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マスターの75と106のブログ一覧

2020年01月19日 イイね!

NIKKOR-H AUTO 50mmF2の分解

NIKKOR-H AUTO 50mmF2の分解

以前、ヤフオクで古いニコンのレンズを買いました。



非Aiの50mmF2です。





ニコンのレンズはヤフオクでも高い値段で取引されています。

しかし、出品数がとても多いこと、非Aiのレンズは使用できるカメラが限られていることから、時には格安でレンズを買うこともできます。

この50mmは送料込みで1000円ほどで購入できました。


レンズの分解をやってみたくて、状態の悪そうなものを買ってみました。


ウチにやってきたときは絞り環もピントリングも非常に重く、整備前提のものでした。分解の練習にはもってこいですね。

ネジの一つまでバラバラに分解しました。









しかし、清掃が済んで組み上げてみたところ、ヘリコイドの組付けで失敗して無限遠がずれてしまいました。


もう一度バラすのが面倒だったので放置していました。




でも壊れたままはかわいそうなので、もう一度分解しました。





分解に使い道具は、精密ドライバー、ホームセンターのゴム売り場に売っているゴム脚、ピンセットを使いました。





まずは絞り環を外します。





ゴム脚で銘板を緩めて外します。







銀色のフィルター枠を外します。





本来はこの枠はイモネジで固定されているのですが、以前分解したときにイモネジは粉々に砕けてしまったので付けていません。イモネジは無くても締めておけば脱落はしないようなので、、、



ピントリングもネジ3つ外して取ります。





ピントの指標が書かれた枠も外します。





レンズの外装がすべて外れ、ヘリコイドとバヨネットがあらわになりました。






ヘリコイド(ピントを調整する部分)は3つに分かれていて、

内ヘリコイド(前玉)、中ヘリコイド(ピントリング)、外ヘリコイド(後玉)となっています。





この3つの部品はネジで噛み合っていて、ピントリングを回すと前後に動いて、ピントを合わせることができます。



↓前群を最も繰り出した状態(最短撮影時)




↓前群を最も縮めた状態(無限遠)





前に分解したときは、このヘリコイドの噛み合わせをずらしてしまい、それで無限遠が出なくなってしまっていました。



なので一旦3つを分解。





本当はヘリコイドを分解するときには印マークを付けておくなどするべきだったのですが、初めての分解作業で勝手がわからずにどんどん分解していってしまったので狂ってしまいました。



よく考えてみると、ピントリングの回転角度は回り止めによって決められているので、内と中のヘリコイドを嚙み合わせるべきネジ山は見つけやすくなっていました。







中と外のヘリコイドの噛み合いは、合いマークが重なるのが無限遠のところなので、中ヘリコイドが最も縮む位置を探すことで見つかりました。






再調整前の無限遠位置。




調整後の無限遠位置。





わずかですが、外ヘリコイドと中ヘリコイドの隙間が狭くなっています。


結果的にはこれで無限遠が出るようになりました。



ヘリコイドのネジ部分にはヘリコイドグリスというものを塗布して、ピントリングの動きを滑らかにするのですが、専用のグリスを買うのももったいなかったので、タミヤのミニ四駆用のモリブデングリスで代用しました。





モリブデングリスならちょう度が高いので大丈夫?だと思います。。。





せっかくなので、絞り羽根の構造を見てみました。


レンズの性能、描写に大きく影響する絞り羽根の構造は、意外と少ない部品で構成されています。


こちらが絞りユニットです。




上からパーツを外していきます。

このリングはバネとブーメランがついています。




このバネとブーメランは絞り羽根が解放状態になるように押さえつけるものです。



続いて真鍮のリングと、レンコンのようなプレートを外しました。




真鍮リングは、絞り環を回したときに一緒に回るものです。
摺動するためか異種金属でできています。

レンコンは、6枚の絞り羽根を押さえるものです。



そして絞り羽根も外しました。




この羽根は、レンズを通る光の量を調整するものです。

6枚あわさって動くので、円形(理想)のまま穴の大きさを変化させることができます。


このレンズは絞りの動きがやけに渋かったのですが、真鍮のリングの摩耗、さび付き、油切れ、が原因なのではないかと思いました。


なのでリングの外周を1000番のペーパーヤスリで磨いて、グリスをごく少量塗布してからもとに戻しました。




絞り羽根はピンセットで一枚づつ置きます。




これが難しいかと思いましたが、意外とすんなり組めました。




ほかのメーカーや他時期のニッコールでも絞りユニットの構造は千差万別です。

この50mmF2の絞りユニットはかなりシンプルな構造で良いなと思いました。



↓開放から順に絞っていくと、














絞りはこのように円形のまま変化します。





絞り環を回すと絞りが変化するのですが、その構造も非常に簡単です。




絞り環は鏡筒にねじ込むように取り付けてあります。






絞り環を回すと、

絞りユニットのこの部分が動きます。



するとプレートに動きが伝わり、絞り羽根が動きます。







ニコンFマウントは絞り開放測光という方法で露出計を動かしています。

シャッターを切ったときにカメラ側のレバーが動きます。




これはバヨネットのレバーを動かします。




バヨネットの裏側にもレバーがあって、




これが絞りユニット内のプレートに直結しています。







これによって、シャッターを切る前は開放で測光を行い、シャッターを切った時だけ絞り環で選んだ絞り値まで絞り羽根が動いて絞り込むようになっています。





まあ私の文章でこの動きを表すのは難しいですが、、、


この小さいレンズに、

・6枚のレンズでカメラに像を投影できる
・レンズを動かしてピントを合わせられる
・絞り環を動かして光の量を調整できる
・シャッターを切ったときに絞り込む

という4つの機能が備わっているということが凄い、と言いたかったのです。






整備を終えて組みあがったレンズです。









ウチにやってきたときは、ホコリまみれで黄ばんでいていました。

塗装の劣化は仕方ありませんが、操作系は完全に蘇りました。




最後に試し撮りです。


まずは室内で適当に。





F2なので結構ボケます。





つづいて外で試写。

矢作橋で列車を撮りました。

本当はD5500を持って行って撮るつもりだったのですが、SDカードを忘れるという痛恨のミスをしたので、FinePix S2Proで列車を何本か撮影。









ちゃんと無限遠も出ていますね。



開放でボケ味も見てみました。





背景がボサッと揺れたようにボケる感じですね。





レンズの色を見たかったのですが、カメラの方の独特な色味が出てしまっていますね。












1000円で買ったレンズですが、ちゃんと写るし、分解して中の構造を見ることも楽しかったです。


50mmは、非Ai F2のほかにもバリエーションが豊富にあります。

また安い出物で、かつジャンク品で、分解し甲斐のあるものがあったら、手に入れてバラバラにしてみたいと思います。



Posted at 2020/01/21 14:11:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真の話題 | 日記
2020年01月07日 イイね!

舞う雪を写せる

舞う雪を写せる

前回の続きです。


中津川から、松本、信濃大町、簗場、南小谷と来て、

糸魚川へ向けて大糸線のJR西日本管内に入っていきます。この時点で14時20分。


車両も西日本のキハ120です。





折り戸の扉は手で開けます。


床が高く、昔の気動車のような雰囲気が残っています。




姫川に沿って谷の間を下っていきます。





この区間は並走する国道をドライブしたことはありますが、列車に乗るのは初めてでした。

急なカーブも多く、ものすごい秘境でした。数年前はここをキハ52が通っていたのですね。




糸魚川に近づくとだんだん開けた景色が見えてきます。






西日本と東日本の境目、糸魚川に到着。




糸魚川という川はないのに、このような地名が付いているのですね。


いったん改札を出て駅前へ。





新幹線が通って、巨大な駅舎となっています。

駅前のロータリーには多数の消防車が??

何年か前の大火災を踏まえての消防団の集会のようでした。


駅前にはモニュメントのような感じにレンガの門のような建造物が。
これについては後ほど、、、





そして駅舎の中には??





かつて大糸線の顔として走っていたキハ52が展示されています。



駅の中にある「ジオパル」に入ってみます。





糸魚川は”断層”をウリにしているのですね。


館内にはキハ52が展示されています。




この車両は「待合室」として使われているようです。

中に入ることができます。




雰囲気もそのまま残されているような感じですね。

ぜひとも現役のときに訪れたかった、、、

窓に写真が貼ってありました。




この写真は感動モノですね。今は新幹線の駅舎が建っていますが、かつてはこの場所にキハ52の収まる車庫があったようです。

駅前にあったレンガ造りの建造物はこの車庫だったのですね。



ジオパルの中にはジオラマや子どもが遊べるプラレールの広場などがあります。

入り口にもプラレールが並んでいました。




よくみると貴重なプラレールが、、、


予定よりも1本前に列車があったので、それに乗ることにしました。


糸魚川駅は元国鉄&JRの駅ですが、今は「えちごトキめき鉄道」の駅となっています。






しかし新幹線の駅が建ったからか?ホームは日陰になってとても暗い印象です。

長いホームもほとんどの部分は使われていません。

かつては特急はくたかも停車していた大きな駅ですが、今となっては寂しい雰囲気の駅となってしまったようです。


そして列車がやって来ました。




しかしなにかものすごい違和感が、、、


パンタグラフがない、、、



車両を見るまで知りませんでしたが、この「日本海ひすいライン」の車両はディーゼルカーが走っていました。


せっかく電線が通っている区間ですが、糸魚川から直江津方面に少し行った所に交流と直流の切り替え箇所があり、交直流の電車は値段が高いので気動車を採用しているようです。


(455系を使い続ければよかったのに、、、)



1両編成ですが、座席は転換クロスシート、トイレ付きでした。




しかし乗客全員が着席できていて、この区間の利用者の少なさがうかがえてしまいました。



糸魚川を発車した列車は思いのほかスピードを出して走りました。




いきなり100キロまでフル加速!


トンネルが多く、トンネルの中にある駅もありました(筒石駅)


さすがにJRの本線だった線区だけあって乗り心地のよい線路でした。




17時ごろ、直江津に到着。




もう真っ暗でした。


乗り換えわずかなので駅の外には出ずに、「妙高はねうまライン」に乗り換え。




線路名が面白くて、耳に残るネーミングなので憶えやすいですね。






まっくらで外も見えなかったですが、隣りの乗客の会話から、

「今年は雪が少ないね~
昨日あたらしい靴を買ったけど、今年あと履く機会があるかな、、、」


その人の靴を見てみると、雪用のゴツいブーツでした。


よくみたら周りの乗客も雪仕様?のしっかりした靴を履いた人ばかりでした。

ちょっとした文化の違いを感じました。



かくいう私も防水の合皮靴を履いておりましたが、コンバースなどで来ていたら雪の中を歩けませんでしたね。



途中の二本木駅で自動放送の案内が。

「次の二本木駅は数少ないスイッチバック駅です」

グーグルマップを見てみると、たしかに駅が線路から離れた場所に位置していました。





驚いたのは、通り過ぎた駅にバックで侵入していったことです。


スイッチバックは九州の路線で見たことがありましたが、そのときは運転士がいちいち前後を移動して前後に進行させていましたが、

この路線では運転士は前を見た状態で、バックに入れて後退して駅に入線させていました。


誘導無し?で列車を後退させるなんてすごい勇気ですね、、、






そして終点の妙高高原に到着。




直江津は雨が降っていましたが、妙高は標高が高いからか、雪が降っていました。



すぐに長野方面に乗り継げるのですが、一本見送りました。



一旦改札を出ました。





しかし降雪は白馬ほど多くはなく、真っ暗で写真も撮れないのできっぷを買ってホームで列車を待ちました。


妙高高原駅は18年の夏に訪れましたが、そのときは当然雪はなく、雪景色のこの駅はどんな風になるのだろう?と思いました。








温泉やスキー場の広告が多くて、雪国の駅という感じがして良いですね。



そして長野方面の列車がきました。

入線する列車は跨線橋の上から。





ここからは「しなの鉄道」になります。


南小谷から糸魚川、直江津を経由するルートは行き当たりばったりで決めたのですが、




この115系に乗りたくてこのルートにしました。





やっぱりいいですね~



突然雪が本降りになってきたので、カメラをX-Pro2に変更して気合入れて何枚も撮りました。




ヘッドライトの光で舞う雪が光りました。





前回のブログでは舞う雪を写真で表現することは不可能だと書いたのですが、こういう方法があったのですね。








神秘的な光景でした。


この撮影も本当に面白くて、設定を変えながら何十枚も撮ってしました。









いい加減に列車に乗り、

MT54の美声を聞きながら長野までの50分間は至福のひと時でした。





長野に到着。




115系の顔には雪がついていますね。


隣りにはしなのが停車中。




こちらはきれいな床下グレー。



次の列車までの間にホームで駅そばをいただきました。




寒いホームで食べる温かいかけそば。最高です。






ここから篠ノ井線に乗って松本まで行きます。





この普通列車は小淵沢行き。

寝過ごして小淵沢まで行ってしまったら帰れなくなります。




松本までの間には姨捨駅があります。

ここも坂道の途中にある駅なので、スイッチバックで入線しました。

またしても運転士は先頭に座ったままバックで入線していました。





松本に到着し、松本始発の中津川行きに乗り換えました。





この列車は中津川方面の終電でした。

なかなかギリギリな行程でした。



松本は雪が降っていない?



しかし塩尻駅を発車すると、





周辺には雪が積もっていました。





木曽路も奈良井、木曽福島あたりまでは雪が積もっていました。





そして2時間乗って終点の中津川に到着。





いや~超長時間列車に乗りました。



朝6時3分の始発に乗り、23時35分の終電で帰ってきました。








今回は雪景色の写真を撮るという目的で長野&新潟に行きました。


簗場で白銀世界を撮り、妙高高原で夜の舞う雪を撮れました。



白馬から上の大糸線や、えきごトキめき鉄道には乗ったことがなかったので、初乗車も楽しめました。


思いのほか、大満足の旅になりました。


Posted at 2020/01/08 13:33:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2020年01月05日 イイね!

雪を撮りにいく

雪を撮りにいく青春18きっぷで長野県に行ってきました。


この年末休みでやりたかった事がいくつかあって、

・大井川鐵道乗車
・踊り子撮影
・初日の出拝み

そして

・雪景色の撮影

でした。


上の3つは前回のブログまでに達成できましたが、あと1つを達成すべく長野県へ行ってきました。

しかし、今シーズンはとにかく積雪が少なく、果たして雪景色を見れるのだろうか?という不安がありましたが、天気予報と現地のライブカメラを見定めて1月4日に行くことにしました。



全行程を鉄道で行くと間に合わないので、岐阜県の中津川駅まではクルマで行きました。

朝5時半の中津川駅。




まだ真っ暗です。




ここから始発の6時3分発松本行きに乗車。




列車は中央西線を進んで行きます。

途中の木曽福島を過ぎたあたりで薄っすらと雪の降った跡が見られました。






2時間乗って松本に到着。




向かいのホームには高尾行きの普通列車がっ!




なんという長距離列車なのでしょうか…


松本駅で朝ごはん。




駅構内の立ち食いそば屋で「特上かき揚げそば」をいただきました。

特上の名は確かで、普通の駅そばよりも黒めで美味しいそばでした。


次に乗る列車は9時20分発だったので、1時間も空いてしまいました。
これなら一本後の神領始発の列車で来ても間に合ったな…


時間が空いたので、ホームで撮影。




特急「あずさ」なら東京まで3時間。
帰省ラッシュの日だけあって、このあずさ8号は指定券全席発売済みとの放送が。




特急「しなの」は名古屋まで2時間20分ほど。
普通列車なら松本ー中津川で2時間かかりました。



さて、ここからは大糸線に乗車。




やってきたE127系は信濃大町行きです。

大糸線は中学生の頃に乗ったことがありましたが、それ以来なのでとても懐かしい気分でした。

予定では安曇沓掛駅で降りて列車を撮影しようと思っていましたが、




駅に近づいても雪景色が見えてこず、なんだか撮影意欲もなくなってしまったのでそのまま乗りました。



信濃大町に到着。




この辺りから雪が舞っていました。

しかし積雪はなかったので、このまま大糸線 南小谷行きに乗り継ぎました。





このままずっと乗り継いで行くプランに変更したのですが、大町を抜けるとなんだか積雪したところが出てきました。




そして稲尾の辺りから急に雪景色に変わりました。











これは雪景色の撮影ができるぞ!

ということで、簗場で降りてみました。





簗場駅は完全な雪景色の中にありました。





私の他にも降りていく人が5人ほどいて、スキー場の方に向かって行きました。





ロケハンも何もしていませんでしたが、駅近くの踏切のところで列車が撮れそうだったので、




この後やってくる3本の優等列車はここから撮影することにしました。

待ってる間はかなり寒いですが、防寒対策はバッチリしてきたので意外と寒さは大丈夫でした。





さて今回は、風景や駅構内の撮影用にX100Fと、

X-Pro2にXF50-140をつけて持ってきました。




"Pro"の名が示すとおり、このカメラは防塵防滴耐寒性能を有していて、この様な雪の中でも安心して撮影ができます。

レンズの方も"WR"という名が付いていて、同じく防塵防滴耐寒-10℃でも使用できます。

この防塵防滴って必要ないと思っていましたが、この様な状況に立たされてみて初めて恩恵を受けました。

ちなみにX100Fは防塵防滴ではないので、ポーチに入れてカバンの中にしまい込みました。



列車が来るまでに周辺で雪景色を撮影。







雪景色を見たのはかなり久しぶりだったので、360℃どこをみても感動の連続です。



















"積もる"ということにここまで感激できるとは思っていませんでした。









そうこうしていると、列車のくる時間になったのでカメラを構えました。


まずやってきたのは南小谷までいく「あずさ3号」。





めちゃカッコいい!!

こんな雪の中で撮影したことなかったのですが、こんな素晴らしい画になるとは思いませんでした。



次は約30分後に「しなの81号」がやってくるのですが、せっかくなので場所を移動しました。

撮影できる場所を探しながら、見つけた”銀世界”を撮っていきます。
























素晴らしい被写体がそこら中に散りばめられている様でした。



しなのは駅の反対側の踏切から撮ることにしました。

そしてやってきた「白馬しなの」。





順方向はつまらない構図にして、

↓しなのは後追いの姿を狙いました。





"終点白馬まではあと一駅、黒い雲に向かってもうひと頑張り。"

という感じです。今回の旅でもっとも満足いく画が撮れました。


列車が通り過ぎてた踏切から簗場駅を望みました。





すごく雰囲気良いです。


次の列車を撮る場所を考えながら周囲で雪を撮影。





これが楽しくてやめられません。





良い場所が思いつかなかったので、シンプルに踏切の脇から。





「リゾートビューふるさと」は長野ー南小谷という変わったルートを走る土日限定の快速列車です。
青春18きっぷでも乗車できます。

後追いは列車小さめに。





こういう描写はぜひフルサイズで撮ってみたいです。



さて、簗場駅に戻って先に進みましょう。





ところで、降る雪を撮るというのはかなり難しいというか、雪が舞っているのを写真で表現するのは不可能と言ってよいと思いました。

シャッター速度を速くすると雪が止まって写るので、黒い背景を用意してピント面を近くに持ってくるとこんな感じに。





これをマクロレンズの最短距離にピントを置いてシャッター切ったら雪が大きく写るのかなと思いました。





駅に戻ってしばらく待つと、普通列車が入ってきました。





乗り込みましたが、乗客の多くは海外のスキーヤーでした。白馬は海外からの観光客が多いですね。



白馬に停車。




反対側にはさっき撮影した「あずさ」、奥には「しなの」も停まっています。





白馬の連山は雲がかかっていて見えませんでした。





南小谷へ向け進行。




地名の通り、谷が狭くなってきます。

標高は下がるので雪の量はだんだん減ってきます。


南小谷に到着。




ここではさっき見た「リゾートビューふるさと」が停まっていました。





車体には名前がわからないけどリンゴのキャラクターが描かれています。





このキャラクター可愛いですよね〜


改札を出て駅舎を拝見。




駅前には姫川が流れています。






北アルプスから溶け出した水が日本海に向かって流れています。



南小谷から糸魚川方面は1時間後。

しばらくスマホでもやって時間を潰すことになるのですが、まあ面白くないですよね。

よく考えたらさっき白馬駅に停まっていた「あずさ」は南小谷始発なので、こっちに戻ってくるはず。

調べてみると、14時ごろ南小谷入線とのことだったので、近くで撮影することにしました。


あまり良い場所が見つからなかったので、谷の向こう側を走る姿を。





普通にとっても面白くなかったので流し撮り(風)。
ゆっくり走ってきたのであまり流れませんでした(本当は下手だから流れなかった、、、)

白馬は雪景色でしたが、南小谷はあまり積雪がありません。そう大して離れていませんが、こうも変わってくるものなんですね。

それでも山の上のほうは雪が降っているような感じです。





駅に戻ると、「あずさ」が出発を待っていました。




そして糸魚川方面の普通列車もホームに入っていたので改札を通ってのりばへ向かいました。





南小谷駅はかなり狭いスペースに建っていますが、9両編成がよく収まりましたね〜


糸魚川方面の普通列車はキハ120です。





ここから新潟県に入って糸魚川へ向かっていきますが、

キリがいいので区切ります。。。



Posted at 2020/01/05 21:18:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2020年01月03日 イイね!

大井川鐵道、日章旗の掲げ

大井川鐵道、日章旗の掲げ

1月2日、年末にも訪れた大井川鐵道に行ってきました。



「新春開運号」としていつもの「かわね路号」とは違った装いのSLが走るというので、ネッビアさんと撮りに行きました。



青春18切符が余っていたのでJRで行きました。




岡崎でネッビアさんと合流し、




豊橋、浜松と列車を乗り継いで、大鉄の始発駅、金谷駅へ。




ここから普通列車で移動し、千頭方面のSLを撮影し、帰りの新金谷方面のSLに乗車します。




富士山をバックに普通列車が入線してきました。




列車に乗り込み、味のある大鉄の乗り心地を感じながら進んで行きます。




新金谷。




SLはこの駅から発車するので、ここで降りていく人も多くいました。

久しぶりのSL運行、三が日だけの開運号の走行日とあって、今までで一番おおくの人が訪れていました。




50分ほど列車に揺られ、途中でネッビアさんとは別行動に。



私は前回訪れた駿河徳山駅からSLの正面を撮りたかったのでここで下車。




駅には注連縄飾りが。




はじめは駅のホームの端っこで撮ろうと思ったのですが、逆光を恐れずに撮ってみよう!と思って駅近くの踏み切りに移動しました。





ここから構えると、列車の真上に太陽があるので、もう逆光中の逆光という条件です。。。



ここまではほとんどXF35mmで撮ってきましたが、ここからは昔のフジノンレンズを使って撮っていきました。

今回は、55mmF1.8、135mmF3.5と200mmF4.5を持ってきました。

マニュアルフォーカスなのでピントが甘い写真も多々ありますが、、、




列車が来るまで暇だったので、川の鳥を撮ったり、




すぐ近くの桜並木を撮ったり。




この周辺には桜の木がたくさんあったので、春にここで撮ったら雰囲気良さそうです。


SLは200mmで撮ることに決めました。





待っていると、金谷方面の普通列車が来ました。




後追いは、SLを撮ろうと思ってた構図で撮ってみました。





ここで気付いたのですが、かなり青が強い写真になってしまうことがわかりました。



遠くからSLの汽笛が聞こえてきたので、あわててホワイトバランスを調整してカメラを構えました。





そしてやって来ました!






日章旗をなびかせて、この坂道を駆け上がってきます。







ピントが合った写真の中で一番近づいたところ。





C10はSLのなかでは小型の方ですが、やはり蒸気機関車のこの迫力はたまりません!



正月からなかなかの感動を味わえました。


SLの煙で、線路の周辺は煙だらけでした。



すぐに駅に戻り、





このあとの千頭方面の普通列車に乗りました。





崎平でネッビアさんと合流しました。


双方、満足いく写真が撮れたようで良かったです。



さて、千頭に着くと、SLがホームに停車していました。





とりあえず一枚撮ると、オールドレンズの逆光の偽色+赤いホワイトバランスが相まってかなりコントラストの濃い写真になりました。



風でかすかになびく日章旗、




時より日の丸がきれいに広がるとこれまた逸品になります。




以前見たときは小さくて愛くるしいと思ったC10 8号機ですが、




今日は勇ましく見えました。




ネズミの描かれたヘッドマーク。






機関車を前後付け替える機回しが始まりました。

この様子は見ていると非常に楽しいです。


E10 2号機との並び。




後ろ向きに単走するC10。




転車台に乗せられて回転するC10。




そして客車と連結して、一休みするC10。




SLが駅構内を行ったり来たり。

こんなに自由自在にSLを操縦できるのは大鉄だけでしょう。



魅力はSLだけではありませんね。

隣りのホームには南海21000系。





SLの陰に隠れてしまっていますが、こちらも好きな車両です。









昔の姿、昔の質感をそのままに走らせていてすばらしいと思います。







一旦改札をでて、SL急行券を買ってホームにもどってくると、井川線の列車が到着しました。




こちらも先頭には日章旗が掲げられています。







さて、SLに乗車です。




客車の横からは蒸気暖房の湯気が上がっていました。



ここまでオールドレンズを使ってきましたが、XF35mmに付け替えて暗い車内も撮りました。








この日は天気がよく暖かかったので、窓をあけてちょうど気持ちよいくらいでした。






沿線には静岡らしい茶畑が広がります。





そしてその茶畑とSLを撮影する人もたくさんいました。






途中までは空席がありましたが、途中の川根温泉、家山で団体客が一気に乗ってきたので窓側の席は埋まっていました。





昔の混雑した普通列車なんかはこんなにぎやかな雰囲気だったのでしょうね。




新金谷に到着しました。




SLの先頭を撮りたいところでしたが、あまりに混雑していたのであきらめて乗り継ぎの金谷行きに乗り込みました。







普通列車が発車すると、最後尾からSLが見えました。




ホームからはみ出していたので先頭の写真はどちらにせよ撮れませんでしたね。



そして終点の金谷に到着。





もう夕暮れ時で、南海も雰囲気よい写りに。



大井川鐵道の正月をしっかり楽しむことができました。




このあとはJRを乗り継いで帰りましたが、途中の浜松でよりみち。





新幹線のホームで撮影に挑戦するも、ちょっと暗すぎて無理でした。。。





700系がなくなる前に撮影にまたチャレンジしたいと思います


駅の近くで浜松餃子をいただきました。




焼き餃子、揚げ餃子、どちらもおいしかったです。




また在来線を乗り継ぎ、




豊橋まではラッキーなことに373系の普通列車でした。







その後も列車に乗り継いで帰還しました。









実は昨年の正月から気になっていた大井川鐵道の新春開運号ですが、見ることができました。


普段のSLもかなり迫力がありますが、日章旗を掲げたSLは三が日と、天皇即位の時などしか走らない特別なものです。


いつもにまして勇ましいSLを見れて、撮れて、乗れて、非常に楽しい行程となりました。



ネッビアさんご一緒いただきありがとうございました~

撮影できる場所はまだまだ開拓できそうなので、また行きましょう~

Posted at 2020/01/03 20:26:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 鉄道 | 日記
2020年01月03日 イイね!

2020年のはじまり

2020年のはじまり

令和2年がはじまりました。


今年もよろしくお願いいたします~~





さて、我が家の毎年恒例となっている初日の出を見てきました。


朝6時半に潮見坂の浜辺へ。




そして7時ちょうど、、、、





見事に海から昇る日の出を見ることができました。



毎年元旦は天気が良いですが、今年はより一層空気が澄んでいて綺麗な日の出を見ることができました。


そしてここから1年が始まるんだと、実感できる瞬間です。





2020年、

個人的に今年楽しみなことは2つあります。



一つは東京オリンピックです。

残念ながらチケットの抽選は外れましたが、テレビ中継で観戦したいと思います。

もしチケットの再販があったとするなら、柔道が観たいです。




もうひとつは、働き方がどう変わっていくのか、ということに注目しています。


昨今、コンビニの24時間営業を無くしていこうという動きがあります。

私の家の近所のセブンイレブンも、深夜は営業をやめたようです。


深夜のコンビニなんて、10件に1件やってれば十分だと思うし、店の横に1つ自販機でもあれば困ることもないと思います。

そういう深夜時間帯のムダな労働をなくしていくことをもっともっと奨めていって欲しいと思います。







さて、挨拶はここまでにして。。。

日の出を見た後は親戚に挨拶に行きましたが、その道中に名鉄を撮れそうな場所を見つけたので、午後になってからべスパで再来しました。





ということで新年早々、電車の写真を貼っていきます。

今日はニコンD5500と、18-200mm、非Ai135mmと2倍テレコンを持ってきました。


まずは18-200で焦点距離35mmにして普通列車。




短い2両の6800系がローカルさを演出しますね。




次は急行岐阜行き。




開けた区間なので、120キロ近いスピードで駆け抜けていきます。




さっそくレンズを変更して、135mmF3.5にケンコーのオートテレプラスを着けました。




これで「270mmF7.0」になります。

2倍テレコンを着けると光を受ける面積が半分になるのでF値が倍になります。

しかし強い西日が差していたのでF7でも全然大丈夫でした。





昼間の特急は6両ですが、朝の時間の8両だったら綺麗に収まりそうです。




豊川稲荷行きの急行。




初詣に行く人で満員かと思いきや午後とあって意外と空いていました。



快速特急 豊橋行き。




やはり8両だと気持ちよく収まるだろうなと思いました。



ところで、テレコン付きのオールド135mmですが、解像はなかなか良いと思いました。


空の雲を撮ってみたのですが、綿の質感も見て取れるくらいに撮れました。




テレコンでF値が倍になってしまうというのを利用して、太陽を撮ってみました。




絞りが レンズのF32=実際のF64となるので、ISO感度100、S速度4000で太陽はこんな風に写りました。

まるで満月と月明かりのようです。





太陽の光でひかる雲も、偽色の発生で変わった色に輝きました。

まあレンズ遊びの一環ということで、、、



次にテレコンを外して135mm単体で撮ります。

急行豊橋行きですが、、、




後ろの2両は特急色でした。




この色も慣れてくるとかっこいいです。




普通伊奈行き。




この区間で普通が4両だと長く感じます。



最後に18-200に戻して何本か。
















豊橋に行った列車が折り返してくるようになったので、





豊川稲荷の6500を見届けて帰還しました。





元日から撮り鉄でスタートしたR2年ですが、今年もこんな感じでやって行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。。。


Posted at 2020/01/03 09:55:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道よりみちドライブ | 日記

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