
数年前の処分時に代替品を購入しなかったので、
以後はオーディオレスの生活を続けていた。
とは言え、音楽が流れない暮らしでは無かった。
まぁ、音源がテレビ・ラジオになりますから受動的音楽にはなりますが、聴く聴かないを決めているのは自分ですから主動的とも言えないわけでは無いし・・・・
自宅では無いが、朝の通勤時は自らが選択した曲を入れたiPodを聞いていたし・・・
レスになったのは処分時気にいった後継機が見つからず「そのうちに!」と保留したのが続いていただけ! 実際、これだけ長いと生活には不要なモノだったのかもしれないが・・・・
その
「長い、長~いそのうちに!」が突如終止符を打つことになった。
イクスピアリで映画を見た後立ち寄ったインテリアショップ(雑貨屋?) の店内に流れていた音に引き付けられた。
ショップ店内で音楽が流れていることは決して珍しくないし過去にも何百、何千回と経験しているはずだが、なぜか今回は違った。
元々、音にこだわりはありませんし、実際音の良い悪いもよく分かりません。
よく言われる重低音の響きにも特に興味はありません。
きっと、高級オーディオと廉価製品との聞き分けも出来ないと思います。
こんな自分が引き付けられたのは、それらを抜きにした軽やかで澄み切った耳触りの良い音でした。
音を発していたのは、販売商品であるこちらでした。
ANABAS audio AA-001
CDクロックラジオシステム と謳っているCDプレーヤーになります。
CDを楽しみたい。
に、こだわり作り上げたCDプレーヤー。
左右のスピーカーと底面部のウーハーの3つのスピーカーで2.1ch方式で
高音質再生を可能にした。
とありました。
まぁ、高性能化されているとはいえスピーカー一体型クロックCDラジオですから、いわゆるラジカセですかね?
そこにインテリアにマッチする高デザインを付加した商品となるのですが、先ほど言いましたように強いこだわりはなく単に発する音の耳触りの良さだけを気に入ったわけですから、コンポでは無くラジカセであっても全然問題はありません。
一気に物欲が高まりました。
しかし、調べれば調べるほど自分の環境には適さないことが明白となってきました。
製品特徴となっているCD再生の特化が、逆にネックとなってしまうのです。
CD-RやCD-RWに対応しているのですが、再生できるのは音楽CD(CD-DA)のみ なんですよね!
残念ながら!!!
自分は音楽CDのままの形で持っているモノは殆ど無く、WMA/MP3フォーマットのデータファイルにして溜め込んでいるので折角の特徴を生かす機会がほとんどない事になります。
もちろんWMA/MP3にはUSBで対応しています。
しかし、シンプル操作を謳っているだけに複雑な操作は省かれています。
曲事態の認識はUSB内にフォルダーが有っても出来るのですが、再生時にはフォルダー構築を把握できないので曲選択操作は「進む>>」「戻る<<」しか無いようです。
(上記も含め製造元に確認済)
折角USBに入れるんだったら、何百曲、何千曲と入れますよね?
仮に1,000曲入れて500曲目を聴きたいと思ったら、進むか戻るのボタンを500回押さないとたどり着かないということに・・・・・
残念ながら、
諦めるしかありませんよね!
しかし、厄介な病気を抱えている為このまま終わりません。
固有製品の音に惹かれて始まった出来事でしたが、いつの間にか切っ掛けと過程は無かった事になり、購入という結果だけを求め夜な夜なミニコンポの情報収集・検討・検索を・・・・・
当初の価格が4万弱だったので5万まで増やして探してみました。
結論として、この程度の金額では高級(高品質)オーディオには遠く及ばず、かと言って2万程度の商品と比べてみても大差が無いと自分は判断しました。
元々音に対するこだわりが無く(というより、違いが分からないバカ耳)、
蓄え資産の音楽ファイルもMP3がほとんどなのでわざわざハイレゾ対応機器に高める必要も無く、
更にはマンション住まいであることから大音響・重低音を響かせて聴く機会も皆無
と考えて大差の無い廉価製品を的に置くことにしました。
この価格帯だと音響メーカーよりもラジカセを出す様な大手家電メーカー品が大手を振っているようですが、へそ曲がりの自分はあえて「Pioneer」の市場から消えつつある一世代前製品をわざわざ選択しました。
X-CM35
X-CM32・35・56 の三世代仕様比較
仕様違い纏め
基本性能は殆ど変らないと思われる三世代(X-CM32,35,56)の付加機能を比べた結果の選択ですが、パステルカラーの現行デザインが好みで無いことも大きいですかね?
昔は確か
「スピーカーのパイオニア」と言われていたと思います。
いつの間にかパイオニアのホームオーディオ機器はオンキヨーの完全子会社のオンキヨー&パイオニアが取り扱っており、市場にはオンキョーとパイオニアブランドが併売されています。
同じ価格帯のみの比較となりますが、「スピーカーのパイオニア」は今も健在かなと思わせる音を出してくれていますので大満足です。
ベーシックなブラウンのX-CM35-T を選びました。
探し回りましたがX-CM35事態が実店舗ではすでに絶滅、ネットショップでも在庫処分が終わったようで見つかるのは高値設定で売れないと思われる商品のみ。(本当に在庫があるかもわからない?)
ホワイトはそれでも見つかりますがブラウンは・・・・
本格的な模様替えは行わず空きスペース設置、本体onスピーカーとなっていますが大丈夫ですかね? 取説には熱対策で「載せるな!」「スペースを開けろ!」となっていますが・・・・
自分で購入した初めてのステレオは大学2年の夏季バイト代で買った中古で7~8万だったと思いますが、アンプだけで今回のフルセットと同じくらいのサイズ、スピーカーだけの比較だったら1:8・・・・
それでいて音ははるかに今回の方が良い上に価格は1/5以下、文句を言ったら罰が当たります。
出っ張りの少ないUSBメモリーも準備しましたが、
iPodが直接操作ができるだけでなく、
スマホはもちろんだが、タブレット、更にはノートPCともBluetooth接続できるので音楽ファイルをわざわざ用意する必要も無し。
便利の一言です。 USBの用意はいらなかったかもしれない・・・・
低価格帯製品には珍しくAMも搭載しているがワイドFMに対応しているので、高音質でTBS・文化放送・ニッポン放送+FM局が入るのもプラス点ですかね?
しかし、車ではよく聞いている79.5がうまく入らない・・・・
事前に入手した通りリモコンの反応が遅いのと曲名表示に日本語対応していないのが残念ですが、
復活した音楽を聴く生活を謳歌しています。
飽きっぽいのでいつまで続くかは分かりませんが・・・・