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豆柴もものブログ一覧

2014年07月21日 イイね!

Diver’s 200m

Diver’s 200m
今回は腕時計の防水についてです。








よくある話題の

「腕時計の100m防水と10気圧(10Bar)防水は同じか?」
「10気圧防水(Water Resistant 100mまたは10Bar)時計で水泳はできるか?」


から始まり、

「クロールの手かきの水圧は?」
「海の波の水圧は?」
「水道の水圧は?」
「雨の水圧は?」


等を長々と書こうと準備して書き始めましたが・・・・・・・・

めんどくさくなったので、止めます。
(誰ですか? 喜んでいるのは?)



ただ、スピマスプロの様な5気圧防水時計は、洗車などの水仕事時には取り外した方が無難です。
水が掛ったり水につけたりする可能性がある場合は、もう少し防水機能が高い時計を着けた方が安心ですね。

まとめとして、こちらを表示しておきます。


(今ではどちらで拾った画像かわかりませんが、お借りしてます。ありがとうございます。)



ということで、

防水時計の種類としては、一般防水時計(防水ウォッチ) と 潜水用時計(ダイバーズウォッチ) とに分類されます。

更に細かく言うと、

防水ウォッチの中は 1種(日常生活用防水)2種(日常生活用強化防水) に、
ダイバーズウォッチの中でも 1種(空気潜水用)2種(飽和潜水用) に分類されます。




さて、手持ちで最高の防水機能を持った時計は、


SEIKO Mechanical SARB049 で、Water Resistant 20BAR でした。

幾つかあるアウトドアウォッチは残念ながらそれよりは劣る Water Resistant 10BAR でしたが、
アウトドアで想定される状況でも10BARも有れば十分ということでしょうかね?






既に止まってしまっている TAG HEUER formula 1 は 200M 表示でしたが・・・・



止まってしまった原因は、多分、“電池交換をメーカー送り”にしないで街の時計屋で行ったために防水機能が落ちてきて・・・・・
メーカーに依頼すれば「電池交換、パッキン交換、防水試験」のセットですから安心を得られますが、それなりの費用と日数がかかります。

本物のダイバーならば命の問題ですからこの費用は安い物ですが、ファッションアイテムとして着けている方々の多くは近場で簡単に・・・・・、多分パッキン交換もしていないでしょうね!
  (実際はパッキン交換等をしっかり行っても蓋の開閉を行うだけで緩みが発生し、防水機能は徐々に劣化していくそうです。)

それでいながら、防水機能だけは信じて平気で水につけたりして・・・・・   (ちょっと嫌みかな?)

自分も最後の方は電池交換を自ら行っていましたが、それでも防水機能は無しと考えて水には近づけませんでした。

まぁ、1986年の発売ですから既に30年近く、止まるまで20年近く動いてくれましたので寿命と言えないことも無いのですが!


ということで、防水機能の高い時計はその性能を維持するため、出来るだけ蓋の開閉を少なくした方が良さそうです。
その意味では
電池交換を定期的に行う必要のある一般的なクオーツ時計は向いていない
ということになります。

特に意識はしていませんでしたが、先程のSARB049は自動巻きですし、10BAR対応の他の時計も自動巻きかソーラークオーツですから理にかなっていますね!
(ちょっと自己満の自惚れ?)


以上 防水機能のお話でした。

























って、終わりませんよね!


200 m 対応のこちら 買っちゃいました!   (夏ですし!)



Water resistant 200 m   20 BAR も対応してれば十分ですよね!




あれ?


200 m の前に Diver’s  て書いてある?




えっ?

一般防水時計 じゃなくて 潜水用時計 ?



素潜りだけじゃなく、スクーバダイビングにも使える!

ちなみに、一般の防水時計は防水表示圧力で加圧試験が行われますが、ダイバーズウォッチの規格では防水表示の125%の圧力を用いて加圧防水性試験などを行っています。

250mまで大丈夫ってことになりますが、一般的なスクーバダイビングであれば40mの水深が限度の様ですから、“ちょっと”宝の持ち腐れですかね?



いや、間違いです!



ちょっと
 じゃ無く、ほぼ全部 でした!



だって、 自分



陸ダイバー     ですから!
  ( おか )






                                  ※ トップ写真はセイコーダイバーズ仕様のしるし「波濤マーク」です。
Posted at 2014/07/21 11:26:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ
2014年05月13日 イイね!

衣替え

衣替え職場は「サマーカジュアル」がスタートしています。

ポロシャツが許されているので、「クール・ビズ(COOL BIZ)」よりも緩やかな基準になります。

基本内勤業務なので日中の恩恵は少ないですが、朝夕の通勤時は本当に楽で助かっています。


昨年は6か月間で、ネクタイ着用が1日だけと十二分に制度メリットを満喫できましたが、今年はどうなりますかね?


さて、服装に合わせて“時計”もカジュアルに衣替えをしました。
まぁ、今回初めてというわけでもなく、度々行っている事なので改めて取り上げることもないのですが・・・・・

汗をかく夏場は「革ベルト」より、手入れの簡単な「ステンレススティールベルト(以下SS)」の方が向いていますが、汗っかきの自分は汗ばんだ腕と「SS」が貼りつく様な感触が苦手というか嫌いです。

かと言って、本格的に夏を迎える前、世間では心地良いと感じる春から初夏にかけてでさえ、革ベルトで通勤し職場に着く頃にはベルトの裏側は汗で濡れて変色しています。

幸いにも事務仕事で席に留まっていられますので到着時には外して拭き掃除の上しっかり乾燥させてから再装着していますし、毎日違う時計に変えて休ませているので連日使用よりは匂いも傷みも少なく済んでいると思いますが・・・・・

ということで、夏場には「革」でも「SS」も無い、「布」素材が活躍しています。

その中でもミリタリーウォッチ等に使われている「ナイロンベルト」がお手軽です。
耐水加工を施していますので汗対策としては最適ですし、汚れにも強く耐久性も抜群です。汚れたら洗うこともできますし・・・

更なるメリットとしては、驚くほどの軽量化も実感できます。
※ スピマスプロの時計本体63g、純正のSSベルト込みで138gが、77gに!



しかし、洗ったりのお手入れの度にバネピンを外すのも面倒ですよね!?

ということで、付け替えに手間の掛からないNATOタイプがお勧めになります。



無地のカラーバリエーションだけでなくストライプ等多くのモノが有りますが、そこはそれなりの年齢なので、“モロ”ナイロンを出さずに、使用感はナイロンベルト、表面はちょっとアレンジされたこちらにしてみました。



プア・リッチ的なアンバランスが夏の軽快さを出しているのではと自己満足していますが・・・・・






本当は、今年の夏頃発売される
「オメガスピードマスタープロフェッショナル アポロ11号月面着陸45周年記念限定モデル」
のオリジナルNATOストラップが渋くて良いのですが、入手は難しいでしょうね?!



まぁ、たとえ機会が有ったとしても数万円はするでしょうから手は出せないでしょうが・・・・


どこかで似たようなの販売してくれないでしょうかね?




Posted at 2014/05/13 21:30:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ
2014年05月03日 イイね!

イミテイション・ゴールド ウィーク

イミテイション・ゴールド ウィーク友人から第2巻までの購入報告はありましたが、その後はどうなったんでしょうかね?
継続なら5巻まで入手済、第6巻の刊行予定が連休最終日(5/6)のはずですが・・・・
             山口百恵「赤いシリーズ」DVDマガジン 全38巻


※ 1977.07リリース 山口百恵18枚目シングル「イミテイション・ゴールド」と 、つまらないゴールデンウィークを繋げただけなんですが・・・・


さて、週後半に何とか出社して、自主的12連休は阻止しました。

カレンダー通りの予定だったので、前半は近場を周り、後半は静岡に出掛けようと計画していたが、人より早くスタートし、飛び石も関係なく連休に変わった。
元気なら喜ばしいのだが・・・・・

喘息の再発!
激しい咳に追加して連日の高熱、追い打ちを掛けるギックリ腰・・・・


現在も完治しておらず医者通いも継続中だが、連休本番をむかえる前に何とか起きて生活ができるところまで改善した。
しかし、後半の予定は全てキャンセル・・・・

「ちょっと良くなりだしたので動きたいが、自宅から一歩も出ずに我慢の療養生活」かと思っていたが、そうも行かない雲行きである。

妻にうつしてしまったようで、ダウン 寸前 ・・・・

自分が倒れても本人が寝ているだけで家庭生活は全く変わらないが、妻に寝込まれると我が家の生活は麻痺してしまう。
依存度100%!

家に居ること自体が珍しい連休、果たしてどの様な暮らし方になるのでしょうか・・・・・

慣れない事をしなければならないでしょうね?!

ストレスも溜まりそうですね!?

先に発散しちゃいますか?

うじうじしてないで、ドーンと満たしちゃいましょう! 


物欲!



ということで、お馴染み購入報告へと続きます。




視力がどんどん悪くなってきている!

にも拘らず、日常生活では眼鏡もコンタクトレンズも使用していない。
車の運転と仕事上やむを得ない場合を除いて・・・


新聞に入ってくる家電ショップのチラシに載っているパソコンやカメラのスペック項目、


昔は小さな文字でも見るのが好きだったが今では全く見えない。


家ならこんな場合は近場に置いてある老眼鏡のお世話になれば問題無いが、外出先などではそうはいかない。
車で出かけても、目的地に着けばC4のサングラスフォルダーに入れて車外に・・・


「こんな時、携帯用のルーペでもあればパッと出して・・・」
と思うこともしばしばありました。

不便ではありますが、常時は必要ありません。
自分が必要だと感じる時だけでいいんです。
風景もぼやけて見えていますが、こちらはそのままでもいいです。
 (視力も悪いが、老眼なので遠くより近場の方がより不便で・・・)
大体が小さな文字が読みたい時・・・・・


眼鏡をずっと掛けている習慣をつければ何の問題も無いのですが、
ご存知の様に変わり者なので、そちらには進みません。


調べてみると、同様の悩みを抱える老人は多いようで対策商品が見つかりました。

薄さ6mmで胸ポケットにも収まる薄型カード型ルーペ(LEDまで搭載)


女性なら、普段はアクセサリーとして首から下げていられる ニコン製の ペンダントルーペ
通常はこちらの様にコンパクトですが、


使用時には、ウルトラセブンに変身!



母の日や父の日が迫ってくる今の季節が売れ時のようです。
でも、女性ではないのでペンダントは・・・・
カード型も薄くて便利そうですが、わざわざ持ち歩くのは・・・・


わがままな要望ですが、荷物を増やさず、普段は気にせず、いざという時に取り出して役に立つ感じが良いのです。
たとえば、車のキーにレンズが組み込まれているとかであれば便利そうですよね!?
残念ながらC4のキーでは無理そうですが・・・
かと言って、キーフォルダーに付けると嵩張るし・・・


手持ち最低限で出かける時に持っているものと言ったら、
ハンカチ、携帯、鍵類に財布でしょう!?  あとは時計ぐらいしか身に着けていないし・・・・


あれっ? 


何か匂ってきました?
  注) 匂って:良いにおい 、 臭って:悪いにおい
うう~ん、この展開って・・・・・




良いモノ 見つけました!
「荷物にならない携帯ルーペ」


文字もこんなに拡大されますし、サイズも直径4cm弱の円形でコンパクトに収まっています。これならキーホルダーに付けても邪魔にならないし・・・・


いや、もっと良い手を考えました!

上手い具合に形は円形です。
もちろんルーペですから透明でもあります。
持ち歩くときは時計の風防に被せるように持てば、邪魔にはならずに、しかも文字盤も透けて見えますので時間の確認も支障ありませんよね。
あとは重ねても風防に傷が付かない様に配慮して、しっかり留められる方法さえ見つかれば問題無いです!
ても、不器用な自分じゃ見栄えの良い物は作れそうもありません!

誰か居ませんかね?
手先が器用な人とか、発言力が有って作らせることができる人とか・・・

何か、叫びたくなってきました!
あっ、お告げの様に名前まで浮かんで来た!


「服部さん!」
「水越さん!」
「何とかして下さい!」









「分かったよ!」



「空耳?」

と、いつもながらの寸劇でしたが、

携帯ルーペ (時計機能付き)」を買っちゃいました。



「えっ?」「えっ?」「えっ?」

「ただの時計じゃん?」


いえいえ、ただの時計じゃありません!
時計機能付きの携帯ルーペです!

メイン機能は“ルーペ”ですから、この様に使う時が本流です。



上記の姿は本来の姿を隠した仮の形です!
「能ある鷹は爪を隠す」

あくまでも“ルーペ”という爪を隠して一見“時計”に見せているだけです。

しかし商品としては秀逸で、付属機能とはいえ手抜かりは一切ありません。
通常この様な付属機能であれば安価なクオーツムーブの搭載でお茶を濁すのですが、日本を代表するSEIKO製、しかも、クオーツでは無く、好評の6R15ムーブメントを薄型に改良した新型の4R35自動巻きムーブメントが搭載されています。


残念ながら、この新ムーブメントは精度の安定性には問題があるようで、改良前の6R系公表日差(-15秒から+25秒)の精度を維持できずに、海外向けSEIKO5シリーズに採用されている7S系と同じ日差(-35秒~+45秒)が公表精度になっています。
6R改ですから7S系に無い手巻機能と秒針停止(ハック)機能が追加されていますが、最新のムーブメントなのに現状より劣った公表精度、セイコーさんどうしちゃったんでしょうかね?

とは言っても、公表精度はあくまでも最大値、実際はそれ以下に収まるのが普通ですし、今回の目的はルーペの方なのでほとんど期待していなかったところ、
手元に届いた個体、何と、手持ちSEIKO時計の中では最も精確、それどころか、クロノメータよりも精確に時を刻む大当たりでした。
(“正確”を使用しないのは意図的です。)


4R3系ムーブメント、今後はラグジュアリ系薄手時計のMechanicalムーブメントとして採用されていくものと思います。
ちなみに4R3系ムーブメントは、
4R35 基本3針 + Day
4R36 基本3針 + Day + Date
4R37 基本3針 + 24時間針(GMT) + Day
4R38 基本3針 + オープンハート仕様 + Day
4R39 基本3針 + 24時間針(GMT) + オープンハート仕様 + Day
等数種類存在します。


SEIKO PROSPEX Mechanical SBDY003


PROSPEXは、ダイビングやトレッキングなど、スポーツ、アウトドアシーンに対応する本格機能を備えたブランドというのが商品コンセプトになっています。

“ルーペ”が意味する本格機能が何かは分かりませんが、開発にあったってはネイチャーフォトグラファーとして知られる水越武氏が全面協力したそうです。
(あっ、お告げの水越の名が出てきた。)


商品紹介コメントとしては、
 アウトドアの楽しさをさらに広げる、フィールドウォッチ。
 ルーペとして使用できるレンズのついた構造のメカニカルウオッチ。
 時間を確認できるメカニカルウオッチのついた構造の携帯用ルーペ。
 これまでにない、その構造の面白さと実用性は大人の遊び心を刺激します。
 トレッキングやキャンプなど、アウトドアの時間が楽しく広がることでしょう。
となっております。

若干使用時の想定状況は異なっているように思えますが、
目的となる「必要時に拡大して見る」という用途は同じですね!
        (ちょっと、強引な結びの様な気もしますが・・・・)

ちなみに、水越武氏とのコラボレーション、こちらの製品から更に2年前にさかのぼって実施されています。

SEIKO Alpinist Mechanical SARB063



「アルピニスト」は、山歩きの際に要求される機能、品質を備え、古き時代の登山の気分を感じさせてくれるトレッキングウオッチとの商品コンセプトです。
本格登山では無く、トレッキングやキャンプなどの軽いアウトドア用の製品のはずですが、通常の装備と思われる簡易方位計や防水機能に追加して

なぜか遭難時の緊急信号である「エマージェンシーシグナルコード」が表示されています。

万が一、遭難した時は便利ですね!




※ エマージェンシーシグナルコード
地上から航空機に対して送る緊急信号です。
  万一、遭難した場合など、捜索機(者)に対して地面にこのサインを描きます。
  大きさは10m四方以上で文字の天地は南北にします。
   (簡易でも方位計が必要ですね?)
  救難活動では、航空機側からは拡声器、通信筒を使用して地上に連絡を取るこ
  とができますが、遭難者側からの返事が困難とされています。
  しかし、このシグナルコードによる通信方法をとることで、適切な救助が受け
  られるというもので、世界共通のようです。


ちなみに、自分は人生の荒海で遭難しかけているようです。
「エマージェンシーシグナルコード」を使った救助活動を再現してみましょう。

救助隊: 「生きていますか?」
自 分: Y
救助隊: 「懲りずにまた時計を買ったんですか?」
自 分: N   (買ったのは時計じゃなくルーペだよ!)
救助隊: 「奥さん呆れて、家から出て行っちゃいませんか?」
自 分: LL
救助隊: 「本当に病気ですね!」
自 分: I   (どっちを指すのだろう? 両方共通で良いか!)
救助隊: 「時計を買いたく無くなる薬が発明されましたが、要りますか?」
自 分: II






Posted at 2014/05/03 11:56:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ
2014年04月15日 イイね!

“ハズレ”を“アタリ”に・・・ ( 日差検証 春 )

“ハズレ”を“アタリ”に・・・ ( 日差検証 春 )三勝二敗
いや、三勝一敗一分 だったでしょうか!?


当初は・・・・



が、“ジタバタ”した結果、判定がくつがえり五勝となりました。


えっ!? 
何の事か分からないって?


ダメですね! 

そろそろ慣れないと!
ここはカメラか、時計か、ミニカーの購入報告ネタしか無いじゃないですか・・・

ということで、時計ネタになります。    (次回用のミニカーネタもスタンバイしていますが・・・)

“5”の数字は今年になって取り上げたというか、購入報告件数です。
3ヶ月で5個ですから、病気と言っていいでしょうね!?

もちろんトップバッターは

『 OMEGA Speedmaster PROFESSIONAL 3570.50 』


3か月が経過して機械が馴染んできたのか、気候が良くなって気温が上がってきたためかは分かりませんが、先の計測では出なかったマイナス日差が出てくるようになりました。


まぁ、
「日差に大きな影響を与えるのが気温。
 気温が高くなると、金属が伸びて振り子の周期が長くなる。
 したがって、夏は遅れやすく、冬は進みやすいといえる。」
というネットの書き込みに一致してますので正常と思われますが・・・・

しかし、相変わらず高精度は維持しており、というか逆に日ごと補正しあって週間計測の日差では信じられない結果が出ており大変満足しております。
まぁ、“一勝”と言って良いでしょう!


喜ばしい結果ですが、逆にこの“アタリ”が災いして・・・・

通常、機械式時計については日差15~20秒以内でああれば正常と言われております。
この誤差に納得できないのであれば、

「クオーツや電波時計の世界に行け!」


とまで言われます。


もちろん納得しています。
昨年までのメインの機械式時計、日差が殆んどでない手巻きJUNGHANSは別としても、SEIKO Mechanical 2機は7~15秒程度は進んでいましたが気にしていませんでしたから・・・・

しかし、憧れて憧れて手にした「本命」が優秀だと、基準がそこになってしまいますよね!?

日差範囲は理解していても、良いに越したことはないのですから。

しかも、COSC認定のCHRONOMETER精度を謳っている製品ならば、尚更・・・



『 TISSOT Luxury Automatic COSC(CHRONOMETER認定)』



COSCのCHRONOMETER認定を謳っている割に精度調整が甘いようでした。
と言っても日差が10秒以上あるわけでは無いのですが・・・・

TISSOTはCHRONOMETER仕様の日差基準は10秒以内としているので、範囲にも収まっています。

Speedmasterの“あたり”が無かったら気にしなかったでしょうが、
気分的には“勝ち”でも“負け”でも無い、もやもやとした負け気味の“分け”状態でしょうか?

そうは思いつつも、通常はここで終わりです。



しかし、“地の利”に恵まれました。



TISSOT のカスタマーセンターは銀座にあるスウォッチグループの本社ビルにあります。
銀座なら通勤で毎日通っていますから仕事帰りに立ち寄ることもできます。
先ずは電話で相談してみると「一度訪問して下さい。」との回答、
さっそく翌日立ち寄ることにしました。

診断に15分ほど掛かるということで待っていると、

「 油切れや機械の損傷は見受けられませんが、
進み気味で調整されていることが確認されました。
2週間ほどお預かりして調整させて頂きます。」
と、期待していたお言葉を・・・・

10日後、自宅に届けられた“TISSOT”は額面通りの“CHRONOMETER”に変貌しておりました。




こちらの時計は完全な“負け”製品でした。

期待していなかった精度は逆に良い誤算となり1~2秒しかずれない優秀なモノでした。

ただ・・・・

『 ARCA FUTURA Old Bond Street AFOBS-GY-M)』


パワーリザーブ40時間の自動巻き時計ということで毎日使えば夜間はずしていても翌朝にはまだ動いていますので支障なく使えます。
一日おきでもギリギリ大丈夫でしょうかね? 

しかし、自分は毎日同じ時計をしませんので、数日後に使う場合には必ず止まっています。

止まっている時計を動かすには、自動巻き機能を使ってゼンマイを巻き上げるために手を振り続けるか、手巻き機能を使ってリューズを巻きあげる必要があります。

ちょっとだけ動かすにはそんなに時間は掛かりませんが、フルに巻き上げるためには10分ほど腕(時計)を振り続けなければなりません。
リューズを巻き上げるのであれば、30~40回転させればフルまで巻き上がり時間は1分も掛かりません。

せわしい朝であればなおさら効率の良いリューズ巻き上げの方を選択するのですが、リューズを巻く際に何か引っ掛かりのようなものを感じます。


今までに感じたことの無い感触です。


最初はまだ馴染んでいない歯車同士が絡んだ抵抗感かと良い様に考えようとしましたが、そうでは無いようです。
このまま無理に回し続けると歯車が欠けるか外れる可能性が高いと思われましたので、
メーカーに相談すると、購入店経由で返却してほしいとのことです。

メーカーへ直の返却だと修理対応しかなく、購入店経由だと交換の可能性もあるそうですか現物を確認して修理対応になることもあるとの回答でした。

あっ、この話、購入時まで遡っています。

購入店には一週間以内なので初期不良の交換希望を伝え返却しましたが、メーカー対応によるので確約はできない旨の回答でした。

一週間経たずに販売店からメールが届きました。

修理にしては早いですね? もしかしたら、異常なし?
メールを読むのが不安でしたが、

「本日、商品を発送致しました。
 メーカー様確認の上、商品を交換させて頂くことになりました。
 交換品につきましては、ご指摘の部分を厳重にチェックし、
 支障の無い物となっております。」

ラッキーと言うべきなんでしょうか?
いや、よく考えてみると、不幸中の幸いでしかありませんでした。

それにしても判断期間が随分短いですね?

7日間の内、自宅-販社-メーカーの往復で最低4日間は掛かるし・・・
それとも同様の事例が頻発していて個別に検証する必要が無く・・・
又は、iphoneの様に異常時は修理ではなく全て交換対応・・・

さて、この製品、安価なためにかシリアル番号管理がされていません。
製品は元より保証書にも一切の記載がありませんので、届いた商品が本当に新たな交換品なのか、実は修理した製品かは通常判断できません。
もちろん保護シールなどはしっかり付いていましたが、送った製品と同じ寸法にバンド調整もしてくれてあったので尚更です。
交換と言っていながら実は修理対応の可能性も疑ることはできます。
(先の判断期間が短い説と矛盾しますが・・・・・)

が、こちらのブログのお蔭で「異なる製品」と確認ができました。

いずれ投稿するだろうと撮っていた写真が残っていました。


新たに届いた製品写真がこちら


前者は緩急体調整(微調整)がほぼいじられていない位置(±0)になっています。
ムーブメントとしての素性が良いのか、緩急針調整がぴったりなんでしょう!

一方交換品は、かなり(一目盛ほど)マイナス側に調整されています。
精度調整は行ったとしても同じ個体で、これだけ異なって戻ってくれことは無いでしょう。
もっとも、緩急針調整を行ったため微調整側が変わった可能性は残りますが、もう一つの変化と合わせ別個体と考えることにしました。

それはローターにあった“油汚れの様なシミ”です。
まさか取り付けを油汚れの素手で触って・・・・ と思わせるような・・・

汚れの無いスッキリしたモノに代わっています。
装飾の全く無い素のETAムーブですが折角のシースルーバックがやっと意味を成します。

なお、精度の方は良い誤算が継続しています。



ということで、TISSOT が戻ってきてから日差を計測してみました。
一週間と期間は短いですが、前回とは気候も異なっているので良いタイミングではないかと・・・


結果がこちらです。


スピマスプロの前回計測結果はこちら! 

凄いですね!
またまた大満足です。

遥かに良くなったとはいえ、CHRONOMETER機が一番悪いのは笑わせてくれますが・・・・



“一勝”“一分”“一敗”が、仕切り直しで“三勝”になったと言って良いのではないでしょうか?



皆さんも何かあったら、「面倒くさい!」とか「こんなものだ!」と妥協せず、少しはジタバタしてみてはいかがでしょうか?

「必ず」では無いかもしれませんが、「良いこと」が待っているかもしれません!
もちろんモンスタークレーマーになれと薦めているわけではありません、適切な範囲内で・・・・




さて、残り二勝ですが、今までの様な“悩み”が一切無い世界のお話です。

一般的なクオーツムーブ、機械式とは異なりますが比較にならない精度を達成するためにやはりそれなりに精密なムーブメントが入れられています。(はずです)

ところが、こんなおもちゃの様なスカスカのムーブメントのモノがあります。


前回ご紹介した“逆回転時計”のモノなんですが、

驚くことに、一月で1秒狂っていません。
“信頼の?”日本製クォーツを中国で組み込んだ製品のようで、わざわざ“NO JEWELS”の表示までしてあるものですが・・・・・



そして、以前ご紹介した“二つ目のスピマスプロ


スヌーピーバージョンにアップしていますが、こちらもほぼ狂いがありません。

ただ、時を刻む音が大きすぎて気に出し始めると・・・ 、常駐していない部屋なので良いのですが




以上、クロノメーター基準日差との争いに5戦全勝したという自己満足報告でした。
お付き合い頂きありがとうございました。



締めはやはりこちらの言葉で、

「確かに今でも 暇だね!」





Posted at 2014/04/15 20:59:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | 時計 | 日記
2014年03月20日 イイね!

エタポン

エタポン新たな“ゆるキャラ”ではありません。



正しくは、“ETAポン”でしょうか?




ETAの正式名称は、
エタ・エス・アー・マニュファクテュール・オルロジェール・スイス(ETA SA Manufacture Horlogère Suisse )
で、スイスの機械式・クォーツ式双方の時計ムーブメントを製造している企業です。

そのETA社の機械式ムーヴメントを買って来て、ケースに“ポンと乗せて”自社製品として販売しているメーカーを揶揄した言葉です。

乗せにも種類があって“純粋なエタポン”と、仕上げや調整はキッチリした“ほぼエタポン”から、パーツ単位で仕入れて磨きを加えたり独自の調整を加えたりして乗せている“エタ改”メーカーまで様々です。
後者はIWCやブライトリングなど高級ブランドで、その他30万円以下の機械式時計はほぼ前者と言われていました。

ところがここ数年で情勢が変わってきました。
多くのメーカーが「自社の新ムーブメント搭載」とアピールしだしました。
それと共に価格も上昇しだしました。


『ETA社の2010年問題』

「2010年を持ってETA社の半完成品(エボーシュ)はスウォッチ・グループ外への供給は終了する」
     ※ 公的機関の仲裁により当初の2006年から4年先送りで決着

さぁ、大変です。
スイス国内にはエタ以外にエボーシュを供給できる企業は2社しか存在しませんでしたから・・・・
結果、スウォッチの下請け企業だったセリタ社製のムーブメント(ETA社の特許切れムーブメント改)を採用したメーカーと、自社製ムーブメントを開発できたメーカーに二分されることになりました。

セリタムーブメントはいわゆるETAのジェネリック製品なのでそれなり(仕上げや調整が雑との評判もあるようですが?)とは思いますが、急遽間に合わせで開発された自社製ムーブメント、信頼性はどうなんでしょうかね?
要らぬお節介ですが・・・・・

いずれにしても、開発費が上乗せされた新ムーブメント搭載製品、大量生産で安価に提供されていたETA社製とは異なるセリタ社製、価格の高騰は避けられないでしょうね!
ETA社製も供給量は少ないながらもグループ外への流通はしているようですが値上がりが激しいようです。
※ 制限品は半完成品(エボーシュ)や部品納入で、完成品の制限は無いらしいですが・・・


先に購入報告したTISSOT Luxury Automatic は、新キャリバーPOWERMATIC80の第一弾搭載機種で79,800円~でした。 搭載第二弾は2014年度の新製品で従来から有ったPRC200にPOWERMATIC80を搭載したもので66,150円~の値付けとさらに安い機種が発売されてます。
従来通り格安で入手ができるスウォッチ・グループの各社と、グループ外会社との販売価格の二極化は今後も避けられないでしょうね!

ちなみに第二弾にはクロノメーター仕様が存在しないようでちょっと安堵しています。



さて、話を戻します。
ここまで述べてきた認識では合致しない出来事が発生しました。


ARCA FUTURA (アルカフトゥーラ) ブランドから2010年末『 Old Bond Street 』シリーズが発売されました。(発表だけで実際は翌年?)


スイスメイドの時計でシンプルなクラシックスタイル、ダイヤル色とストラップ違いで数種類存在しましたが、
何と、ムーブメントはETA2824‐2 が搭載されていました。

2824‐2はノーマルな3針用のムーブメントとですが、長い実績があり安価で高性能の評価を受けており、調整もし易いようでクロノメーター製品も存在しています。
安価な Oris 製品だけでなく、TAG HEUER や BREITlING のブランド製品にも搭載されています。

そして、驚くべきはその価格で、
レザーベルト版が  38,000円(税込39,900円)
スチールベルト版が 41,000円(税込43,050円)
と、スウォッチ・グループ会社の製品よりはるかに安価な設定!

ARCA FUTURAは、日本国内でORISeposJUNGHANS などの輸入販売を行うユーロパッション(株)(EURO PASSION)のオリジナルブランドとなってるのですが・・・・

どんな裏事情が有るんでしょうかね?


なお、ETA社はメーカーからのオーダーに対し装飾・加工を柔軟に応じていたそうです。

ローターにメーカー銘を入れたり、渦巻き模様を重ね合わせたベラルージュ仕上げやメッキ仕上げなどを加えたり、青や赤のカラーネジを使ったりして見た目を格段にアップさせた高級時計メーカー仕様から、一切装飾に手を加えていない素のものまで・・・・

ARCA FUTURAは「装飾を省いて低コスト化を実現」と謳っていますので、多分追加装飾の無い素のものだろうと思っていましたがちょっと心配も・・・・・
オーダーは装飾関係の要望だけでなく、精度レベルでの要望にも応えていたようです。
もし、若干価格が上乗せされても「クロノメーター精度で」とのオーダーが通るのであれば、「精度は並以下で良いので安く!」のオーダーも通るのではないかと・・・・

折角の“ETA”でも、「安かろう悪かろう」では失敗ですからね!

さて、現物の写真がこちらです。


こちらは、素の ETA2824‐2 ムーブメントの参考写真です。


どうやら同じもののようです。
中華ETA(?)の可能性も捨てきれていませんでしたのでちょっと安心しました。

左下はシースルーバックでも普段は見ることができない日付ダイヤルです。
右下はブライトリング仕様の ETA2824‐2 です。
装飾が凝っているせいで同じものとは思えませんね!



こちらのTISSOT POWERMATIC80(ETA2824-2改)と比較してみますとローター部分だけでも手の掛け方の違いが鮮明・・・・・



ただ、ちょっとARCA FUTURAの商品コンセプトの筋が通っている様な、いない様な?
裏蓋はシースルーで目一杯“非装飾”ムーブメントを見せつける仕様です。
見せつけ仕様ならもう少し手を加えても・・・・・ 

このETA搭載モデルは ARCA FUTURA ブランドとしては異端商品です。
というか、初の商品です。

主流は廉価なメカニカルのスケルトンモデルで、

シチズンやミヨタ製8系ムーブメントが搭載されておりどちらかといえば個性的デザインのファッションアイテムとしての時計でした。

それから考えると、ETA2824‐2 と 分かり易い“素のETA2824‐2”をあえてそのまま搭載して見せつけることが目的だったかもしれません。
本格的なムーブメントであるETAの名を利用したブランドアップ戦略と考えれば納得できます!
「ETAを搭載した衝撃価格製品」はブランドに関係なく多大なインパクトを示し、
雑誌にも取り上げられました。
少なくとも一人はその餌食になったのですから・・・・



さて、報告は今回ですが昨年縁が有って入手済でした。
年明け早々購入ラッシュが始まるとは思わず、安価なETAモデル購入するチャンスとばかりに・・・・
(購入発表前でしたので年明け後のブログの各種比較や写真からは意図的に外しておりました)

一応、自己弁明しますと、
「自称“浪費はしても倹約家”が遭遇した、激安製品の衝撃値引き!」とタイトルを付けても良い様な出会いが・・・・


ARCA FUTURA Old Bond Street AFOBS-GY-M

スチールストラップモデル 税込価格 43,050円 が 25,480円!
ETA2824-2搭載としては驚異の定価から、更に4割引き?

セイコーの海外販売モデルである5スポーツの上位機種(ハック機能・手巻き機能無し)と同じ価格帯、国内のメカニカルシリーズ(ハック機能・手巻き機能有り)は買えない金額なんですから歯止めは効きませんよね!?

ところで、二世代位前の古いムーブメントが搭載された5スポーツが海外で販売され続けている理由をご存知ですか?
販売想定先は新興国になるそうです。
同じ価格帯はもとよりもっと安価なクオーツ時計も一杯販売しているのですが、要望が続いているようです。
日本に住んでいると中々ピンとこないんですが、電池の安定供給が無く電池が切れても交換ができないクオーツ時計は長期的な使用には向かない製品で、日々の手間はかかるが使い続けられる機械式時計の要望が高いそうです。

所変われば何とかで、こちらでは“実用の時計”が、あちらでは “趣味の時計”にしかならないんですね!
ちなみに“趣味の時計”用の電池、恵まれたことに我が家にはこんなにあります。

せっせと裏蓋はずして自分で交換していますが、皆さん電池交換如何していますか?


さて、『 Old Bond Street 』と由緒ある名前を付けられたこちらの時計、余分な機能は排除されたシンプルな3針モデル、エレガントな雰囲気のライトグレーの文字盤、ちょうど良い38mm径、と主張しすぎない時計はビジネス使用に最適です。

デザイン的には、三本の針(ハンズ)がもう少し長くてインデックスに届く位置まであれば言うことは何もないのですが・・・・
基本的には満足しています。

クラシカルデザインのモノを一つは欲しいとアンティークモノを物色していた時期ですので、そちらに手を出すよりは安価に収まったのですが、流石にこのところの購入ラッシュ、自分でもやばいと思い始めていますので以後(当分の間)控えることにします。

時計雑誌も(出来るだけ)見ないようにします!


さぁ、明日から3連休!

とは、いかずに久し振りの休日出勤。
「時計代を稼げる」と思えば頑張っていけそうです!


Posted at 2014/03/20 23:56:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ

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