
朝から雨です。
昨日じゃなく良かったですね!
最終日ですからお若い皆さんは槍が降ろうが出かけるのでしょうが・・・・
イベントが多かったので先送りにしていましたが、そろそろ手をつけないとそのまま放置になっちゃいそうです?
さて、レイアウト作成、唯一無二の機会にかもしれません!?
ただ指定通り作るだけでは勿体無いです!
数十年先送りしてきた楽しみの時間が、
「あっ!」という間に終わってしまうのも虚しいですよね!?
ということで、6個のチャレンジ目標を掲げ楽しみの時間を増やすことにしました。
・電動切替ポイントを追加し、レイルレイアウト変更。
・ストラクチャーの追加&変更。
・トンネルやスペース部分など、そのまま作らずプチ改良
・少年時代と同様に電飾と音響を追加。
・走行させるN化鉄道車両の追加、ライト&室内灯の点灯化。
・固定設置のバス車両等のライト点灯化。
二つが終了しましたので、今回はプチ改良によるグレードアップです。
数が多いので数回に分けますかね?
以前も書きましたが、「
昭和の鉄道模型をつくる」には多くの空き地が存在します。
確かに昭和30~40年代は今より空き地が多く、子供(自分)達の遊び場になっていましたが、
ただの草むらで再現するのはちょっと寂しいですよね?
しかし、草むらが基本ですから、それを表現するためのパウダーやターフ等は付属しますが、それ以外は自分で用意する必要があります。
そこで役立ったのが以前ヤフオクで落札してあったジオラマ作成用品でした。
手作りの樹木100本から始まり、塗料、ストラクチャー、ターフ、パウダー、バラスト、シール等様々な用品が入った段ボール単位の出品物で、購入したら二万円以上になりますが4,000円程度で落札したものです。
入手後はちまちまと使っていましたが、今回は大変役立ちました。
例を挙げますと、オリジナルの樹木はトンネル山に使用する8本しか付属しませんでした。
市街地や空き地に使うものなどは全くありません。
自分の場合、トンネル山だけで25本、それ以外で大小合わせて20本程度とふんだんに使っています。
ターフやパウダー、バラストは数種ありましたから、付属品に追加して色調変化も加えました。
その上で新たに購入した資材・用品が数諭吉・・・・・
一方で、コストを掛けずに爪楊枝や紙粘土を使った手作りにもチャレンジしています。
手を加えた個所は20カ所以上になりますが、管理に使おうとした○数字文字が⑳までしかない・・・ とりあえずそちらを表現したのがこちらです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
順番に紹介していくことにしますが、先ずは前提作業のこちらを紹介します。
「昭和の鉄道模型をつくる」が使用しているストラクチャは、トミーテックのジオコレシリーズです。
建物と道路部分がセットとなって街並みを構成していきます。
残念なことに、全て同じ時期の発売で無いため、建物の土台の色や形、舗装道路の色調が微妙に異なっています。
昭和における舗装道路の質が悪さと色調変化を差し引いたとしても、継ぎ接ぎだらけの舗装道路は気になります。
そして、先のご紹介通り駅横に横断道路を追加しましたが、当然部品はありませんからプラ板での自作です。(踏み切りは購入品ですが・・・)
継ぎ接ぎだらけが更に目立ちます。
灰色のプラカラーでも買ってきて塗りますかね?
しかし、必要はありませんでした。
先の購入段ボール箱にこんなモノが入っていました。
便利な専用品が有るんですね!
知らない世界はいっぱいあるものです。他の用途でも使えそうです。
では、順番に見て行きましょうかね?
①トンネル山
基本は平坦な山肌をターフとパウダーで表現し、山頂付近に8本の樹木を植えます。
改良は、
・紙粘土で山を嵩上げしました。

色違いの部分が嵩上げ部分です。
・樹木表現は、ターフではなく基本の約3倍、25本の樹木を使用。
・登山道を作りました。
・登山道の一部は見晴台仕様として広めにしました。
柵は、作成中に破損したモノを修復せずそのまま利用。
・見晴台にはカメラマン、
登山道にイチャついた派手目のカップル、
ランニング中の女性 (この時代にトレイルランという言葉は無かったですよね?)
鶴田浩二なみに耳に手を当てている男性
※ 携帯使用に見えた貴方、思い違いです! 時代が違いますから・・・(汗)
を配置。

・換算上2mにもなる「道しるべ」を自作
※ これ以上小さくすると文字が・・・・ でも、あまり違和感ないですよね?
その他、倒木などを配置したり、トンネル出入り口や崖部分は汚れ塗装などを加えてリアル感を追究したつもりですが如何でしょうかね?
説明が長いですね? このペースで行くと膨大な記載が・・・
でも折角こだわって作ったので、解説入れたいんですよね!?
可能な限りで、ペースアップして行きましょう!?
②増設 横断道路&踏み切り
昔よく見かけた木製の渡り板が張り廻られた遮断機なしの踏み切りを設置。
元々無かったスペースを確保するために周辺建物をミリ単位で調整、特に線路脇は実際に車両を通過させ接触しないギリギリで設置、中にはどうしても接触してしまうため屋根部分を削ったりしたものもあります。
面倒ですがこれをやっておかないと、「やっと出来上がったが鉄道車両が走行できない!」なんて笑えない状況になりますからね!
駅舎やホーム等も道幅分移動していますが、あまり違和感は出ていないですよね?
踏み切り周辺には草花などを細かく配置し、兎に角、空白(手をかけない)部分の排除に努めました。
実際はボロ隠しの意味合いが強いのですが・・・・・
折角の拘り道路です、昭和を象徴する ダイハツのオート三輪 (CO8型) をこちらに向けて目立つように設置してみました。
③面影橋公園
昭和通りに面する店舗裏に位置する弓型の草地(空き地)を公園にしました。
通常に展示した場合には商店街の裏側になるため、正面からは見れない場所になります。
さらに付属の背景紙(夕日)を配置した場合には裏からも見えなくなりますから作り甲斐が無い場所と言えますが手を抜かず作ってみました。
トンネル山と同様、敷地の半分だけ紙粘土で盛土をした丘を作り、付属の桜を一本植えて散策路も作りました。一応足踏まれた散策路は土色、少し外れた部分は草地を表す緑とパウダーの色分けもして頑張ってみました。
紙粘土で作った小岩に座ったカップル、桜を望むカップルなど居るだろうなと思える情景を表現してみました。
もう半分の平地はベンチや日よけを設置しいわゆる普通の街の公園ぽくしております。
もう少し広ければ休息小屋も設置出来たのですが・・・・・
線路際の境は歩道用のガードレールを使いましたがそんなに違和感はありませんよね!?
その他、樹木や草むらをそれなりに配置して自分の中にある公園イメージを表現です。
ベンチや広場には老人や家族連れの人形を配置しましたので、公園内の人口密度は非常に高いものになってしまいました。
さて、公園は作っても出入り口の無い囲まれた敷地だけだとリアル感が無いですよね?
そういうところに拘る性格なので、
④公園出入り口通路
を店舗の間にスペースを作り作成、表示看板も手作りしました。
製作過程での思いつきなので、既に通路外の歩道付近は街頭やら柱が設置済みでごちゃごちゃ、設置を諦め通路途中の目立たない表示板になったのは計画性の無さを露呈しています。
スペースを作るために、踏み切り作成側店舗の時と同じようにミリ単位で切り詰め調整しております。
長くなってきたので、あと一つで本日は終了しましょうかね。
⑤パトカー駐車場作成
「昭和の鉄道模型をつくる」の設定では、交番に駐車場はありません。
パトカーは映画館前の袋小路での路上駐車が通常となっています。
現在ほど五月蠅くない時代、そして田舎町だったとしても、有り得ない設定ですよね?
これも拘りですかね!? 公園通路と共にスペースを確保しました。
交番反対側の奥地スペースをあてがうことも考えましたが、緊急自動車がそんな出入りのし難い奥に納まっているのもリアルティーが無いですからね。
設置の設定が面倒臭い場所でしたが、あえての設定です。これも拘りですね!
次回はもう少しペースアップしましょかね!?