
昨日に続いて
一昨日の記事の冒頭で『後日別記事にアップとした他2件』のうちの残り1件を記事にします。
7月3日、自己点検をするためボンネットを開けようとしましたが、助手席側左下部にあるレバーを引いても感触がなくボンネットを開けることができなくなりました。
このトラブルは7月11日に
警告灯点灯の件と合わせてディーラーに入庫し、すでに解決ずみです。
図を使ってメガーヌ II のボンネット開閉機構について簡単な説明を試みます。
【 メガーヌ II のボンネット開閉機構 】
▼ 助手席側グローブボックスの左下にボンネットを開けるためのレバーがあります。
▼ このくらいの引きしろがある上、ワイヤーを引いているという抵抗感があります。写真は正常時のものです。
今回のトラブルはこの抵抗感が全くなくなったことによるものでした。
▼ 図中の[11]番のパーツ(モールディング)の下にボンネットを開閉するための機構が隠れています。
▼ 図中の[6]と[7]のワイヤーが引っ張られることによって[1]の “ロックフード” のロックを外します。お相手となる[3]の “キャッチフード” は実際にはボンネットの裏側についています。
さて、不具合が生じていたのは[8]のクリップの抑えです。この図だけでは分かり難いのですが、ワイヤーが引っかかる箇所は図に出ていない部分にあり、このクリップがカチッとはまっていれば[6]のワイヤーの力が[7]のワイヤーにきちんと伝達されます。どうやらクリップの抑えが甘くなりワイヤーが外れていたようです。
この箇所をタイラップを使って縛ることによって対策してもらいました。
▼ 図はボンネットとテールゲートです。説明不要ですね。
【 最後にちょっと 】
ルノー厚木インターさん、その節はどうもありがとうございました。警告灯点灯の件よりこちらの方が時間も労力もかかる作業だったと思われます。
さて、メガーヌ II のボンネットの安全機構(セキュリティフック)は現代のクルマにおいて一般的なものなのかどうかはわかりませんが、指先で摘む力が弱い方には扱い難い機構だと感じます。その証拠に メガーヌ III では旧来からある機構に戻ったようです。
おしまい。
Posted at 2016/09/10 11:01:58 | |
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メガーヌ II ■ 愛車 | 日記