
11/26(金)
VOLVO が
「XC60」「S90」「V90」「V90 クロスカントリー」に
Googleを含むAndroidベースの新しいインフォテイメント・システムを搭載した
というニュースが気になっていました。(記事にリンクを貼りました)
ただ、
VOLVO では、次期愛車候補(
PHEV・EVは絶対条件)に
V60 が辛うじて残っている(?)のみで、今回 搭載された車種には興味はありませんが、いずれは
V60 にも搭載される でしょうから、試してみたいとは思っていました。
また、スタイルは気に入っているものの
VOLVO V60 が次期愛車候補の上位にはなっていない要因として
① EV走行可能距離が短く、エンジン走行時の燃費もあまり良くない
② 非PHEV車には装備のある フォグランプ・CDプレーヤー・Qi 等が なぜかPHEV車には装備され無い
がありましたが、
ある記事を見て(…欧州仕様の
XC60 について)
>>>従来のXC60のPHEV版が搭載していたバッテリー容量は11.6kWhだったが、変更後は
18.8kWhと、50%以上も大きい。(中略)その結果、EVモードでの航続距離も伸延。駆動用モーターだけで
最長75kmを、フル充電なら走れるようになった。>>>
日本仕様もこの様に変わる可能性があるのか についても知りたくなり(これも
V60 についての記事ではありませんが、
VOLVOの場合、
PHEVシステムは各車種でほぼ同一 の為、いずれは
V60 にも搭載される可能性はありそうなので)
前置きが長くなりましたが、夕方 近くの
VOLVOディーラーさん に行ってきました。
まず、展示車(
V90 でした)で Androidベースの新しいインフォテイメント・システム の説明を聞きましたが、
Googlemapナビ愛好家? の私としては、
サイコー!
と感じました。(あくまで
Googlemapナビ機能 について です・・・)
まず、縦長の画面で見易いですし(
VOLVO車は 以前からそうですが・・・)
自分のスマホと同期(?)させる事により、既にスマホに登録されている場所は勿論の事、登録はしていなくてもクルマに乗る前にスマホで検索した地点も クルマの
Googlemapナビにもすぐに表示されます。
その他、スマホの検索方法とほぼ同じですので、今までの車載ナビの検索方法に比べて 大きく飛躍したと思います(早くて簡単で正確!)。
唯一、音声入力については 現状は
英語のみの対応ですが、
来春には日本語にも対応するそうですので その後はスマホと全く同じ操作方法になります。(現状のクルマを購入した場合もオンラインによりアップデートされるそうです。
更に、スマホ や 現状 私が利用している
i-pad よりも優れているのは、
車載GPSや クルマのセンサーの情報 も反映される ため、トンネル内や Wi-Fiの届かない山間部 等でも 位置情報を正確に把握できるという事です。
(残念ながら
Wi-Fiの届かない地域では 目的地検索は出来なくなってしまうそうです が・・・)
メーター内にも この様に
Googlemapナビ が表示されます。
(ルート検索していない状態の写真ですが、当然ルート検索後はルートも表示されます)
(VW車の現行
デジタルコクピットの様に、メーター内地図の縮尺変更は出来ないみたいです・・・走行状況により自動で変更されます)
地図の更新もリアルタイムですし、GS・レストラン・ホテル等、Googlemapに登録されている情報全てが簡単に検索できますし、(PHEV車では充電スポットも!!)
常に複数のルート表示がされますので、
私の様に
知らない土地へ行く事の多い方、また
裏道を含めて 出来るだけ空いた道を選択したい方、更には
正確な到着時間を知りたい方 にとっては、
もう従来の車載専用ナビは必要ない のではないでしょうか。
今後、このシステムを採用するメーカーが増える事を期待します。
(メーター内のナビ表示が 普及していない日本車にも!)
Androidベースのシステムを搭載 と同時に
センター画面でのエアコン操作方法 なども 改善されたそうです。
(従来は 2アクションが必要だったものが
1アクションで可能になった 等)
詳しい説明がされている
YouTube動画をみつけましたので、そちらを参照して戴ければ 便利さが判ると思います。
尚、残念に感じた点もありました(なかなか100%満足するものは みつからないですね・・・)。
メーター内の 速度計と回転計の間ですが、地図を表示しない場合は
(以前よりも表示できる内容はかなり減り・・・)
↑この様に 走行データを表示するか、この部分に何も表示しない(
真っ黒のまま!) しかないそうです・・・。
まあ、私は常に地図を表示するので良いですが、ちょっと寂しいですね。
また、アラウンドビューモニター(VOLVOの正式名称は解りません)も
上から見た画像 と バック時などに便利な後方の画像 は 同時には表示出来ません。
(しかも 大きなモニターなのに表示範囲が小さい・・・)
モニターをタッチして 表示箇所を選択する必要があります・・・。
現愛車で 2画面同時表示に慣れている身としては ちょっと不便に感じました。
さて、
V60が 候補の上位に来ない理由
① EV走行可能距離が短く、エンジン走行時の燃費も良くない ・・・
欧州仕様ではバッテリー容量UP、EV走行距離UPしたが と言う件については
日本仕様も変更(改善)されることは決まっている そうです。
(時期は明言できないそうですが)
これは嬉しいニュースですね。
EV走行距離がUPすれば、エンジン走行時の燃費が変わらないとしても、おのずと(私の使い方では)総合燃費もかなり向上させられるので。
V60 についても、いずれは (FL時に?)
Androidベースのシステムを搭載し、EV走行距離もUP されるそうです!!
更に
② 非PHEV車には装備のある フォグランプ・CDプレーヤー・Qi 等が PHEV車には装備され無い についても
フォグランプ は相変わらず 装備されない様ですが
Qi は 既に
PHEV車にも装備されている そうです。
CDプレーヤー については 逆に 1年ほど前から
全車非装備 になっているそう。VW車もそうですし、これは業界全体の流れの様ですので、仕方が無いですね。
という事で、
VOLVO V60 が FLをした際は 次期愛車候補としての順位は かなり上がりそうです‼(笑)
現愛車
GTEの2回目の車検を取ったばかりですので、それまで待つのも 問題はないですし。
そうそう、ウチの家内の数少ないクルマに対する要望である
「明るい(=白系)の内装」 があるのは
VOLVO の大きなメリットですね。
PHEV車でも シートヒーター・ステアリングヒーターの他、
シートベンチレーションも標準装備というのも嬉しいです。
(
VOLVO のベンチレーション って、他メーカーと異なり
『吸い込み式』なんだそうです。知ってました?)
また、マッサージ機能(運手席・助手席共)も、VW車とは雲泥の差でした。
ホントのマッサージチェアに座っている様な感じ でした(大袈裟ではありません!)。
ああ、
TV表示だけは どうやっても無理 だそうです。
Androidベースのシステムを搭載後も、YouTube等の動画も観る事は無理。
VOLVOは 安全を重視しているので、
「走行中に動画を観るようにはさせない」そうです・・・。
最後に、
V60 の他に
XC60 も少し検討しましたが(乗り降りはし易くて良いのですが)
車重が重い(=同じPHEVシステムでも
EV走行可能距離がどうしても短くなる)事に加え
2列目を倒しても ラゲージの長さが足りず、
車中泊が出来そうにないので・・・
↑フロントシートバックから
170㎝しかありません。
V60 の方は (現行モデルの中古車で測定)
190㎝近くあるので(メジャーが少し曲がってる!?) 何とかOKでしょう。
やはり我が家は SUVより ステーションワゴン が良いですね。
夕方に訪問した為、試乗は出来なかったのですが、来週
XC60 T-8(PHEV車)の試乗を予約しましたので、試乗をしましたら また御報告させて戴きます。
以上、
VOLVO Google搭載 でした。
追記
昨今の半導体不足により、当面の間、VOLVO全車種で
リアゲートの自動化機能 が省略されるそうです。(既に日本に到着しているクルマに限り まだ省略されていませんが、今後購入する顧客にはその旨を説明しているとの事)
半導体不足が納まれば復活するそうですが、いつ頃になるのかは不明だそう。
また、その機能が省略されたクルマは、
後付けでも 機能を復活させることは出来ないそうです。
そういう意味でも、今は 購入を待った方が良さそうですね。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2021/11/27 14:23:39