
先日530eをお借りした 地元BMWディーラーの営業さんから またまた「PHEVのキャンペーンで、珍しく
i8 が用意出来たので 試乗にいらっしゃいませんか?」とお誘いを戴きましたので、お言葉に甘えて 本日 お邪魔してきました。
2000万円を超える超高級スポーツカーです…。
ショールーム(東京ベイ、上海 等々)では 何度か見た事はありましたが、実際に運転をさせて戴ける時が来る とは夢にも思っていませんでした。
BMW i8(NETより拝借)
2013年に登場したプラグインハイブリッド式の2+2クーペ
アーキテクチャーの核となるのは「パッセンジャー・セル」と呼ばれるカーボン製モノコック。しかしi8はこれを既存のスーパースポーツのようにシャシーの中心に据え、前後にサブフレームを取り付けてボディを完成させるのではなく、駆動系を含めたシャシー「ライフモジュール」にドッキングさせているのがi8のひとつの特徴。
P-HEVスポーツカーとして、そのセンタートンネルに長細いバッテリーを配置し、BMWはこれを構造体として活用し、軽量なパッセンジャー・セルとCFRP製のアウタースキンを被せることで、重量のかさむP-HEVスポーツカーを1500kg前半の車重に納めた。
その車体中央にはコンパクトな1.5L直列3気筒ターボエンジンを横置き搭載。フロントをモーター駆動することでミッドシップの軽快感と4WDの安定感を得ると同時に、+2のリヤスペースまで確保した。
・・・というクルマだそうです。(予備知識が無かったので…)
ドアはガルウイング!
イージーエントリーやステアリングが自動で上下する機能は付いていませんでしたので、太目の私は、乗り込むのに少々苦労しました…(笑)
やっとのことで乗り込み…
IGN ON
営業さんにナビシートに同乗して貰い、幕張まで 高速(往路は京葉道、復路は東関道)走行を含め 小一時間 運転をさせて戴きました。
スーパーカーの様な凄いルックスですが、意外に 運転し易い 事に驚きました。
着座位置は低いですが、ラクな運転姿勢を取る事が出来ますし、少し走ると車両感覚も掴める上、更に 全方位の視界も良好です(死角は殆どありません)。
ホント、スーパーカーを運転している という感覚では無く、(良い意味で)普通の速いクルマに乗っている感じでした。
MAX eDRIVE(電気走行)モードでの 静かな加速も素晴らしいですが、
AUTO eDRIVE(HV)モードでの加速は 凄い!
アクセルを踏み込むと ターボの音が微かに聞こえる程度で リアにあるエンジンの音は殆ど気にならない状態で スーッと加速しますし、
フルアクセル時には、愛車の「GTEモード」と同様、サウンド・アクチュエーター(エンジン音を人工的に加飾した)音を出しながら(わりと静かな澄んだ音質で 煩いとは感じず 心地良いものでした)クォーッと 凄い勢いでカッ飛びます(?)。
さすが超高級車!
ああ、530eの時より ロードノイズも気になりませんでした。
それでいて、愛車程ではありませんが、530eと同等に アクセルオフ時には回生ブレーキも利きました。
530eとは異なり、BATTERY CONTROL(充電)モードは無い様ですし、やはり燃費重視のPHEVでは無く、電力はスポーツ走行の為に使うというモデルですね(このルックスなので当然ですが)。
搭載バッテリー容量は 7.1kWh、モーター単独での走行距離は 40.7km(いずれもカタログ値です)でだそうです。
営業さんによると、走行毎の燃費表示は出来ないそうで、このクルマの今まで生涯燃費(?)は 7.8L/100km (=12.8km/L) と表示されていました。
この速さでこの数値は凄いのではないでしょうか?
(愛車や530eとは 用途が違いますので…)
HUDに表示される情報は (設計が新しい530eに比べ)それほど多くない様です。
デビュー後、結構な年数が経っているので、新しいモデルとは装備の差があるそうですし、(例えば クルーズコントロールは付いているが、ACCでは無い 等)
試乗車は2018年モデルだった事もあり、機能的にも最新の2019年モデルとの差もあるそうです。(例えば、最新モデルでは可能な ナビ画面のタッチ操作が出来ない 等)
インテリアは スポーツカーだからか、設計が古いからか、高級感は530eより劣っている気がしましたが、カッコは良いと思います。
試乗中、周囲からの視線を浴びる事が多く、ちょっと恥ずかしかったです…。
試乗車の足元は F:7.5Jx20-215/45R20、R:8.5Jx20-245/40R20、OPのホイール + POTENZA S001 でした。
このタイヤは、i8 向けにブリジストンが開発したもので
100%装着 だそうです。
営業さんに、試乗の記念に 1枚お願いしました!(恥笑)
試乗後に撮影したエクステリア
このリアサイドのスリット(?)、以前から凄いと思っていました。
充電プラグは、530e等と同様 左フェンダーにあります。
リアトランク
充電ケーブル(開梱前の新品でしたので、専用ケースには入っていませんでしたが、ケースに収納できる様になっています)
ボンネットは、オーナーでも自分で開ける事は出来ないそうです。
サービス工場にて専用工具を使用しないと開かない との事。
因みに、中にはモーターが納まっているそうです。
以上、BMW i8 試乗記でした。
フェラーリなどよりも(乗ったことはありませんが…)、実用的でとても運転がし易く、静かで燃費も良く、とても良いクルマだと思いました。
高級すぎて今の私には とてもとても購入出来るものではありませんが、「買いたい」と夢を持つことはタダですので…(笑)。
いつか こういうクルマに乗れるように頑張ります!
今日は とても貴重な経験をさせて戴きました。
BMWの営業さん、ありがとうございました!
追加です。
ショールームに NEW Z4 が展示されていました。
こちらもカッコ良いですね! i8 よりは こちらの方が現実的ですかね…。
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2019/05/11 13:43:33