
以前、
友人に叱られた!
それがショックで気持ちが落ち込み、鬱状態に・・・・・
結果、こちらも更新も滞り・・・・・
あっ、また狼老人になってしまった! (笑)
でも、叱られたのは事実です。
友人にとっては“相棒”の存在であるカメラを、自分の認識である“おもちゃ”と表現してしまったのですから怒られて当然なんですが・・・・
さて、ニコン・フルサイズ信者であった友人がマイクロフォーサーズ領域に侵入してきました! (笑)
写真やカメラに対する 熱意・思い入れ・知識・技量・財力・・・、全てに於いてレベルが違っているので、唯一のアドバンテージである4年半という使用期間も何の役にも立たずに追い越されるだろう。
まぁ、元々争ってはいないが・・・・
しかし、拘りを持っている人の選択は常人には分からない!
マイクロフォーサーズの初レンズが、
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 1.4x テレコンバーターキット
パッと買える財力にも驚かされるが、35mm換算で112-420mmの望遠ズームとは・・・・
(最大径×長さ:79.4×160mm 重量:760g の大物である。)
その後、標準単焦点のM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8、M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8を入手したと聞いたが、現在はさらにレンズが増えているだけでなくボディまでも増えている。
最新の追加レンズがこちらの様だ。
ボディーキャップレンズ BCL-1580 (15mm F8)
自分もミラーレスに嵌りだした頃購入を検討したことがある。
当時よりもカラーバリエーションが増えているような気がするが・・・・・
と思っていたが、本人から訂正が入った!
申し訳ない。修正します。
フィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980 [ブラック]
しかし、以下の文面は変えない! (意固地?)
ここで、今一度聞いてみたい。
「このレンズは相棒? それとも・・・・・」
売らなくても良い喧嘩をまた売ってしまった! 困った性格だ! (笑)
しかし、気の良い友人である! 黙って聞き逃してくれるであろう! (感謝)
相棒 じゃなければ、自分にも対抗できるものがある。
何気に話を戻して、こっそりそちらに誘導しよう!
(元々用意していた内容を、その後の状況に合わせて変更するのは楽なようで難しい!?)
確かに自分も望遠撮影が好きで、コンパクトカメラ時代は高倍率ズーム機を愛用していた。
しかし、ミラーレスに変わってからはレンズ交換の必要があり、撮影機会と持ち歩きの利便性から
そこそこサイズのレンズに自然と収まってきた。
(マイクロフォーサーズの利点、軽量・小型を生かすためにも)
<確かに、先ほどのキャップレンズは厚さ9mmと携帯性は抜群である。
しかし、コンデジからミラーレスに移ったのは多少でも良い画質で取りたいとの気持であったので、
厚みは増えるが 20mm F1.7の明るいパンケーキレンズをキャップ代わりにして購入を見送った。 >
基本、撮影のために出掛けることは無く、出かけた先での使用という撮影スタイルを考えれば自然な成り行きと言えるでしょうか!?
最望遠レンズはLUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH.( 最大径×長さ:61.6×90mm 重量:210g)になります。
友人の購入レンズとは、焦点距離は似たモノですが、軽さは1/4位になりますね?
代わりに明るさが大きく劣りますが、対価も1/5以下で済んでいるわけですから諦めなければなりません!
元々求めているモノも違います!
自分はレンズの明るさよりも距離優先でしたから・・・・・
レンズ沼に自ら飛び込むような勢いの時期もありましたから、100~300mm望遠レンズも購入したいと悩んだこともありましたが、その撮影機会とサイズ(最大径×長さ:73.6×126mm 重量:520g)を冷静に考える若干の分別が崖ぷちで踏み止まらせました。
当時持っていたシステムでは、カメラ本体と最重量レンズの組み合わせでも500g強しかありませんでしたから・・・
しかし、月やダイヤモンド富士などの特定撮影時には収めたはずの購入欲がぶり返しました。
その様な時には、物欲対象を新たに設定して盛り上がりを抑えるという荒業でしのいできました。
結果的には新たな散財が発生しただけで火種そのものは消し切れていないわけですから、今思えば、すんなり買った方が良かった様な・・・・
結局、抑えきることは出来ず、今年になって禁断の望遠を・・・・・
友人に対抗しての明るいレンズは、LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 で我慢です。
距離は半分ですが、価格は1/3以下で入手できましたから納得しています。
しかも半年前に買ったばかりなのに数えられるぐらいしか使っていないし・・・・・
それにカメラ本体がパナですから、レンズ側に手ぶれ補正が無いオリンパスレンズは使えないんですよね!?
素人ですから・・・・・
ということで、候補はパナの最新レンズ
LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3
(最大径×長さ:83×171.5mm 重量:985g)
になりますかね!?
すいません! これも嘘です!
候補にも上がりませんでした。
サイズ以上に、自分の財政状況では手が出せる価格帯からは大きくはみ出していて・・・・・
というか、購入した時にはこのレンズはまだ発売前で・・・・・
さらに言えば、友人の購入レンズさえも知らない時期でしたからライバル心とかも無く・・・・
自分の財力に相応しく、5,889円+386円だから6,275円で、 35mm換算 1,190mmの望遠環境を手に入れました。
“望遠環境” この言い方がミソですかね?
購入したのは、なんと先ほど手ぶれ補正が出来ないと言ったばかりのオリンパスレンズでした。
オリンパス テレコンバージョンレンズ TCON-17X
以下 製品説明文
撮影倍率を1.7倍に拡大するテレコンバージョンレンズです。カメラのF値を変えずに撮影できるので、光の少ない暗い場所での撮影や、明るいF値を利用した背景ボケを活かす撮影ができます。また、望遠でありながら高速シャッターを切ることも可能。植物(花)、野鳥、学芸会などの撮影シーンで大活躍します。
●倍率:1.7倍
●最大径:φ80.9mm
●長さ:約77.5mm
●質量:約280g
●付属品:レンズケース
●定価15,000円(税込16,200円)
本来は、オリンパスのコンパクトデジカメ「XZ-1」用のレンズですが、ステップアップリング等を使いメーカー問わず多くのレンズ(カメラ?)に流用されています。
パナレンズでも多くの使用先人がいます。
距離最優先なら先ほどの100-300mmになりますが、インナーズームの採用で望遠側でも全長が変わらないLUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6も人気が高く、使用報告も数多くネットに上がっています。
もちろん本格的なレンズと比較すれば間違いなく劣ると思いますが、そこそこ納得出来る画質での1,000mmを超える望遠撮影環境がお手軽価格で入手出来ると鳥撮り入門者の方々を中心に評判は良いようです。
まぁ、こんな距離での撮影となれば、鳥撮り以外は飛行機撮りとか月とか太陽などの特殊撮影、サッカーなどのスポーツ撮影をされる方々に限定されるのでしょうね?
あとは、自分の様な
変態“気質”の望遠マニアか、
本物の変態で盗撮マニアとか・・・・・
“気質”が付くか付かないかで、人生は大きく変わります。(笑)
一般の鳥撮り用の最低レンズが1,000mm以上、これをニコンやキャノンで用意すると50万円とか100万円になるそうですから、LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6のレンズを含めても4~5万円で収まるこのセットは大変なお手軽価格になり、カメラを加えても10万円前後で収まりますから入門者には最適ですかね。
自分は既にレンズは持っていましたので、上記のような諭吉さん1枚にも満たない追加コストだけで済みました。
しかも、最近はLUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8に活躍の場を譲って防湿庫の中での隠居生活が続いていましたので、45-175mm再活用の機会増は願ったり叶ったりです。
捨てられない性格なので、どうせ残しておくなら使う機会があった方が・・・・
サイズは レンズ長が 90mm + 77.5mm で167.5mm 、最大径も80.9mm と巨大になります。
が、フードを付けた状態のLUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8とほぼ同じ長さですから違和感はありませんね!?
重さは 210g + 280g で 490g と 500gは切りますが手持ちの中では最重量になります。
一応、オートフォーカスやレンズ手振れ制御も元レンズのLUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6の機能を引き継ぐので効果はでるようですが、望遠側では最高でも5.6にしかなりませんから絶対的な明るさが足りません。
通常ならシャッタースピードが稼げず晴天の好条件時しか使い物にならないと思いますがそれも仕方が無いですかね?
ただ、実際効果があるのかわかりませんが、パナカメラには秘密兵器があります。
4Kフォト!
実際は動画の切り出しですが、30枚/1秒で一瞬をキャッチ出来そうです。
元々いい加減な性格ですからカメラが捉えた一瞬の画像が、静止画だろうが動画の切り出しだろうが拘りはありませんから・・・・・
望遠に限らず、動体に対して瞬間を切り出す4Kフォトは技術無し撮影者のお助け機能としては大変便利です。
加えて、ファームアップで追加された撮った後からフォーカスポイントを選べる「フォーカスセレクト」機能も静止体やマクロ撮影では役立つ機能です。純粋なカメラ愛好家(撮影者)からは反則だと罵倒されているようですが・・・
最近、綾瀬はるかのテレビCMが頻繁に流れている気がしますがオーナーの気にし過ぎですかね?
さて、距離を説明していませんでした。
元々、マイクロフォーサーズは35mm換算では2倍になりますから、
175mm は 350mm になります。
そこに、1.7倍のコンバージョンレンズを付けまして、
350 × 1.7 = 595mm おおよそ600mmの望遠レンズが出来上がりました。
まぁ、自分の環境ではこれぐらいあればよいと思いますが、
パナカメラには画質の落ちない2倍のEX光学ズームがありますから (普通のデジタルズームとは異なります)
595 × 2 = 1,190mm になるという計算です。
同じようなズーム機能はオリンパスやその他のメーカーでもありますから、420mmと言っている友人のレンズも同様に840mmレンズになります。
ただこのズーム機能はLサイズでは不可で、MやSサイズのみで可能ということですから実質はトリミングと同じです。実際画質はどっちの方が良いんですかね?
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 と TCON-17X は、MARUMI STEP-UP RING 46-55mm を介して繋げています。
いわゆる可変リングで、価格は安価な388円です。
非常に安価なので、もう一つ入手してしまいました。
MARUMI STEP-DOWN RING 58-55mm
こちらは、LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 用です。
明るいレンズで 340mm (100×2×1.7) が味わえます。
(EXズーム分を加味すると680mmに)
さらに長くて、鼻先にピントを合わせるとカメラ本体がこんなにボケて・・・・・
冗談です!
あれ?
しかし、これを用意しちゃうと持ち出すのは LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 の方?
ということは、LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 は防湿庫で隠居生活のまま???
・・・・・
自分としては珍しく、撮影写真の比較です。
使用カメラは、DMC-G7
使用レンズは、LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 と LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6
と TCON-17X の接続有無
加えて、EXテレコン(2倍)の使用有無
絞り値(F値)は、レンズのそれぞれの開放F値
表示焦点距離は、35mm換算で望遠側のみの検証です。
撮影対象は自宅(4階)ベランダから臨んだ公園の桜です。
先ずは、基本画像
24mm
(LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 12mm)
35-100mm/F2.8 での比較
70mm
(LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 35mm)
200mm
(LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 100mm)
340mm
(LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 100mm)+ (TCON-17X 1.7倍)
680mm
(LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 100mm)+(TCON-17X 1.7倍)+(EXテレコン 2倍)
45-175mm での比較
350mm
(LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 175mm)
595mm
(LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 175mm)+(TCON-17X 1.7倍)
1190mm
(LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 175mm)+(TCON-17X 1.7倍)+(EXテレコン 2倍)
またまた基本画像を持ち出して比較です。
ゴマや豆粒がこんなに・・・

※ 表札も確認できましたが配慮してボカシを入れてます。
通常に撮る写真、
こんな写真に!
こんな写真も
対象は変わりなくても、ちょっと雰囲気の違った
まぁ、いずれにしてもタイトル通り“おもちゃ”で楽しんでいます!