5/27（水） 一応
緊急事態宣言が解除された と言う事もあり
お借りしていた
BMW 330i Touring M SPORT の試乗をさせて戴くため、九十九里の母宅まで薬を届けがてら 行って参りました。（家内は仕事なので、1人でです！）
久しぶりのロングドライブでしたし、「好きなだけ試乗して いろいろ試してみてください！」という営業さんのお言葉に 甘えさせて戴き（･･･社交辞令というのは判っておりますが…）、少々（いえ だいぶ？） 遠回りをしてしまいました！
6時に自宅を出発し、まず木更津方面へ。
ナビを検察したところ、京葉道または東関道～館山道ルート よりも 首都高～アクアライン ルートの方が 早い との事で（我が家からですと 距離もその方が短いのです）そちらのルートで。
・・・すみません、 「県境を超えて」しまいましたが、「
海ほたる」まではノンストップ、「東京都内は一時通過させて戴いただけ・・・」ですので 御容赦願います･･･。
ちなみに、首都高（湾岸線）は時節柄か 都心までの上り線にも渋滞は無く、都心を過ぎ 川崎方面へ向かう際は もう結構ガラガラになっていました。
ただ、アクアライン（トンネル）に入った途端に 急に交通量が増え、渋滞こそ起きていませんでしたが、時速50km/h以下で びっしり という感じでした。
周囲を見渡すと、世田谷や品川などの都区内ナンバーや、川崎・横浜ナンバーの
高級車 が過半数を占めていましたので、時間帯を考慮すると ゴルフへ行かれる皆さん だと思われます。
（そういう 私も、
330i Touring に乗っていたので、周囲からは 同じに観られていたかもしれませんね･･･汗）
「
海ほたる」に立ち寄りトイレ休憩。
ちなみに
海ほたる は千葉県です･･･、念の為（笑）
所在地・・・
千葉県木更津市中島地先海ほたる
コンビニ以外の店舗は休業中でしたし、立ち寄るクルマ（普通車）も とても少なく、駐車場はガラガラでした。
一方、大型車の駐車スペースの方はこんな感じでした。
物流関連に従事されている皆様、大変な中、本当にご苦労様です！
トイレ休憩を終え 自販機で飲み物を購入して出発しましたが、先程（ほんの15～20分くらい前）とは打って変わって、クルマの量は大幅に減っていました。
やはり、先程の混雑は ラウンドのスタートに合わせて、フェアウェーへ急ぐ皆さんだった と確信しました。
さて、アクアラインの終点の木更津金田ICで一般道に降り、ここからは勝手知ったる下道で。
まだ7時過ぎでしたので、「
千葉フォルニア」のある袖ヶ浦公園方面に行ってみましたが、公園の駐車場は閉鎖、『名所』である「
千葉フォルニアの並木」にも、（停車できない様に）一定間隔でパイロンが並べてありました。
もちろん、停車も撮影もしませんでした。
その後、ある程度の山道を含む下道を走行しながら、
330i Touring の乗り心地を試させて戴きました。
「
海ほたる」を過ぎてからは、クルマの量は少ないまま とても順調でした。
詳しい地名は省略致しますが、立ち寄った場所の写真を・・・
トイレ休憩
景色の良い場所も・・・
こんな時期ですので、他には どなたもいらっしゃいませんでした。
いつもの場所へも・・・
期待はしていなかったのですが、イートインコーナーも営業されている様でしたので いってみました。
せっかく来たので・・・
鯨の竜田揚げ串 と 鯵のさんが焼き椎茸詰め串 を 朝ごはんに。
コロナ対策の為、品物は全てパック詰めされており、ショーケース（？）にもビニールが掛かっておりました。
イートインスペースのテーブルも ソーシャルディスタンス の為、大半が片付けられておりました。（というか、そもそもお客さんが殆どいませんでした…）
実は、「急いで必要では無いでしょう！」言われてしまうと 返す言葉がないのですが・・・、
毎年この時期、北海道のお得意様へ 房州名物の
「枇杷」 をお贈りしておりまして、今回「もし 手配が可能ならば」と思っていたのですが、青果売り場の方にお話しを伺ったところ、「今年は まだ（旬には）早い」そうでした。
更に「昨年の（房総半島に甚大な被害をもたらした）台風の影響で、この先も例年ほどの量が出てくるか判らない（減る事は間違いない）」との事でした。
房総の皆さん方には、台風の被害もまだ癒えてない中、追い打ちを掛ける様にコロナが襲ってきて、本当に大変な様です･･･。
ですので、今回は、枇杷の手配は諦めました。
とはいえ、お話しを伺って何も買わないのも失礼なので、少しですが売店に並んでいた枇杷を、母と自宅用のお土産として購入させて戴きました。
あと 産直野菜も少々･･･。
その後、すぐ近くのココにも立ち寄りました。
こちらも人は少なかったです…。
名物売場も お客は少ない様ですが 営業はされていましたので、いつものヤツ（=枇杷ソフト）を。
ここでも少しお話しを伺いましたが、先程と同じで「この後、どれくらいの枇杷が出荷されるか、全く見当がつかない」との事でした。
更に 海沿いを走行。
朝、自宅を出発する際は どんよりしていた天気も 徐々に良くなって、この頃は快晴になっていましたし、道路も空いていて快調に進みました。
海沿いのドライブは気持ちいいですね～。
ただ、あらゆる駐車場が閉鎖されており（＝クルマを停める事が出来ないので）、なかなか海沿いの綺麗な景色を撮影する事が出来ません。
やっとみつけた、小さな漁港に面したところで・・・
あと、美味しいものを食べに来たわけでは無いので 期待はしていませんでしたが、この辺りの有名なお店（何度か訪れた事のあるお店を含む）だけでなく、普通（？）の食堂・料理店も 軒並み「臨時休業中」でした。
チェーン店やファミレスしか 開いていない感じでした。
結局、コンビニで買ったもので昼食を済ませました。
続いて立ち寄ったここにも 観光客は ほぼいませんでした。（毎年、この時期は 駐車できる場所を探すのに苦労するのですが、この日はガラガラ）
日課のウォーキングを兼ねて、少し散策させて戴きました。（人がいないので、接触する可能性もありません・・・）
ご覧の通りです、とても静かでした。
更に少し走ったところで、1枚・・・
このあとは、母宅まで トイレ休憩１回のみで
房総の道を
330i Touring で駆け抜けました！（笑）
母宅です。
薬と頼まれた雑貨品等を渡し、少し雑談し（･･･私達夫婦も母も、この１ケ月半の間、殆ど他人との接触はしていないので、濃厚接触しても お互いにうつす可能性は低いと思うのですが、念の為 マスクをしたまま、あまり近付かない様にしながら）、残念ですが 30分足らずで 帰路に着きました。
帰りは、いつものルート（波乗り道～九十九里東金道～東金道～京葉道～東関道）を走行。 もちろん空いていましたので、快適でした。
翌日 ディーラーさんへ返却する直前に給油した際のメーターです。
結局、
400km ほど走ってしまいました･･･。
（燃費は
13.23km/L でした）
330i Touring M SPORT の感想です。
細かい操作系は、以前お借りした
330e M SPORT とほぼ変わりませんでしたので、省略致します。
セダン と Touring の 差がありますが、私の好みは、スタイル・積載量を含めて Touring 一択です。
そして、もし 3シリーズ の Touring を購入するなら、OPの「アンチ・スリップ・レール・システム」は絶対装着します。
自宅から母宅まで、ラゲージに積んだ段ボール（に詰めた荷物）は、どんな走りをしても、全く動きませんでした！
ところで、以前から営業さんには、「私のクルマ選びでの絶対条件は 、
『PHEVのステーションワゴン』なので、現状 PHEVはセダンしかラインナップのない（
330ｅ、
530ｅ）BMWさんは対象外です。」とお伝えしていました。
しかし、営業さんとしては、「ガソリンの
330i Touring も 是非一度 試してみて欲しい。乗ってみれば PHEVでなくても 充分に魅力的なクルマだ と 感じてくれる可能性もある！」と考えられたのだと思います。（・・・失礼、私の想像です）
と言うことで、わざわざ御連絡を戴き、今回 お借りする事になりました。
実際に、
330i Touring を 400kmも運転してみて、
速い、良く曲がる、運転が楽しい と言う魅力は（事前の想像通り）充分に伝わりました。
走っていると、知らず知らずのうちに速度が上がっている… ということも何度もありました。
更に、
静粛性（遮音性？）も、Passat よりも良い 事も判りましたし、
世間からの注目度が高い（？）事も実感しました。
房総の一般道や 帰路の東関道で、煽ってもいないのに、道を（車線を）譲られる事がとても多かったです。GTEでは そんなことは殆どありません･･･笑。
ただ、やはり 私の理想とは少し違う気がしました。
PHEVが好き という理由は いくつかあります。
①
発進が静かでスムーズ
②
発進初期加速が良い
③ ワンペダル走行が出来る（＝
足が疲れない）
④ 燃費というより、
電気残量を気にしながら走る ので、結果 それほど飛ばさなくなる
他にもありますが、
330i Touring が
「理想と違う」 と言う事を説明するには、この4つが一番判り易いと思います。
①は、いくら速くても、発進時の音と振動（特に アイドリングストップからの）は、一度 PHEVを経験してしまうと とても違和感が残ります。今回は ディーゼル車や VWのガソリン車程ではありませんでしたが（VW乗りの方、すみません！）、それでも 気になりました。
②は、「速い」という事の中で 何を重視するか の違いでしょうか。もう それほど飛ばす年齢でも無いですし、捕まる事も、事故を起こす事 も恐れていますので（恥）、「中間加速」や「最高速」よりも、「初速」の心地良さが私にとっては最重要なのです。これも、一度 PHEVを経験してしまうと・・・（BEVもそうだと思います）、戻れません。
③は、もう「無精」としか言いようがありませんね（笑）。アクセルからブレーキに足を踏みかえるのが面倒です･･･。人間としての「退化」には繋がってしまうとは認識していますが（笑）
④は、②に関連します。どんな人でも、速いクルマに乗ると
感覚が麻痺してしまう と思います。自制できる強い心があれば別ですが、私は欠けています。しかし、PHEVに乗ってからというもの、常に
限られた「バッテリー残量」が頭の片隅にあるので、それを考えて アクセルを踏み込む量を抑える事が出来ています。結果、
自動的に安全運転側に自制できている と再認識しました。
と言う事で、
330i Touring はとても良いクルマでしたが、やはり
乗り換えるなら「PHEVのステーションワゴン」 という私の条件は、今回試乗をしても 覆ることはありませんでした。
営業さんには、この事を正直にお伝えしました。
（お世話になりっぱなしで申し訳ないのですが…）
330e Touring が、日本でも発売されるように 本社に是非伝えて欲しい、ともお願い致しました。
更に、本国でFLが発表された 5シリーズにも
530e Touring があるようですので（更には
545e xDrive Touring も遅れて出るそう）、それにも期待している ともお伝え致しました。
ああ、FL後の5シリーズは、ガソリン・ディーゼルともにすべての4気筒および6気筒エンジン用に新たに
48Vマイルドハイブリッドシステムが導入される そうですが、これだと、上記の①②は だいぶ改善されるのでしょうかね？
（マイルドハイブリッド車に乗った事が無いので･･･）
以上、いつもの様に長くなってしまいましたが、
BMW 330i Touring M SPORT を試乗した感想でした。
そうそう、最後に 重要な情報が！
営業さんの話しによると、近々
330i Touring は廃止になってしまうそうです。
3シリーズの Touring の売れ線は
320d xDrive （ダントツ！）と
320i で 「
330i の割合はとても少ないから 」だそうです。
ですので、
330i Touring を御検討中の方は、早めにディーラーさんへ問い合わせをされた方が 宜しいかと思います。
御無沙汰致しております。
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