今回はギャンブルの話
では、ありません。
いや、やっぱりギャンブルの話ですかね?!
無駄な投資なのか? そうではないのか?
麻雀をやらない人のためにちょっとご説明を入れます。
麻雀は「役」というモノを作って勝負するゲームです。
「役」にはランクがあり、その最上位の「役」を「役満(ヤクマン)」と言います。
通常綺麗な上がり手と思われる「メンタンピンツモドラ1」でも満貫と呼ばれ8,000点にしかなりませんが、「役満」の得点はその4倍の32,000点にもなります。
逆に言えば、「役満」は狙っても滅多に出せない「大役」と言うことになります。
(自分もゲーム機でしか出したことがありません・・・・・)
その「役満」には幾つかの種類があり、三元牌と呼ばれる「白(ハク)」「發(ハツ)」「中(チュン)」を各三枚ずつ揃えたモノが「大三元(ダイサンゲン)」です。(残りは3牌+2牌の組み合わせ自由)
白白白 發發發 中中中
さて、本題です。
カメラ道楽(?)と言うのか、レンズ沼にはまる者は麻雀好きが多いのか?
ニコンやキャノンの一眼レフレンズには
「大三元レンズ」と呼ばれるものがあります。
定番で値段は張る(揃えるのは難しい)が、揃えると「無敵・最強」というニュアンスが共通するのでしょうか・・・・
「
大三元レンズ」と呼ばれるレンズは、一般的に画質が良いと言われている単焦点レンズではなく、大口径の広角・標準・望遠ズームレンズ3本の組み合わせを言います。
通常のズームレンズは開放F値が「3.5~5.6」等と元々広角端でも大きいのに望遠端にした場合更に大きくなりますが、「
大三元レンズ」と呼ばれるモノは広角端でも望遠端でもF値が「2.8」通しのズームレンズです。(一般的にF値が小さい方が明るく高性能なレンズと言われています。)
なお、F値2.8だけでなく、定番と言われるそれぞれの焦点距離も重要な要素の様です。
使い勝手が良いレンズですが、反面、明るいレンズのため、レンズ径は大きく、重く、値段が高い高性能レンズになります。
ニコンの場合、これらのレンズになるようです。
広角 AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (28.6万円 1,000g)
標準 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED (27.3万円 900g)
望遠 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II (31.5万円 1,540g)
合計金額は約87.4万円で、合計重量は3,440gです。
(価格は税込定価。実勢価は約35%引きの57万位でしょうか・・・)
なるほど、謳い文句通り、重くて高価なレンズです!
いくらステータスレンズとはいえ、三本持って出掛けるのは無理そうですね?!
(とは言っても、各地で見かけるリタイア組の多くはバズーカのようなレンズを付けた大型カメラに大型三脚、そして更に大きなカメラバックを持って元気に闊歩しているので、もしかしたらあのバックの中には・・・)
ちなみに、F値4.0通しの「
小三元レンズ」と呼ばれる一段暗いレンズシリーズもあるようです。
重量が2/3、価格が1/2とリーズナブルですが、当然標準ズームよりは高性能高額なレンズです。
一般的にレンズ沼にはまる方々は、
キットレンズ → 一般ズーム → 竹単焦点 → 小三元ズーム → 大三元ズーム → 松単焦点 と推移するとの情報もあります。
さて、ニコン派の友人、広角と望遠はよく知りませんが、標準ズームはこの「大三元レンズ」を使用していたと思います。(もしかしたら同じ基準の昔のレンズかも?)
このレンズの焦点距離とF値が大変お気に入りと言うことで、ほんの一瞬所有していたPENTAX Q10購入要因も付属レンズが35mm換算で同じ基準だったためとか・・・・
但し、センサーサイズの小ささはどうしようもなく見切りを付けて直ぐに売却でしたが・・・・・
(現在も残っているのは、我が家にある購入者プレゼントの特性時計のみ・・・)
さてさて、愛用のカメラであるマイクロフォーサーズにも「大三元レンズ」が・・・・・
残念ながら
「大三元」は上がれないようです。
「發」と「中」はあるのですが、「白」がありません。
センサーサイズが小さいので焦点距離も1/2ですが、(35mm換算では2倍で同じに)
広角 LUMIX G VARIO 7- 14mm F4.0 (12.5万円 300g)
標準 LUMIX G X VARIO 12- 35mm F2.8 (12.5万円 305g)
望遠 LUMIX G X VARIO 35-100mm F2.8 (14.7万円 360g)
合計金額は約39.7万円で、合計重量は965gです。
(価格は税込定価。実勢価は約40%引きの24万位でしょうか・・・)
※ 実際の麻雀ではこちらが本来の小三元だと思いますが・・・・・
PENTAX Q10と同様センサーサイズの違いは如何しようもありませんので35mm版と同じ性能を期待する方が間違いです。
しかし同じマイクロフォーサーズ規格の中では明らかに明るい大口径高性能レンズの部類に属します。
“高”ということで価格も6桁10万円越えです!
もし購入すればカメラ本体も含めて一番高額になります。
もちろん今回の“もし”の対象は、
標準 LUMIX G X VARIO 12- 35mm F2.8 (12.5万円 305g) です。
※ 正式名称は、 LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S. H-HS12035 とこんなに長い・・・
簡単に踏ん切れるものではないですよね!
普段なら錯覚から「比べれば安い! 買おう!」と進むはずのこんな比較表を作っても・・・・
「画質から言えば、20mm/F1.7 や 45mm/F1.8 があり、マクロ用にも 45mm/F2.8 の単焦点レンズがあるのだから、ズーム代わりの“足ズーム”を使えばわざわざ追加する必要は無いか?」
「単焦点には及ばないものの明るいズームレンズの使い勝手は捨てられない?」
との、気持ちが入れ替わり出現します。
更には、
「どうせ同じお金を使うなら、時計の方が良いか?」
妻から珍しく、「消費税が上がる前に欲しい高級時計を買ったら! 変な(安い?)時計幾つも買うの止めて」とありがたいお言葉もあり・・・

(妻は高級時計って100万位するものと思っていたらしい。自分がいずれは手に入れたいと思っているムーンウォッチ
(オメガ スピードマスター プロフェッショナル 手巻 3570.50)が30万で手に入ると最近知ったようだ。)
さて、三つ巴が幸いして、物欲を何とか抑えてきました。
13日の金曜日までは・・・
やっぱり言い伝えは正しいんですね!
不幸な出来事が・・・
パナのカメラ本体は直ぐに安くなるのに、レンズは落ちません。
発売開始から1年半経過しましたが、実勢価格は最安でも75,000円、アマゾンを筆頭に一般的には82,000円前後です。
中古もカメラ店でAランク7万円強、ABランクで6万円台後半、ヤフオクでは6万円台前半という新品とあまり差の無い値段帯です。(新品と2割位差が無いと中古選択のメリットも無いので実質対象外)
当初自制心も振り払える金額として設定した7万を切るという設定価格も、第三日曜日に使用すれば請求時に10%引きとなる馴染みの購入先が入っているテナントビル専用クレジットを利用すれば余裕でクリアーできましたが、踏ん切れません。何か一押しが足りない・・・
13日の金曜日までは・・・・・
まぁ、日々の価格チェックのお蔭なんですが、(自画自賛?)
金曜日、購入先系列店が価格は変更無いまま、何故か下取り価格を8,000円に大幅アップ!
今月の第三日曜日は二日後の15日です。
両方の恩恵を受ければ・・・・
数か月止まっていた時計が急に動き出しました。
≪土曜日の時間が経つのが非常に遅く感じられました≫
心配した価格・下取り価格の再変更も無く日曜日、開店を待って無事に発注・支払手続きが終了、当初考えもしなかった65,000円という中古価格以下での購入が実現しました。
納期は一週間表示だが、木曜日か金曜日には到着するらしい。
どうせなら出かける土曜日に使いたいのだが、金曜日は宴会なので取りに行けない。
木曜日までに入庫連絡入らないかな?
と、新たな心配事が・・・・
(呑気な心配事なんですがね)
ところで、このクレジットカードのお得な仕組み(10%引き)を利用したのは何度目だろう?
カメラ関係だけでも3回は越えたはずだが・・・・・
普段は駅前なのに1日2回まで2時間の駐車が無料という恩恵を得てるし・・・・
このクレジットカードこそが
「大三元カード」なのかも知れない!
ラッキー! 12/17確認したら下取り価格が5,000円に下がっていた!