昨年4月、
出雲の国から来たC&Cの出で立ちは、
純正オプションの18インチアルミに
スタッドレスタイヤ だった。
契約時点でその状況は把握していたので、現車が輸送されて来る前にネットやカー用品店で普通タイヤの物色を始めていた。
しかし、直ぐに厄介だと感じた。
こちらが、IS250Cの主要装備とオプション一覧表である。
オプションの18インチタイヤのサイズは、
(F) 225/40R18
(R) 255/40R18
であった。
ちなみに、現行IS 30系の同種車では、
(F) 225/40R18
(R) 255/35R18
と、前輪サイズは同じだが、20系の前後異サイズだけでなく、前後異扁平率に変更されている・・・・・
より幅広のタイヤだと、265/35R19 の設定もあって・・・・・
参考だが、LC コンパーチブルは (F) 245/40R21 (R) 275/35R21、
又、最上級SUV LXになると、車種用途に合わせて扁平率こそ50%だが、
前後同サイズの 285/50R20 とか 275/50R21 の巨大タイヤが装着されている。
ということで、現行ではレクサス新車装着タイヤに255/40R18は使われてないようだ。
当然、トヨタで販売されている兄弟車も同様だ。
トヨタ(レクサス含む)のタイヤメーカーに対する影響力の度合いは未知だが、
各メーカーの有名どころ銘柄に同サイズの設定が無いものが多いく、意外と選択肢は狭いようだ!?
さて、1年前に行ったタイヤ検討時の参考画像は残っていない。
仕方が無いので、現状データで同じことを復元してみる。
当然だが、価格や該当銘柄も代わっているはずだ。あくまでも参考復元だ・・・・・
条件は、当然だが異サイズでも同一銘柄タイヤ。
C&Cでサーキット走行や限界走行を目指していないので、高性能スポーツタイヤは不要。
オープンにすることも考えれば、一般の車両より静粛性を優先したほうが良いかもしれない。
先ず、価格ドットコムで、
タイヤ幅; 255㎜
偏平率 : 40%
ホイール: 18インチ
で詮索すると、85銘柄が該当する。
対象が少ないとぼやいた割には多いと思われるが、アジアンタイヤや昨今主流のSUV用が多数含まれている、ここでは排除することなく次に進みます。
続いて、
車種タイプ: セダン・クーペ
を検索に加えると、12銘柄に絞られた。
セダン・クーペを選択肢にしたのは、他に該当するものが無いように思われたからだ!?
確か、検出数は1年前もこんなものだった。
更に、今年4月以降の値上げ前なので、もう少し安価だったような気もするが・・・・・
それでも、高くとも1本4万円に収まっている。
225サイズのフロントタイヤは若干安価だろうから、
4輪全ての交換に作業工賃と廃棄代を加えても、最大16~17万円と目論んだ。
その上で、地元の自動後退に出掛けた。
尚、ここから先の見積書は残してあった1年前のものだ。
現在、この価格では無理かもしれない。
値引きを狙って、敢えて低めの 「15万円前後で!?」 と打診してみた。
しかし、帰ってきた返答は、
「この仕様タイヤの場合だと、20万円以上じゃないと難しいですかね?」
と、・・・・・・
「コンフォートタイヤでも?」
とかの追加交渉で、唯一20万円以下として出てきたのが、
「ダンロップ ルマン 5 (LE MANS V)」であった。
タイヤ本体は 201,520円 を 141,064円 迄値引きされているので先程の想定に収まっている。
空気圧センサーが付いているのでゴムバルブの交換は出来ないし、その他想定に無いチッソ充填も除くと、廃棄・作業料を加えた総額でも15万円ほどに収まり、低めで提示した金額内に・・・・・
しかし、先程の12銘柄リストを見直して欲しい!?
LE MANS V は、最安値のコンチネンタルタイヤに続く2番目に安価なタイヤである。
23,480円の最安価格は送料別店舗のものなので、送料を加える必要はあるが100,000円ほどに収まるはずのタイヤである。
別途、近場で持ち込みタイヤ&直配送受付可能な作業店を見つける必要はあるが、見つかれば総額110,000で収まるかもしれない?
2万円程度までなら手続きの煩雑さと大手量販店の安心代として納得しようかとも思ったが、倍ともなると簡単に依頼できない・・・・・
更に、コンフォートタイヤというのも初で、進んで良いものか悩むところだ・・・・・
念のため、黄色い帽子にも訪ねてみた。
今度は LE MANS V を指定、併せて、20万円以下のお勧めを依頼し見積もりを貰った。
残念ながら、LE MANS V は期待した流れには反して3万円ほどのアップになった。
アドバン デジベル(ADVAN dB)は、ヨコハマタイヤのプレミアムコンフォートということだ。
コンフォートタイヤ自体も馴染みが無いのに、プレミアムコンフォートとは?????
分からないながらも調べてみて、「コンフォートタイヤとは低燃費タイヤのことらしい!?」と思った。
(後述するが、間違ってはいないが不十分?)
プレミアムコンフォートは、コンフォートタイヤよりも更に乗り心地、静粛性に重点を置いたものらしい。
当然、その目的達成のためタイヤゴムは柔らかく、消耗も激しいらしい。
まぁ、消耗は走行距離が少ない自分にとっては大したデメリットにはならないが、柔らかすぎるタイヤというのも・・・・・
極論を言えば、純正アルミについているスタッドレスタイヤで夏走っていても変わらないような・・・・・(笑)
ちなみに、LE MANS Vは、前のモデルLE MANS 4の低燃費性は維持したまま乗り心地と静粛性を大幅に高めものでプレミアムが付かないものの近いものらしい。
ADVAN dBは先程の12銘柄リストの中には入っていないが、LE MANS Vと同じダンロップのプレミアムコンフォートでリストにも入っているVEURO VE304 に相当するタイヤのようで、どちらもLE MANS V との価格差は1本当たり1万円位だ?
過去経験の無いコンフォートタイヤを受け入れられるかが第一分岐点、
受け入れたとして、プレミアムコンフォートが求めた「乗り心地と静粛性の差」に4万円の価値観を感じられるかどうかが第二分岐点ですかね?
鈍感な自分では、同じ車両で乗り比べない限りは違いを認識出来無いかもしれないので、コンフォートタイヤで十分かも知れませんが・・・・・(笑)
コンフォートタイヤが受け入れられなければ、定番と言って良いミシュランの「PILOT SPORT」シリーズに進むべきでしょうかね?
尚、ファルケンについては全く知らないので調べてみると、該当銘柄はプレミアムタイヤ・フラッグシップタイヤの表示が・・・・・
しかし、価格は2万円以下・・・・・
低価格でも高性能なら全く問題ないというか、望んで求めたいものになるのですが、知らないだけに手は出しにくいですかね?
GSハイブリットにも採用されているようですから、信頼が無い訳では無いようですが・・・・・
悩んでいる間に、車両が到着し、販売店から連絡が・・・・・
「車両に取り付けられているのは先に連絡した通り純正アルミにスタッドレスタイヤでしたが、
別に、車外アルミに普通(夏)タイヤの4本セットが付属していました。
溝は6 mm程残っているので、暫くはこちらのタイヤで走ることが可能です。
お望みなら、こちらの普通タイヤに履き替えて納車させていただきます。
もちろん、外したスタッドレスタイヤの方もお渡しします。
但し、普通タイヤの方は純正サイズではなく、前後ともフロントサイズの 225/40R18 になっています。」
到着したとはいえ、整備や手続きが残っていますから納車はまだ先ですが、確認しに出掛けてみました。
何と、付いていたタイヤは LE MANS V でした。
ラッキーでしたね!?
目先の出費が抑えられただけでなく、経験の無かったコンフォートタイヤを履いての実用的長期間自車試乗が出来るのですから・・・・・
まぁ、それでも1年3か月後の車検前には、何を履くにしても純正アルミに交換しようとは考えていました。
指定サイズとは異なるタイヤ、しかも、プアな方に履き替えていても大丈夫か?
しかも、後輪駆動車の後輪を・・・・・
レクサスは全てのFR車に前後異サイズタイヤを装着している、何か理由があるはずだ!?
などの答えの分からない不安があったからだ!?
更には、C&C は素のまま弄らないと言いつつもちょっと目立つ車外アルミを履いて過ごしていた訳で、発言と実態とのギャップに自分自身はずっと違和感(罪悪感?)を持っていた。
まぁ、人は何とも思っていないだろうが・・・・・
そして、何より、リアタイヤ周りの見た目が寂しかった!?
これまた、他人は何とも感じていなかっただろうが、(笑)
純正サイズよりも30mmも薄いタイヤである。
純正サイズでさえ30mm以上のスペーサーをかまさないとツライチにはならないようで、その凹み具合は寂しいを通り越して貧弱さが際立っているというか・・・・
まぁ、真横から見たり、走っているのを見るだけではそう感じるものでは無いので、自意識過剰と言われればその通りなのですが・・・・・
加えて、最大の不安点はタイヤの信頼性だ。
確かに、タイヤの走行距離自体は少ないと思われる。
スタッドレスタイヤとの併用だったし、フルの走行距離自体が36,000㎞と少ないので、交換後の走行を推測すると36,000㎞の1/3とか1/4とかの10,000㎞前後の数字が出てくる。
裏付けするようにタイヤ溝は6 mm以上残っている。
新品タイヤの溝は8㎜程の深さと聞いているし、一般的には5.000㎞で1mm減ると言われているようなので、こちらの推測でも10,000㎞が出てくるので一致している。
加えて、大きなひび割れ等の状態も見られない。
しかし、製造表示を見ると、既に5年ほど経っているので交換の検討時期に来ている。
何より、冬場は外していたことから、その保管状況によっては付けっ放しよりもダメージを受けている可能性もある。
使用状態や保管状態が分からないタイヤはやはり不安です。
冬場スタッドレスタイヤが必要な場所だったろうから、関東よりも環境は厳しいだろうし・・・・・
命を預ける重要な部品ですから、余裕を持った対応が必要かと!?
そうは思いつつ、何も変わらないままあっという間に1年強が過ぎた。
結局、5,000㎞強走行した。
もちろん、限界まで攻めるような走りはしませんでした。
しかし、流れに乗るようなスムーズな走りの延長で、羽目を外すことも多々ありました。(笑)
そんな状況でも、タイヤに不安・不満を持つようなことはほぼありませんでした。
心配しましたが、コンフォートタイヤでも全く問題は無いという結論に達しました。
まぁ、妥当な判断ですかね!?
知らない間に、タイヤの種類分けが自分の認識とはズレていたようです。
現在は、タイヤラベリング制度の等級制度を満たした「省燃費タイヤ」と「その他」に分けられているようです。
先程、コンフォートタイヤ=低燃費タイヤ と想定したと言いましたが、それは間違いではないが正解でも無かったようです。
低燃費タイヤの中に、ベーシックな「スタンダードエコタイヤ」、静粛性を追求した「コンフォートタイヤ」、更なる静粛性と乗り心地を追求した「プレミアムコンフォートタイヤ」の区分けがあった様です。
等級制度は、
転がり抵抗性能 (低燃費) [AAA、AA、A、B、Cの5段階]
ウエットグリップ性能 (安全性)[ a、b、c、dの4段階]
の2項目から判定されます。
低燃費タイヤに認定されるのは、転がり抵抗性能 (低燃費)がA以上で、ウエットグリップ性能 (安全性)がa~dということのようです。
普通に考えれば、AAA – a が良いのは分かりますが、転がり抵抗と制動性は相反するものなので到達は難しいようですね!?
ちなみに、LE MANS VはAA – b 、VEURO VE304とADVAN dBはA – a でした。
もちろん、低燃費性能を求めない(充たさない)タイヤもあります。
それらは「その他」に分類され、サーキット走行も可能な「スポーツタイヤ」や、ハイパワーセダン向けの「プレミアムスポーツタイヤ」などです。
ということで、一般人が普通からちょっと気持ちよく走るぐらいなら、低燃費タイヤで十分ですかね!?
LE MANS V でも、クローズ時は普通に会話ができる静粛性を得られるし、オープン時はこんなものだと納得できるレベルに収まっているし・・・・・
何より、暗示や評判に弱い自分は、
「LE MANS Vはコンフォートとはいえ、タイヤ自体としての評価は高い!?」
と、ネット情報で既に洗脳されてしまっていたし・・・・・(笑)
車検前に交換する予定だったが、伸ばして車検後10日で実施した。(7/14)
洗脳に従って LE MANS V に決定しました。
(F) ダンロップ LE MANS V LM5 225/40R18 92W XL
(R) ダンロップ LE MANS V LM5 255/40R18 99W XL
ちなみに、後に分かったことですが、
ダンロップ LE MANS Vのタイヤ自体のライバル関係に当たるのは、
ブリヂストンのプレイズ
ヨコハマのブルーアースAやアドバン・フレバ
トーヨータイヤ プロクセスC1S
辺りになるそうです。
全てが同じ土俵のコンフォートタイヤということでも無いようですが・・・・・
しかし、これが早く分かっていたら、コンフォートという言葉に惑わされることも無かったのだが!?
前々車のシトロエンでは、色々迷った末にプレイズを選んだのだから・・・・・
ただ、「だったら、今回もプレイズで!」 とは成らなかった。
いや、成れなかったのだ!?
プレイズには、該当する 225 255のどちらのサイズも無かったのだ。
( /40R18表示略 以下同様 )
同様に、ブルーアースAは 225が無く 255は有り
アドバン・フレバは 両サイズとも有るが、ハンドリングを主にしたスポーツ系タイヤ
トーヨータイヤ プロクセスC1Sは 225は有るが 255は無く、低燃費タイヤでもない
となりました。
当然、前後同一銘柄タイヤが必要ですから、LE MANS V以外の選択肢はアドバン・フレバのみで二者択一となります。
違うサイズであれば違った結果がでたかも知れませが、C&Cのタイヤサイズを加味した途端、
メーカーや銘柄の好き嫌いだけでは進めない現実がありました。
結果は妥当だったというか、他の選択肢が無かったうえでの決定だったとも言えます。
それでも、タイヤが決まれば、後は楽勝だと考えていました。
車検時、純正アルミに履き替えているので、タイヤ交換を依頼すれば良いのですから。
結局、カー用品店での購入は止めました。
まぁ、この判断がややこしくした要因なのですが・・・・・(笑)
ネットで発注し、持ち込み可の作業店にタイヤを直送して貰うことにしました。
差額に眼が眩んで、費用をケチったわけです!?(笑)
浮かした分を、ナビの更新と布チェーン(AUTOSOCK)の購入に回すつもりで・・・・・
18インチはタイヤチェーン使用不可とのことなので、スタッドレスタイヤを廃棄した自分には布チェーンの選択肢しかなく・・・・・
しかし、思惑と異なって、作業店選定に結構な手間が掛かりました。
作業店自体は近場や市内でもあるのだが、受け付けてもらえない所ばかりでした。
全国展開やガソリンスタンド系に多かったのですが、不可指定の項目を持っている店が結構あって・・・・・
・ 低扁平率タイヤ不可 or 割高
・ 空気圧センサー付き不可
・ 中には今時18インチ以上不可とか
( 19・20インチとかなら理解できるが・・・・)
・
と、制約を付けているところばかりで・・・・・
三重苦でした!?(笑)
結局、都内の葛飾区まで出向きました。
遠方になったことで、補充の為に通うことは無理とチッソ充填も止めた。
空気圧センサーが付いているので、ゴムバルブの交換もなし。
結果、シンプルに
工賃と廃棄代 8,360円
タイヤ代(送料無料) 91,906円
合計 100,266円
タイヤの内訳としては (F) 225/40R18 21,753円 (R) 255/40R18 24,200円
で、収まりました。
折角なら、あと266円減らしたかったが・・・・・(笑)
※ 8/6 追記
カード支払い分が459ポイント貯まった。早速Amazonギフトに振り替えた。
結果、換算だが6桁を割り込み、99,807円に納まった。(嬉)
さて、交換後でも印象は大きく変わらないだろう。
まぁ、1年強も使用してきた信頼の証ともいえるでしょう。
と思っていたら、大違いでした!?
親切なお店で、教えて頂いたことがあります。
聞かなかったら・・・・・・・・
問題は、タイヤ製品名の最後に表示されている「XL」の文字です。
タイヤにも表示されている。 小さな文字だが‥‥
もし付いていたとして、皆さん気にします?
エクストラロードの略だそうで、通常のタイヤよりもタイヤ内部の構造を強くすることで高い空気圧に耐えられるタイヤのことだそうです。
従来タイヤが260 kPaまでとすると、エクストラロードタイヤは290 kPaまでになるそうです。
しかし、逆に従来タイヤの指定空気圧のままだと、従来維持できていた負荷能力(kg)に満たない場合も出てくるらしい。
その回避のため、負荷能力(kg)が同等以上になるまで空気圧を上げる必要があるそうです。
具体的には、従来タイヤの負荷能力(kg)以上になるように、そのタイヤ(XL)の空気圧と負荷能力(kg)関連表で負荷能力(kg)を指定し必要空気圧を求めるのだが、大雑把に言えば、1~2割高くすれば良いらしい。
空気圧自体は、以下の設定が悪いのであって、以上であれば限度の290 kPaでも上げてもタイヤは問題ない様に出来ている。ただし乗り心地や他のデメリットが出てくるから、やはりそこそこが重要ですかね!?
エクストラロードタイヤで従来タイヤの指定空気圧のままいることは、エクストラロードタイヤの能力を発揮できないだけでなく、危険という場合もあるそうだ。
自分は、それを1年以上・・・・・・
しかも、指定サイズを落とすというダブルのまま・・・・・
新たな空気圧を求めるために必要なものが、同じくタイヤに表示されているロードインデックス(LI)と呼ばれる2桁の数字と、その車に指定されている空気圧です。
先ず、スタンダードタイヤ用の[乗用車用タイヤ空気圧~負荷能力対応表]で、ロードインデックス(LI)と指定空気圧の交わるところに表示されている負荷能力(kg)数値を求める。
続いて、エクストラロード用の[乗用車用タイヤ空気圧~負荷能力対応表]で、新たなロードインデックス(LI)欄で、先程算出した負荷能力(kg)数値を越ええる空気圧を求める。
C&Cの前輪タイヤを例にすると、
純正はスタンダードタイプで、ロードインデックスは88、指定空気圧は240 kPaであり、そこから算出される負荷能力は560kgである。
LE MANS Vのロードインデックスは92であるので、その対応表を見ると、
純正指定の240 kPaでは、負荷能力は540kgにしかならなく、不足しているので不可。
250 kPaで560kgなのでやっと同等、アップするなら260 kPaで575kg、270 kPa(12.5%UP)で595kg辺りが妥当ですかね!? 最高値の290 kPa(20.8%UP)の630kgはやり過ぎでしょうね?
知らない自分は、1年3ヶ月間、車指定の空気圧に合わせてきたので、
「空気圧は、どうしますか?」
と、聞かれたので、
「車(純正)の指定通り、前輪240kPa、後輪260kPa でお願いします」
と答えたところ、
先の説明をされ、前後輪270kPaに設定することになった。
これで弾むと感じるようなら、少しずつ下げてくださいとのことだった!?
もし、店側が間違っているとは分かっていても、指定だからと純正指定にしていたら・・・・・
交渉なしで、店側が黙って270kPaにしていたら、次の空気圧チェック時、知らない自分は「高すぎる!」と下げていただろうし・・・・・
オープンで、親切なお店で、本当に助かった!?
ということで、新たな空気圧と負荷能力の設定は、こちらになりました。
(F) 225/40R18 240kPa → 270kPa 560kg → 595kg (最大値 630kg)
(R) 255/40R18 260kPa → 270kPa 690kg → 730kg (最大値 775kg)
自宅に戻って、詳しく調べてみた。
結果的に何も起こらなかったから言えることだが、以前の状態は非常に危険な状況だったようです。
純正タイヤで必要とされていた負荷能力が 前輪560kg、後輪 690Kgに対して、
エクストラロードタイプの前後輪同一ロードインデックス92のタイヤで、前輪240kPa、後輪260kPaの空気圧設定では負荷能力は 前輪540kg、後輪 595Kg にしかならなかったわけで、前輪 -20kg 後輪に至っては-95kgとなっていて・・・・・・・
本当に、怖い状態だったようです。
それでも、1,730kgの車重+最大4人乗車で270kg(約65kg/人)として、合計2,000kg
普通に走って4輪均等に負荷がかかっていた時の最低限界値の500kgはかろうじて確保していたようですが、一輪に過剰な負荷がかかるような走りをしていたらどうなっていたか分からない状況でした。
つくづく過激な横Gやスラローム走行などしなくて良かったと思います。(笑)
こうして思い起こすと、高速とかではなく、交差点とかで鋭角気味に曲がる時の明らかに前輪の片方に加重が掛かった思われる時、ほんの一瞬腰砕けというかタイヤがよれたような感じを受けたのはこれが理由だったのかも知れません・・・・・
まぁ、これからは多少無理しても大丈夫なようで、安心できましたが・・・・・(笑)
ということ、従来の延長ではなく、新たなというか、真のお付き合いが始まります。
多分、今まで以上に良い・・・・・
さて最後は、報告です。
ネット購入での心配事は、到着したタイヤの製造年月日でしょうか?
考えすぎれば、詐欺とか、模造品とかまで心配が広がっちゃいますが・・・・・
実在庫を持っているところだと、古いものが届いたりしないかと心配事が増えますが、
今回発注した店は無在庫店舗で、注文が入った製品をメーカーに発注し、製品を届け先に直送してもらう中継ぎ業者のようです。
メーカーからならば先入れ先出し出荷が大前提なので、普通の場合心配はありません。
しかし、今回は異サイズ2本ずつなので心配事は残ります。
サイズごとにどのくらい違うか?
多分、需要が違うと生産の回数、頻度も違うと思います。
売れるサイズは毎月、毎週のように作っているかもしれませんが、出ないサイズは効率を加味して半年とか一年に一回とかの製造になると思います。
心配するのは、それが2年に一回とかになっていなければ良いがということです・・・・・
前輪用の225/40R18は、全く心配していません。
心配は、後輪用の255/40R18です!?
残念ながら、予測が当たってしまいました。
前後で、半年以上も違いました。
確認すると、
(F) 225/40R18 の表示は 2522 ということで、 2022年の25週目 ( 6/12~18)
(R) 255/40R18 の表示は 4721 ということで、 2021年の47週目 (11/15~21)
汎用サイズの225/40R18 は、1か月前の出来立てほやほやでしたが、
希少サイズの255/40R18の方は、8ヶ月前のものですね。
まぁ、1年以内は許容範囲内と思っていましたから、良しとしますが?
適正な保管方法で3年以内ならフレッシュタイヤと性能に差はないそうですから・・・・
当然、メーカーなら適正な保管をしているでしょうから!?
ちなみに、海外生産品かと思っていましたが、日本製でした。