
2015年10月度からマークラインズ株式会社(MarkLines Co., Ltd.)がwebで公開している情報サービスをウォッチングしてきました。
英・独・仏・伊・西・白(ベルギー)の6つの市場について同社から得た情報を編集・加工し、シェアTOP20のブランドを統一フォーマットでリストアップします。さらに日本市場についてはおまけ扱い(参考程度というイミです)で、日系を除く輸入車ブランドについてリストアップします。
また、 表中の BMW、Nissan、Toyota、Renault、Mazda の5ブランドのデータには色をつけていることをお断りしておきます。
尚、全部のデータをご覧になりたい方は、
自動車情報プラットフォームマークラインズ > 販売実績(国別)にアクセスしてください。 速報情報だけなら、わずらわしい会員登録は不要です。詳細情報まで見たい場合には会員登録が必要です。
BMW は4位(32,595台)から5位(13,541台)に順位を下げました。
Nissan は7位(27,807台)から6位(11,792台)に上げました。
Toyota は8位(18,888台)から13位(5,332台)に下げました。
Renault は9位(17,275台)から15位(4,360台)に下げました。
マークラインズの記事中に興味深いデータがありましたので以下引用します。
・モデル別では、1位がフォード「フィエスタ (Fiesta)」で7,806台、2位がボクソール「アストラ(Astra)」で4,985台、3位が日産「キャシュカイ(Qashqai)」で4,945台、4位がVW「ゴルフ(Golf)」で4,520台、5位がアウディ「A3」で4,281台など。
・使用燃料別では、ディーゼル車が2.4%減の8万9,004台(シェア49.4%)、ガソリン車が4.9%増の8万5,139台(同47.3%)、代替燃料車(AFV)が12.4%増の6,025台(同3.3%)。
・販売先別では、個人が前年同月比1.1%減の7万7,821台(シェア43.2%)、フリートが4.2%増の9万6,440台(同53.5%)、ビジネスが7.8%減の5,907台(同3.3%)。
・SMMTのマイク・ホーズ(Mike Hawes)CEOは、9月のナンバープレート切り替えの後で、10月はいつも販売が伸び悩むが、緩やかながらも成長しているのは良いニュースだとしている。また、低金利や手頃な金融商品、新モデルの発売が好調の原因であるとし、この景況を維持するために政府に期待しているとも述べている。
TOP2の順位は8月と変わらずです。
BMW は3位(23,956台)から4位(20,608台)に下げました。
Renault は9位(9,582台)から8位(9,994台)に上げました。
Toyota は12位(7,222台)から11位(6,177台)に上げました。
Nissan は11位(7,302台)から12位(5,718台)に下げました。
Mazda は14位(6,771台)から16位(4,658台)に下げました。
マークラインズの記事中に興味深いデータがありましたので以下引用します。
・ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日に発表した10月の乗用車の新車登録台数は、前年同月比5.6%減の26万2,724台だった。
・また、ドイツ自動車工業会(VDA)によると、10月の乗用車の輸出台数は前年同月比8%減の36万4,700台、国内生産台数も11%減の47万2,800台。1-10月累計では、輸出が1%減の370万3,900台、生産が横ばいの485万1,500台。
RENAULT は僅差でトップの座をキープしています。
TOYOTA は7位(6,209台)から6位(6,413台)に上げました。
BMW は11位(5,296台)から12位(4,681台)に下げました。
NISSAN は6位(6,444台)から13位(4,103台)に大きく下げました。
RENAULT は4位をキープしています。
TOYOTA は7位をキープしています。
BMW は8位(5,620台)から9位(5,570台)に下げました。
NISSAN は14位をキープしています。
マークラインズの記事中に興味深いデータがありましたので以下引用します。
・10月の新車販売台数をモデル別に見ると、1位がフィアッ ト「パンダ(Panda)」で1万1,655台、2位がランチア「イプシロン(Ypsilon)」で5,446台、 3位がフォード「フィエスタ(Fiesta)」で3,735台、4位がフィアット「500L」で3,629台、5位がVW「ゴルフ(Golf)」で3,576台など。
・また、外国車代理店協会(UNRAE)によると、10月の燃料別の乗用車販売台数は、ディーゼル車が15.5%増の8万7,209台(シェア58.8%)、ガソリン車が7.3%増の4万6,267台(同31.2%)、ハイブリッド車(HV)が35.9%増の3,393台(同2.3%)、電気自動車(EV)が54.3%増の145台(同0.1%)など。販売先別では、個人向けが前年同月比4.0%減の8万8,491台(シェア59.6%)、フリートが44.6%増の2万6,203台(同17.7%)、ビジネスが34.6%増の3万3,712台(同22.7%)となっている。
RENAULT は2位(6,515台)からトップ(6,676台)に上がりました。
NISSAN は8位(4,069台)から7位(4,441台)と上げました。
TOYOTA は7位(4,107台)から9位(4,118台)と下げました。
BMW は14位(3,137台)から15位(3,216台)と下げました。
MAZDA は6月以降18位をキープしています。
マークラインズの記事中に興味深いデータがありましたので以下引用します。
・モデル別では、首位がセアト「レオン(Leon)」で2,615台、2位が日産「キャシュカイ(Qashqai)」で2,102台、3位がセアト「イビサ(Ibiza)」で2,010台、4位がシトロエン「C4」で1,926台、5位がルノー「メガーヌ(Megane)」で1,891台などとなっている。
・販売先別では、スクラップ・インセンティブが終了したことで10月は個人向けが前年同月比2.3%減となったが、ビジネス向けが10.9%増の2万8,323台と好調、レンタカーも36.7%増と好調だった。また、燃料別の比率は、ディーゼルが56.9%、ガソリンが39.5%、ハイブリッド車(HV)および電気自動車(EV)が3.6%。
Renault は4位(3,070台)から2位(3,855台)に上げました。
BMW は8月以降3位をキープしています。
Toyota は11位(1,317台)から12位(1,634台)に下げました。
Nissan は14位(1,410台)から13位(1,529台)に上げました。
Suzuki は5か月連続のランクインです。
Renault がシェアを上げてきました。僅差ながら Peugeot を抜きました。
さて、個人的に大注目の異父兄弟対決(Twingo vs. smart forfour) 。Renault の数字には Twingo のほか Kangoo や Lutecia 等が含まれますから単純比較はできませんが(さらに言えば smart の数字にも smart fortwo が含まれています)、あえて比較してみると・・・Renault のシェアは1.8%(9月)から2.4%(10月)に上げているのに対し、smart は1.5%(9月)から0.9%(10月)に0.6ポイント下げています。これは少なからず新型Twingo にシェアを奪われていると見て良いのではないでしょうか。
【 最後にひとこと 】
表のタイトル(新車という語があるかないか)、表中のブランド名の表記法(オールキャップスであるかないか)は不統一ですが、オリジナルのデータを尊重した結果です。
2016年9月編(2016年10月08日の記事参照)に続くシリーズの第13弾です。
Posted at 2016/11/09 20:03:11 | |
トラックバック(0) |
オートモビルズ ■ 総合 | 日記