
自分の周りには可哀想な「不遇のモノ」がいっぱい
・ フランス車なのにフランスを走れなかった愛車
・ 巷で神レンズと讃えられるほどの描写力を持つのに
その実力出せるか分からない20mmF1.7
(あっ、これはまだ手元にないか?)
ということで、今回のお題もそれに該当する妻の職場での音源のお話です。
専業主婦の職場?
キッチンです。大体5~6時間は詰めているようです。
もちろん、ながら仕事も出来ると言うことでキッチン対面カウンターには、7インチフルセグテレビ、ラジオと、音楽鑑賞用のポータブルCD(DVD)が設置されていたが、最近ポータブルCDの調子が悪いらしく代替の検討をしていた。
何でも良いからとっとと好きなものを買ってやったらと思われるかもしれないが、一筋縄ではいけない妻の拘りがある。
結構頑固である!
1. メモリータイプのポータブルオーディオプレーヤー にしたい。
(iPod nano など想定?)
2. 基本キッチンで使用、たまの機会に持ち出し。
ということで、スピーカー必要。
3. 基本据え置き使用とはいえ大きいものは不可、コンパクトなもの。
4. 電源コードやスピーカー配線などごちゃごちゃしたものは駄目!
そして、電池交換や余分な作業が増えるのも駄目!
Simple is best ( Simple is the best ? )
5. 曲の入れ替えなど登録・削除を自分でやりたい。
(管理ソフトが分かりやすく簡単なもの)
現在の基本選択としては iPod系 になると思うが、管理ソフトの iTunes が厄介である。
家にあるまともなPCは1台なので共有しなければならないが、既に自分のiPod nano用に使用している。 同一ユーザーで複数の iPod を別管理するのは iTunes では難しいらしい。
PCに新しいユーザーを追加すれば問題ないようだが、別の問題でそれはしたくない。
更に、5. を考えると iTunes も使いやすいソフトとは思えない。
ということで、iPod は選択肢から外すしかなかった。
しかし、iPod を外すと選択対象が無くなると言ってよいほど一気に少なくなる。
そして、スピーカーの問題、イヤホーン端子に差し込む簡易スピーカーがもっとも簡単だがアンプが無いので音量が小さい。
アンプ機能を付けると電力が必要なので、電源コードが必要だったり電池の交換が必要となる。
ということで、電源は必要だがオプションやサードパーティーが用意した充電兼用ドック型のスピーカーがターゲットになるがほとんどが音を追求するためある程度のサイズは必要らしく 3.に該当するコンパクトなものは見つからない。
そんな中、やっとたどり着いたのが、カセット時代には愛用していたがその後ご無沙汰していたWALKMAN!
「iPod の音に満足できない一部の拘りを持つ人々には継続して支持を得ているがiPod にシェアを奪われて久しい」という位の認識しかなかったが、要望にピッタリの良い製品が出ていた。
それが、WALKMAN Eシリーズの最新モデル 『NW-E062K』
iPod でいうところの shuffle 辺りに該当する音楽のみに対応したシンプル・コンパクトを優先した下位モデル。 容量は2GB(063:4GB)と少ないが妻用なら問題なし、型番末尾についているKはスピーカー付属モデルを示している。
音に拘り WALKMAN を選択する方々からは「ショボイ音で折角のWALKMANの高音質が・・・」と不評のスピーカーだが、自分や妻辺りでは問題無く期待した音量も確保できている。
(前モデルE052Kはスピーカーが底部分に有り音がこもってもっと悪かったらしい)
そして一番良かったのが、このスピーカー通常はACアダプターをつないでスピーカー兼充電器として使用するが、ACアダプターを外した場合でも WALKMAN の内蔵充電池でスピーカーとして稼動するので好きな場所に手軽に持ち運んで音楽を楽しめるので結果 4.を満たすことが出来る。
本体サイズも小さかったがスピーカーに付けても十分コンパクト。
妻の携帯電話との比較写真がこちらです。
と、満足、満足の内容となりましたが、
いつもの通り文章が長すぎて初めに書いた「不遇のモノ」のオチを忘れるところでした。
NW-E062 折角のコンパクトサイズにもかかわらず、タイトルにあるように「walk しない WALKMAN」になりそう!
結果、折角本モデルから上位機種と同様に周囲の騒音をカットする「デジタルノイズキャンセリング機能」が付いたのに有効になるのは付属のヘッドホンを使っているときのみだから、キッチンで聞いている限りは効果なし。
果たしてその実力(機能)を全て出し切れる時は来るのでしょうか?
しかしこれで妻も十分満足できたモノが購入できたので、自分の物を買ったという認識を持たすことは成功したようだ!
カタログもわざと目に付くように開いておくという小細工もして「レンズ買うの?」と言う言葉も引き出しているので、不遇なモノの例として2番目に書いたモノが来週届いてもあまり小言は無いだろう。
「自分の小遣いから出すんだから良いだろう! 文句言うな!」
と言う気持ちは強いが、平穏が第一である。
※ 何だ、結局そこにオチか? と言わないように!
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Posted at
2012/08/11 08:21:16