≪いきなり拝借写真ですが・・・・≫
老人の免許返上が話題になっている昨今ですから、
逆行 になりますかね?
大昔、というか、子供の頃、
飛行機やヘリコプターのパイロット(操縦士)に憧れていた。
知力・技量・センス・財力 などあらゆるものが足りなくて、実現には至らなかった。
まぁ、現実問題
自分は
“高所恐怖症”
万が一、上記の条件を満たせたとしても実現は無理だったでしょうね!?
この歳になってさすがに多少は改善が見えているが、(怖さは変わらないので、耐える力が・・・)
子供時代は3階でも外付け非常階段
(ちゃんと手すりのある)は足がすくんで使えず、
社会科見学で行った消防署の望楼
(ぼうろう=火の見櫓・見張台?)にはどうしても登れなかった!
(後に小学校から親に連絡というか、お叱りが入ったようだが・・・)
まぁ、昨年行った白馬のジャンプ台にはちゃんと登れたし、現在は4階に住めている。

同じ様な歳になっても登れなかった友人よりは、その後の人生で頑張ってというべきか? (笑)
微かな望みがあるとすれば、
ジェットコースターとかのスピード系は全然駄目だが、
自分が運転する150 km/h 超のスピードには耐えられるという矛盾に期待でしょうか?
案外、自分が操縦かんを握れば大空だって大丈夫だったりして・・・・・
あっ? 150 km/h 超の走行、公道での話ではありませんから勘違いしないで下さいね! (汗)
と、言うことで、
今更夢を語ったり実現にチャレンジするような歳ではない事は重々承知しておりますが、
子育ても終わって多少は余裕が出来たし、仕事勤めを辞めた後の有り余る時間を過ごす手段として
子供時代の夢だった小型ヘリコプターの操縦に挑戦することに致しました。

零戦撮影時のワンショット
夢へのチャレンジに、年齢上限はありませんから!
しかし、
上限は無くとも、下限はあるようです!?
あれっ?
もうばらしちゃいましたかね?
騙し続けるだけの根性が無いので仕方が無いですね!?
正しい文言は“下限”では無く、“対象”!
対象年齢: 14歳以上
でした。
歳はとっても、数百万の費用(安い海外での取得)と 2年近くの歳月(最低50時間以上のフライト&試験合格)を費やすことが出来ないのは昔と変わりません。
たとえ無理して操縦ライセンスをなんとか取得できたとしても、
機体代: 約2,500万円
維持費: 350万円 /年
燃料代: 3~4km/l (ジャンボ(ボーイングB747)は 燃費60m/lらしい)
※ 航空燃料は、ほぼ水分が入っていない灯油と聞いていますが・・・・・
の、最低レベルの小型機でさえ費用工面は絶対にできそうもありません!(泣)
ので、
お手軽なラジコンヘリの世界に飛び込むことにしました。
次男が学生時代に購入した際、借りてやってみましたが天井やら壁にぶつけるだけで操縦とは程遠い記憶が残っていますが、時代は流れ素人でも安定した操縦が可能な機体も増えているようです。
(あくまでも操縦者の個人感想ですが・・・)
今回の踏み込みに際して調べた世界を纏めてみると、
(いろいろ引用させて頂きました。ありがとうございます。)
ラジコンヘリの魅力は、その操縦の面白さ。
見たり想像したりするだけでは分からない世界がそこにある。
その為の道具(機材)を大きく分けると、
レベル1: 〜4000円程度
小さい子供や年配者は、このレベルでも充分楽しめる。
レベル2: 5000円〜1万円程度
本格的な趣味のレベル。
レベル3: 数万円以上〜数百万円
マニアの世界。
と、なります。
又、機体の性能から区別すると、
「レベル1」の気軽に楽しめる機体は、最新のジャイロ搭載で3ch、そして飛行に関して安定感の高い二重反転式のヘリコプターとなります。
中・上級向けと同じ電波操作モノもありますが、室内専用の赤外線操作機がお勧めだそうです。
ただ、赤外線なので太陽の光には弱く、野外への持ち出しは諦めた方が良いようです。
機種レベルに関わらずジャイロ(姿勢安定装置)が無いと、フラフラしてとても操縦は無理だと言われています。はるか昔には操縦者の職人技でそれを補っていたのでしょうが・・・・
そして、本物のヘリコプターや上級者向け機体はシングルローターです。
二重反転式とは、そのローターが二段になっていて、上下で回転方向を逆にして安定させています。
見かけ上はちょっと変ですが、その見かけを補う抜群の安定感をもたらすそうです。
ちなみに一般的な4ローターのドローンは、対角線上の各2ローターが同じ回転方向になっているようです。
また、飛行の為の操縦操作は、チャンネルという言葉で表されます。
1ch: 上昇・下降・ホバリング(空中停止)
2ch: 右・左回転(回頭)
3ch: 前・後進
4ch: 右・左スライド(移動)
6ch: 背面(反転)飛行 ・・・・・ アクロバット飛行
7ch: スイッチOn、Off ・・・・・ ライト点灯、空撮などの付加機能の制御
5ch 標記はなぜか無い?
ちょっと前までの初心者向けは2chのラジコンが多かったようですが、現在は3chが主流。
前進や後退もできるようになって、“遊び”のバリエーションは格段に増えました。
それでも、おもちゃレベルの機体ですかね?
4ch以上のラジコンヘリコプター機になると、誰もが手軽には飛ばせなくなり、かなりの技術と鍛錬が必要となるようです。機体も、おもちゃとは言えません。
ここからは、趣味の世界に入ります。
数字では1と2の僅かな違いですが、使いこなすための技術・知識・ノウハウには雲泥の差が・・・・
「レベル3」ともなれば、個人の趣味を追及してアクロバット飛行を楽しむことや競技への参加も出来るランクでしょうが、遊びで終わらせず空撮など職業としても活躍が可能ではないでしょうか?
いわゆるマニアと呼ばれる方々になりますから、機材にも拘り費用にも制限は付けない方々も多いようです。動力もモーターでは無くエンジンになったりして・・・・・
上記の通り、それぞれのレベルに応じた楽しみ方が出来るラジコンヘリの操縦ですが、趣味として優れていると言われるポイントは、
1. 外に出る動機付けになり、健康に良い。 (部屋でも楽しめます)
2. ひとりでも楽しめるし、コミュニティで友達とも楽しめる。
3. 近年、コストパフォーマンスが非常に良くなってきている
4. 頭も体も使うので、気分転換やストレス発散に良い。
5. 非常に奥が深く、一度覚えれば一生楽しめる。
6. 性別を問わず、何歳から始めても楽しめる。
7. 室内で遊んでも、意外と運動になる。
と、いうものでした。
自分としては、先ずは対象年齢に適した“レベル1”からのスタートで十分ですかね!?
というか、技術が無い初心者ですから“レベル1”だけしか選択肢は無い?
“本格的趣味のレベル2”でも自分が思っていた以上に安価なので経費的にはステップアップも可能と思われますが、
伴う技術を得るため試練に耐えて更に突き進むことが出来るか?
大きな目標と強い意志が無ければ、多分このままレベル1で終わると思いますが、
今回はその目標と意思が・・・・
なぜ大文字なんでしょうかね?
そして、デミオのラジコンカー作成時にも書きましたが、世間体を気にするタイプなので (笑)、
いい年の爺がラジコンに熱中する姿をさらしたくなく、コミュニケーションをとるのも面倒臭いので、
一人で楽しむ室内用の赤外線タイプを選択です。
(妻と愛犬の視線は無視です!)
いや、違いました!
世間にさらしたくない姿は、下手糞で惨めな姿、練習に熱中する姿でした。
充分な技術を習得して、それなりの腕前になっていれば、たぶん大丈夫のはずです。
室内用の選択は、単に見栄っ張りなだけのようです。
まぁ、言い方を変えれば、陰で努力するタイプとなりますが・・・(笑)
そんな訳で自宅に閉じこもりますから、健康にもならないし、人としても成長は期待できませんね?
3番目以降のポイントは、指摘通りのメリットを得られますかね?
ちなみに7番目のポイントは遊んでいると墜落する度に拾ってセットし直すので、
一日に何十回もスクワット運動をするのと同じ効果という理論のようです。(笑)
外で飛ばす場合の話でしょうかね?
選択機体は40~50分の充電で、7~8分の飛行しかできませんから、自分の場合どのくらい効果が出るか・・・・・
加えて、狭い我が家ですから、立ち上がることも無くビザをついたままハイハイすれば2~3歩で全てに手が届いてしまって、スクワットにも成らない・・・・・ 効果は全く期待できません!?
まぁ、飛行時間に関しては、機体を多く持てば伸ばせるという裏技もあります。
ちなみに6台以上持ってバッテリーが切れたら次の機体へと移っていけば、6台目を飛ばし終える頃には1台目の充電も完了している計算になります。
機体交換と充電設定で1分位は空きますが、連続飛行が永遠に楽しめることになります。
まぁ、3~4台では無理ですが・・・・ えっ?
ということで、本日はこのあたりで終了ですかね?