
“第5回 横浜ヒストリック・カー・デイ” で私の目を楽しませてくれたクルマをブランド別に記事にしています。Jaguar、MG、Austin Healey(Austin と Healey の合弁ブランド)、Austin と英国車を優先して取り上げてきました。
他の英国ブランド(Triumph、Lotus、Morris、Rover等)の参加もありましたが、ここらで他国ブランドに移ることにします。今回は日産 編です。
【 プリンス スカイライン S54B III型 1967 】
【 ダットサン フェアレディ 2000 1968 】
【 ダットサン ブルーバード 1600 SSS 1970 】
【 ニッサン フェアレディZ 432R 1972 】
【 最後にちょっと 】
みん友さんが、
『プリンスときたらスカイライン、ダットサンといったらフェアレディー、ニッサンときたらシルビアなんです』と語っておられます(スミマセン。勝手にリンクしてしまいました)。私も同じ感覚を持っています。世代が近いせいでしょうか(笑)。
今回、シルビアの参加がなかったのが残念です。そこで、かつて日産グローバル本社ギャラリーで撮影したスマホ画像をアップします。
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とはいえ、日産車の中で今回の一番の注目は4台めに取り上げた フェアレディZ 432R です。ボディのフォルムがわかる画像が1枚もないのは人だかりが多くシャッターチャンスがなかったからに他なりません(さらに言えば、この界隈だけ展示車と展示車の間隔が狭かった気がします)。
以下このモデルの特徴と希少さについて列記します。
・60年代末から70年代初頭にかけてフェアレディZのフラッグシップであった432のスペシャルバージョンであること。
・販売当初はレース仕様のため公道走行が出来ないモデルであったこと。
・レース仕様であるため徹底的な軽量化が図られていること。一例を挙げれば鋼板は標準モデルより0.2ミリ薄く、ダッシュボードやベンチレーションホールは省かれ、ヒーターはオプション。
・製造台数は約50台とされ、現存するのは約10台と言われている。
・エンジンはS20型直列6気筒DOHC 1,989cc + ソレックス3基。最高出力は160馬力/7,000回転。最大トルクは18.0kg-m/5,600回転。
・全長×全幅×全高:4,110×1,630×1,280mm。ホイールベース2,305mm。車両重量:960kg(432は1,110kg)
・ボディカラーはオレンジのみ。フェアレディZでよく見かけるオーバーフェンダーはなし(個人的にはココが良い)。
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この連作記事はあと1、2本で〆る予定です。
Posted at 2016/11/15 09:13:40 | |
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