
春の花と聞くと桜を思い浮かべる方は多いはず。
カメラマン達は桜ハンターとなり桜前線と共に全国を走り回りますね。
勿論、僕も桜は好きですが、それよりもう少し小さくて細やかな感じの物が好きです。
先に出したセツブンソウや福寿草の他、オオイヌノフグリなんかも当てはまる気がします。
そして今回はこの中でも特に好きな花であるカタクリを観てきました。
と言っても何時もながらお休みでも配達の寄り道なので、サッとです。
カタクリは日の光が入らないと閉じていて、光があたると開いて反っていきます。
春の陽射しを浴びて背伸びしているようでかわいらしいですよね。
背伸びしているようでと書きましたが、そうなるのも無理は無いのです。
と言うのも、たしかカタクリは花を咲かせるまで7、8年かかるそうなのじっとしその時を待って居たのだから背伸びしたい気持ちもわかるような。
それぞれ花の色が違うのは土壌より花の年齢らしいです。
まるで蝶が空を舞うかのような美しさ。
写真で見ると分かりにくいですが本当に小さくて可憐な花です。
先に出したセツブンソウや、夏から秋のレンゲショウマと同じく「妖精」と例えられる姿も納得です。
そう言えば、今回は短時間だったのに行き合うカメラマンに妙に富士のカメラを誉められる日でもありました(笑)
皆が決まって「いい色出るんだろうなぁ~こう言うの撮ると」と(笑)
内心、本当はお金持ちならEマウントでシグマのArtシリーズを併用したいとか思いつつも、折角なので?今回のも相変わらず撮ってだしです(笑)
一応Rawも撮って来るんだけどだいたい使わないですww
僕にとって写真で大切なのは空気感、それを表す一番の要素は「色」なのでセンサーサイズとかは仮にマイクロフォーサーズだろうがフルサイズだろうが富士を選んだと思います。
ちなみに、今回も全て換算50㎜の標準単焦点で撮ってます。
ネガが無い訳じゃないんだけど、そのネガな部分も味になってしまうような気がするほんと好きなレンズです。
こういうものを見ると息吹を感じ、嬉しくなる。
カタクリや芽吹きと言った長野の里山の春を感じるひととき。
僕もカタクリの様に背伸びをしたくやるような穏やかな晴れ間でした。
長野は自生地も多いですが、そんな身近な自然が後世に残っていけばいいなぁ。
fin.
p.s.
帰りは自生地から程近いスタバにて、駆け込みティラミス!
Posted at 2019/04/07 22:35:03 | |
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