
一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が主催する “
オートカラーアウォード”。本年で19回目となる自動車及び自動二輪のデザインコンテストが12月9日(金) と12月10日(土) の2日間にわたり開かれました。
本年は昨年と同様に横浜美術館と共同で開催され、14のノミネートで、27台の車両が同館ファサードに展示されました。
展示会場はオープンスペースですので、コンテストといっても一般の方も自由に観覧することができます。
一方、実車の審査とは別に館内のレクチャーホールにてデザイナーによるプレゼンテーションが行われます。有料になりますが事前申し込みをすることで一般の方も聴講することができます。私は今回これにも出席をしました。
プレゼンテーション会場ではプレス関係者以外は撮影及び録音が禁じられていました。展示車両の画像が中心になりますが、数回に分けて記事をアップすることにします。
初回は、なかなか見ることができないホンダのNSX の画像5点です。
▼ 2台のNSX。“バレンシアレッドパール” と “ヌーベルブルーパール”
▼ パワーユニット
▼ インテリアは “レッド”
【 最後にちょっと 】
車両価格 23,700,000円(4WD)のクルマですから、なかなか実車を目にする機会はありません。
プレゼンターの話の中で最も印象に残ったのは、色の見え方が国や地域によって異なるということです。同じボディカラーを日本と米国の自然光の下で見比べた場合、米国の方が色の変化の幅が大きいということでした。
12月9日(金) が曇り空であったのに対し、12月10日(土) は太陽光が強い好天でした。色の印象は2日間で大きく異なりました。2枚目のエクステリアの画像は2日目に撮影したものです。やはりこのくらいの光の下でこそ映える色だと感じました。
また、日本スタッフのイチオシが “バレンシアレッドパール” であるのに対し、米国スタッフのイチオシは “ヌーベルブルーパール” ということでした。国民性による色に対する好みの現れでしょうか。
Posted at 2016/12/12 00:04:37 | |
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感性で捉えるクルマ考 ■ エクステリア・デザイン | 日記