
胸に巻く心拍センサーはこれまで “
Wahoo TICKR X” を使っていました。このデバイスの最大の特徴は内蔵メモリを搭載し、スマートフォンなしでもワークアウトのデータを記録し、後から転送することができる点にあります。ただし、この機能を使うには Wahooのアプリ “
Fitness” が必要です。
さらには内蔵するGセンサーはランニングスムースネス(左右・上下・前後)、接地時間、振動の計測ができます。ただし、ウォーキングの際に2週間ほど使用しましたが、バラツキのある数値すぎて精度面での疑問がありました。それ以前の問題として測定データの読み方がよくわかりません(汗)。
とあるきっかけから “
POLAR H10” を購入しました。こちらも内蔵メモリを搭載しているタイプです。
Wahoo の心拍センサーにはなかった機能があります。それはVO2max の測定です。GPSランニングウォッチがなくても、スマートフォンで “
POLAR BEAT” というアプリを使い、
有料オプションの “フィットネステスト” を購入(480円)すれば測定することができます。
【 Polar フィトネステストとは 】
Polarフィットネステストは、安静時の有酸素(心血管)運動能力を短時間で測定する、容易で安全な方法です。その結果であるPolar OwnIndexは、一般的に有酸素運動能力の評価に用いられる最大酸素摂取量(VO2max)に相当します。長期的なトレーニング状況、心拍数、安静時の心拍変動、性別、年齢、身長、体重のすべてがOwnIndexに影響します。Polarフィットネステストは、健康な成人による使用を目的として開発されています。
有酸素運動能力は、身体に酸素を運ぶ心血管系が、どの程度良好に機能しているかに関連しています。有酸素運動能力の高さは、心臓が健康で効率的であることを意味します。有酸素運動能力が高いと、多くの健康上の利点があります。たとえば、それにより高血圧を改善し、あなたの心血管疾患および心臓発作のリスクを低減します。OwnIndexにはっきりとした変化が現れる程度に有酸素運動能力を高めるには、一般的に6週間程の期間、日常的にトレーニングを続ける必要があります。今まで特に運動習慣がない人ほど、すぐに進歩が確認できます。有酸素運動能力が高い程、OwnIndexの改善度は小さくなります。
出典:
http://support.polar.com/e_manuals/A300/Polar_A300_user_manual_Japanese/Content/Fitness_test.htm
【 “POLAR BEAT” を使った フィットネステスト 】
そこで、有料オプションを購入し “フィットネステスト” を試してみました。
▼ 静かにじっとしているだけで VO2max が測定できるのが画期的です。GARMIN であれば負荷のかかった状態でテストをします。結果はなんと・・・
測定値は[47]、性別・年齢別の評価で[最高]でした。嬉しくもありますがちょっと驚きでした。
【 フィットネスレベルの評価 】
性別・年齢別の評価がどうなっているのか? POLAR のサイトに情報がありました。
http://support.polar.com/e_manuals/A300/Polar_A300_user_manual_Japanese/Content/Fitness_test.htm
■ Polar フィットネスレベルの評価

この分類は米国、カナダ、欧州7か国で健康な成人の被験者からVO2maxを直接測定した62の調査の文献に基づいています。参考文献:Shvartz E、Reibold RC。「6歳~75歳の男性および女性の有酸素運動能力の基準:レビュー」「Aviat Space Environ Med」誌、61:3-11, 1990。
POLAR の情報だけでは片手落ちと思い、GARMIN での VO2max の評価を調べてみました。
http://www.garmin.co.jp/products/intosports/foreathlete620j/
■ GARMIN VO2max の目安
POLAR が5歳刻みであるのに対し、GARMIN は10歳刻みでした。私の年齢は59歳と10か月程度なので四捨五入すれば GARMIN でも[極めて優秀]という評価です。
【 最後にちょっと 】
年齢の割には良い評価ですが、おそらく市民ランナークラスの方と比べると決して優秀な VO2max 値とは言えない気がしています。
■■
これでまた一つ有酸素運動を継続していくモチベーションに役立つツールを手に入れました。POLAR の解説どおり6週間ごとに測定することに決めました。
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Posted at
2017/07/06 23:43:29