
9月15日に販売を開始したばかりの New TWINGO。順調に成約件数を伸ばしているようです。私は今のところ購入する予定はありませんが、Renault 好きとしては喜ばしい限りです。
増車やセカンドカーの買い替え需要のある方、候補に入れてみては如何でしょう。
さて、New TWINGO のイメージカラーである “
Bleu Dragée”。私も大好きな色です。この色に思いを馳せてネットを徘徊しました。書きたい情報が集まりましたので、数回に分けて記事にすることにします。
Source:
https://www.flickr.com/photos/33240904@N03/albums/72157623733710744/page2/
【 “Dragée” って何だろう? 】
やはり、出発点はここからですネ。 “
Dragée” について ja.wikipedia から引用させていただきます。
ドラジェ(英: dragee、仏: dragée、伊: confetti:コンフェッティ)は、菓子の一種で糖衣菓子のこと。掛け物菓子(かけものがし)とも。ヨーロッパでは出産、洗礼、婚礼などの慶事で配られる菓子として知られている。薬学の分野では、糖衣掛けした錠剤(糖衣錠)もドラジェと呼ばれる。
菓子の考案者といわれる料理人ドラジェ(Dragatus)の名前、ギリシア語やラテン語で「美味しい物」を意味する「tragemata」などが語源と考えられている。キャンディやピーナッツなどに荒く糖衣掛けをしたものはソフトドラジェ、金平糖やゼリービーンズなどのように固い板状の糖衣をかぶせたものはハードドラジェと呼ばれる。
(中略)
アーモンドは実をたくさんつけることから多産や繁栄を意味し、幸福の象徴とされてきた。そこから、アーモンドに白やピンク色などに色付けした砂糖ペーストをコーティングしたものは、ヨーロッパで古くから結婚式や誕生日などの祝い菓子として用いられており、日本でも結婚式で招待客に渡されることがある。(中略)
フランスでは出産の際に男の子が生まれた場合には青いドラジェ、女の子が生まれた場合にはピンクのドラジェを贈る習慣がある。
ソース:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%A7
▼ 3色のドラジェ。アーモンドをコーティングしたものでしょうか?
▼ 男の子の出産祝い用のブルーの “Dragée”(フランスのお店のパッケージ)
▼ 女の子の出産祝い用のピンクの “Dragée”(フランスのお店のパッケージ)
かようにも “Dragée” というのは欧米人(特にフランス人)にとって一般的で親しみのある糖衣菓子のことでした。このお菓子の存在は知ってはいたものの、名前と習慣については今回初めて知りました。
【 “Bleu Dragée” の別名は? 】
出産祝いに使われるくらいですから、連想するのは “baby” ですね。確証はありませんが、前項で紹介した2色の別名はそれぞれ “
Baby Blue Eyes”、“
Pale Pink” と思われます。
これにもう1色 “
Baby Powder” を加えた3色はウェディングドレスやお色直しのドレスでも使われる結婚式でおなじみの色です。
また、この3色は壁紙など西洋風インテリアにもよく使われる基本の色です。
さらに、“PANTONE” の提唱する『
2016 カラー・オブ・ザ・イヤー』にはパステルピンク、パステルブルーとも呼ばれるPantone 13-1520 TCX(ローズ・クウォーツ)、 Pantone 14-3919-TCX(セレニティー)が選ばれました。
アパレル業界を主たる対象にしているようですが、インテリア業界などからも注目を浴びているようです。下の画像はとある塗料メーカーから拝借したものです。
色調として “
Pale Pink”、“
Baby Blue Eyes” と極々近い色ですネ。
【 最後にちょっと 】
フランスのメディアが2014年11月8日、キャサリン妃(欧米では親しみを込めてケイト・ミドルトンと呼ばれることが多い)とウィリアム王子のウェールズのペンブローク製油所の公式訪問を記事にしています。二度目の妊娠中であったため、キャサリン妃のコート姿を『
“bébé” のための “bleu dragée”』として紹介しています。
Source:
http://www.closermag.fr/article/kate-middleton-un-look-bleu-dragee-pour-bebe-427352
※ 記事タイトルを『思いを馳せる』から『思いを馳せて・・・』に変更しました(2016/09/23 5:05)。
Posted at 2016/09/22 23:57:58 | |
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