
頼りにしていた
開花情報
残念ながら、外れました!? (泣)
訪問前の一週間、関東地方は「4月なのに真夏日?」なんて言うような温かい日が続き、
遠い地の開花促進を期待させる日が続いたのですが、
残念ながら、みちのく は低温が続き、開花遅れが伝えられていました。
同じように日々確認していた妻でしたが、日に日に悪化する情報に疲弊、
開花状況や天候を確認するのも止めてしまいました!?(笑)
萎えた気持ちはどうしようも無く、盛岡の観光旅の方に意識を移し、
精神的な救いを求めたようでした!?
食事先を妻、観光・訪問先が自分と分担して調べていましたが、
訪問先の方まで侵食しだし・・・・・(笑)
更には、
「訪問時の開花は弘前・角館共に2~3分咲き程度で、
とても満足できそうもない!?」
と、出掛ける前にもかかわらず、見放し? いや、見捨て!?(笑)
「来年とは言わないが、数年内にピンポイントの日帰り旅で再訪し、
リベンジを果たそう!?」
と、愚痴り、いや、漏らし始め・・・・・(笑)
一方、楽観的で諦めの悪い夫は、妻がそこまで追い込まれたのと同じ状況であっても、
「何とかなる!?」
「もう少し開花は進んでいるから大丈夫!?」
と ・・・・・(笑)
ちなみに、弘前を例にすると、旅立ち10日前の開花予想は 4/15 だったものが、
旅立ちの前々日(2日前)には4/19 まで遅れて・・・・・
満開 じゃなく、開花 がですよ!?
旅の日程は 4/20 ~ 22 で、弘前訪問が20日、開花予想の翌日となったわけですから、良くても2分咲き程度しか期待できない訳で、諦めの境地になるのも仕方がないですね!?
通常、開花から4~5日ほどで満開になりますから、タイミングバッチリの天国から地獄へ急転直下の状況です。
しかし、勝ったのは、夫の方でした!?(笑)
直前に神風(古い?)が、吹きました!?
悪運の強さ、いや、日頃の行いの良さが実を結んだのか・・・・・
お陰で、
「桜を見るのは、しばらく良いか!?」
と、思えるほど見て回って来ることが出来ました!?(喜)
地元の方も驚いたと話していましたが、
「2️日前までは全然、
昨日と今日(訪問日)で急に開花が進んで週末に間に合った!?」
と、1.5日分だけ進んだ開花、午後から訪れた弘前の桜がまぁまぁ見られたのに始まり、
温かい陽気は以後も続き、
翌日の盛岡周辺
翌々日の角館武家屋敷・桧木内川堤、北上展勝地
も、綱渡り状態でヒヤヒヤしましたが、土俵際の一踏ん張りの好影響をもたらし続け・・・・・
「桜を見るためのリベンジ再訪、もう来なくても大丈夫!?
その分、違う処に行こう!?」
と、妻の思いも変わるほど・・・・・
振り返ってみれば、
みちのく三大桜巡りと謳っているとは言え、たったの2泊3日で3県にまたがっている地の桜をタイミング良く全て満開で見て巡ることは元々不可能と認識、
三大桜から増えて7ヶ所になった桜名所だが、その内の4ヶ所の桜がそこそこ見られれば十分と踏んで日程調整してきたが、
見込みが狂いだして、一旦はメイン処のみちのく三大桜が一つも入らない3ヶ所の桜巡りになることが濃厚となり落ち込みましたが、
結局は、6ヶ所の桜とタイミングが一致し楽しめたわけで、不可能と認識したみちのく三大桜を奇跡のフルコンプ!?
しかも、タイミング合わずの残り1ヶ所も花はなくとも満足出来たし・・・・・(後日報告)
ちなみに、お花見のもう一つの障害となる天候ですが、初日の移動中は小雨が降っていましたが弘前到着前には上がっていて、持って行った傘を使う機会は全くありませんでした。
これも、日頃の行いの・・・・・(笑)
尚、もう一つの候補日(変更前)、4/24-26の行程だったとすると、
弘前城が満開に変わりましたが、
石割桜と盛岡城跡公園、角館武家屋敷と桧木内川堤、そして、北上展勝地 と5ヶ所が散り始めとなりました。
小岩井農場・一本桜は、まだまだ咲き始め止まりのようです。
と、タラレバの話で比較しても意味がないのは分かっているのですが、
ちょっと安堵しています!?
天候については、自分たちの方が恵まれたのは明らかなようです!?
一般的に言うならジタバタ、自分の中では臨機応変で最善の選択として変更を繰り返したので外れても後悔はしないつもりでしたが、直前には「態々悪い方に変えてしまった!?」との思いが上回っていただけに、安堵ぐらいしても良いですよね?
という全体報告した上で、弘前城訪問記へ進むことにしましょう!?
さて、弘前城へはこちらの「弘前さくらまつり」会場MAPの下側から進み、追手門口に突き当たったら右折、お濠に沿って進み左折後の東門も通り過ぎ、上部右側にある津軽藩ねぶた村の駐車場に車を入れました。
先ほど示した 開花の読みを外した憂鬱な気持ち で 到着した旅の第一訪問地でしたが、
真正面に見える追手門口に近づくにしたがって、憂鬱な気持ちが消えていきました。
追手門口は市役所や市立観光館などが立ち並ぶ一角にあり日頃から人並みは多いエリアだと思いますが、多くの観光客が道狭しと行き交っている姿が車窓から見え始めました。
「弘前さくらまつり」自体は既に始まっていることは知っていましたが、
日曜日とは言え開花遅れで訪問客は少なく閑散としていると思っていたのとは裏腹に・・・・・
しかも、行き交う観光(お花見)客 越しに見えるお濠に沿う土手の桜並木は満開で・・・・・
まぁ、ここのお濠沿いのさくらが一番早く開花し、既に満開という情報を自分は前日に見ていましたが・・・・・・
ちなみに、ここのお濠が花筏のお勧め撮影ポイントになりますので、
ここは満開後が本番の見せ場になりますかね?
さて、諦めていた弘前城でのお花見が叶って有頂天になっていたわけではありませんが、チャンスを逃したものが幾つかありました。
ミスとか、チョンボ類ではなく、ツアー旅の宿命だったり制約だったりで・・・・・
1つ目は、MAP上では停めた駐車場の横にカメラマークで撮影ポイントを示していますが、お濠に写る逆さ岩木山と桜が一緒に収められる撮影場所となっています。
到着時は雲が掛かることなくクッキリ綺麗な岩木山の姿を見せていたのですが、団体行動故に後回し、イザ撮影という時には暑い雲が掛かっているし、風が出ていて水面も・・・・・
残念でしたね!?
しかし、皆様にはお見せしましょうかね!?
自分にもこんな才能があれば良いのですが・・・・・
撮らせて頂きましたので、特別ですよ!?
n
折角なので、逃したチャンスを纏めて紹介してしまうと、
2つ目としては、楽しみにしていた展望台からの弘前城天守&岩木山&桜とのスリーショット撮影を諦めました。
先程は良い方でお知らせした急速な開花と観光客の多さでしたが、展望台に登ろうとする多くの観光客が並んでいて、とても1時間以内に順番が回ってくるとは思えない長蛇の列を作っていて・・・・・
まぁ、事前調べで、気に入ったと言うか、撮りたかった構図は、展望台からのものではなく、
ドローン撮影などのもっと高い位置から撮ったものと分かっていたので、未練はありましが諦め易かったです!?(多少負け惜しみで強がっていますが・・・・・)
同様に、展望台からの撮影画像も確認済み、岩木山の頂上がちょこっとだけ写っているスリーショットは記憶したので、いつかは記憶が改竄されて・・・・・
いやいや、どうせ改竄するなら気に入ったこちらのドローン撮影の方にしておきましょうかね!?(笑)
こちらが展望台です。
穏やかで混雑してないように見えますが、長い列は展望台の向こう側に・・・・・
そして、誰もが撮影に長い時間を掛けるので、ぜんぜん進まず・・・・・
それにしても、事前に撮影画像を見てそんなに高くないとは想定していた展望台ですが、
現物はその想像を遥かに凌ぐ低さで・・・・・(笑)
しかし、お気に入り構図じゃないけど、天守と桜、そして岩木山とのスリーショットは、一応撮影しましたし、記憶にも残しました。
原寸サイズなら、ピンクの「城」の上辺りに岩木山が居るのは分かるのですが、
縮小サイズだと・・・・・
蛇足で読みが似ている山の説明、青森県にあるのが岩木山、岩手県にあるのが岩手山です。
3つ目としては、同じ混雑事情で、天守に昇ることを止めました。
こちらは、ほぼ想定通りの行動!?
もし、空いていたらの前提条件付きでしたが、世の中そんなに甘く無いようで・・・・・(笑)
4つ目・・・・・、いや、細かな項目として挙げるより全体として、訪問時間が限られているのがちょっと残念ですかね?
個人旅だとしても、その後の予定や移動時間を考えると、そうせざるを得ないとは思いますが!?
さてさて、弘前城のお花見、いくら東濠沿いの桜が満開だったとしても、全ての桜が満開とはなりません。
それどころか、全体としてみると、まだまだ早すぎた訪問であることは否めません。
我々が満足出来たのは、一番早く咲き始める桜さえ二分咲き程度、桜がほぼ咲いていない最悪の弘前城訪問と覚悟していたのが脱却できたため・・・・・
実際、同じ濠でも西濠沿い、「弘前桜七景」の一つにも選ばれている通称「桜のトンネル」と呼ばれる通りの桜は咲き始めでちょっと寂しかったし、「弘前七桜」に選ばれている桜は遅咲きでGW辺りが見頃でまだまだまだまだ・・・・・(笑)
長く開催される「弘前さくらまつり」のはしりの訪問でしたから・・・・・
一方、観光客じゃなく、地元の家族連れやクループの方々がレジャーシートやお弁当などを持ち寄って楽しむ一般的なお花見、ちょうど日曜日の午後ということで多くの人々が繰り出していたピクニック広場の桜は見事に満開でした。
濠と同じく東側に位置しているので、日当たりやら風の当たり具合が一緒なんでしょうかね?
上野公園のような長く続く通路脇ではなく、新宿御苑のような広い敷地の中にある桜の木の下での絵に書いたようなお花見&宴会?
まぁ、時間が限られた観光客はパスしそうなエリアですが、健脚自慢の老夫婦はお得意の徘徊で・・・・・(笑)
ということで、全く駄目な処、淋しい処などはもちろんありましたが、満開やそれなりに見られる処を回って来て桜を一杯見たな、観たかった風景も観れた、立ち寄りたかった撮影スポットにもたどり着いた など全体で満足しての弘前城訪問でした。
後は、撮影画像(スポット?)の紹介です。
左側、お濠の内側が「桜のトンネル」です。蕾が多いのでピンク色に見えますかね?
しかし、下を歩くのはちょっと淋しいですが、お壕の外側(右)は結構咲いていましたのでそちら側を臨機応変に歩くことにしました。
案内では、ワシントンのポトマック河畔に似た見事な桜並木と・・・・
反対位置からの撮影で、歩いたポトマック河畔は左側になります。(笑)
撮影画像を見ると、それなりに咲いていますが・・・・・
撮影スポット 春陽橋
地元の皆さん、自由にお花見してます。
水芭蕉も鑑賞!?(笑)
さて、「桜のハート」です。
咲きが足りないので、ピンクが足りませんが・・・・・
日本一の太さと認定されたソメイヨシノ
こちらも咲きが足りませんが・・・・・
桜巡りなのに、初日から桜に飽きて・・・・・(笑)
メインは翌日の盛岡でしたが、洋館風建築物やノスタルジックな街並を歩くのも今回の旅の楽しみの一つで・・・・・
旧弘前市立図書館
建物内にも立ち入れます。
旧東奥義塾外人教師館
市内にある洋館のミニチュア版展示もありました。
山車展示館にて
ということで、今回はこれで終わりです。
次回の盛岡観光編に続きます。