
レイアウトの変更ですが、一から考え直す技量はありません。
元々極狭サイズですからそんなに多彩なレイアウトが存在するわけでもありません。
しかし8年もの時差を置いての後出しチャレンジですから、同時進行ではけっして得られなかった参考とすべき情報(製作記や改造報告)がたくさんネット上に残っています。
それらの好いとこ取りをすることにしました。
ただ個々の方々が良いと思われたモノを更に寄せ集めることになりますから、逆に良い所を打ち消し合った改悪になっているかもしれません!?
実際、改良のメインはレール切替ポイントの追加になるのですが、
「ついつい切替ポイントを二つ置きたくなるのを一つに抑えた秀逸なレイアウト」
という当時の評価記事もありました・・・・・
まぁ、一つの評価と割り切り、自分の好みで進むことにしました!
改良と言っても基本パターンから使用する製品の変更や追加をするだけで、新たな技術が必要になるわけではありませんから壁は低いですね!?
参考にさせて頂いた方々へは無報告・無許諾でしたが、この場を借りてご報告とお詫びに替えさせて頂きます。
チャレンジ項目を総合的に考えると、元から電飾と音響が組み込まれている「少年時代」をベースにした方が壁は低いのでしょうね!?

しかし、神社の夏祭り風景をメインに据えていて関連ストラクチャーが所狭しと置かれ、更に鉄橋を組み込んでいるため河川周りにもスペースを割かれているので、切替ポイントを追加する余地が無くエンドレスレイアウトからの脱却は出来そうもありません。
昭和の方は元から一か所あるのに満足できず、さらに追加しようとしている訳ですから選択は出来ませんよね・・・
作成時はレールレイアウトの違いはさほど問題にはなりませんからどちらでも楽しい時間が過ごせそうですが、何倍も長い完成後の走行を楽しむ時間のことを考えるとエンドレスレイアウトだけではつまらないのは明白なので仕方が無いですね!?
又、走行だけに重点を置くならSL鉄道模型のターンテーブルと切替ポイントを電動化した方が楽しめそうですが、ジオラマのモチーフは“昭和”や“田舎”の様な懐かしさや哀愁があるモノが好みで、近代的なモノや海外風景モノには興味が少ないので外れました。
バリエーションを増やす意味で2台目・3台目なら良いのでしょうが・・・・・
(意味深?)
基本レールパタンがこちらです。
変更後がこちら!
下部中央に追加ポイントを設置、引き込み線には新たな駅を設置です。
ちなみに、ボツとなったプランには、当初ある引き込み線を更に分岐、駅構内を複線化し普通電車と貨物電車で切替運行するなども・・・・・
又、この切り替えポイントを追加し引き込み線を2か所にすることは、走行を楽しむ場合、非常に大きな違いとなってきます。
TOMIXレールポイントは、完全選択式という仕様です。
簡単に言うと、選んだ方だけに電力が流れ、選ばれなかった方には電力が流れず止まります。
車両1台で周回走行させたり引き込み線に入れて停車させるだけなら仕様は関係ありません。
車両2台を運行させる場合は、引き込み線に車両を入れ停車させた後ポイントを切り替えると電流は流れず動きません。
外周は電力が流れていますから、もう一つの引き込み線に停車中の車両側のポイントを切り替えればそちらの車両を走行させることが出来るようになります。
もう少し路線が長ければ同時走行の上、停車駅を交互に変更することもできますが、今回のサイズではちょっと短すぎますかね?
細かい前後進の切り替えを繰り返せば出来ないことも無いですが・・・・・
凝れば凝るほど複雑な運用が出来るようになりますが、現在自分が持っている脳細胞では精々2~3の同時運用が限度ですかね?
これ以上だとリラックスするつもりが逆にストレスを溜めて命を縮めることになりかねませんから・・・・・
さて、参考とさせて頂いたレイアウトに詳細な変更情報や説明はありませんでしたが、画像と基本レイアウトとの違いを推測し製品を特定しました。
加えて、独自の変更プラン、更には参考とした改良プランの再改良などを加味しレイアウトを決定。
そして、必要製品の発注に進みました。
発注製品はこれだけに収まらず、ストラクチャー・シーナリー、LEDなど多岐にわたります。
一か所で全て揃えば簡単ですし送料などの節約ができるのですが、そう簡単にはなりませんね!?
数カ所に分散発注となりました。
更に、進めるうちに新たな製品が必要となったりして同じ店に再発注したりして・・・・・
レール2本300円から始まり電動切替ポイント2,000円などそれぞれの単価は安いのですが、纏まるとあっという間に・・・・
ここだけの話ですが、既にレイアウト関連商品の総購入費用、定価換算で、
「昭和の鉄道模型をつくる」 2セット
「鉄道模型 少年時代」 1セット
「SL鉄道模型」 1セット と、
講談社シリーズ フルコンプ+α の状態で・・・・・
本当にここだけの内緒話ですよ!
「昭和の鉄道模型をつくる」を購入したパーツのみで、指定通り制作した場合はこちらになります。

確かに昭和30~40年代は今より空き地が多く、子供(自分)達の遊び場になっていましたが、
ただの草むらで再現するのはちょっと寂しいですよね?
自分の作成予想図はこちらです。
さらに、こちらの写真からでは分からない電飾や音響効果を付加しようとしているわけですから・・・・
「趣味の王様」と呼ばれるものは多々ありますが、その一つとして呼ばれる「鉄道模型」も確かに王様級の費用が掛かるのは間違いないようです・・・・・