「アレ」
じゃなく、
「本丸」
「ジャンプ」
と、示して正体を隠してきたのは、
メインPC HP Pavilion 24-x015jp のWindows 11 移行でした!?
しかし、
こちらの冒頭でたっぷり愚痴った通り、HP Pavilion 24-x015jp はWindows 10からWindows 11への無償アップグレードの対象にはなっていないPCでした。
その為、2025年10月14日(最終サポート期限)迄という明確な余命宣告を受けていました!?
Microsoftが提示しているWindows 11へアップグレードできる必要システム要件がこちら
もう少し、説明を加えたものがこちらとなる。
最後のネット環境などは、更新データのダウンロードが実務として必要だからだろう。
そして、TMP2.0を筆頭にその他項目は、安全で正しく運用するためのシステム要件として欠かせないということも理解できる。
実害はそれほどなく建前であったとしても・・・・・
しかし、CPUの選定にはMicrosoftの手抜き感を拭えない。
7世代アウト、8世代セーフ と単純に区分けた・・・・・
もちろん、企業人、企業側の対応としては当然だと理解もできる。
一つ一つ検証するのは非効率だし、コストも掛かるし・・・・・
例え、何処で区切りをつけても不満が出ないなんてことが無いことも・・・・・
しかし、ギリギリで外された側の気持ちは複雑だ!?
特に能力的に問題が無いと思われる場合は尚更・・・・・
HP Pavilion 24-x015jp の判定は、ご覧の様にCPUの不対応のみであった。
さて、Microsoftの思惑通りWindows10からWindows11への移行は進んでいないようだ。
一方的な切り捨てに、反発も多いのだろう。
ここで強く出てWindows離れを招くのも避けたいのだろう。
当初は未対応PCに無理やりWindows 11を導入したら、デスクトップに
「システム要件を満たしていません。[設定]に移動して詳細を確認してください。」
と表示させていたのを、新しいバージョンでは止めたらしいし、
未対応PCへのWindows 11インストールは禁止とか不可という強い言葉を使わず、推奨しないに止めている。
かと思えば、未対応PCへのWindows 11インストールで以前は開いていたバックドアをしっかり閉じたりもしているらしい・・・・・
実際、バージョン22H2の正規対応PCなら、オーナーが望めば23H2にはWindows Updateで簡単に更新に進めるが、未対応PCだとそれが出来ないようにもなっているようだ。
対応が迷走?
飴と鞭対応?
それとも、メリハリを付けているだけ?
まぁ、いずれにしてもMicrosoftが本気に阻止する気になったら、更新が出来ないでは終わらず、最悪は起動すら出来なくなるかもしれない・・・・・
まぁ、その時には世界中に潜んでいるホワイトナイトが道を切り開いてくれることを期待したいが!?
さて、先程の未対応PCのバージョン22H2からの23H2へのUpdate、既に道が開いております。
ここで、ちょっと蛇足とは思いますが説明を加えます。
Windows OSは、10でも11でも年次ごとに大型(大規模)の改良が加えられています。
その年次改良のバージョンは、21H2、22H2、23H2と進んできました。
それとは別に、Windows 10からWindows 11へのバージョンアップもあります。
一見すると、マイナーチェンジとフルモデルチェンジの様に全く別物と感じられると思いますが、どちらもWindows Updateから行えることから推測できると思いますが、全く同じ方法で行っています。
ということで、先程
未対応PCのバージョン22H2からの23H2へのUpdateは既に道が開いている
と書いたということは、
未対応PCのWindows 10からWindows 11へのバージョンアップの道も開いている
ということになります!?
Windows10のサポートが切れ、HP Pavilion 24-x015jpが無用の長物になるまではまだ1年半以上残っていますが、このままではいずれゴミになることは確定しています。
ぎりぎりまでWindows10で使用しその後改めて対応を決めるのも一案ですが、現在開いているバックドアを利用して早めにWindows11に更新しておくことも有りかと・・・・・
ぎりぎりではドアが閉じられているかもしれませんし・・・・・
現状のままなら、今年の秋に予定されている24H2、Windows10のサポートが切れと同時に来る2025年秋の25H2バージョンにも対応は可能だし、それらが塞がれたとしても月々実施されているセキュリティ関連の更新は出来るわけで、サポート切れ後もWindows10のPC使用を続けるより、古いバージョンで機能は劣っていたとしてもセキュリティ更新がされているWindows11を使う方がよっぽど安心という結論になりました。
ということで、
全ては自己責任で、Windows11へバージョンアップすることにいたしました!?
もちろん、不測の事態には寿命を更に縮めてしまうことも覚悟して!?
もっとも、その際でも簡単にゴミにすることは無く、Chromebook化 や Linux化 を検討してジタバタ足掻くかもしれませんが・・・・・
それとも、暫く放置して、ホワイトナイトが現れるのを待つかもしれませんが・・・・・
さて、当初のWindows11化はクリーンインストールをターゲットに考えていましたが、ソフト系は何とかなるにしても、ドライバー類を全て揃えるのは厄介だと感じ、避けたい一心でバージョンアップへ舵を切ることにしました。
2021年10月5日がWindows11の発売開始日ということで、最初のバージョンは21H2ということになるので、現在の23H2まで2回の改良が行われています。
当然、Windows10からバージョンアップする時期によって、該当するWindows11の該当バージョンも変わる訳だが、21H2の時あった裏道が対策で22H2では通行止めになったりもしているようで・・・・・
発見されて進むことが出来た裏道も数が減ったり、新たな裏道が発見されたりしているようです。
事前に準備したのはそのうちの二つ、rufusというアプリとUSBメモリーを使う方法と、なにも使わないで行う手段の2パターンでしたが、今回は後者を実施することにしました。
詳細は独自で調べて頂くということで、簡単に触れると、
1. Windows11のダウンロードページから、日本語版Windows11のISOファイルを入手
2. ISOファイルの内容を適当な場所に保存
3. Sourcesフォルダー内にあるappraiserres.dllを開き、内容を全て削除し上書き保存
4. setup.exeファイルをクリックし、Windows11インストールを実行
5. 後は、指示に従い進める
6. 更新時間は非常に掛かるので、不安がらず気長に待つ
注1) appraiserres.dllは、先に触れたWindows11システム要件をチェックするファイル
注2) 以前は削除で済んだが、対策が入り存在しないと先に進まない仕様に変更
しかし、内容を削除したので実際には未チェックで進めることが可能
という作業を行うのですが、
試しに、この作業をせずに進んでみると、
プロセッサ(CPU)がサポートされていません
と、本来の正しい判定をされてしまい先に進めませんが、
先のおまじない作業を済ませて進めると、
インストールの同意確認に進みます。
【10:13 0分】
後は、5. 6.に注意しながらひたすら待てば、完了となります。
経過を示す画像、その撮影時間と上記同意確認からの経過時間と示してみますと
インストール開始
【10:28 15分】
5%完了
【10:29 16分】
56%完了
【10:46 33分】
90%完了
【11:32 79分】
100%完了付近
【11:40 87分】
更新プログラム97%構成中
【12:00 107分】
Windows11化完了確認
【12:54 161分】
2時間40分も掛かっています。
しかし、こんなものは大したことではありませんでした。
折角というか、念のためというか、その後回復ドライブを作ったのですが、
こちらは、3時間以上掛かっていますから・・・・・
まぁ、こちらはセットしたら放置で済みますが・・・・
dynabook G83/FP より 1.8GBもバックアップ量が多く時間も掛かったということは、長年の貯まりに貯まった残骸や設定・登録内容が増えていたということでしょうかね?
ということで、元のWindows10に戻すことが可能だった10日以内は遠の昔に過ぎていますから、もう戻れません!? (実行日は2/11なので既に1ヶ月以上も前で・・・・・)
あとはMicrosoftの対応次第ですが、この秋予定の24H2更新(従来計画ではWindows12だったかもしれないと言われている?)は遥かに古いCPUの新たな切り捨てが有るとか無いとか・・・・・
マイPCはそれには該当せず、24H2更新も可能のようなので(あくまでも噂レベルですが)、
Windows10のまま使っていられた寿命(2025/10/14)までは少なくとも使えそうなので、マイナス面は無いですかね?
しかし、これでWindows10PCは無くなってしまうので、事前に、HP Pavilion 24-x015jpで定期的にやってきた事、継続して出来ないと困る事は、 dynabook G83/FP のWindows11環境下でも問題なく実施できるかの検証に時間を掛けたので年末実施予定が2ヶ月も遅れてしまいましたが・・・・・
とは言え、こちらはあくまでも、さまざまなリスクを認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて実施した行いです。
Microsoftも禁止とはしていませんが「推奨はしない!?」としている行為であることから、気軽な気持ちでの実施、責任が負えない方の実施はお控えください。
折角なので、気分一新!?
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