メインのターゲットは別にあったが、
先ずはこちらの報告から・・・・・
昨年末購入した dynabook G83/FP
今の所、問題は無く、快適に使えている。
まぁ、画面サイズ的にもサブPCとしての使用においてではあるが・・・・・
不慣れだったWindows11にも、だいぶ慣れてきた
サブPCとしての使用においては、第10世代 Core i5-10210UのCPUでも必要十分
基本的にアダプター接続使用なので、Lバッテリーの半分2700mAh / 42Wしか無いSでも不満無し
256GB SSDのストレージも今時の容量としては少なめだが、使用済みはたったの45GBほどだからまだまだ余裕、予備対策としてカードスロットに256GBのmicroSDも常駐させているし・・・・・
と、選択を後悔したり、仕様を改善(改良)しようとか言う気にはなっていない!?
しかし、8GBのメモリーには・・・・・
もちろん、使用上で問題が出たとか、使い勝手が悪いなんてことも無いのだが・・・・・
Windows11の要件では、メモリー4GB以上ということである。
高負荷の映像処理とかゲームはしない、下限の倍積んでいれば通常使用では問題は無い筈。
事実、先に書いた様に不具合は無いし、時間が掛かる場合もこんなモノだろうと気にしていない。
が、
いろいろ弄って、こんなものを見てしまうとちょっと不安に・・・・・・
裏では、Edgeが開いているだけだったような・・・・・
CPU稼働率を見ると3%!?
ほとんど負荷を掛けていない状況で、メモリー使用率は80%越え!?
長く使って行きたいと思っているので、不安は拭えない!?
しかし、こちらのカタログにあるように、メモリーは1スロットで標準4GBを30,000円ものオプション価格を追加して8GBに増やした上限モデルである。
念のため改めて記すが、上位モデルではなく、上限モデルである!?
総合カタログで他モデル用注釈も載っていて該当しない項目もあるが、メモリー絡みの注釈はこちらである!?
要約すると、
1.メモリスロットは1個で、追加は出来ないよ
2.メモリー容量は8GBが限度だから、16GB以上には変えられないよ
3.勝手にメモリーを差し替え交換するとメーカー保証が受けられなくなるから止めときな
となるわけだが、
嘘と真実
が、混在しています!?
1.は、両方だ!
追加は出来ない は 事実だが、メモリスロットは1個 は 嘘である。
マザーボードに直付けのメモリーを装着できる仕様だが、使わずに潰している。
第一スロットだと思っているところが、実は第二スロットである。
実際、翌年発売の第二世代G83シリーズは、直付けの第一スロットに4GB、8GBを搭載し、
第二スロットにはオプションで16GBまで搭載可能とし、最大容量20GB、24GBとしている。
PCのシステム情報やdynabookのシステム情報では容量しか表示されないが、
それなりのソフトを使うとしっかり表示される。
2.は、嘘である!?
第二世代同様16GBまで対応している。
3.は、嘘や誠ということではなく、正直というかメーカーの本音である。
追加利益が得られるオプション制度を設定して、法人リース契約機種で保守点検サービスを盾に
オプションで利益を稼ぎたいという・・・・・
さて、リースアップ商品を格安に購入した自分にとっては、3.は脅しの盾にはならない!?
1.については、個人でジタバタ出来るものではないので2.に委ねるしかない。
2.は、2020年製ということで、数多くの先達による検証確認・実践報告が公開されている。
16GBが使用出来るのは確定、交換も自分で出来そうである!?
まぁ、同じ交換でも、SSDは交換そのものよりクローン化の方が面倒くさいし、
バッテリーの方は華奢なコード切断が心配、余程のことがない限り手は出さないつもりなので、
唯一出来そうな対応がメモリー交換だったわけで・・・・・
ということで、
公表上限突破の16GBメモリーの装着
に踏み切ることにしました!?
しかし、ここに至るまでには、他の要素との絡みを紐解きながら・・・・・
こちらは、後日(次回?) 報告予定です。
さて、dynabook G83/FP 先程の保守点検を盾にした保証打ち切りで脅している割に、裏蓋を外すには12本のネジを外すだけです。
ネジの相性があるかもしれませんから、念のため、外したネジの位置通りに置いておきます。
中央列3本がちょっと長めでしたね!?
まぁ、耄碌していてもこれ位は覚えられましたから無駄でしたが、あくまでも結果論ですからね?
後は、隙間にケースオープナーを突っ込み、ゆっくり一周して外します。
ヒンジ側から外すのが、簡単ですかね!?
こちらが準備した全工具でした。
念のため、静電気に弱いメモリー保護でゴム手袋までしています。
まぁ、ゴム手袋に関しては逆に電気滞留で駄目ともいわれていますが、事前に金属に触れて逃がした上で・・・・・
ファンや吸引口などの内部清掃用にクリーナー(ブロアー兼用)も用意しましたが、再販売したときのメンテナンスで掃除されていたようで、今回はほとんど出番はありませんでした。
尚、PCなどの精密機器へ掃除機を使用するのは厳禁、せっかく体の静電気を放電して作業を始めても、掃除機使用で発生する静電気がノズルや刷毛、ブラシを通して機器へ放電してしまい、制御基板などが壊れることがあるそうですのでご注意ください。
こちらが、開封状態です。
バッテリーはSなので、サイズも半分、中央に置かれています。
各所の穴に合わせて置いてあるだけなので簡単に取れますが、問題は接続コードです。
引っ張っては絶対駄目だそうです。簡単に切れてしまうそうですから・・・・・
保護テープを外し、端子の接続部分に細いドライバー等でゆっくり隙間を広げていくそうです。
やむを得ない限りは、やりたくは無いですね!? 機会が来ないことを願います。
SSDは更に厄介で、ここに見えている基盤の裏に付けられていますから、全ての配線を外し、基盤を止めているネジも外さないと・・・・・
それに比べて、メモリー交換はすごく簡単です。
この黒い部分のカバーの下側です。
ペラペラのカバーで、持ち上げるとスロット&メモリーが出てきます。
一般的なスロットですから、左右に広げればメモリーが持ち上がります。
嵌めるのは、もっと簡単です。
奥の溝に入れて上から押せば、勝手にスロットが広がって定位置に収まります。
後は、開けたときは逆に、裏蓋をはめてねじ止めすれば完了です。
注意しなければならないのは、交換作業そのものより、メモリーの購入ですかね!?
メモリーには、たくさんの種類がりますから間違わないようにするのが一番重要です。
デスクトップ用とノート用はpinの数やサイズや形が異なっているし、DDR区分だと1~5まであるらしいが互換性は無し、チップ規格、モジュール規格、クロック(MHz)、バスクロック(MHz)等の要素もあるし・・・・・
ということで、購入したのは、
ノートPC用メモリー (260pin) DDR4-2666 PC4-21300 16GB
でした。
メモリーには、相性問題が存在するそうです。
マザーボードとか、2枚差しの場合はもう一方のメモリーとかと・・・・・
最悪、認識されない場合は起動すら出来ないことも・・・・・
初起動時はメモリチェックが入るようで非常に時間が掛かるのが普通というか常識なんだとか、
しかし、その常識が無く、気の短い自分は・・・・・・
通常10秒程で立ち上がるのに1分近く経っても全く変化がなく、慌て捲ります。
メモリーの取り付けが上手くいってないかと勘違い、またふたを開けて再確認ししたりして・・・・・
まぁ、ブルー画面には成らなかったので、相性問題は発生しなかったようですが・・・・・
再度、組み立て直し、
スイッチボタンを押して忍耐の時間を過ごすと・・・・・・
起動し始めました!? (嬉)
無事、メモリー交換完了です!?
後は、前後比較、交換完了確認です。
システム情報やdynabookのシステム情報でも、メモリー容量は16GBと認識されています。
気になった肝心の状況を再確認です。
が、メモリー量に余裕が出来たためか、Edgeだけ稼働している以前の状況を再現したつもりですが、同じメモリー使用量になりませんが良しとしましょう。
比較対象は過去ではなく、下記の比較でしたから・・・・・
こちらは、負荷を掛けるため、EdgeでYouTubeを15個くらい再生させています。
それでも、メモリー使用料は半分ちょっとで済んでいます。
一方、CPUの稼働は100%と表示。
メモリー容量は十分のようです。
最後に、メモリー情報の確認です。
一枚刺しですから、シングル表示、16GBの容量も確認です。
こちらは使用したメモリーの概要表示です。
使用されていないマザーボード直付けスロット分も認識されていますが、ブランクです。
メモリーチップはSamsung製のようです。
製造はタイヤと同じ表記で2023年の42週目ですから10月中旬辺りですかね?
製造元表示はブランクですが、CFD販売(株)の製品でした。
CFD販売(株)って、皆さん知らないですよね?
でも、実は皆さんも知っていて意外に馴染みのある会社の関係だったりします。
バッファローと同じ、株式会社メルコホールディングスの100%子会社でした。
メモリーやストレージなどパソコン部品の開発・製造が主な事業で、海外メーカー各社の正規販売代理店でもあるなど多岐に渡る事業を展開しているらしいです。
もう少しディープな方々だと、「玄人志向」ブランドや自作パーツなどの販売元としての馴染みが強いかも知れませんね?
ちなみに、CFDブランドメモリは国内トップシェアらしいです。
ということで、
dynabookの脅しに屈せることなく、
嘘と真実を見極めて、
メモリー16GB化
を成し遂げたお話でした。
が、
まだ
ホップ!? (笑)