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豆柴もものブログ一覧

2022年10月26日 イイね!

人生(たび)の空から

人生(たび)の空から
銀の雨
時のいたずら
旅立ち
季節の中で
長い夜
 ・
 ・



70~80年代に馴染みが深いのでしょうか!?



なぜか、蘇りますね?
まだ髪の毛ふさふさだった頃の松山千春の歌声が、当時の思い出と共に・・・・・(笑)


北の大地 に立っているせいでしょうか!?


     (あれ、北島三郎に代わっちゃった?)


足寄からは結構離れているのですが・・・・・・




ということで、北海道 に来ています。



しかし、これで

オープンカーでの北海道オープン旅は、遠のきましたかね?


カシオペア利用の前回は希有な鉄道旅だったので、
引き続いて、
フェリー&マイカーのドライブ旅を狙っていたのですがイレギュラー過ぎましたかね?

今回は定番の飛行機旅でしたが、
他にも旅したいエリアは多いですから、
同じ北海道ばかり何度も、
とはならないでしょうから・・・・・

  とは言え、妻は同じ飛行機旅の函館3日間自由観光プランとかも狙っているようですが



まぁ、本州でも秋は短く、涼しいを一気に越して寒い季節に向かい始めています。
北海道ではなおさらですから、ドライブ旅をするにしても今の季節では無いですよね?
実際、北海道の紅葉旅としても時期遅れの感は多分にあるし・・・・・

ということで、可能性は低いですが来年以降も初夏限定で狙い続けたいと思っています!?




さて、今回も四国旅に続き3泊4日とちょっと長めの旅となりましたが、
往路便は羽田13:00発、帰路は新千歳13:30発と前後半日ずつ削られますから
実質的には3泊3日となりますかね?

3日間トータルで700㎞にもなるバス走行距離が示す通り、一か所の観光時間はあまり長くなくタイトなスケジュールで広い地域を駆け回るツアー旅ですが、
一度は泊まってみたかったニセコ、トマム泊が組み込まれているということで
突発的に手配した旅でした。
ちなみに、もう一泊は札幌、訪問先は支笏湖、小樽、富良野、美瑛、札幌市内自由観光と
道央を中心に巡る定番コースでしょうか?





しかし、前回の四国旅では今回より一割ほど多いだけの780㎞を走行すれば四国4県を巡れたのに、北海道では道央のみに限られる・・・・・
本当に「北海道はでっかいどう!」だった!?

四国関係なしに、こんなのもあるし・・・・





さてさて、自由度は少なく窮屈なパックツアーですが、それでも隙間は有るので爺婆はそこを狙ってチャレンジ項目を定めました。

 ・ 小樽昼食は前回同様の寿司店ではなく、駅近の三角市場で海鮮丼を食す
 ・ 選べる夕食では海鮮に集中せず、肉料理(鉄板焼き?)も味わう
 ・ 札幌ではスープカレー、ラーメンを  時季外れで無理そうだが大通公園でとうきび

あれ、食べることばかり・・・・・
もちろん、他にもありますよ!?

眼が眩んだ

 ・ ヒルトンニセコビレッジ、星野リゾート トマム ザ・タワーの宿泊を楽しむ
   残念ながら、雲海テラスは営業を終わっているし、霧氷テラスは始まっていないが・・・・



 ・ 秋の小樽街並み散策を満喫する、 オルゴール堂・北一硝子三号館を時間を掛けて
 ・ 支笏湖、青い池、白ひげの滝 等 観光訪問先撮影





 ・ 北海道大学 構内散策 ポプラ並木やいちょう並木など
 ・ すすきの散策 下戸夫婦なのに・・・・・

結構欲張っていますね!?(笑)



まだ全国旅行支援が始まる前の手配ということで、サッポロ割(宿泊3,000円、クーポン2,000円)しか適用が無いコースでしたが、それでも大変リーズナブル、ぷー太郎&ぷー花子の老カップルでも半年に一回位ならご褒美旅として許される金額の範囲内でしょうかね!?

その為にも日頃は、割高な外食、ファストフードのテイクアウト、コンビニ購入などは控え、ほぼ毎日の3食全てを自炊暮らし(もちろん妻の)で切り詰め、その浮かせた分を旅費用に回すような旅優先生活をしていますから・・・・・


併せて、詳細は省きますが、個人旅での手配だとすると、

今回の宿泊ホテルを最安で手配したとしても、羽田-新千歳間往復航空運賃は1万円以下に想定しないと成り立たないパック価格、
しかも、利用便はLCCじゃなく、ちゃんとANAを使用しているし・・・・・

逆に、その実搭乗のANA便を最安手配したとすると、3泊の宿泊代(3朝食+2夕食込み)+700㎞強のバス移動代の合計が1万円以下にならないと同じく成り立たないパック価格

となるような非常にお得なパック旅を、行きたい訪問先と絡めて選択しています。



また、非日常の旅先では気が大きくなって大盤振る舞いしたくなりますが、そこはグッと我慢の小~中盤振る舞いに抑えて(笑)、旅中にもかかわらず次の旅の為に備えるような考え方の上でその旅を楽しんでいます。

そんな思考のぷー太郎&ぷー花子の老夫婦には、交通、宿泊だけでなく、殆どの食事まで含まれて手配の煩わしさは無く旅を楽しむだけ、しかも個人手配よりも遥かに安く設定されているパック旅行は最適です。



旅行通や旅に拘りを持っている方はパック旅行を敬遠しがちですが、毛嫌いせず一度検討されてみてはいかがでしょうか?

確かに、自由は利かないし、団体行動を強いられるし、お仲間は爺婆ばっかりだけど・・・・・(笑)



***************************************************************************

と、書いて準備してきましたが、旅立ち5日前に大きなプレゼントが届きました!?


「全国旅行支援割引の運用開始前予約分でも、枠があれば対象の可能性もあるかも?」
との事前連絡があったので少しは期待していましたが、まさか満額で・・・・・


ラッキーでした!?


「全国旅行支援割引」の最大支援である
1泊当り8,000円値引 と 平日クーポン3,000円  の 合計11,000円割引が、
全宿泊日数の 3泊分に きっちり 適用となりました。(嬉)



結果、前述のサッポロ割だけ適用でも、かなりお得と謳ってきましたが、そこから更に

2人分で 48,000円分(8,000円×3泊×2人)の返金(値引)
 と
旅先で使える無料クーポン18,000円分(3,000円×3日×2人)が付くことに


次回旅費用(一部)を、労せずに蓄えられました!?
旅先で我慢せず、大盤振る舞い擬き経験が出来そうです!?(笑)


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ということで、本日の プロローグ編 は以上となります。

来週から、旅行記 本編 が始まります。







えっ、タイトルの「人生(たび)の空から」って意味ですか?




今晩は標高600mの地に立つ地上36階建て(高さ121m)の トマムザ・タワー に宿泊しているので,
「空に近いかな!?」
と思って・・・・・(笑)

トラベル・ハイ になって、ちょっと浮かれてますね!?


併せて、冒頭に書いた様に 北海道=松山千春 となっての 歌タイトルをもじって・・・





                        折角来た旅、あと二日楽しんで無事に帰りたいと思います。






Posted at 2022/10/26 21:15:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | | クルマ
2022年10月12日 イイね!

信州同窓会旅 本編

信州同窓会旅 本編47年目!?

長いですよね?

よく続いていますよね?




5年とか10年振りとかの開催ではなく、ほぼ毎年の恒例行事となっている訳ですから・・・・・


自分の場合、妻子の為に身を売って収益を得ていた就労期間(笑)、再雇用5年を加えても41年にしかならない訳で・・・・・


まぁ、就職前、大学時代の同窓生との集いですから当然と言えば当然なのですが!?



そんな長い期間を経ても、未だにこうして定期的に集う仲間が居るっていうことは、きっと恵まれているんでしょうね!?



当たり前ですが、それぞれ全く異なる人生を歩んでいるメンバーばかりです。
卒業後生きてきた暮らしぶり、居を構えている場所、家族環境など・・・・・

もちろん、当初は加わっていたが、諸事情で抜けていったメンバーもいます。
年齢的にも、これから参加が難しくなってくるメンバーも出てくるでしょう。


それでも、新婚時代、子育て時代、仕事優先現役盛り時代、介護時代 など途切れる可能性があった時代を何とか乗り越えて集まってきた現メンバー、有限を自覚した上で出来る限り長く集えるよう頑張りたいですね!?



あっ、忘れていました!?
集いのメンバー資格を所有しながらも、頑なに参加していない幻のメンバーが・・・・・
この集いの日以外は、同じ47年の腐れ縁で個人的に毎日が同窓会の・・・・・
何とか定年※※は回避できましたが、熟年※※の可能性はまだ完全に消えてはいません!?(笑)
こちらも、末永くが叶うように頑張らなければ・・・・・
その為にも、ニンジンを今月末にぶら下げています!?





さて、同窓会イベントとしては、今回は3つだけでした。
※ 諸事情がありまして・・・・ (笑)
残りは、近況報告やら大谷観戦やら、まったりと・・・・・
まぁ、それはそれで有意義な時間なのですが!?

初日の午後向かった先は、

プリンス&スカイラインミュウジアム



 

1997年4月、長野県岡谷市に誕生した日本車では初となる単一車種の自動車博物館

 



1996年に鳥居平やまびこ公園で開催された旧車ミーティングに集まった日産・スカイラインの愛好家たちが、美しい眺望と緑豊かな自然に魅せられ、この地に自動車博物館をと熱望。
その後、スカイラインの生みの親である櫻井眞一郎が「ここからの眺望がネーミングの由来にリンクする」と博物館設立をバックアップ。
そして、1997年4月に愛好家たちと櫻井らスカイライン開発陣の思いが現実となり、日本車では初となる単一車種の自動車博物館としてオープン。
初代館長(のちに初代名誉館長)には櫻井が就任した。

プリンス自動車工業時代も含めた歴代のスカイラインはもちろん、輸出仕様やレース仕様、先行開発車なども毎年、入れ替わりを経ながら展示されている。また、プリンス時代のグロリアやプリンストラックの他、エンジン、エンブレムなどといった各種パーツも数多く展示されている。
  (ウィキペディア)



プリンス&スカイラインミュウジアム にトヨタ車では出掛けられません!?(笑)



ということで、ドイツのカローラで出掛けました。
※ オーナー自身の発言なのでご了承ください。
きっと、自虐であって本心では思っていないでしょうが、見逃さず拾わせて頂きました(笑)
六本木のカローラなんて言葉を知っている世代ですから、仕方が無いですかね!?


館内で上映されていた

「プロジェクトX 挑戦者たち ラストファイト 名車よ永遠なれ(45分)」



を友人達が観ていた間も狭い展示場を2回り以上したので、歴代GT-Rを筆頭に150枚以上撮影しました。 もちろん、終盤は要領よく視聴し感動部分の共有は出来ました。(笑)
限りがあるので、こちらでは 



  勝つために生まれた2世代GT-R
  グループA 29連勝 の立役者
  R32 Gr.A カルソニック

車両の画像のみとします。

 

 

 

 


如何でしたか?
興味が出た方は、プリンス&スカイラインミュウジアムへどうぞ!?

但し、寒さ厳しき信州ということで、半年間ぐらい冬期閉館となります。
今年は11月6日(日)まで、と残り期間僅かですのでお急ぎください!?



翌日訪ねた場所は、諏訪大社 上社です。

47年目にして、間違いに気づきました!?

学生時代は元よりその後数年、中央道はまだ全面開通しておらず、韮崎から国道20号を使って終点塩尻、その後国道19号に合流して松本、上田へ、そして結婚してからは妻の実家へと向かっていました。
基本、韮崎からの国道20号は一本道で短縮できるような抜け道は無いのですが、唯一諏訪に入ってからだけには存在しました。
国道20号は諏訪湖の右側を回って進むのですが、左側を通り塩尻峠の中腹に抜ける道が・・・・・
その抜け道の傍らに諏訪大社 上社があり、何度か立ち寄ってもいるのですが、今回友人に指摘されるまでずっと下社だと思っていました。
更に、昨年の同窓会参加時には塩尻から蓼科に向かい、その際には正規の国道20号線ルートを使い下社にも立ち寄ったのですが、上社だと思い続けていて・・・・・・
更に、更に、前日のプリンス&スカイラインミュウジアムに行った時も下社付近を通過して案内掲示板を何度も見ているのですが、思い込みというものは恐ろしいもので、「下」の文字を見ても全く正しく認識できないようで・・・・・・

さて、上下は別として(笑)、御柱の行事は知っていても諏訪大社を知らない方が多いのではないでしょうか?

例えば、
諏訪大社っていう単独の神社は無い!?
御神体を納める本殿が無い    など

ということで、説明です。

諏訪大社 上社
日本最古の神社の一つと言われ、諏訪湖周辺に点在する4つの神社を合わせて諏訪大社と呼ばれる。
諏訪湖の南に上社があり前宮・本宮、北に下社の春宮・秋宮の4宮で構成される。
信濃の一之宮にして、全国一万有余の諏訪神社の総本社。
本殿を持たない諏訪造りという独特の様式で、御山を御神体とする自然信仰が色濃く残る

御柱祭(おんばしらさい)は7年目毎、寅と申の年に行われます。正式名称は「式年造営御柱大祭」といい宝殿の造り替え、また社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢200年程の樅(もみ)の巨木を曳建てる諏訪大社では最大の神事です。
御柱祭は上社、下社それぞれに山から直径約1m、長さ約17m、重さ10tにもなる巨木を8本切り出し、上社は約20km、下社は約12kmの街道を、木遣りに合わせて人力のみで曳き、各お宮の四隅に建てるものです。

その建てられた御柱他の画像がこちらです。

     

 

 

 




さて、リッチな友人の

「手土産なんて気を使わず、手ぶらで来て!?
 食費実費を割り勘にさせて貰うから!?」

ということで、宿泊費は掛からず、食事代もお安く収まったということで我々訪問者にとってはありがたい同窓会となりました。

しかし、素直に従ったと言えばその通りなのですが、誰一人手土産を持参しないとは・・・・・・(笑)

しかも、オーナー友人は訪問者がソファーでゆったり寛いでテレビを見ていたり、風呂に入っている最中にも、飲み物を気にしてくれたり、シェフとして食事の準備を黙々としていたり・・・・・

有難くて、感謝で一杯です!?


そんな感謝の気持ちを多少の形にしたのがこちらでした。


自分が休ませて貰った二階の部屋(贅沢にも一人一部屋です)からの窓ガラス越し早朝眺望がこちらです。



自分は良い眺望だと思いますが、友人はもう少し間伐してスッキリしたいようです。
視線を脇に外すと、何やら緑のテープが巻かれています。こちらが本日のターゲットのようです。
他にも5~6本の木には同じテープが・・・・・

 

メインターゲット、上から見下ろすとたいした大きさに見えませんでしたが、横に立つと建物の屋根以上の高さがあり、倒し方を失敗して棲家側に倒れてしまうと甚大な損傷が見込まれます。
肩が痛くて上らない爺や腰痛持ちの爺たちがロープを巻き付け引っ張り、切込みの入れ方や倒す方向などを口論しながら作業開始です。
船頭多くして船山に上る 
になりかねない状況かもと心配しましたが、偶然か共同作業の賜物か、理想的な場所にピッタリ倒すことが出来、人知れずほっと胸を撫で下ろしました。(笑)
当然ながら作業中の撮影画像は無く、苦労の甲斐は表せませんが・・・・・

     

 


残りの木々に関しては、損傷の心配は無く倒す方向だけ気にするだけなので安心して行えました。
チェーンソーのベルトが外れたことで一旦休憩がそのまま終了になってしまい、まだ行うことが多く残ってしまいましたが、ちょっとは恩返しが出来ましたかね?


最終日午前中、帰宅前には今回参加できなかったメンバーとオンライン同窓会を2時間半近く・・・・・
こちらも有意義な情報交換が出来ました。




さて、最後はオーナーシェフが振舞ってくれた料理写真の記録掲載です。
昨年出してくれた料理は、自宅で再現してみて好評でした!?
二匹目のどじょうを狙って今年もと料理方法を細かく聞きましたが、本人簡単とは言っていますが素人爺には手の込んだ難しい料理で・・・・・・

帰りに立ち寄った道の駅で安曇野産本わさびを売っていたので一番小さいサイズを購入、早々とわさび丼はやってみました。
山葵をすって、ご飯の上にワサビと花かつお節を乗せた上から醤油を掛けてよくかき混ぜて食べるだけですが、ワサビの量が多過ぎたらしく・・・・・
こんな状態なので、天ぷらやスペアリブのデミグラスソース煮なんて、とてもとても・・・・・


到着直後のズッキーニのスパゲッティは、撮影し忘れました。
その他、珈琲やら追加パンなど写し忘れたのは多数、画像に残っているものだけ並べてみました。


一泊目夕食 スペアリブのデミグラスソース煮・生ハムサラダ・ポポー など




二泊目朝食 クロワッサン・スープ・フルーツ入りヨーグルト・珈琲 など




二泊目昼食 信州でのど越しの良いへぎ蕎麦 流石、蕎麦にうるさい友人セレクト




二日目夕食 ワサビ丼、天ぷら、豚汁 ほか




3日目朝食 黄金比率トースト・フルーツ入りヨーグルト・珈琲 など





さぁ、47年目の同窓会が終わりました!?

48年目の再会を願って、日々暮らしていきます!?







ということは、もう一人の幻メンバーとの日々同窓会生活に戻る訳ですが・・・・・・・






Posted at 2022/10/12 13:13:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2022年07月13日 イイね!

四国周遊旅⑤ 番外編 大塚国際美術館&淡路島

四国周遊旅⑤ 番外編 大塚国際美術館&淡路島前回までの県別訪問記
7絶景地+7訪問地
で、
四国周遊旅は終わっている。



3日で四国四県を巡る弾丸ツアーだったが、それなりに楽しめたので満足はしている。
もちろん、各県には数多くの絶景&名所が存在する訳で、たったの14カ所ではさわりというにもおこがましい訪問だったが・・・・・
まぁ、初上陸の妻も満足はしたようなので、第一目的の妻孝行は達成したのではないかと思う。


しかし、昔からの嗜好というか、行動パターンは、歳を取っても変わらないものらしい!?
良いとこ取りというか? 効率優先というか? 浅く広くというか?
例えるなら、好きなアーティストのアルバムを何枚か買っていても、ベスト盤が発売されると購入して、結局よく聞くのはベスト盤、他のアルバムは疎遠になってしまって・・・・・

今回帰って来てからも、次の旅もこんなさわりだけの広く浅い旅でも良いかなと・・・・(笑)



さて、今回のツアー旅がこちらであった。



謳っているのは、四国周遊旅だけでは無かった!?

・ 最上級Sランクリゾートホテルに泊まる
・ 大塚国際美術館 たっぷり約180分滞在

なお、ランクは当社基準となっており公の区分けでは無いが、格安なパックツアーでは精々Aランク止まりで中々お目にかかれない。
庶民感覚の典型の様な老夫婦、元々お得価格のパックツアーが前提にあるのでAランクでも不満を持つことは少ない。
さすがにBランクともなると、食事なども含め愚痴が出ることが多くなるが・・・・・

まぁ、それでも温泉が良いとか、少ない中からでも良い点を見つけて心穏やかにする術は心得ているので、旅自体迄後悔することは殆ど無いが・・・・・(笑)






さて、その Sランクリゾートホテル が、グランドニッコー淡路 であった。




と言っても、2020年にリブランドされての現在名称、
以前の名称 ウェスティンホテル淡路 の方が知れ渡っていますかね!?

関西のホテルなので離れている関東人の馴染みは薄いのかもしれませんが、ウェスティン が付けばその格式はある程度想像がつきますかね?

静岡出身の似非関東人である自分も御多分に洩れませんが、古い人間なので記憶に残っていることが一つありました。
その記憶は20年前に遡るのですが、何かわかりますか?


第二ヒントは、サッカーです。


もう、お分かりですよね?
20年前で、サッカーと言えば、

2002年FIFAワールドカップ 日韓大会です。

サッカー通の方々が挙げる人気選手は別にいると思いますが、
俄かというか、ミーハー女子の人気が高かったのが、
マンチェスター・ユナイテッドに所属し、イングランド代表MFのデビッド・ベッカムでした。
女性人気だけでなく、彼のソフトモヒカンの髪形を真似た男性も街に多く出現して・・・・・

我が愚息(長男)も「自分の方が、ベッカムよりも早くその髪型にしていた!」などと言い・・・・
もっとも「ベッカムじゃなくブラピに似ている!?」と言われたとか主張していましたが・・・・(笑)


そのイングランド代表チームが滞在先としたホテルが、ウェスティンホテル淡路 でした。


今でも、その当時の面影がひっそり残っています。







1Fエントランスに着くと、殆どの方はエスカレーターに乗って直ぐに2Fのフロントに向かってしまうのですが、その横手の奥の方に・・・・・
まぁ、今回の同行メンバーを考えると「サッカー」「ベッカム」「写真の対象」どれにも興味は無さそうですから仕方が無いのですが・・・・・







そして、もう一つ、現在の グランドニッコー淡路 だけでなく、ウェスティンホテル淡路 時代から継続された アイコン ともいえるものが、この赤い花びら型の椅子です。



まぁ、この椅子の写真をアップしているのは若い女性が殆どですから、既に性別を超越している同行メンバー、空いていたので座る方は居ても画像に収めるような方は同じく皆無で・・・・・


さて、今回、お部屋にも恵まれたようです!?

自分達が宿泊した部屋は、こちらのラグジュアリールームでした。



割り当てられた部屋に宿泊しただけなのですが、こちらのタイプ12部屋しかありません。



以前書いた様に同一ツアー客はバス2台70名強でしたから単純に計算しても35部屋必要、多くの方はデラックスルームの方に廻られたのでしょうね・・・・・
間取りと広さたった4㎡の違いですが、日頃の行いでしょうかね!? (笑)


その ラグジュアリールーム (くどい!?(笑))に置いてあったものが、こちらでした。



旅に出て夜更かしを楽しむ若い方々には無縁の時間でしょうが、爺婆の世代になると・・・・・







さてさて、こちらのグランドニッコー淡路、単独のホテル施設ではありません。





建築家 安藤忠雄氏がデザインした施設群「淡路夢舞台」内にあり、共通した石造りの建築物とそれらを結ぶ遊歩道やデッキなどで構成された回遊式庭園となっています。
ホテルのほかには、国際会議場、野外劇場、植物園等の施設があります。
「百段苑」と呼ばれる世界中のキク科植物が植えられている約100段の花壇は有名で、部屋のバルコニーからも見られました。
しかし、旅に貪欲な夫婦は客室からの眺望だけでは満足できずに・・・・・









ホテル到着後決まった夕食時間までは殆ど時間が無かったのですが、我が夫婦食事を遅らせ庭園散策を優先することを決め薄暗くなるまで回遊しました。
お陰で、食事会場に着いた時には既に帰り始める客も・・・・・
そして、食べ終えた頃には周りのテーブルには客の姿は一切無く・・・・・
相変わらず、我が道を行く夫婦です!?
それでも、その食事終了時間は規定時間内に収まっていますので、ルール無視の迷惑客ではありません!?(笑)

ちなみに料理の写真が無いのは先述の通りですが、当日6月1日がホテルでは初解禁日とのことでしたが、鱧のしゃぶしゃぶ 美味しかったですね!?
関東人には馴染みが無いですが、現役時代出張で関西へ行くと高級店ばかりではなく街の小さな居酒屋でも出してくれた触感が数年ぶりによみがえりました。
そして、名産品の淡路島玉ねぎを使った淡路牛オニオンカレーも・・・・・

ライブキッチンでの提供ローストビーフとか他にも美味しかった料理は沢山あったのに、記憶に残って思い出すのがカレーとは!?(笑)

さて、翌日の朝食後、ショップを覗いて淡路島名産の玉ねぎを使った「玉ねぎスープ」と「素焼き たこちりめんせんべい」を妻が買ったのは意外でしたね!?(笑)


ということで、ホテルの紹介は以上ですが、
愛媛編で加計学園に触れた時、取り上げ予告をしたもう一つの時事ネタを最後に!?

こちらは、コロナが広がり始めた頃なので3年前ぐらいですかね?
パソナグループが東京本社機能の一部を淡路島に移転し、従業員も半分近い1,200人ほどを転勤させると突然発表したのは!?

覚えていますか?

当時自分は既にぷー太郎直前の身だったので、自分にはもう関係ない世界の話だが、関西には縁のない自分が該当したらショックだろうなと思った記憶があります。
淡路島の位置関係や大阪・神戸との距離感も良く分からない自分だったので・・・・・

今回訪問して、多くの説明などを受け正しい距離感を掴むとあり得る立地かなとも思い直しましたが、やはり関東人、関西圏への転勤はちょっと辛いかなとの気持ちは変わりませんでした。

全国展開企業の営業職として採用されながら、営業は新卒入社後5年の地元静岡だけ、その後はずっと内勤業務の上、40歳頃の名古屋単身赴任3年間を除けは、残りは全て東京本社での勤務と恵まれた居住地環境だったあまちゃん会社員の思いですが!?
まぁ、最後まで営業バリバリで各地転々としながらも勤め上げた同期とかは、たった1か月でも内勤業務とかは耐えられないと言っていましたから、適材適所に収まったということかも知れませんが・・・・・

そんなパソナの看板の出た事業所、淡路島北側の移動時にバスの車窓から多く見かけました。



きわめ付けは、先程触れた「淡路夢舞台」内で、ホテルと「奇跡の星の植物館」(温室)に挟まれた展望テラスエリアにも入居してました。
勤務時間は分かりませんが、6時頃でも皆さん真面目にPCに向かったり、コーナーに集まって会議らしき打ち合わせをしたりしておりました。

聞くところによると、利便性・環境の良い淡路夢舞台内の施設でも東京丸の内での家賃に比べれば5分の1程度に収まっているそうです。






最後の最後は、大塚国際美術館です。





大塚国際美術館を表するコメントを探してみますと、

世界的に有名な名画を1つの施設で見ることができる画期的な美術館
本物がない美術館
展示品すべてがレプリカ! 世界でも類を見ない美術館
全て偽物!? でも満足度ナンバーワンの美術館
世界中の美術館を一気に巡った体験が出来る美術館
ライトな美術ファンに深く刺さる美術館
日本一高い入館料の美術館
現存しない作品を見られる美術館
気軽に写真が写せる美術館 (三脚・フラッシュ禁止)
触れられる美術館
絵画そのものだけではなく、教会や聖堂などの空間をまるごと再現した「環境展示」美術館
紅白歌合戦で米津玄師が歌った美術館

などでしょうか?


ウキペディアから引用すると、

大塚製薬グループが創業75周年事業として1998年に開館した美術館で、
西洋名画等をオリジナルと同じ大きさに複製し展示する陶板名画美術館である。

延床面積は29,412m2で、開館当初は美術館として日本一を誇ったが、
現在は2007年に開館した国立新美術館(47,960m2)に次ぐ日本第2位である。
美術館の年間来場者数は約42万人(2018年度)  (現在は60万人ほどとのこと)


開館の1998年頃はまだ若く子育て中、わんぱく盛りの息子二人を連れての美術館巡りは想定に無く、強く意識することは無かった。

そこから数年、巣立ちこそまだだが手がかかることも少なくなり夫婦二人での旅が復活して美術館巡りが加わった頃にはちょっと意識しだし、特に妻はいずれ訪ねたいと思い始めていたようだ。

自分の半世紀に及ぶオープン4シーターへの憧れに比べれば短いが、妻の「大塚国際美術館」訪問の思いも結構年期が入っている!?(笑)


妻の海外旅行への憧れは少なく、国内で色々な先へ旅したいと言っていた。
そんな妻が唯一訪問を望んだ場所が、ルーブル美術館だった。



そして、その思いを更に加速させたのが、
2006年に公開されたトム・ハンクス主演の「ダヴィンチ・コード」でした。
モノを増やさない妻だが、現在も唯一持っているブルーレイ版の映画ディスクが「ダヴィンチ・コード」「天使と悪魔」のセットものだ。 (「インフェルノ」は無いが・・・・)



映画公開当時の妻はまだ40代後半、本気で「ルーブル美術館」へ訪問する気だった様だ!?

しかし、望み叶わぬまま無情にも時間だけが過ぎ、年齢を重ねるに反して体力に自信が無くなると、諦めの気持ちが広がっていったようだ。

それでも、自分としては無理してでも何とか連れて行ってやりたいとは思っていたのだが、勤め人時代はやはり難しく・・・・

ちなみに、妻が訪れるのを諦めた場所はもう一つあり、そこは「屋久島」でした。



「屋久島は月のうち、三十五日は雨」と言われる天候のもと、縄文杉までの往復約22km、
所要時間10~11時間、標高差約700mを乗り越える体力はもう無いと・・・・・
日頃の行動を見ていると「大丈夫じゃないの!?」思えるのだが、本人は頑なに!?



さて、話戻って、ルーブル美術館行きを諦めることの代替案が、歳を取っても何とか行けるだろう国内の大塚国際美術館だったのかもしれない。
ちょっと、寂しい話だが・・・・・

ぷー太郎になって時間は自由になったが、タイミング悪く気軽に海外に行けないコロナ禍が長く続き・・・・・
自分も海外に連れていくことは夢のまた夢と諦めの境地に、代わりに大塚国際美術館行きを具体化する方向に切り替えていた。

元々は個人旅を想定し
早朝新幹線で姫路に向かい姫路城と神戸市内を観光し宿泊
翌朝、明石海峡大橋経由で徳島に入り 一日 大塚国際美術館 を楽しんだ後、高松に移動して宿泊
翌日は瀬戸大橋経由で岡山に入るか、今治迄移動ししまなみ街道経由で尾道に入るかして宿泊
翌日午前中は市内観光(岡山or倉敷、尾道)して、昼過ぎに新幹線で帰路につく
というような・・・・・

やはり、四国に入るとなると最低3泊は必要か?
往復新幹線代だけで、40,000円弱
宿は贅沢せず朝食付きビジネスホテルとしても3泊で3万円
安く見積もってもこれだけで、一人当たり7万円

加えて、3回分ずつの昼食・夕食代が必要だ
神戸→徳島、徳島→高松、高松→岡山(倉敷)or 高松→今治→尾道 の移動費も未計上
大塚国際美術館の入館料3,300円を筆頭に立ち寄り先費用も含まず
もちろん、他にも必要経費は出てくるだろうから、下手したら先程提示した金額の倍以上の15万円位迄増えてしまうかもしれない。更には二人分なのでその倍・・・
そして、何より、具体的な移動ルートの確認・手配、宿の予約手配など行うことは山のようにある。
具体的に考えだした故に、行うことの多さに戸惑った。(笑)


そんな中の昨年10月頃、今回と類似したツアーの募集があった。
期間は2021/11~2022/1 のものだった。
しかし、既に11月の金沢旅が決まっていたので渋々見送った。
自分としては1~2週間ズレていれば問題無いと思っていたが、妻の方が・・・・・

見送るのが、本当に残念だった!?

兵庫・岡山・広島には立ち入らない代わりに、四国4県の観光が付いてくる。
先の3県へは妻も出掛けているので、四国初上陸の妻にしたら四国を巡ったほうが一挙両得だ。
往復は共に航空便利用で、新幹線より滞在時間が増えるし身体的にも楽である。
宿泊は寝るためだけのビジネスホテルではなく、Sランク一泊・Aランク二泊とアップした上で夕食も2回付く。(朝食は同じく3回付だがレベルアップ?)
主目的と定めた「大塚国際美術館」も一日中(9:30~17:00)という訳にはいかないが、長めの3時間という滞在時間が組み込まれている。しかも入館料も費用に含まれている。
先程個人旅で多めに見積もった一人分の費用で、二人分が賄えるコストパフォーマンスの高いツアー料金設定である。
しかも、常連旅行会社なので、そのお得価格から割引クーポンとポイント分が割引され更にお得感が増す。

何より、参加申し込みさえ行えば、ルート設定・チケット手配・宿泊予約などの煩わしさは一切必要ないお気楽旅となるのだから・・・・・



2月、全体の旅行程は類似していたがSランクホテル宿泊が消えたが同価格の2021/2~4のツアー募集が再度始まった。
しかし、魅力が一つ消えたし、寒いオフシーズンにわざわざ出掛けることも無いと再度見送くることにした。

この時にはコロナも収まり傾向、旅行シーズンともなれば黙っていても客は増えそうな雰囲気だったので、当初の様なお得感満載のツアーはもう出ないかもしれない、もし同じ行程ツアーが出ても値上されているかもしれないと覚悟しての見送りだった。


しかし、三度目の正直!?
最初のツアー内容に戻った2022/5~7の募集が始まった。

即日申し込みを行った!

普段の優柔不断な性格からは想像もつかない即断で!?
梅雨が絡む期間故に、あくまでも予測の域ではあるが色々な観点から検討して出発日を選ぶことに時間を掛けたが・・・・・

結果、心配した料金値上がりも杞憂に終わり、
当初のSランクホテル宿泊も復活した四国周遊旅が確定した!?
もちろん「大塚国際美術館」滞在も3時間予定で・・・・

個人旅の様な旅行ルート確認、手配手続きなどから一切の対応から解放された安堵感一杯の喜びと共に!?



という過程を経て決まった大塚国際美術館訪問であった。

四国周遊弾丸ツアー三日を経て多少の疲れも残る4日目であるが、念願の訪問ということで気を引き締め直し、目一杯楽しむことにした。
帰路の飛行中は疲れて眠っても構わないと・・・・・

そして、当日更なるプレゼントが届いた。
滞在時間がツアー行程表表示より1時間増えて、4時間となった!?
自分も喜んだが、妻は大喜びであった!?




そんな思いの 大塚国際美術館 である。

旅行トータルでの撮影枚数が1,600枚と先に記載しているが、その1/3である500枚強を大塚国際美術館で撮影していた。

もちろん、
「撮影に集中するあまり絵画の記憶が残っていない!?」
なんて笑い話のような本末転倒にならない様に集中して・・・・・

まぁ、今回の旅、大塚国際美術館訪問は、妻の旅とも考えているので、撮影することなく観て回っただけの妻は心に強く残したと思う。

4時間に伸びた滞在時間、30分程の昼食と、真似事で優雅な雰囲気を味わった1F庭園での20分を除いた時間は、全て鑑賞に費やした。
ミュージアムショップで時間を割くことも無く・・・・・


撮影絵画を並べれば、100点以上になるだろう。
しかし、ここで並べることは控えます。
誰ですか、喜んでいるのは!?(笑)

代わりにパンフレット画像と、目ぼしいものをちょっとだけ

        









        

ふぅ、長かった!?(笑)





システィーナ・ホール(システィーナ礼拝堂天井画/壁画)
作者:ミケランジェロ 所蔵:システィーナ礼拝堂(バチカン市国)
大塚国際美術館のシンボル?





 




スクロヴェーニ礼拝堂 壁画
作者:ジョット 所蔵:スクロヴェーニ礼拝堂(イタリア)
中世(環境展示)








エル・グレコの大祭壇衝立画 復元
作者:エル・グレコ 所蔵:プラド美術館(スペイン)/ルーマニア国立美術館(ルーマニア)

本物は散逸してしまっているので、大祭壇衝立に復元されて一度に見られるのはここだけ

     




ヴィーナスの誕生
作者:サンドロ・ボッティチェッリ 所蔵:ウフィッツィ美術館(イタリア)







最後の晩餐
作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ 所蔵:サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院(イタリア)

レオナルド・ダ・ヴィンチ自ら「最高傑作」と公言した壁画
修復前と修復後を見比べられる唯一の場所











モナ・リザ
作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ 所蔵:ルーブル美術館(フランス)

世界で最も有名な肖像画?







7つのヒマワリ
作者:フィンセント・ファン・ゴッホ 所蔵:個人含む多国

ゴッホが描いた7つのヒマワリを、同時に見られる世界で唯一の場所
各国で所蔵されるヒマワリを一堂に会しただけではなく、焼失して実存しない作品も






ゲルニカ
作者:パブロ・ピカソ 所蔵:ソフィア王妃芸術センター(スペイン)



ピカソの『ゲルニカ』をご存知の方も多いと思いますが、そのサイズって知っていますか?






大塚国際美術館では原寸大での展示、教科書や書籍で見て知っているのとは違います。
そんな教育面も考えての大塚国際美術館設立だったようです。









以上で、四国周遊旅行記は終了です。

旅自体はたったの3泊4日でしたが、
申し込みから旅までは、
行程の確認や立ち寄り地検証や行動プランを検討 や 天気予報を確認しながら一喜一憂
そして、帰って来てからは写真整理やウエブダイアリー(本投稿含む)作成
と、2ヶ月以上も楽しめた。

やっぱり旅は楽しいですね!?

また、出掛けましょう!!!


 

  

  




Posted at 2022/07/13 11:06:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | | クルマ
2022年06月29日 イイね!

四国周遊旅④ 徳島&香川

四国周遊旅④ 徳島&香川3日目の9時前には第一訪問地であった桂浜を出発して、
徳島に向かっていた。







この後3か所の観光を予定しているが、その所要時間は合計で4時間ほどだ。
ホテル到着は17時予定なので、残り4時間がバス乗車(移動)時間となる。
その移動距離は311kmと、弾丸ツアーは健在だ!? (笑)


徳島最初の訪問地は、三好市にある 祖谷かずら橋 です。






祖谷 は ‟そや“ ではなく、 ‟いや“ と読みます。

かずら橋 の ‟かずら“ は つる植物 の総称で、漢字では 蔓 や 葛 の字を使います。
祖谷かずら橋では、シラクチカズラという種類が使われ、その使用量は6tにもなるそうだ。
しかも、3年毎に架け替えられているので、シラクチカズラの確保は大変らしい。

国指定重要有形民俗文化財に指定されており、長さ45m・幅2m、水面上14mの高さに架かっている吊り橋です。

由来は諸説あるようですが、
 ・ 祖谷に巡行された弘法大師が、困っている村人の為に作ったという説
 ・ 平家の落人が追っ手の進入を防ぐため、いざという時楽に切り落とせる様
   カズラで作ったという説
などが言い伝えられているようです。


昔は深山渓谷地帯の唯一の交通施設だったそうですが、現在は観光用吊り橋になりますかね?
直ぐ上に見晴らし台を兼ねた立派な橋が架かっていますから・・・・(笑)
そこからの一枚です。



架け替え費用捻出のため大人550円の通行料を取っていますが、主旨に賛同して渡ってきました。
この様なものは、残して代々引き継いでいくことが重要ですから!?
高所恐怖症ですが我慢して・・・・・(笑)





祖谷かずら橋は一方通行なので並んで順番を待つのですが、同じツアー客の中では一人のご婦人だけが「怖いので。。。」と引き返して行かれました。
 ※ 見栄を張らず本能に従っていたら、二人目、唯一の男性になるところでした!?

引き返された方よりも高齢だったり、一緒に廻っていて足腰ままならない風に見えた方々も、果敢にチャレンジして渡られたのですが・・・・・

そして、高齢者は周りを見ない!?
いやいや、周りと言っても、風景はよく見ます!? 見過ぎる位・・・・・
見ないのは周りの状況で、
自分達が止まったために後ろに長~~~い渋滞が出来ようが構わず・・・・
グループ内でポーズを付けたり、写し合ったり・・・・・


まぁ、自分も同類に足を入れ掛けていますが多少分別が残っているので、短くさっと!?
まぁ、人から見たら同じだと言われるのでしょうが・・・・・(笑)



結果、大渋滞で・・・・・ 

一度に渡れる人数制限とか、重量制限とかは無かったのでしょうか!?

     

時間をずらして渡れば良かった!?



     




解説には、祖谷かずら橋は「日本三奇橋のひとつとして知られている」とありました。

調べてみると、日本三奇橋は江戸時代に築かれた独創的な橋から選ばれているようですが、
これも諸説あるようです。

 ・ 猿橋 (山梨県大月市) 構造:木造刎橋(はねばし) 
 ・ 錦帯橋(山口県岩国市) 構造:木造アーチ橋
 ・ 愛本橋(富山県黒部市) 構造:木造刎橋(はねばし)

が日本三奇橋に選出されますが、最後の愛本橋は現存しないため、
その代りとして

 ・ 神橋 (栃木県日光市) 構造:木造刎橋と桁橋の組み合わせ
 ・ 祖谷のかずら橋     構造:吊り橋

などが加えられるのが一般的だそうです。

扱いとしては、次点になるんですかね!?(笑)




高いとこは嫌いだが足腰はまだ大丈夫な夫とその妻は、橋脇の足場が悪い土手を苦労して河原に降りました。
違った 祖谷かずら橋 が観られるのではないかと期待して・・・・・
しかし、祖谷のかずら橋と、上部にある見晴らし台橋が重なってしまって、苦労に反し構図としては今一でした。(悲)



離れれば、重なりが解消されるかもと・・・・

初めからこちらに回ってくれば、苦労はせずに河原に降りられたようです。(笑)





こちらは、祖谷かずら橋を渡ってすぐ近くにある「琵琶の滝」です。

     

落ち延びた平家一族が故郷をしのんで、この滝の下で琵琶を弾いた事から名付けられたという平家伝説?が残っているそうです。
落差約50mといわれていますが、そんなにありますかね?
直ぐ近くまで行けるのは良いですね!?


祖谷地方につたわる郷土料理「でこまわし」や「鮎の塩焼き」が売られています。



チビ太のおでんみたいなのが「でこまわし」で、里いも、こんにゃく、豆腐などを串に刺しゆず味噌を塗って焼く“田楽”といわれていますが、
こちらのお店では、里いもの代わりにじゃがいも、そして、そばだんご が追加されていました。
しっかりそばアレルギーの注意書きも・・・・・

阿波人形浄瑠璃の木偶(でこ)人形に似た形で、串をくるくる回しながら食べることからこの名が付けられているそうです。





続いての訪問先は、祖谷のかずら橋からも遠くない 大歩危峡 です。

3㎞離れたとこに 小歩危 も有ります。
「大歩危・小歩危」 何て読むか分かりますか?

おおぼけ・こぼけ です。

     



四国山地を横切る吉野川の激流によって2億年の時を経て造形された渓谷。
その距離はおよそ8㎞で、大理石の彫刻がそそり立っているようだと言われています。
珍しい名前は、「大股で歩いても、小股で歩いても危険」から来ているらしいが、
断崖の古語「ほき(ほけ)」という説もあるとのこと。

大歩危峡は、美しい岩石やV字谷の様子によって日本列島の成り立ちがわかる貴重な場所として国指定天然記念物、国指定名勝に指定されています。
小歩危は、小さくも奇岩怪石の不思議な美しさと岩肌が神秘的と言われています。

祖谷(いや)地方は、剣山系の1,000m級の山々に抱かれ、今なお秘境の雰囲気を色濃く残した徳島県の人気観光地になっているそうです。

前日、高知駅で覗いたパンフレットで興味がありホテルで見ようと持ち帰ったのが、こちらでした。

「四国まんなか千年ものがたり」

     

 

全国で流行りの食事付き観光列車の案内でした。
区間は、香川県「多度津駅」と祖谷地方の最寄り駅になる「大歩危駅」でした。
食事を付けても15,000円ほどなので、近くに住んでいればお気軽な鉄道旅になるのでしょうかね?

でも、観光まで一緒にしようと考えると大変そうだから、ドライブ旅の方が良いですかね?
今回バスで連れてって貰ったから苦労は無かったけど、最寄り駅とは言え「大歩危駅」から先程の「祖谷のかずら橋」まで車で30分との距離とのことなので・・・・・

こちらが、バスの車窓から撮った「大歩危駅」です。



不意に言われて慌てて撮ったので、目の悪い老人には駅を撮ったこと以外分かっていませんでしたが、ファインダーの数十倍大きい自宅の24インチPCモニターで映してみると、ホームには かずら橋オブジェ があることを初発見!?

無駄撃ちを自覚した上で発砲しまくっている下手な鉄砲ですが、現地では認識できなかったことを後日新たに発見する事があると実感しました。
決して、1600回は無駄撃ちでは無かったと!?
まぁ、命中したのは数枚、何とか掠ったを甘く見積もったとしても1割には届かなかったのはご想像通りですが、バッテリーの消耗以外に問題や負荷はありませんでしたから・・・・
その分、毎晩3個のバッテリー充電に多くの時間が必要となりましたが!?(笑)





さてさて、旅のスケジュールに従えば、次の訪問地は四国最後の県である香川にある「こんぴらさん」ですが、翌日の最終日に訪れたもう一か所の徳島名勝地を先に紹介します。

鳴門公園
徳島県鳴門市の土佐泊浦(大毛島の北東端・大毛山)に位置する公園です。

千畳敷展望台から



当日は、うずしおのベストタイムである「大潮」のある日でしたが、訪問時間とは大きくズレており、残念ながら大鳴門橋や鳴門海峡を見渡すだけの鳴門観光になりました。



こちらは往復通行した神戸淡路鳴門自動車道に架かる歩道橋から見た大鳴門橋です。



同じ歩道橋で振り返って見えるのが、大塚国際美術館の建物です。
目を凝らせば、1F庭園も・・・・・



次回のフライングですが、逆に庭園から見た風景です。

 

絵画を観るのに忙しいかもしれませんが、時間が許せば、絵画を観て心豊かになった後、庭園の椅子に座ったり寝転んだりしてゆったり過ごすのも優雅な時間の過ごし方だったりします。


もっとも、

美術館の入館料としては日本一高いと言われている大塚国際美術館に来て
展示作品数1000点以上、しかも世界26か国の名画が勢揃い

前にして
たったの4時間しかないのに
貧乏性の夫婦が
観て回る時間を削って、
優雅に何もしない時間に廻すなんて


出来るはずが有りません!?(笑)




ほんの10数分だけ真似事で、優雅な雰囲気を味わってきました!?

まぁ、ご同様の方々が多いのか、椅子も空いていましたが・・・・・







それでは、最後の県である香川で、最初で最後の訪問地

「こんぴらさん」


「さぬきのこんぴらさん」として古くから親しまれている海の神様です。

「こんぴらさん」の名は俗称で、漢字を使うと「金比羅さん」です。

「こん・ぴ・ら さん」 ?   

漢字の苦手な自分でも、読めないこともないが。。。。


さて、訪問先は、

「金刀比羅宮」

ずっと、「金比羅さん」が正規名称だと思っていた爺が初遭遇した「金刀比羅宮」?

これで、「こ・ん・ぴ・ら・ぐう ? 」 って、読むの?

でした!?(笑)


すいません! 
ちょっと脚色しておりました!? (笑)  金刀比羅宮 知っていました。
漢字が苦手は事実ですが・・・・・

「金刀比羅宮」は、「ことひらぐう」と読みます。

ちなみに、所在地は香川県仲多度郡琴平町で、ことひら は 琴平 を使っています。


数少ない知識をひけらかすと、
修善寺にある修禅寺(伊豆)と 同じですね!?

あさくさ(浅草)にある せんそうじ(浅草寺)とは 違います。



「金刀比羅宮」で有名なのは、参道の長い石段です。



本宮まで785段、奥社までは1368段にも及びます。


身延山久遠寺の菩提梯(ぼだいてい)で、息切れと動悸に襲われた爺にはちょっと不安です。
12年も前の現役時代にもかかわらず・・・・・

休み休みゆっくり登れば良いものを、キツイので一気に登って早く楽をしようとする気の短さが災いしているのは自覚しているのですが!?


     



まぁ、休息後登り切り、樹齢400年の「しだれさくら」を堪能し、周囲のお花見散策迄した上で、帰りはちゃんと車を運転して戻りましたから、一時的な体調不良かと思いますが・・・・・

ちなみに、菩提梯とは日蓮宗総本山 身延山久遠寺 (山梨)のシンボルにもなっている階段のことで、距離350m、標高差104m、階段数287段という壁のように圧倒される階段です。




さて、救ってくれたのは添乗員さんの一言です。

「キツイですが、山寺 (立石寺)」よりは楽です。」

一年半前の山形旅で、何の苦も無く登り切っていますから!?(笑)



添乗員さんの説明では、
 ・ 多くの方が行かれる「御本宮」までが785段、標準で往復90分(登り:60分、下り:30分)です。
   参道での食事やお店の立ち寄りに30分で、今回の滞在時間2時間ちょうどです。
 ・ 食事が出来る「神椿」(資生堂パーラーがある)まで500段です。
 ・ 「奥社(1,368段)」は健脚自慢の方でも2時間では難しいので、行かないでください。
 ・ 365段の「大門(おおもん)」まで、乗合タクシーが手配できます。(36名中20名強依頼)
 ・ 最初から登るのを止め、食事やショッピングだけの方も多くいます。 
 ・ ご自分の体力・体調を把握し、マイペースでお参りください。


通常100円ほどで借りられる杖、ツアー協賛店では無料で借りられました。
皆さん、挙って借りていかれましたが、「邪魔になるだけ!?」と借りずに進む夫婦・・・
大正解でした!
皆さん、かえって荷物を増やしただけで・・・・・



不安を持ちつつも健脚自慢の夫婦(?)、もちろんタクシーには乗らず、先ずは「大門」へ、「五人百姓」、「書院」、「旭社」(※)、「御本宮」を目指します。
ただただ登るだけでなく、お店は覗くし、写真は撮りまくり、解説版や案内版もしっかり見ながら・・・・・



 


やっと、段数カウントのスタートです。




100段目です。  (以後、段数カウント省略)




大門が見えてきました。




365段の大門到着です。
タクシーで来られた方は、スタートです。




大門以降は神聖な場所ということで、商売が出来ません。

しかし唯一許されたのが、「五人百姓」です。
「五人百姓」は、古くからこんぴら名物となっていた「加美代飴」の金刀比羅宮境内大門内販売を許可された5軒の飴屋の通称です。

五人百姓という呼び名は御宮の神事における役目となり、先祖による御祭神の供奉を行っていた功労が称えられ、特別に境内での営業を許されたそうです。

当日は四人百姓でしたが・・・

















※ ちなみに「旭社」、立派な佇まいゆえに「御本宮」と勘違いされて引き返してしまう方々が多いということで、登りでは佇まいは見られるものの参拝は出来ないよう区切られておりました。
(参拝は「御本宮」からの帰りルートで)

登りが厳しいので「やっと着いた!」と思っちゃうのでしょうかね?



最後の階段です!?

     













それでも、40分ほどで「御本宮」に到着!?
標準より-20分、標準の2/3、
健脚夫婦が立証されました!!!(笑)

もっとも、旅先で元気に歩き回れても、それは非日常の世界ということでアドレナリンが出まくっている結果で、日常の生活時には「膝が痛い!」「お尻の筋肉が痛い!」・・・・など普通の爺婆に戻っているのですが・・・・・




食事を簡単に済ませ、残り時間を有効に使います。

旧金毘羅大芝居「金丸座」



 

 

天保6年(1835)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。
「金丸座」の名称は明治33年につけられたもの。
昭和45年に国の重要文化財として指定され、この時、名称が旧金毘羅大芝居となった。

四国こんぴら歌舞伎大芝居
旧金毘羅大芝居「金丸座」で行われる歌舞伎講演。
昭和60年から開催され、全国から歌舞伎ファンが訪れ、四国路に春を告げる風物詩となっている。
舞台装置は全て人力で江戸時代の雰囲気を今に伝えている。
                                             (琴平町観光協会)



続いては、ことでん琴電琴平駅の左隣にある





高灯篭
1860年に完成した、高さ27メートルの日本一高い灯籠で、国の重要有形民俗文化財に指定。
瀬戸内海を航海する船の指標として建てられ、船人がこんぴらさんを拝む目標灯となっていた。
高い石の基壇の上に木製の灯台が築かれ内部は三階建て、壁に江戸時代の落書きが残っている。




ということで、四国四県観光名所弾丸ツアーが終了しました。

次回の最終回は、憧れの美術館+αの予定です。


Posted at 2022/06/29 11:08:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | | クルマ
2022年06月22日 イイね!

四国周遊旅③ 高知

四国周遊旅③ 高知2県目は高知である。


しかし、二日目に訪ねる名所は、
四万十川 佐田の沈下橋  だけ である。



まぁ、実質二日半で四国四県を周遊しようとする弾丸ツアーであるから仕方が無いが・・・
ちなみに、二日目のバス走行距離は260km、前日の約倍となっていた。

個人旅、鉄道やレンタカーを利用しての旅だったら計画時点で没になる旅、貴重な体験が出来る旅と割り切り楽しむことにした。

その決意の表れか、長く多かったバス移動時間に寝ることは一度も無く、車窓から四国の風景を楽しんだ!? 
半分位は密に生い茂った山林だったが・・・・・(笑)



さて、「佐田沈下橋」は、四万十川の最下流にあり、最長の沈下橋です。





沈下橋は増水時には水面下に沈んでしまう橋のことで、欄干がないのが特徴です。
(かなり低い欄干がある場合も沈下橋と呼ぶことがあるそうですが)


高知県西部を流れる四万十川は「日本最後の清流」と言われ、47の沈下橋が架かっています。
日本三大清流の一つとも呼ばれる四万十川ですが、残りの二つは長良川(岐阜県)と柿田川(静岡県駿東郡清水町)になります。

ちなみに、35年も前のことになるが、一年ほど柿田川近くに住んでいたことがある。
柿田川は全長が約1.2kmしかなく、日本で最も短い一級河川となります。
そのお陰か、普通は険しい山奥まで行かないと見ることが出来ない川の最上流部ですが、柿田川の場合は平地の普通生活地帯(国道一号線横)にありますので、地下から湧き上がってくる様子を誰でも簡単に見ることが出来ます。



ところで、四万十川の枕詞としてよく使われる「日本最後の清流」って、どうゆう意味か? なぜ言われているか?  をご存知ですか?

水質が綺麗かどうかということは関係があると思いますが、現在では上流・中流はまだしも、下流辺りはそうでもないそうです。
「佐田沈下橋」から見た川の水は綺麗そうに見えましたが、最下流にあるということは・・・


上流にダムが無いからという意見もあるかと思いますが、残念ながらいくつかあるそうです。
何故沈下橋が多く架かっているかを考えれば分かると思いますが、増水時に水の中に沈み、欄干を付けないことで流木や土砂の引っかかりを無くして橋の崩壊を防いでいます。

逆に言うと、普通の橋だと壊れてしまうような大氾濫が度々起こる川が四万十川です。

近代の環境整備なら上流にダムを作って川の氾濫を防ぐのは常套手段です。
お陰で、現在は大きな台風でも氾濫を回避出来ているそうです。


では、なぜ?

実は、NHKの特集番組で使われた言葉が根付き、そのまま全国に広まり普及してしまったのが理由のようです。
なぜその「最後の清流」という言葉を使ったのか? 
何をもって「最後の清流」と言ったのか?
など、今となっては分からないそうですが、それによって「最後の清流」という四万十川のブランドが確定したのは間違いないようです。


大量の観光客が訪れる沈下橋ですが、地元住民にとっては普通の生活道路(橋)です。
すれ違う幅は無いので暗黙のルールがあって、譲り合っているようですが・・・・・
まぁ、暗黙のルールなんて大層な言い方をしましたが、先に入ったほうが優先で、後から来た方が橋のたもとで待っているだけらしいですから狭い道の譲り合いと同じですね!?
それよりも、観光客が我が物顔で人優先と橋に広がり、地元の方々の通行を邪魔しないことが大切のようです!?


幅的なものは、すれ違いが出来ない田舎の細い道を歩いているのと変わらないはずです。
そこなら、道の端ギリギリを歩いても怖さは感じないし平気で真っ直ぐに歩けます。

しかし、実際に沈下橋を歩くとなぜか端から落ちそうな気がしてギリギリに行くことさえ躊躇?
違いは、橋ということで川底との高低差があることだけなんですが・・・・・

普段意識することの無い欄干ですが、在ることのありがたみを改めて感じました!?(笑)


弾丸ツアーですから優雅に屋形船に乗って沈下橋下を通り抜けるなんてことはありません。(笑)




佐田の沈下橋 を観終わると、一気に高知市内に向かいました。

宿泊先(ザ クラウンパレス新阪急高知)は、高知市内中心部にあります。



結婚式や披露宴も出来る高知ではかなり大型の老舗ホテルのようだが、老舗という言葉が付くようにちょっと古いか?
しかし、不満が有ったかと問われれば、特に何も問題は無かった!?
まぁ、シティホテルなので大浴場が無いのは残念だが・・・・


旅行中、唯一夕食が付かない日である。
早めに到着するので、各自で高知市内観光、夕食を楽しみなさいと言う事らしい!?

残り二日の宿泊先は市街地から離れているので自由に食事しなさいと言われても困るが、ここなら全く支障はない。
逆にスケジュールを見てからは、「何処で食べようか?」「何を食べようか?」と旅前から楽しめた。



とはいえ、立地を確認してからは他の選択肢は無く、下戸夫婦だが「ひろめ市場」で「本場 鰹のタタキ」を中心に楽しもうと直ぐに決まりましたが・・・・・
実際、ホテルの宿泊プランには、夕食を付けず、5分ほどで着く「ひろめ市場」での飲食を前提に利用クーポン券付きのプランもあるくらいである。

「ひろめ市場」とは、「お酒の飲めるフードコート」とでも言ったら良いでしょうか!?観光客だけでなく高知市民にとっても憩いの場になっている屋台村というのか・・・・・

現実、観光がてらの散策で訪れた高知駅で備え付けられていた観光パンフレットを見ていたら、地元の方と思われるお兄さん? おじさん? いずれにしても自分達より若い男性が通りかかり声をかけて下さって、

「観光客? 美味しい食事したかったら連れてってやろうか?
 ひろめ市場っていう所だけど、自分も行くところだから!?」

妻 「ありがとうございます。ひろめ市場には行こうと思っていますが、
   明るい内に高知城にも寄ってみたいので、その後に行くつもりなんです!?」

「分かった!? 後でおいで!
 だけど、△△△ には行っちゃだめだよ?!
 観光客には有名だけど、使っているのは※※ものだから!?
 鰹を食べるなら○○○だから! 高知で一番旨いから!!!」

妻 「あっ、自分達も調べたらそこが美味しいってあったので、
   ○○○に行こうと思っています!」

そんな会話をして、その方は路面電車に乗ってひろめ市場に向かわれました。
一方、自分達はもう暫く駅前辺りをうろついた後、ひろめ市場を通り越して高知城まで歩きました。
元気ですね!?(笑)

その後、ひろめ市場 まで戻り夕食となりました。






ところで、先程のお兄さん? 
△△△のアンチだったのでしょうか?
それとも、○○○贔屓の常連さんだったのでしょうか?

△△△は食べなかったので実態は分かりませんが、○○○は美味しかったのは正しかったです。

○○○がこちら、「やいろ亭」さん でした。

     



ちなみに、情報通の方は△△△がどちらか分かると思いますが・・・・(笑)


以前は高知に行ったら、旅番組で見た藁焼きの鰹に色々な薬味をいっぱい乗せタレを掛けたものが美味しそうで、店も分からないのに探して何時かは食べてみたいと漠然と思っていました。

しかし、旅が決まり「やいろ亭」さんを知ってからは、たれではなく、塩 の方を食べてみたいと・・・・・
鰹を塩で食べるなんて、きっと本場じゃないと出来ないだろうし!?

こちらが、やいろ亭 ワラ焼き 塩タタキ です。
お店の一番人気商品でした。

 

表面に塩の結晶がついているのが分かりますか?
時間が経つと溶けて見えなくなってしまうので、貴重な画像です!?(笑)
薬味はスライスしたニンニクと山葵だけです。




分厚く大きい切り身ですが、カツオ臭さなど一切なく油も乗っていて

「旨い!!!」

大袈裟ではなく、今まで生きていた中で一番美味しいカツオのタタキでした!?



同じくやいろ亭さんの人気商品「青さのりてんぷら」「川エビからあげ」

 

そして、下戸夫婦の飲み物は「ゆずジュース(手づくり)」と「しょうがジュース(手づくり)」でした。



ジンジャーエールじゃなくしょうがジュースになったのは、気の迷いというか・・・・・(笑)



他のお店からも、カツオ飯、サーモンの炙り寿司、あん肝などを・・・・・
これ以降はいつも通り写真を撮り忘れて・・・・・

  


さて、「ひろめ市場」のルールというか作法を説明します。
(やいろ亭の場合ですから、他店が同じかは分かりませんが・・・・)

店の中に固有の席を持つ処もありますが、基本は共通の席を利用します。
確か、お城下広場とか自由広場とか名前がついていました。

 

先ずは、席を確保(テーブルは相席使用前提)、テーブルについている番号を覚えます。
そして、好きなお店に出向き料理や飲み物を注文し料金を払って、テーブル番号を伝えます。
料理や飲み物の準備が出来ると、お店の方がテーブルまで運んで来てくれます。


また、出来上がったお惣菜を売っているお店もあり、テークアウトも可能ですが、こちらで食べることを伝えると、温めたりもしてくれます。

飲食が終わって帰る時は、専任の下膳担当の方が近くに待機していますので、普通のフードコートの様にセルフで片付ける必要はありません。

色々食べて、そこそこお腹も一杯なりました。
下戸と疑似下戸の夫婦、このようなお店に出掛けることが殆どないので最初は戸惑いましたが、居心地は悪くありませんでした。
もう少し留まっていたい気持ちもありましたが、席待ちのお客さんも多いことから後ろ髪をひかれつつも腰を上げることにしました。


食事が終わって遠いと大変ですが、5分ほどで宿に着く立地の良さも最適でした。
添乗員さんに教わった地元のスーパーに立ち寄り、翌日分の買い出しをしてホテルに戻ります。

戻って風呂に入った後は、そこそこ満腹のままでしたが昼間買っておいたフルーツ類で別腹を充たしました。(笑)




さて、高知市、いきなり団子の話から入ってしまいましたので時間を遡ります。

ホテルでのチェックインを済ませた後の最初の行動は、とさでん交通の路面電車に乗ることでした。
路面電車に乗った経験がほとんどない妻の要望です。

目的駅は「はりまや橋」なので「高知城前」から乗って3駅で距離にして700m程、車と同じように信号待ちはあるし時間調整で駅にも長く停まることがあってもたったの5分ほどで路面電車の旅はあっという間に終わりました!?
しかし、折角なので乗車記念品を貰ってきました。

とさでんは、一乗車200円の市内一律料金です。



また、とさでんは高知市内を十字にクロスする2路線が有り、「はりまや橋」で交差しています。
異なる路線に乗り換える場合は、「はりまや橋」での下車時「乗り換えます」と伝えると電車乗換券が貰えます。



その券を使って高知駅まで行けましたが、街並み見ながら歩いて行ったので使いませんでした。
いや、初めから乗るつもりはなく、記念に残そうと貰ったのでした!?
大きく日付も入っているので、良い記念になりました。

ちなみに、走っている路面電車は新しく近代的な車両もありましたが、レトロ感満載の車両も混在しています。
嬉しいことに乗り込んだ車両は希望だった後者の方で、レトロ感あるつり革から内装全体、極め付きは木張りの床と良い被写体に遭遇しました!?(笑)

 






さて、はりまや橋に向かったのは、もちろん「日本三大がっかり名所」の一つである「はりまや橋」を観るためです。





しかし、初見参の妻、事前にもたらされた「がっかりがっかり」の洗脳が度を過ぎたのか、実体より遥か下に落とし過ぎていたのか、感想は
「そんなに言うほどでもないじゃん!?」 でした。(笑)

交差点地下にあるはりまや橋公園地下広場で展示物を見学しながら時間を潰します。

 

時間潰し?

何のためでしょうか?

それが「はりまや橋」に来たもう一つの理由でした!?
実際はホテルを出発する時から既に時間調整が始まっていたのですが、ちょっと余裕を多く見過ぎてしまったようです!?

道後温泉と同じように1時間毎なので、逃すともう一時間近くで待たないといけなくなります。
あれっ? ヒントの出し過ぎですかね? 

はい、「はりまや橋」にも「からくり時計」が有るんです!?
設置されているのは、先程乗ってきた「とさでん」のデンテツ・ターミナルビルビルです。


高知市の有名処というと圧倒的な「はりまや橋」ですが、そのすぐそばに「からくり時計」があることはほとんど知られていません。
8分間とちょっと長めですが、高知の魅力(名所?)を凝縮して見ることが出来ます!?

いや、知られていないのは観光客だけで、高知市民には知られ過ぎて逆に無視されているのかも知れません。

高知市の中心部で多くの高知市民の行き来がある場所ですが、毎日毎日9時~21時までの間に13回も動いているので、もういちいち気にしていられないレベルなのかも知れませんね!?
風速・雨量で中止になる場合もあるそうですが、それを無視すれば1年で4,629回も稼働している訳ですから・・・・・


実際、当日6時の開演時は、自分達夫婦以外には他旅行会社のバッチを付けた若い4人組の女性グループ1組だけが見守っていました。今回も同一ツアー客は誰も・・・・・




そんな訳で、交差点に用意された真正面の特等席ベンチに座って鑑賞が出来ました。(笑)
まぁ、こちらは正面でなくとも全部見ることが出来るので、選べるならば道後温泉の方で真正面に陣取りたかったのですが・・・・・

何もない素の時計はこちらです。四角い形をしています。




時間になると、時計自体が前にせり出してきます。

先ずは、上部に高知城がド〜〜ンと飛び出してきます。
結構精巧に出来ていて天守閣にはしっかりと鯱が見えます。


続いて、下部からよさこい節を踊る人形が登場します。しっかりリズムに合わせて踊っています。
演出も細かく、手にはちゃんと鳴子を持っています。



更には、左側からは桂浜の海岸が出てきます。
それだけかと思っていると、坂本龍馬がズズズっとせり上がってきます。


最後は、右側から「はりまや橋」が出てきます。
当然、それだけでは終わりません。
続いて「お馬」、更にはそれを追いかけて「坊さん」、2体の人形が出てきます。
自分の目では分かりませんでしたが、悲恋物語の通りお馬は涙を流しているそうです。そして「坊さん」の手元にはかんざしがあるそうです。





ところで、この「坊さん」はどちらなんだろうか?

はりまや橋でかんざしを買って渡そうとしたのだったら「慶全」、
「お馬」との悲恋の相手だったら「純信」になるのだが?
高知市のホームページでは、右から出てくるのは「はりまや橋」としか書いてない!?

ネットでは「お馬」「純信」の悲恋カップルとの書き込みが多いようだが、
理屈が合わないので自分は納得できないのだが・・・・・

誰か、正解を教えて欲しい!?


と、書きこんだのを読んで、何を気にして主張しているのだろうと思う人も多いと思う。

多くは、よさこい節の歌詞
 土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た・・・・
だけは、知っていても「お馬」「純信」の悲恋物語は知らないだろうから!?

はりまや橋公園地下広場に展示されていたこちらを写してきましたので、是非お読みください。




さて、からくりが稼働中、曲は3曲流れます。
1曲目は、よさこい節です。
2曲目は、知らない曲だと思ったら、高知市歌だそうです。(知らなくて当然でした!(笑))
3曲目は、季節別の歌ということで、
     春:早春賦、夏:我は海の子、秋:里の秋、冬:椰子の実 だそうです。

季節的には当日聞いた曲は早春賦だったのでしょうか?
ちょっと飽き始めていたので記憶はありませんが、動画を見直せば分かるかもしれません

結構、豪華な演出で見甲斐があります。ちょっと長いですが・・・・・・
折角高知市内に行ったのに、見ないというのは勿体ないですね!?

まぁ、自分が高知市民だとしたら、数回見たら同じように気にしなくなると思いますが!?(笑)




はりまや橋から高知駅に向かいますが、真っ直ぐ進めば時間は10分ほどでしょうか?
しかし、途中には昭和チックなアーケードが付いている京町や壱番街などの商店街が有りますので覗くともう少し時間が掛かります。
更には、所々にアンパンマンキャラクターの石像が出迎えてくれて撮影などしていると・・・・・

     

画像ははりまや橋のアンパンマンだけですが、からくり時計下のばいきんまん以外は高知駅に向かって通りの左側に集中しています。参考まで!?

 

原作者の やなせたかし 氏が高知県出身ということで、アンパンマンが色々な所に・・・・・



さて、高知駅での件は先に述べた通りですが、その後、高知駅前3志士像を撮影。



高知の3志士って誰なのかご存知ですか?
正解は、高知、いや 土佐藩を代表する幕末の志士 坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太 です。


また、駄洒落好きの爺が惹かれたこちらも写してきました!?(笑)
パンフレットなど色々な所で使われていました。









さすが、南国 高知だけにシンボルであるヤシの木が街のあちこちに!?



それらを観ながら、高知城に向かいました。



既に日没後? 途中でうっすらライトアップの照明が点きだし・・・・
肉眼で見えるよりも明るくして撮ってみました!?



 


公式スケジュールでの高知県内観光は、四万十川の沈下橋と桂浜の二か所だけでしたから、ちょっと寂しいですよね?



夕食時間を含めても3~4時間しかないフリータイムでしたが、高知市内の観光を一通り加えられたので思い出がちょっとだけ増えましたかね?







翌朝、他の日よりも早めに出発して向かったのが、桂浜でした。

こちらが、桂浜の小高い丘の上から太平洋の彼方を見つめる龍馬像です。

     

そして、こちらが桂浜です。




えっ、違うって?



そんなことは無いです!?

かのNHKだって、龍馬伝のオープニングでちゃんと使っていますから!?



龍馬伝の主人公龍馬といえば、高知を代表する幕末の志士、そして、高知といえば桂浜!?

それなのにオープニングでイメージを詐称して視聴者を欺くなんて、天下のNHKがするわけは絶対無いでしょう!?




でも、何事にも絶対とか、100%とかは無いし・・・・・


まぁ、無くは無かったとしても、悪意はなかったかも・・・・・



いえいえ、100%詐称でした。悪意満載でした!?

その証拠に、悪徳会社がよく行うように、小っちゃく表示して逃げ道を残していました。(笑)

     



ここは、素直に先程の掲載画像は桂浜ではないことを認め、謝罪いたします。(笑)

その画像は、茨城県高萩市赤浜にある ささき浜 です。





自分達は、2009年11月 花貫渓谷 に遊びに行った時に立ち寄ったのですが、
まだ記憶が鮮明な内の2010年1月から龍馬伝が始まったので、
「あれは、桂浜じゃなくて、この前行った『ささき浜』だよね?」
と、言い合っていました。

当時はそれを肯定する記事などは見つかりませんでしたが、数年後には肯定記事がチラホラと・・・



こちらが、本当の桂浜でした。







まだ早かったので撮影した時は浜辺には人が居なかったのですが、戻ってくる時は多くの訪問客が波打ち際まで押し寄せていて・・・・・
人の居ない桂浜の画像が残せて良かったです!? (笑)
15~20分ぐらいしか違わなかったのですが・・・・・




桂浜の先の岬(龍王崎)の突端にある神社は、海津見(わたつみ)神社(龍王宮)です。
イザナギ・イザナミの間に生まれた海の神様 大綿津見神(おおわたつみのかみ)を祀っています。



コロナ禍の影響か、最近は御朱印帳に直に書いて頂くのではなく、事前に書き置かれた御朱印の用紙を頂いて帰り御朱印帳に張り付けることが多くなってきました。
こちらはそれとは違って、社務所が無いための対応か、以前から当日日付の御朱印用紙を拝殿の中に置いておき、欲しい方が頂いて帰る運用を取られていたようです。
早い時間ということで、期待して行ったらまだ数枚残っておりましたので一枚頂いてきました。
初穂料は賽銭箱に収めます。

     

定期的に補充をされているのかもしれないですが訪問客が多いと無くなっていることが多いとか、無い時には離れたところにある地区の総鎮守である若宮八幡宮まで行かないと貰えませんから時間と行動に制約のあるツアー客には不可能、早起きの徳が出たのかもしれません!?(笑)





ということで、桂浜訪問で高知県観光が終わりました。

3か所+αと寂しいですが、弾丸ツアーですからしょうがないですね!?
残っている2県も同様で、徳島県は同じ3か所ですが、なんと、香川県は

1か所 のみです・・・・・

しかも、+αは全く期待出来ない・・・・・



ということで、次回は徳島・香川二県纏めての報告となります!?

Posted at 2022/06/22 08:19:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | | クルマ

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