今日はレヴォーグのボンネット上~ICの流れ解析です。
久々の流れ解析です。
色々資料を物色し、ようやくそれらしいものを手に入れることが出来ましたので早速解析してみました。
ベースとなる幾つかの資料を合成し形にしてみました。
レヴォーグのフロント~ボンネット部の断面です。
赤い線を入れているところを今回それらしくモデル化しました。
今回のモデルは二つで1.6と2.0。
その差はご存知の通り1.6のみフード内に遮蔽版があります。
インタークーラはテキトーにフィンを付けております。
又、インタークーラ下流形状が定かではなかったのでこれもテキトーです。
そして見ての通り2D解析ですからとある断面での流れ方を見ているだけです。
実際にはインタークーラへの導入だけでなくその横側に風が抜ける穴が開いていますのでそこは無視しています。ですから流れ解析に重要な通路面積がちゃんと再現できていませんのでフード内の流速の絶対値は参考ですね。
流体解析ソフトはいつもの
Flowsquareを活用させていただきました。
初期(上1.6 下2.0)
結果(上1.6 下2.0)
解析時間短縮のために305x102ピクセルの粗いモデルで実施しましたがまあそこそこ見れますね(^^)
条件は、時速50km/hです。
ボンネット上の流れと、インタークーラへの流れ込みの状態を知りたかったのです。
結果から言えそうなこと
①ボンネット先端部では流れの乱れのせいか流速が下がっている。
②50km/h走行に対しボンネット上の赤い所では67.5km/hくらいへの速度上昇が見られる。
③インタークーラ導入口からの流れは
・ほんの入り口で50km/hが少し見られるが中にゆくほど面積が広がっているためか流速が低くなっていることが判る。
・1.6では遮蔽版に流れがさえぎられており、それ以降の流れが直後は空間の上面側を沿っているが途中から空間の下側に向かってながれておりインタークーラの前側半分を主に風が当たっていることが判る。
・2.0では1.6ほどの上下の動きは見られずインタークーラ全体に風が当たっていることが判る。
・インタークータに当たる流速は1.6も2.0もほぼ同じに見え2.0は1.6の2倍の面積に風が当たっていることから2.0の方が2倍冷えていそう。
今回そこそこ見れることがわかりましたので今後はもう少し条件を振ったらどうなるのか見てみようと思います。
例えば、まず速度ですね。25,(50),75,100,125km/hとか。
他にやって見たいのが流れが剥離をしていますので、
壁面流れがノンスリップ壁モデルになっているためスリップ壁にしたらどうなるのかなって。
注意:この結果はとある解析の入力条件下での結果のため実際と同じとは言い切れませんのでご注意を。個人ですのでそれっぽく見えればよしということで(;^ω^)
因みにこのソフトでは静電気の発生は解くことが出来ませんが乱流が起きている所に静電気が発生しているとするとどのあたりに発生しているのか見てわかりますね➡アルミテープの貼り位置の目途に活用可能かも(=゚ω゚)ノ
今日のスバル君
なんか向きが変ですがどうぞ(=゚ω゚)ノ
2分くらいあります。音無し。
いつもと何か違い全体通して間違いが含まれています。
判った方ホンモノのスバル君リストかも(^O^)/
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Posted at
2017/06/12 23:53:31