通うお店です。
その後は高知市内で一泊しました。
一晩しっかり寝て、朝は8時に行動開始。
四国の東海岸をぐるっと回って徳島まで行き、そのまま愛知まで一気に帰るスケジュールです。
帰るだけなので時間も気にせずゆっくりと行きました。
さすがに朝の高知駅周辺は通勤ラッシュ。
お陰でしっかり暖気できた、と言うことで、、、
高知は路面電車が走っていました。
しかし路面電車よりもクルマの方がスピードが速いというのはなんとも、、、
途中の「道の駅 キラメッセ室戸」
この辺りで調査捕鯨してるのか?この道の駅ではクジラ料理が食べれるとのことでしたが、残念ながら定休日(笑)
パラパラ雨が降る中、室戸岬を目指します。
岬の手前で「室戸スカイライン」に入りました。
晴れていれば面白い道だと思いますが、
この有様、、、
さっさと山をおりました(笑)
途中には、「最御崎寺」というのがありました。
このお寺は四国八十八ケ所のうちの24番目だそうで、訪れている人も多かったですね。
山道から一気に景色が広がりました。
ここは室戸スカイラインの有名な光景。
3連続ヘアピンカーブで一気に下まで降ります。
あまりの高低差に
どこかのブログに、「まるで海の上を走っているかのような感じ」との説明がありましたが、
確かにそんな感じでした。
ヘアピンの先は海が広がっています。
そして四国の右下の部分、「室戸岬」に着きました。
って何にもないやーん。
と思いきや、後ろの岩の向こう側まで行ってみると…
すごい岩場が!
向こうでは波がバサバサと音を立てて手招きしているようで、飲み込まれそうで怖いくらいでした。
こんな縦に尖った岩がどうして??
なんでも、元々 横方向にあった地層が、地面の隆起によって回転して、縦向きになって地表に現れているそうです。
さっき走ってきた室戸スカイラインのある山は、地面が盛り上がってできたそうです。
この場所だけでも地面の壮大な物語を知ることができました。
ここからは徳島目指して一気に進みます。
海沿いも素晴らしい快走路が続きます。
この辺りは台風の時期は凄いらしいです。
海岸を行くお遍路さん。
雨にも負けず、この日も30人くらいお遍路さんを見かけました。
午後はとてつもない豪雨でしたが、大丈夫だったかな、、、
お昼過ぎ、昼食を求めながら走っていました。
四国に来て、「カツオ」を食べてみたいと思っておりました (一度も食べたことなかったので)
この辺で海鮮の店を検索したら真っ先に出てきた
食事処「味政」へ。
看板メニューの海鮮丼をいただきました。
噂通りとっても美味しかったです。
カツオは初めて食べましたが、結構美味しい味でした。
もっと魚臭い感じかと思ってましたが。炙りサーモンの炙った部分みたいな(笑)
食も満足した所で、さあ帰ろうと思った所で
雨がいよいよ本降りに、、、
風も相まって、まるで台風のような嵐になりました。
この時間から帰ると、神戸・京都・四日市と全渋滞スポットで渋滞に引っかかりそうだったので、ブックオフ巡りして時間を潰しました(笑)
お陰で探してたカーグラが手に入りました〜
結局、四国から出たのは6時前。
鳴門海峡大橋では強烈な横風に見舞われ、
阪神高速では滝のような雨と暗いヘッドライトでほとんど前が見えなくなり、
中国道には水溜りができていてウォータースプラッシュかましたり、、、
なかなか過酷な帰路になりました。
しかし、無事に帰ってこれたのでそれすらもいい思い出です。
初めの目的はARwaysでしたが、四国カルストに行くことも大きな目的となりました。
その四国カルストに天気いい日に行けたことは幸運でありました。
またいつか行って、あの美味しいソフトを食べたいですね。
一つ悔やまれることは、「四国自動車博物館」が"月曜定休日"だったことです(笑)
四自博も本当に行きたかったのですが、カルストに晴れた日曜日に行くとなると、こと今回は諦めるしかありませんでした。
今度は四自博をメインで四国旅行に行ってみようと思います。
その時は106よりも高速が楽なレンタカーでも借りて、気分変えていきたいですね〜
出発前のメーター。
ここでトリップメーターをリセット。
そして自宅帰還時のメーター。
約1300kmほど走ったようです。
私も疲れましたが、何より疲れたはずなのは106。
106よ、お疲れ様!