過日
“MICRA Gen5 ” について、ワールドプレミアの時期に公開された動画を埋め込んだ記事 をアップしました。いささか鮮度が落ちた情報にもかかわらずご覧いただいた皆さまには感謝申し上げます。
今回はさらに2か月以上前の情報ですが、“
CLIO IV Phase2 ” について、モロッコのメディア(フランス語)によるYouTube動画とオーストリアのメディア(ドイツ語)による画像で構成した記事をアップすることにします。
“
TWINGO III ” と “
smart forfour ” は異父兄弟車で
スロベニアのノヴォ・メスト工場 で製造、“
CLIO IV Phase2 ” と “
MICRA Gen5 ” は言うなればいとこ同士で
フランスのフラン工場 で製造されます。Aセグでのケースがうまくいっているからこそ、Bセグでもこの成功を狙ったということでしょうか。
欧州のBセグハッチバック市場において片やルノーはトップグループ、片や日産は遥か後方に続くフォロワーに過ぎません。日産がルノーのシェアを食うとは到底考えられませんが、2つのモデルにはどのような差別化がなされているのか。また、
CLIO IV Phase1で不満に感じたインテリアの質感 は変わったのか変わらないのか。これらを探るのが目的です。
【 モロッコのメディア(フランス語)によるYouTube動画 】
VIDEO
Essai de la Renault Clio 4 facelift
wandaloo.com
3:44
2016/07/29 に公開
【 オーストリアのメディアによる画像 】
▼パワーユニット+ギアボックスのバリエーション。ガソリンエンジンとの組み合わせが7種類。ディーゼルエンジンとの組み合わせが4種類。Phase 2 の注目ユニットは “
ENERGY TCe 120 MT6 ” と “
ENERGY dCi 110 MT6 ”
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ オーストリアのメディア向けに用意された車輌(ENERGY TCe 120 MT6)
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ 用意された車輌のグレードは
Intens と思われる。ボディカラーは左が
Rouge Intense 、右が
Gris Titanium
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ Gris Titanium の車輌(ENERGY dCi 110 MT6)のエクステリア
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ Rouge Intense の車輌に組み合わされたインテリア
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ オプションと思われるシート表皮の素材は上質でデザインセンスの良いものになった
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ Gris Titanium の車輌に組み合わされたインテリア
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ センターパネル。エアコン送風口の周囲がクローム加飾となった
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ ロサンジュに組み合わされたリアカメラ
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ リアカメラの映像
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
▼ 以下6点の画像は全て
R.S. 220 TROPHY
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
Source:
http://www.autofilou.at/2016/07/mit-renault-nach-bordeaux-das-clio.html
【 AUTOCAR DIGITAL(autocar.jp)からフェイスリフトについて引用 】
2016年6月14日に公開された
AUTOCAR DIGITAL(autocar.jp)の海外ニュース から Phase2 の変更点について引用させていただきます。
エクステリアでの変化は極く僅か。このクラスで最もスマートと称されるクリオであるから、そのイメージを変えるような変更はされないのは当然と思われる。新しいLEDヘッドランプと、その幅を強調するような新しいフロント・グリル、そしてリプロファイルされたリア・バンパーなどに留まる。そのフロント部分は、先月スパイショットでも紹介した最新のメガーヌに共通するようなデザイン処理がなされている。
また、インテリア・デザインも殆ど変わっていない。しかし、その材質は、メガーヌやタリスマンのキャビンに使用されるハイクラスな素材が使用されている。特に、新しいクロム・トリムと、よりソフト・タッチなプラスティックが使用されている。
インフォテインメント・システムは3種類。エントリー・モデルは、スマートフォンとの連携ができるR & Goだ。上位のR-リンク・エボリューションとメディア・ナビ・エボリューションは、センターにあるタッチ・スクリーン・ディスプレイを備えたナビゲーション・システムが標準となる。
また、フロントのパーキング・センサーとバック・カメラを備える他、最上級モデルはオートマチック・パーキング・ファンクションを備える。
エンジンはすべて持ち越しとなるが、1.5ℓのディーゼル・エンジンに109psバージョンが追加され、ガソリン・エンジンのTCe120には6速マニュアルが選べるようになった。
【 最後にちょっと 】
フェイスリフトにより “
CLIO IV Phase2 ” のインテリアは確実に上質になりセンスも良くなりました。しかし、MICRA Gen5 のインテリアの方が私の好みには合っています。
次の注目点は
ENERGY TCe 120 に6速マニュアルが搭載されたことです。これは MICRA Gen5 にはない優位性です。日本市場に “
ENERGY TCe 120 MT6 ” が速やかに導入されることを期待します。
三番目の注目点は搭載技術です。 CLIO IV Phase2 の最上級モデルで「オートマチック・パーキング・ファンクション」が選べるだけなのに対し、 MICRA Gen5 では 「車線逸脱防止支援システム(LDP)」、「歩行者認識機能付きインテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「標識検知機能」、「ハイビームアシスト」、「ブラインドスポットワーニング」などを選択することができます。 私にとってはあれば嬉しい機能に過ぎませんが、MICRA Gen5 の圧勝です。ここが最大の差別化ポイントということでしょう。
〆に英国(?)のメディアが載せた参考価格表をアップします。
※ 最後の項にパラグラフをひとつ追加しました(2016/12/09 8:25)。
Posted at 2016/12/09 00:17:51 | |
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