
タイトルどおり、遅ればせながら iPhone ユーザーになりました。
iOSデバイスは 2013 年11月から使っていましたが、最も安価な iPod touch 5th Gen でした。自宅で使うだけなら不便は感じないものの、外出先ではモバイルデータ通信が使えないこと、GPSが未搭載なことから不便を感じていました。
ただし、通話用途にはガラケーを使い続けようと考えています(一時は iPad セルラーモデルも候補に上がっていました)。いわゆる
2台持ちです。
私のようなユーザーは少数派と思われますが、
MVNO SIM で使う iPhone 情報は誰かのお役に立てる気がするので記事としてアップすることにします。
【2016春 iPhoneの機種選び ー 選んだのは SIMフリーの iPhone 6 64GB シルバー】
■ ドコモ・au・ソフトバンクの端末は除外
料金プランがわかりにくいこと、2年縛りがあること、既存ユーザーを優遇しないビジネスモデルが不愉快であることから、SIMフリーの端末を購入し、MVNO(ドコモ網)と契約することに決めました。
■ LTEをすぐにつかめるのはVoLTE対応のiPhone
中古の5S(ドコモ端末の白ロム)という選択肢もありましたが、iPhone 5sにMVNO(ドコモ網)のSIMを挿した場合、LTEをなかなかつかまない事象があるという情報を得たので、2014年以降に発売された3機種(iPhone 6、iPhone 6S、iPhone SE)に的を絞りました。
※ 参考にしたのは次の記事です。
iPhone+格安SIMでスムーズにデータ通信できない原因は?――IIJが検証結果を発表
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1507/30/news150.html
■ 考慮したのは iPod touch 5G とのスペックバランスと気圧センサーの有無
iPhone を買っても iPod touch 5G は主に音楽プレイヤー(さらにiPhone を修理に出すことになった際の予備機)として使い続ける予定でいます。スペックに差がありすぎると、iPod touch 5Gも買い換えたくなってしまいそうで、最高スペックのiPhone 6Sは外しました。
それでも、最新のiPhone SE はコスパが素晴らしく一瞬迷いましたが、気圧センサーが未搭載なので候補から外しました。
選んだのはiPhone 6。次期モデルの登場まであと6か月程度(3月時点)なので “AppleCare + for iPhone” は未加入です。1年以内の買換えも視野に入れた結果です。
【SIMカード ー 選んだのはIIJmio(BIC SIM)の “SMS+データSIM(nano SIMカード)”】
MVNO選びの最大のポイントは、迅速な情報開示とサポートです。 MVNO SIM を使う場合、iOS のバージョンアップに伴って不具合が起きることがあります。過去に起きたのはディザリングができなくなるという現象でした。
迅速な情報開示とサポートが期待できそうなのは “
IIJmio” と “
OCNモバイルONE” です。
しかし、
・“IIJmio” では選べる “SMS+データSIM” が “OCNモバイルONE” にはない。 (よく調べてみると “OCNモバイルONE” の場合は “データ通信専用SIM” の中分類の中に小分類として3つのSIMパッケージがあり、“SMS対応SIMパッケージ” というのがありました。http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/data/?link_id=in_mobileone_navi_0008 )
・“
IIJmio” の場合はリセラーパッケージのBIC SIM(あるいはイオンSIM、ELSONIC SIM)があり、店頭で専門応対のできるショップスタッフに相談しながら選べる安心感がある(私が出向いたのはBIC SIMカウンターのあるビックカメラ ラゾーナ川崎店)。
ことから “
IIJmio” を選びました。
■ LINEをやらなくても “SMS+データSIM” を選ぶべき理由
データ専用SIMで iPhone/iPad を利用すると、「LTEを掴みづらい、もしくはLTEを掴まない」場合があるという情報があります。
LTEが普及したいまでも3Gに落ちるエリアは存在します(地下、トンネル、ビルの谷間など)。こういう場所に入って一時的に圏外になった場合、そこからの再接続に時間がかかってしまう現象が起こります。これを回避するためには “
SMS SIM” あるいは “
音声 SIM” を選ぶことが必要です。
LINEをやらない私でも “
SMS+データSIM” を選んだのはこういう理由からです。
※ 参考にしたのは次の記事です。
iPhone+格安SIMでスムーズにデータ通信できない原因は?――IIJが検証結果を発表
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1507/30/news150.html
【iPhoneにSIMカードを挿し、アクティベーション及び初期設定をする】
SIMフリー iPhone を使い始める前に以下のApple 社の公式情報の一読をお勧めします。
■
iPhone または iPad の SIM カードを取り出す/移し替える
https://support.apple.com/ja-jp/HT201337
※ SIM用の専用ピンがなくても、ゼムクリップで問題なく代用できます。
■
iPhone ユーザガイド
https://help.apple.com/iphone/9/?lang=ja
※ iBooks にダウンロードしておくと何かの時に役立ちそうです。
【自宅ではWi-Fi、外出先ではモバイルデータ通信というユーザー向けの通信費用を抑えるための3つの設定】
■ iTunes Store/App Storeの自動ダウンロードについて、[モバイルデータ通信|オフ]にする。
■ Safari のリーディングリストについて、[モバイルデータ通信|オフ]にする。
■ モバイルデータ通信の[Wi-Fiアシスト|オフ]にする。
※ 上記3項目の設定は閉鎖されたサイト(http://iwire.jp)の2016/01/13の記事(ライター:海上忍氏)から得た情報です。
【最後に一言】
私の場合はミニマムスタートプランで十分足りています(利用開始月は972円。それ以降は
1,123円 1,125円)。
いかがでしたでしょう? この記事がどなたかのお役に立てたなら幸いです。
※ “OCNモバイルONE” のSIMについて間違いに気付きました。お詫びとともに訂正します(2016/07/30 13:30)。
Posted at 2016/06/25 13:25:48 | |
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