
昨日、
DeAGOSTINI
『隔週刊 アメリカンカーコレクション』
の創刊号が発売されました。
創刊号コレクター
(造語)である自分も興味を持った。
※ 創刊号コレクター: 通常価格より安く設定された創刊号しか買えないプアマン(笑)
690円で1/43スケールのミニカーが買えるなんて滅多に無いし・・・・・
1/24スケールと違い、1/43なら置き場に困らないし・・・・・
一般的には身辺整理が必要な年代!?
妻からも、部屋を少しスッキリさせたら!? と・・・・・・
しかし、頑固一徹、ぷー太郎生活に入る前に、整理
(処分?)は当面行わないと決めた。
代わりに、増やすことは‟出来るだけ“控えると約束して・・・・・
意思の強さを試されている?
どうしよう?
ここで負ければ、なし崩しに増えていくことは明らかだし・・・・・
そこで、絞り出した最後の砦的な切り札
(言い訳?)
が、タイトルの
「エレノア じゃないので我慢するか!?」 でした。
創刊号付属の車は
「 フォード マスタング シェルビー GT500 (1967年)」
長ったらしい名前である。
蛇足で説明を加えると、
「フォード」 というメーカーの
「マスタング」 という車種を、
フォード公認チューナーである
「シェルビー」 がチューニングした
「GT500」 というモデル
となります。
1967年を謳っているのは、同年マイナーチェンジを受け外装が大きく変化したモデルであり、
より排気量の大きなGT500が投入されたモデル。
(それまではGT350)
また、コブラバッジが与えられたのもこのモデルから。
ちなみに、グリル中央にあるランプはフォグランプではなくハイビームランプです。
フォード と シェルビー の関係を分かり易くすると、
メルセデス / AMG
BMW / アルピナ
トヨタ / TRD
日産 / NISMO
マツダ / マツダスピード
ホンダ / 無限
となるでしょうか?
シェルビーは元レーシングドライバーであるキャロル・シェルビーが率いた会社で、シェルビー・コブラの方が知れ渡っていますかね?
ちなみにこのシェルビー・コブラ、『隔週刊 アメリカンカーコレクション』では正規ラインナップには入っておらず、創刊号~第12号の購読プレゼント品として存在しています。
「シェルビー・コブラ427 S/C」
さて、1900年代まで
「 フォード マスタング シェルビー GT500 」 の名称は
「 フォード マスタング シェルビー GT500 」 のままでしたが、
2000年を超えたあたりから
【エレノア】 という名称が追加されるようになりました。
しかし、
エレノア というモデルが存在するわけではありません!?
切っ掛けは、こちらでした。
2000年公開、ニコラス・ケイジ主演の
『 60セカンズ(シックスティ セカンズ)』
『 バニシングin60 (1974年)』のリメイク映画で、
(こちらも若かりし頃見た記憶が・・・・・)
当時は無名の25歳アンジェリーナ・ジョリーがヒロイン役でした。
映画としての評価は・・・・・
車泥棒の話ですからね!? 現在のモラル優先の世界では・・・・
などは一切気にせず、
車好きは楽しめるし、カーチェイスはハラハラさせるし・・・・
ニコラス・ケイジは髪ふさふさだし、アンジーは金髪で若いし・・・・・
見飽きない面白さ、爽快感がある娯楽映画でしたね!?
ストーリーは、
足を洗った元超高級車の窃盗エキスパート
(ありていに言えば、腕利きの車泥棒!?)のニコラス・ケイジ演じる主人公メンフィスが、弟の窮地
(命?)を救うために母親との「二度と窃盗をしない」という約束を破り、一晩で超高級車50台を盗む計画を立てる。
警察に目を付けられていることを察し、ターゲットの車それぞれに隠語
(対策)として女性名称を付け仲間と共に49台を盗みきり、最後に残った50台目が過去にメンフィスが何度もチャレンジしたが盗めなかったユニコーン的存在
(伝説上の動物で捕まえられない)の 「1967年式 シェルビー・マスタング GT 500 【エレノア】」であった。
そして、・・・・・・・・
ちなみに、ターゲット50台は下記です。(面倒だったけど、何とか調べました。)
1999年式 アストンマーティン・DB7 【マリー】
1962年式 アストンマーティン・DB1 【バーバラ】
1999年式 ベントレー・アルナージ 【リンドシー】
1999年式 ベントレー・アズール 【ラーラ】
1964年式 ベントレー・コンチネンタル 【アルマ】
1959年式 キャデラック・エルドラド 【メイドリアン】
1958年式 キャデラック・エルドラド ブルーム 【パトリシア】
1999年式 キャデラック・エスカレード 【キャロル】
2000年式 キャデラック・エルドラド STS 【ダニエラ】
1957年式 シボレー ・ベルエアーコンバチブル 【ステファニー 】
1969年式 シボレー・カマロ Z28 【エリン】
1953年式 シボレー・コルベット 【パメラ】
1967年式 シボレー・コルベット スティングレイビッグブロック 【スタシー】
2000年式 フォード・ F350 4x4 モンティフィード ピックアップ 【アン】
1971年式 デ・トマソ・パンティーラ 【ケイト】
1969年式 ダッジ・ビパー クーペ GTS 【バネッサ】
1998年式 ダッジ・デイトナ 【デニース】
1995年式 フェラーリ・355 B 【ダイアナ】
1997年式 フェラーリ・355 F1 【アイリス】
1967年式 フェラーリ・265 GTB4 【ナディン】
1999年式 フェラーリ・550 Maranello 【アンジェリーナ】
1987年式 フェラーリ・テスタロッサ 【ローズ】
1956年式 フォード・T-バード 【スーザン】
2000年式 GMC・ユーコン 【メガン】
1999年式 ハムビー 2・ドア ピックアップ 【トレーシー】
1999年式 インフィニティー・Q45 【レイチェル】
1994年式 ジャガー・XJ 220 【バーナデン】
1999年式 ジャガー・XK8 クーペ 【デボロア】
1990年式 ランボルギーニ・LM SUV 【ジーナ】
1999年式 レクサス・LS 400 【ヒラリー】
1999年式 リンカーン・ナビゲーター 【キンベリー 】
1957年式 メルセデス ベンツ・300 SL/ガルウイング 【ドロシー】
1999年式 メルセデス ベンツ・CL 500 【ドナ】
1999年式 メルセデス ベンツ・S 600 【サマンサ】
1998年式 メルセデス ベンツ・SL 600 【エレン】
1950年式 マーキュリー ・カスタム 【ガブリエラ】
1971年式 プリムス・ヘミクダ 【シャノン】
1969年式 プリムス・ロードランナー 【ジェシカ】
1965年式 ポンテアック・GTO 【シャロン】
1999年式 ポルシェ・996 【ティナ】
2000年式 ポルシェ・ボックススター 【マーシャ】
1961年式 ポルシェ・スピードスター 【ナタリエ】
1988年式 ポルシェ・959 【ヴァージニア】
1997年式 ポルシェ・911 ツインターボ 【タンヤ】
2000年式 ロールスロイス・ストレッチ リムジン 【 グレース】
1966年式 シェルビー・AC コブラ 【アシャレー】
1967年式 シェルビー・マスタング GT 500 【エレノア】
2000年式 トヨタ・ランドクルーザー 【キャシー】
1998年式 トヨタ・トヨタ スープラ ターボ 【リン】
2000年式 ボルボ・ターボ ワゴン R 【リサ】
さて、劇中でのシェルビー・マスタング GT 500 は1967年モデルをベースに現代風のパーツでカスタムした映画の為だけに作られたレプリカモデルでしたが、あまりにもかっこよい出来栄えだったためにエレノア風に改造するのが流行、後にシェルビーGT500やムスタングをベースとしてチューニングした車を【エレノア】と呼ぶようになりました。
映画のために作られた車両は3台で、そのうちの一台はオークションにかけられ約1億円で落札されたという情報があった様な・・・・
まぁ、素のGT500、ましてやシェルビーGT500であればそれだけでも高額な車ですが!?
元祖【エレノア】の画像がこちらです。
確かに、DeAGOSTINIモデルよりはかっこいいような!?
でも、市販されてる 1/43 エレノア になると出来も今一だし・・・・
まぁ、どちらを買っても増えちゃうことに変わりはない訳で、
ここらあたりにイチャモンを付けてでも諦めないと・・・・・・・(笑)
しかし、
1/24 2000GT の時も一旦は止めると決断したのに、後に慌てて探し回って買った記憶も残っているし・・・・・・
暫く、書店には近づかない様にしなければ!?
あっ、NETでも買え・・・・・・