
“第5回 横浜ヒストリック・カー・デイ” の記事の9本めです。
遅ればせながら、主催者である横浜ヒストリックカーデイ運営事務局の皆様、愛車を展示してくださったオーナーの皆様ありがとうございました。
今回は連作記事の最後として雑感をまとめてみます。
【 雑感その1:会場の風景に溶け込むクルマ大賞。甲乙つけがたいので3台 】
横浜赤レンガ倉庫(旧・横浜税関新港埠頭倉庫)は明治〜大正〜昭和の時代に貿易を支える税関倉庫あるいは上屋として使われた横浜を代表する歴史的建造物です。
独断で、この風景に溶け込んでいるクルマを3台選んでみました。色と形を優先基準に選んでいます。
▼ スバル 360 デラックス 196x。スバル 360は本年7月25日に日本機械学会によって「機械遺産」に認定されましたネ。
▼ Morris Minor 1000 1962
▼ Morris Minor 1000 1962
▼ アイボリーの個体もこのペールブルーの個体もウエストラインに赤い挿し色を使ったガーニッシュが施されています。
▼ 集合写真。右手奥のフォレストグリーンの個体も同じモデルと思われます。大小のおわんを組み合わせたような丸っこさがとても印象的です。
【 雑感その2:変なクルマ大賞。またはサービス精神旺盛なオーナー大賞 】
▼ BMW 600 1959。言わずと知れた迷車ですネ。オーナーさんのお人柄でしょうか、短時間の間に運転席に乗車する女性を2組見かけました。
▼ ハンドルを握った女性はクルマ好きらしく、このクルマの構造や運転感覚を想像しながら乗り込んでいるように見えました。
▼ 画面の右手に写る方がオーナーさんです。かつての湘南ボーイといった雰囲気の私より少し上の世代の素敵な方でした。
【 雑感その3:見学者大賞。3組 】
▼ 画面左手のご夫妻らしきカップル。日野コンテッサ1300を眺めながらどいう会話を交わしているのでしょう。お二人ともクルマ好きであることは間違いないでしょう。
▼ 所属クラブが同じお仲間なのか、お揃いのキャップをかぶっておられます。画面には写っていませんがホワイトジーンズであるところもお揃いでした。右手の男性の着用するスイングトップはフロント左にレーシングストライプ、背中に “Gulf” の文字入りのものでした。フォーカスポイントを手前のクルマに合わせたので人物はボケ気味です。スミマセン。
▼ 画面左手に写るお二人は対照的なスタイルです。おそらく私と同世代でしょう。背中を向けている方はみゆき族とは一線を画す横浜・横須賀の雰囲気濃厚な60年代の不良少年(?)スタイルです。体型が若々しくないと難しいスタイルですネ。もちろんこの方はお似合いです。
【 最後にちょっと 】
横浜在住でありながら、第5回目に初めて観覧しました。来年もまた見に行こうと思っています。
さて、ここでちょっとだけ会場での展示について残念に感じた点と次回に対する個人的な要望を一言。
・展示車両を短時間に誘導して定位置に配置する大変さは想像しますが、区画によっては間隔が狭すぎる例がありました。
・展示車両はエントリーナンバーにかかわらず同じブランドの同一モデルを集める等の配慮があり好感が持てます。もう一歩進めてボディスタイルが似たクルマはブランドの垣根を越えて集めていただくと珍しい集合シーンとなります。ぜひご検討ください。期待しています。
おしまい。
Posted at 2016/11/17 16:22:51 | |
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Classic Car Exhibit | 日記