「えっ、そうなの?」
とか、
「嘘!?」
などと反応した貴方、情報更新が止まっていますよ!?
いや、112歳以下の方なら、「島」とインプットしたその情報自体が間違いですから!?
今年は昭和100年なんて言われていますが、昭和より一つ前の元号時代の出来事ですから!?
桜島、かつては名前の通り島だったが、1914年(大正3年)の「桜島の大正大噴火」で流出した大量の溶岩で、鹿児島湾(錦江湾)東岸の大隅半島と地続きになりました。
正しいかどうかは分かりませんが、
「大隅半島から突き出た丸い形をした桜島という名の小半島」
というのが正しい説明になるのですかね?(笑)
もちろん、自分は知っていましたよ!? (エヘン)
ちなみに、地続きの垂水市ではなく、対岸の鹿児島市に属しています。
また、地図では狭く見える鹿児島市から桜島までの距離、もっとも近い場所で 4 km、フェリーの航路で 8 km だそうです。
まぁ、県民、近郊県の方々には常識でしょうが、遠方、自分のような関東圏の者にすると、よく目にする鹿児島県、桜島の情報は、桜島が噴火した とか 鹿児島市内から見た海越えの桜島の姿 とか 桜島フェリーで渡る 映像なのですから勘違いするのも仕方がないですかね?
ちなみに、桜島の噴火も珍しいものではありません、活火山ですから・・・・・
極論を言えば、毎日噴火しています。
全国的なニュースになるのは、著しく大きな噴火だったり、住民生活に何らかの影響が出た時ぐらいらしいです。
実際、訪問当日も噴煙がみえました。
逆に、鹿児島県人が
「なんでそんなに騒いでいるんだろう?」
と思うことがあるそうで、そんなプチ情報です。
リュウゼツラン(竜舌蘭)は、ご存知ですよね?
名前は知らなくても、100年に一度開花する植物 として時々ニュースになるあの植物です。
植物好きや撮影マニアなど大挙して集まり、興奮してして開花を待っている様が流れて・・・・・
アガベとかアオノと呼ばれることもあるようです。
まぁ、実際は100年ではなく数十年で開花しその後枯れていくので、一生に一度限りの開花で珍しいものに変わりは無いのですが・・・・
しかし、先程の通り鹿児島県人は全国ニュースで取り上げられると、先程の感想を持つとか!?
理由は、鹿児島では道路脇など色々な場所にリュウゼツランが千の桁近くも生えているため。
1本の木の開花は数十年に1回で枯れていっても、全体では代わる代わるに咲くので毎年見られる恒例開花となるのでまったく珍しい光景ではないそうです。
所変わればということなんでしょうね!?
さて、もう一つ紹介というか、質問を出してみます。
桜島には
「世界一」と冠が付く名産物が2つありますが、それが何か分かりますか?
しかも、大・小 両極のものです。
大の方は、鹿児島県の伝統野菜でギネスブックに認定された
世界最大の大根である
桜島大根 です。
これは皆さんご存知ですかね?
小の方は知名度がちょっと落ちて難しいですかね?
直径わずか4~5cmと小さく、 同じくギネスブックに認定された
「世界一小さいみかん」 である
桜島小みかん です。
また、 「世界一実のなるみかん」 とも言われ、一本の木に20,000個ほど実をつけるそうです。
抜群の甘さと香りが魅力の色鮮やかな 「みかんは小つぶ、甘さは大つぶ」 のみかんです。
買ってみました!?
美味しかったです!?
確かに甘いですが、甘いだけでなく味が濃く普通のみかんとはちょっと味わいが違いますかね?
ポンカンみたいでしょうか?
毎年愛媛県愛南町から取り寄せている和製グレープフルーツと言われている河内晩柑のさっぱり味とはちょっと違いますが、これはこれで非常に美味しいです。
一応、みかん県育ちなので、みかんにはチョットうるさいです。(笑)
父親の実家、木工業だったのに裏にみかん畑(山)を持っていたので、幼い頃は毎年・・・・・
話を戻しますが、桜島って大きいですよね!?
東西 12 km、南北 10 km、周囲 55 km、面積 約77 k㎡ の活火山です。 (島としてみて)
東西 6.06 km、南北 6.23 km、面積 18.79 k㎡ の地元(おとぎの国)と比べると・・・・・
まぁ、千葉県の市町村では最小、全国に広げても後ろから数えた方が早いコンパクトさですから、比較が悪いような・・・・・
さて、今回の旅は シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートと宮崎牛を食す 高千穂・宮崎4日間 という名称でしたが、表示されているモノは全て宮崎に関連しています。
いくつかあった出発候補日からクリスマスイブにシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート泊となるよう選び、その日程が催行となったのは日頃の行いの良さによるものでしょうかね?(笑)
一つの旅が、美食の旅、クリスマスをホテルで過ごす旅、そして、神話のふるさと 宮崎県の観光名所を巡る旅と、3種の楽しみを味わえました。天候にも恵まれたし・・・・・
そして、おまけがほんのちょっとありました。
宮崎県旅を南九州旅にちょっとだけ格上げする・・・・・
まぁ、1県の1~2ヶ所を訪れただけで県を旅した気になるなと言われそうですが・・・・・
今回の旅、成り立つためには色々な条件がありました。
第1は、都城市の協賛を受けていることです。
宮崎牛のディナーをコーススケジュールに組み込み、都城市に宿泊しなければなりません。
2つ目は、集客の目玉としてSランクホテルであるシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの宿泊を組み込む。
第3は、旅のメイン観光先は宮崎県の人気スポットであるが、縦に長い宮崎県、鵜戸神社、青島神社、そして宿泊先も南部に位置するが、最後の高千穂峡は北部で熊本県との県境、宮崎空港に戻るより熊本空港の方が近い。
第4は、旅プランが3泊4日と長丁場であることである。
第3までの内容ならば、2泊3日で事足りるので、1日分のスケジュールが足りない。
もちろん、宮崎県、宮崎市や日南市周辺でも観光先はたくさんありますから増やすことも可能です。
実際、折角日南市に行ったのなら、サンメッセ日南へ行ってモアイ像を画像に収めたかったし・・・・・
ただ、いくら宮崎県内の観光先を増やしても、旅のアピールは宮崎観光のままです。
しかし、熊本県と鹿児島県を訪れ1か所づつでも観光すれば、宮崎旅がなんと南九州旅に変わります。(笑)
実際、都城から宮崎市、日南市に行くのと、鹿児島市に行くのは時間的にそんなに変わりません。
そして空白を埋めなければならない時間は1日分あるので、鹿児島市内観光、桜島観光をして南側から(地図下から)回って日南に入る行程とする。
そのためには利用する空港はメイン観光県の宮崎空港ではなく、熊本空港とする。
熊本空港から都城市に入る前に熊本県内で1か所でも観光すれば、南九州旅の完成です。
ということで、旅スケジュールは、
初日
羽田空港 ⇒ 熊本空港 ⇒ 人吉市 ⇒ 都城市(泊) 宮崎牛ステーキディナー
2日目
都城市 ⇒ 市内 霧島酒造 ⇒ 鹿児島市 ⇒ 桜島 ⇒ 日南市(泊) 日南海岸 南郷プリンスホテル
3日目
日南市 ⇒ 飫肥 ⇒ 鵜戸神社 ⇒ 青島神社 ⇒ 宮崎市(泊) シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート
最終日
宮崎市 ⇒ 高千穂峡 ⇒ 熊本空港 ⇒ 羽田空港
というスケジュールでの観光旅でした。
今回はこれまでの旅日記で触れていない、初日人吉市観光、2日目の鹿児島市・桜島観光を取り上げたいと思います。
さて、折角なので前振りに関連した桜島から始めたいところですが、スケジュール通り、先ずは熊本、人吉市観光からです。
しかし、旅行会社も身勝手です!?
スケジュールには組み込んだものの、魔法の言葉を使って実質放置です!?
人吉(九州の城下町) ・・・・・ 自由散策
当日は、「人吉おでかけ まちなかマップ」が配られて、戻って来る駐車場の位置にマーク、あとは集合時間、簡単な観光先候補の説明が駐車場に着く直前にありました。
駐車場は、国宝に登録されている 青井阿蘇神社 (あおいあそじんじゃ)の直ぐ横辺り、添乗員さんが青井阿蘇神社まで誘導・案内だけはしてくれるそうです。
しかし、基本はバスを降りた時点で解散、以後は集合時間までの自由観光です。
観光欲旺盛&下調べをしてきた我が夫婦、青井阿蘇神社は後回し、人吉駅へ向かいました。
残念ながら、観光快速列車「SL人吉号」などで名のしれた JR肥薩線(ひさつせん)は、2020年7月の球磨川氾濫の影響を受けたままいまだ不通、人吉駅の発着は現在無いそうです。
同じく、くま川鉄道も部分開通&代替バス輸送の継続中だそうで、4年半経った今でも災害の爪痕は残っているようです。
急流として有名な球磨川とは言え、川幅広く、河川整備もされていただろう一級河川の氾濫、人吉市でも全世帯の約5分の1に相当する約3000世帯が浸水し、溺死などで21人が亡くなったそうです。
細かい数字は今回改めて確認しましたが、球磨川が氾濫した映像は自分も記憶に残っていました。
観光途中に、球磨川の土手まで行ってみました。
当日の球磨川、広いくて穏やかで・・・・・
記憶に残っている茶色の水で覆い尽くされていた川と同じとは、全く思えませんでした。
さて、話を戻しますが、そんな運行のない人吉駅に行ったのは、
・ 駅前にあり、決まった時間に動く「人吉城をイメージした からくり時計」
・ 駅構内にある「石造の機関車庫」
・ 駅横にある人吉鉄道ミュージアム「MOZOCAステーション」
・ 2024年3月に営業運転を終え、展示されている「SL人吉」
そして、もし肥薩線が通常通り運行していたら見られたであろう
・ 全国的にも珍しい立ち売りスタイルでの駅弁(人吉名物の「栗めし」)販売
などを、事前調べでピックアップしていたためでした。
青井阿蘇神社の後回しは、「からくり時計」の作動時刻(毎時ちょうど)が迫っていたためです。
人吉城をイメージした2層3階建ての白漆喰調の天守、石垣部分には人吉城の特徴でもある武者返しを再現しているそうです。
時間になると球磨地域の民謡「球磨の六調子」のメロディーに合わせて、お殿様や田舎の庄屋どん、相良乙女、熊本県指定の無形文化財である臼太鼓踊りの一団など17体の人形が登場します。
からくり中は動画を撮っていたのですが、LUMIX DMC-GX7MK2 の動画スタイルがL.モノクロームのままなのに気づかず・・・・・
当然、動画からの切り出し画像もモノクロで・・・・・
「石造の機関車庫」
人吉鉄道ミュージアム「MOZOCAステーション」内で
「SL人吉」
立ち売りスタイルでの駅弁販売は中止
駅の横脇でひっそり販売中(人吉名物の「栗めし」)
国宝 青井阿蘇神社 (あおいあそじんじゃ)
806年に創建された人吉球磨地域を代表する神社で、「青井さん」と呼ばれて親しまれています。
阿蘇神社の阿蘇三神の分霊が祀られたのが始まりです。
本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門は、相良20代長毎が江戸時代初めの1610年から4年かけて造営したもので、一連の社殿がすべて同時期のものは全国でも珍しいといわれており、2008年6月に熊本県で初となる国宝に指定されました。
急勾配のかやぶき屋根が一番の特徴で、桃山様式の多彩な装飾が施されています。
毎年10月3〜11日に「おくんち祭」が行われ、無病息災を願い子どもの頭を獅子に噛んでもらうという風習が今も受け継がれています。
2日目です。
鹿児島に向かう前に、宿泊地都城市の霧島酒造(株)志比田工場へ寄り道です。
目的は、焼酎工場の見学や試飲のためではなく、都城市から出ている協賛の一つ都城市内で使える2,000円/人のクーポン券消費のためです。
市内での立ち寄り先は他に無いので、工場に併設されている焼酎の里 霧島ファクトリーガーデンの売店でお買い物です。
酒飲みなら黒霧島などを購入すれば金額枠は直ぐ一杯になるのですが、
下戸夫婦ともなればそうは行かず色々物色して回ります。
土産物購入の嫌いな妻は面倒だから適当に買って、残額が残っても、オーバーしても良いからさっさと終わらせようとします。
しかし、キッチリしたい性格の自分は、好みにあったもので、枠のオーバーギリギリを狙います。
ケチでもあるので、枠を余らすなんて買い方はしません。(笑)
プラス数十円で収めた成果がこちらでした。(笑)
こちらは工場内にあり、焼酎作りにも使っている美味しい湧き水、
近隣の方々にも開放しているので、大きなポリタンクを幾つも持って汲みに来ている方も。
幾つか注ぎ口がありますが、集合時間や時間制限のある観光客優先の注ぎ口もありました。
確かに、本当においしい水でした!?
霧島焼酎神社
さて、本当に鹿児島県に向かいます。
いや、鹿児島市に向かいます。
市内観光が目的ですから・・・・・
鶴丸城跡などがある 歴史と文化の道 周辺を散策します。
西南戦争 銃弾跡
鶴丸城跡 (御楼門)
鹿児島の西郷さんはバカボン風衣装じゃなく、ちゃんと軍服を着ています。(笑)
西郷隆盛銅像
残念ながら、愛犬の つん は、隣には居ません。
でも、しっかりツーショットの記念写真は撮れます
が、つん ではなく、 かや です。
西郷隆盛が飼っていた犬では つん が有名ですが、飼っていたのは一匹ではなく、多いときには十匹以上の犬を自邸に飼っていたそうで、名前は「シロ」「クロ」「カヤ」など毛並みなどの見た目から付けていたそうです。
鹿児島市一番の繁華街と言わる天文館本通りアーケード・天文館G3アーケードをぶらつきます。
こちらは、天文館むじゃき本店、シロクマ発祥のお店です。
鹿児島といえば、黒豚、黒牛 などですが、自分は うなぎ ?
リーズナブルで人気のお店ですが、店頭には順番待ちのお客(海外の方が半分以上?)が・・・・・
店前まで行っただけで、引き返しました。
さて、旅先で路面電車の通っている都市に行ったら乗っています。
今回も 鹿児島市電 の 天文館通 - 鹿児島中央駅前 間を往復乗車して来ました。
鹿児島中央駅前
若き薩摩の群像
桜島フェリーターミナルへ向かいます。
鹿児島市側から見る限り、桜島は島です!?(笑)
何気に収まっでいる画像ですが、
超広角9mmレンズ故になせる1枚ですかね!?
旅レンズに据えて良かったです!?(喜)
桜島からの便が到着するのと入れ違えで出航です。
桜島フェリーの乗船時間は、15分です。
24時間運行で島民 じゃなく、住民の・・・・・・
面倒臭いですね!?
桜島、島じゃないけど、本ブログに限り、以下は島と表現します!?(笑)
元に戻して。
24時間運行で、島民の足となっています。
各地で庶民の足となっている鉄道やバスにだって始発、最終便の設定があるわけで、1時間に1本とはいえ深夜も運行している桜島フェリー凄いと思って帰ってきましたが、
やっぱり無理していたんですね!?
累積赤字と利用者減で、今年の10月以降は深夜の4時間、8便の運行を辞めるそうです。
とはいえ、島民の救急搬送など緊急対応のため30分で運行できるバックアップ体制を敷くとのこと、立派ですね!?
昨今目にするのは、運転手不足や赤字路線が理由の路線廃止や減便の報だけですから・・・・・
桜島、当日も噴火していましたが、噴火場所は鹿児島市内側から見ると奥側、風向きも逆ということで、フェリーから見るとまったく分かりませんでしたが、島に渡り回り込むと徐々に・・・・・
視界にも灰が入ってくるようになりました。
桜島には幾つかの展望所があるようですが、訪れたのは
有村溶岩展望所 (ありむらようがんてんぼうじょ)
1946年の大爆発で流出した溶岩原の小高い丘にある展望所。
全長1kmに及ぶ溶岩遊歩道の途中にあり、世界的活火山「桜島」の迫力と錦江湾を手にとるように望むことができます。
切り立った三角錐の山容、現在活動中の南岳の火口が近く、日によってはゴオ~ッという鳴動や噴火に伴う爆発音が聞こえることもあり、一味違う桜島を感じることができます。
自分の感想というか、知っているものに例えると、
草木も少なく、灰が積もった「鬼押出し」でしょうか?
尚、先ほど示した 桜島小みかん こちらの売店で現地物を購入しました。
普段だと開いていない可能性が高い日時だったと後から知りましたが、日頃の行いが良かったのか、開いていただけでなく在庫もありホッとしました。ちょっとオマケまで貰えましたし・・・・・
来る前の天文館通りで見つけたのですが、これから本場に行くのだからどうせならそっちで、と見送っていたので閉まっていて買えなかったら踏んだり蹴ったりでしたね!?
さて、帰路は再度フェリーに乗って・・・・・
ではなく、地続きとなった現場、桜島口を通って大隅半島に抜け、日南市に向かいました。
時系列的には、
先に投稿している
「宮崎旅日記 神話のふるさと 宮崎 と 信州には・・・・・」に続く!?
更に、本ブログの途中が昨年末投稿
「バブル期再来? クリスマスディナーに、イブはラグジュアリーホテルで・・・・・」になる訳で、
公開順と時系列がバラバラ!?
まるで、スターウォーズのようだ!?
単なる洒落、いや、戯言ですから、スターウォーズファンの方々、怒らないで下さいね!?(笑)
しかし、これでやっと昨年末から溜め込んでいた旅日記が終わりました。
今のところ予定している旅は、4月下旬の遅い桜巡り !?
暫し、長文ブログは休息ですかね?
まぁ、自分の短文、人様の認識とは乖離しているみたいですが・・・・・(笑)