今日は、カプトン(ポリアミドイミド)テープを静電気制御アイテムとして試してみた話。
車両の静電気を除電というかアイテムによりある方向付けを加えた場合に何か体感できるような嬉しさがないかの実験です。ボクの頭の中でのこじ付け理屈がまだ整理できていませんがお手軽なのでまずやってみました。
昨日は、シリコンスプレーでターボ~インタークーラ間を施工トライ。これはこれでいい感触を体感することができましたが、リレーや電気的なSWの接点部の雰囲気にシリコンガスが来るような状態で接点のON/OFでアーク放電が発生し、それによる熱で不導体が生成されてしまい接点不良を起こす可能性があるため禁じ手にしておいた方が長期的に無難と判断しました。
ということで今回のアイテムは手元にあったカプトンテープ。
いわゆるポリイミドテープで、連続260℃の耐熱性がありその他書かれている特徴があり、エンジンルームでの使用を考えると耐熱性は必須で、シリコンのような懸念点が無い材質選定が必要で、これの懸念点は耐熱温度内であればなさそうな点。
使用に際してほしい特性はマイナスに帯電し、且つ除電しても自己回復する能力です。
色々な帯電列(↓は参考)を探しましたがポリイミドは無いので実際に確認。
(シロンテックHPより http://www.syncretic.jp/seiden/seiden_doc01.html)
結果は、マイナス帯電。そして除電しても自己回復する能力を持つことがわかりました。
今回設置を行ったのはここ、ボンネット裏の先端側と側面。黄色く見えるところ。
そしてヘッドライト左右の上面部です。
それぞれアルミテープでGNDに落としているアルミテープの上に重ね貼りをしています。
貼り付け直後の帯電状態、マイナス化しています
ボンネット前部の貼り付け前後、マイナス化しています
ボンネット閉じ右側後端部での貼り付け前後、マイナス化しています
面白い発見がありました。
ボンネット貼り付け部の電位はすべて同じではなく角部電位が高く直線部は低いことです。これくらいの角でも静電気が集まるということなんでしょうかね?
角部は高く
横の直線部は低く
その横の角部は高く、不思議です。
肝心の体感はと言いますと、
スルスルが全域増しな感じがします。数値で言えないのがもどかしいです。
理屈はというとよくわかりませんが、走行風によるボンネット部の摩擦帯電の影響が
意図的にマイナスに帯電させている事で周囲の空気がプラス帯電し難くなりボデーに沿った奇麗な気流となり摩擦が減りスルスル感が増したとか?
それかイデオンのソロシップのように先端から発生するバリアーで空気抵抗が減少???
(バンダイチャンネルHPよりhttps://www.b-ch.com/titles/1144/007)
スルスル感はまだ説明し易いですが、エンジンのフィーリングの良さや応答性が良くなっているのがうまく説明できないんですよね。昨日のシリコンスプレーの影響が湿度が高めなので更に増したのかなあ・・・
忘れていました温度と湿度です。
雨上がりのためか静電気が発生しにくい湿度ですね。手前の黄色っぽいのは、
プラス帯電が強いのでここにも貼り付けてみました。
今日のスバル君
今朝はゆっくり目に起きたのですが、何か気配を感じたので見てみると
すぐ横にはスバル君!!
ボクからのごはんを待っています(;´Д`)
つづく
Posted at 2022/11/26 23:33:30 | |
トラックバック(0) | 日記