
ルパンは愛車として、
TV第1シリーズに登場し代名詞となっているメルセデス・ベンツSSKを筆頭に、
アルファロメオ・6C1750・グランスポルト、オースチンミニクーパー、フィアット500など数々の名車を所有しています。
(ライセンスを所有しているのか、F1カーも・・・・・・)
第1シリーズから見ている自分の脳裏には「メルセデス・ベンツSSK」が刷り込まれているが、若い人というか、「カリオストロの城」が起点のファンにっとってはフィアット500になるのだろうか!?
原作者のモンキー・パンチ氏が生前、
「95%のルパンファンは、好きになったきっかけとして『カリオストロの城』を挙げる」
と影響力の強さを認めていたそうだ。
ということで、自分は希有な5%に入る訳だが、
残念なことに、95%は言い過ぎだと思うが、現在は
ルパンの愛車 = フィアット500
が半数を超えているのは間違いないだろう。
いや、特に残念なことでもないか!?
どちらかに絞る必要はないのだから!?
収集癖を持つ者にとっては逆に・・・・・(笑)
その『カリオストロの城』で登場したのが、クリーム色のフィアット500F。
1957年から20年間ほどで400万台も生産されたイタリアを代表する小型大衆車の「NUOVA 500」と言うモデル。
2970×1320×1325mmという小ぶりなサイズの4人乗り車で、最大時速は95キロ程度。
それで、あの冒頭のカーチェイス?
と思うが、しっかりルパンがレバーを引くとリアハッチが開きターボチャージャーが作動する場面が描かれている。
ルパンは無類の車好きだが、単に希有な車を収集・乗車するだけでなく、しっかり改造までして楽しむマニアである。
実際、メルセデス・ベンツSSKも当時としては異例の最高速度192km/hを実現した車だったが、更にフェラーリのV12エンジンを搭載し、300km/hまで出るように改造したという設定である。
しかし、そんな設定をしているにもかかわらず原作者のモンキー・パンチ氏は車にこだわりが無く、原案にかいた車を見てアシスタントが現存する車の中で似ている車を探し出し、採用したのがメルセデス・ベンツSSKだったと言われている。
更に、フィアットNUOVA500(チンクエチェント)が『カリオストロの城』で登場したのも作画監督だった大塚康生氏の愛車がフィアット500だったことに起因しているからだとか・・・・・
いずれにしても、マイナーだったイタリアの小型大衆車のフィアット500を日本に定着させたのは間違いなく、ルパンの仕業と言えるようです。
ちなみに、2012年、イタリアでは「ルパン仕様のスイフト」が発売されたようです。
限定販売の「スイフト・ルパン」は、ルパンのジャケットカラーのレッドをボディカラーとし、グリル等に高級感を醸すクロームを奢った仕様だったそうです。
さて、ルパン好き 多いとはいえ、広い世間の中ではほんの一部です。
そんな一部のルパン好きの中でも、ルパンの愛車だからと言って、フィアット500のミニカー購入に走る人は更に少数です。
基本はフィギャアになるので・・・・・
その少数のマニア、ミニカー買って満足では終わりません。
必然のようにルパンのフィギャアと絡めたいと考えます。
結局、フィギャアも・・・・・(笑)
これで、満足・・・・・
で、終わる人もいれば、終わらない人も!?
当然、後者に属する自分が代表して思いを告げると、
「フィアット500って、車じゃん!?」
「ルーフやボンネットに座らせるんじゃなく、載せたいよね!? ルパンを・・・・・」
確かに、その思いを形にしたちぃーさなデフォルメ玩具はあるけど、それなりにちゃんとしたフィギャアを乗せたミニカーってないですよね!?
それも当然です!?
ルパンの設定は身長179cm 体重63㎏ですが、仮に180cmとして15cmのフィギャアだとすると1/12、当然乗せるミニカーの方だって1/12サイズが必要です。
1/12サイズミニカーってミニカーじゃないし・・・・・
先ほど示したフィアット500の全長は2970mm、ほぼ3メートルしかないですが、それでも1/12サイズにしたら25cmにも・・・・・
ちなみに4mちょっとの自分の愛車だったら、33cm強に!?
まぁ、部屋にはそれよりも大きい
タミヤ 1/10 電動RCカー(38cm弱)が鎮座しているのだが・・・・・
しかも、ご存知の方はご存知ですが、15cmのフィギャアは小さい方で、20cmとか25cm超えとかがざらという状況です。
加えて、フィギャアは見栄えが良いポーズ物や立ち姿物がほとんど、車に乗せて飾ろうとする希有なマニア用に用意してくれるはずもなく・・・・・・・
まぁ、自分は何とかこの難問をクリアしましたが、そちらの紹介は後日!?(笑)
さて、そんな悩めるマニアに朗報が・・・・・・
USJ ユニバーサル・クールジャパン 2019 限定グッズ
【 ルパン三世 ポップコーンバケツ 】
2020年も継続販売されるようですが、オンラインショップでは現在「売り切れ中」表示
フィアット500もルパンと次元大介のフィギャアも細部まで結構リアルで、『カリオストロの城』の一場面を彷彿させます。
ポップコーンバケツ というので子供向けと侮りがちですが、そんなことは無くマニアでも十分満足できます。
本望です!
とは、ならないんですよね!?
欲張りな自分は・・・・・
思いは皆さん同じ様で、
「いい出来です! 大満足です!
でも、五エ門がいたらもっと良かったのに・・・・・」
ちなみに、ゴエモンは 五エ門 で、五右エ門でも五右衛門でもありません。念のため・・・・
そうなんですよね!
マニアは自然と“あの場面”が頭に浮かぶので、飾っておくだけで、フィアット500の前にはありもしないクラリスの乗ったシトロエンと追いかけるカゲが見えるのですが、
ふと素に戻って冷静に見ると、
ルパンと次元が乗ったフィアット500(笑)
「ルパンファミリーが全員揃ったらもっと良いのに!?」
と思っちゃうんですよね!?
分かります!?
でも、諦めるしか・・・・・
しかし、ご存知のように自分は諦めが悪く、妄想や発想力は多少あり、割と手先も器用で・・・・
(自分で言うな!? (笑))
こちらが我が家の フィアット500 です。
後席側ウインドウに何か見えませんか?
峰不二子と石川五エ門を、リアシートに乗せちゃいました!?(笑)
外からだと分かり難いですかね?
特別に公開しちゃいましょう!
重要視したのは、フィギャアのポーズです。
乗せれば何でも良いわけではありません。
ここら辺は、個人的な拘りです!? (笑)
五エ門は自分の出番が回って来て斬鉄剣を繰り出すまでは、寡黙に待機します。
特に車の中では・・・・
ということで、変に構えていないフィギャアを選択です。
ちなみに何でも切れそうな斬鉄剣ですが、切れないものがあることをご存知ですか?
峰不二子の方はお色気ポーズのフィギャアが多いのですが、次元大介のポーズを見ても戦いの場であることは明らか、お色気は封印して片手に愛用のブローニングM1910を構える凛々しい不二子を採用です。
元々、次元は足首から、ルパンはウエストから上しかないので、五エ門は胸から上、不二子も腰から上のみに思い切ってカットしちゃいました。
フィアット500は4人乗り、後席に五エ門と不二子が上手く収まって、
ルパンファミリー勢ぞろいです!?
あれっ、誰か忘れているような・・・・・・
それに、この4人だと、
ファミリーじゃなく、
ルパン一味だ!
しかし、4人乗りだし、スペースも無いし・・・・・・
安心して下さい! 入ってますよ! 文字通り・・・・・
もう一度、先ほどの画像を再確認してみましょう!?
なぜか、ボンネットの立て付けが悪く隙間があるというか、ちょっと開いてるような?
日頃、A形気質を謡っています!?
気が付かず載せるなんてうっかりは・・・・
あっ、何か出ている!?
ルパン一味には内緒で覗いてみますか?
あっ、
とっつあん(銭形警部)がこっそり潜んでいる!?
銭形警部も数多くフィギャアはあるが、さすがにボンネットに潜むポーズのフィギャアは無いので、仕方がなく、多少動かせることが出来るアクションフィギャアを入れてみました。
せめて、ボンネットの端に手を掛けられるオチは欲しくて!!!!(笑)
角度を変えた画像を見てみると、
しっかり手錠も・・・・・・
ということで、ルパンファミリーが勢揃いしました!
次も、フィアットですかね!?
収集癖の紹介ですから・・・・(笑)
まぁ、本当は次も次も次も・・・ のところを1回に纏めます!?
こちらも割愛に耐えますので、我慢してお付き合い下さい!?(笑)