こんなイベントが日本にあったのか…
そんな印象を受けました。
今後こういったイベントがもっと盛り上がって欲しいので、私の表現できる限りで詳細をレポートしたいと思います。
このイベントは長野県のラリーショップ
K's FACTORYさんが主催しており、
自治体(長野県木曽町)も協力している公道トライアルを主体としたイベントです。
→詳細はこちら
来年度からこの地で
スノーラリー等、さらに規模の大きなモータースポーツイベントの開催を見越して今回のスノーフェスティバルを開催されたそうです。
今回はメインイベントの「BRIGスノーチャレンジ」のクラスA(スタッドレス2駆クラス)に両日(2/12(土),2/13(日))とも参戦しました。
それぞれ違うコースが用意されており…
1日目が1.5車線の林道(キツめの登り有り)
2日目がロープウェー駅までの2車線道路(FDでも100㌔以上出る超爽快高速区間有り!!)
いずれも
SSラリー形式で3本アタック(レキ(下見走行)1本有り)した合計タイムで競われます。
距離が何kmくらいかはちょっと解りませんが、どちらのコースも結構長かったです。
これだけのコースを1カ月以上かけて整備されたそうで…主催スタッフの方々にはただ、ただ、脱帽です。
ところで…
何故FDで参加したかって??
そりゃもう…
FDしか所有してないからです。爆
(本当ならターボ4駆とかで出たいところではありますが…)
どうせなら打倒FFを目標に走破性とトラクションを向上させようということで、今年から競技時だけリヤに
ジムニースタッドレスを導入したのでした。
(2010-2011冬仕様の詳細は
こちら)
純正テンパー用ホイールとの異様な組み合わせ…そして1台だけのFR車…しかもFD…最初から最後まで注目の的でした。汗
これが意外と走破性が良く、全日本ラリー選手や主催スタッフの方々からも絶賛を頂きました。
【1日目】
まず、カメラのバッテリーを忘れてしまいました。。。orz
残念ながら1日目の車載映像は御座いません。
コースは対面通行ができない程度の幅。
両脇のフカフカな雪壁は
入りすぎると巻き込まれてコース外に吸い込まれていってしまうので、基本的に前走車が走ったタイヤの上に留まるので精いっぱいなところも…汗
水分を多く含んでいる
新潟っぽい雪だったので、スタート前からスタックする車両が続出。
特にFF勢はオフィシャルに押してもらいながらのスタートがほとんどという状況…汗
しかし!!2輪駆動クラスのなかで唯一スタックもせずに登ってくるのがうちのセヴンでした!!
出走前は心配の目で見られていましたが、走行後はアツい視線が…笑
と こ ろ が…1本目の低速ヘアピンで
極めてソフト(笑)に刺さり…
入魂の3本目は調子に乗ってイン側の壁の巻き込みを利用しようとしてそのまま
豪快に刺さり…後続の方にひっぱり出して頂きました。orz
ここからがラリーの特殊なところで、実はリタイヤだと思っていた3本目のタイムもしっかりと計測されていたのでした。
今回は2駆クラス
3台中3位と、要するにビリだったのですが…
もしも2度の刺さりが無ければの
タラレバタイムだと2位になれたようで…残念!!
【2日目】
主催者の方も2日目ならFDでも楽しく走れそう」とおっしゃられていたのですが…期待以上の
豪快・爽快・走馬灯フル回転(爆)なとっても楽しいコースでした。
↑(写真は競技終了後の下り。丁度ハイスピードセクションの辺りです。)
カメラのバッテリー、今度はちゃんと持ってきました。笑
新調したのですが、最近のビデオカメラってSDに保存するタイプだとハイスペックでも安いんですね~
【ちょっと失敗した点】
・良かれと思って
手ぶれ補正をONにしたのですが、車載動画にはあまり向いていなかったようです。
・固定に
梱包用ラップを使っているのですが、どうやらマイクがノイズを拾ってしまっている模様… (走行中の「ビリビリ」した音が恐らくラップのノイズ)
・白とびしてしまうのを嫌って
露出補正を暗めにしたのですが、暗くなりすぎました。。
…以上、次回から改善したいと思ひます~
まずは
レキ(下見走行)から
こちらは本番前に何度も予習できるように携帯電話を助手席バイザーに挟んで撮影してます。
コース状況はこのアングルが一番わかりやすいですね。
正直、レキが一番雪質良かったです。笑
あくまで「下見」なので力まずに操作していることもあり、本番よりもキレイ走れてる気がします。汗
このレキ走行がこのコースのファーストコンタクトだったのですが、あまりにも楽しすぎて途中で「やべー超楽しんだけどコレ…」と、呟いてますが気にしないでください。笑
【1本目】 404.63
低速セクションはやはりトラクションを確保するので精いっぱいです。
ヘアピンの立ち上がりは結構凍っていました。
基本的に使えるのは2速と3速の2,000rpm~3,000rpmと非常に狭くそれ以上だとセカンダリータービンの余回転が始まるあたりからホイルスピン祭(笑)となってしまいます。
どうしても曲がらないところはそのまま
外側に膨らませてリヤタイヤを壁に当てて止めるorトラクションを確保している個所もあります。(「ザシャー!!」という音がしている個所です)
【2本目】400.55
車速が落ちる個所をメインに段々とアスファルトが見えてきました。
1本目走行後、スタート地点まで戻る際に入念にチェックし、「アスファルトレール」をうまく使う作戦に切り替えです。
ところどころ落としこめれてない個所もありましたが…
【3本目】407.80
3本目の前にコース整備が行われ、アスファルトの見えていた個所のほとんどが雪に戻っていました。
3本目だけ高速セクションで4速使ってみましたが、一長一短かも??
2駆クラス7台中3位と、それなりの成績でした。
上位2台の方との大きな差はやはり経験ですね。
ラリー系競技は総合格闘技的な要素を含んでいるんではないかと思います。
サーキットやジムカーナ,ワインディングの走法を持ち込んだだけでは足りないことを痛感した次第です。汗
とに、かく!!めちゃくちゃ面白いですよ!!
動画ではステアリングが写るアングルにしてるせいでスピード感が無いですが、
実際はもっとエキサイティングです。
今年はこのヒルクライムシリーズがターマックであと2戦開催されるので、そちらも参戦する方向で考えてます。
今後はドラテクの向上でもう少し上位を狙えるようにしたいところです。
主催スタッフの皆さま、素晴らしいコースを本当にありがとうございました。
【関連フォトギャラリー】
1日目
2日目
車両展示他
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Posted at
2011/02/20 10:12:32