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豆柴もものブログ一覧

2014年03月15日 イイね!

気どっていない三浦?

気どっていない三浦?「フランク三浦」 をご存知ですか?

先ずは声を題して読んでみて下さい。



ふらんくみうら ?

   ・
   ・
   ・


フランクミューラー まで遭難せずに無事たどり着けましたでしょうか?


大阪の匂いがプンプンしますね!
自分は好きです!
静岡出身ですが、土曜日午後放送の『吉本新喜劇』で育ったせいでしょうか?

調べてみたら、製造元はPL出身者が起こした企業のようです。
その縁で元ヤクルトの宮本慎也(PL出身昨年引退)氏がお立ち台で付けていて話題にもなりましたが・・・・

「鯵デス」Tシャツ や 「サマンサ田端」のトートバッグと同じパロディー商品でしょうかね?


発売開始が2010年頃ですから既に4年ほど経っていますが未だに販売していますので、本家も騒がず黙認しているのでしょう。
もっとも超がつく高級時計ブランドですから、4,000円程度の商品は相手にもしないのでしょうね?
トップ写真の様に価格帯が同じだとタイの屋台にまでも目くじらを立てる必要があるようですが・・・・

さて、天才時計師「フランク三浦」 商品写真がこちらです。



本家をおちょくっていますね!


中にはこんな訳の分からない文字盤も・・・



本家「ヴェガス」も、ルーレットがちゃっちくされただけでなく、極めつけは“チンチロリン”?




そして、その製品ケースがこちらです。



おちょくっていますよね!?          (“浦”の字、“点”足りないし・・・・)

更に開き直りがぶっ飛んでいるのがトリセツです。
製品などで違いはありますが、


フランク三浦は全てこちらの規定に基づいて対応させていただきます。

外装について/全て手作りで作ってるため外装に多少の傷、文字盤に埃、異物、指紋、まれにちぢれ毛などが混入しておりますがこれらは全て許容範囲内とお考えください。ましてや裏ブタやベルトの傷などは当たり前のようについておりますが苦情や返品、返金には一切応じることができませんのでご了承ください。

防水について/フランク三浦は基本的にすべて完璧な非防水です。ダイビングや水泳に使用されるのは勝手ですが確実に水分が侵入して時計が破壊されます。汗、気圧、温度変化などありとあらゆる水気や空気中の水分にすら耐えれませんのでガラスの曇りや水分の侵入には一切対応が不可能だとお考えください。30度以上の高温にも全く耐えられません。

磁力、磁気について/パソコン、モーター、ドライヤー携帯電話など磁気を発生するモノの近くに置かないでください。すぐに壊れますし時期による故障は保証対応ではございませんのでご了承ください。

ショックについて/落下などのショックによる耐久性は全く持ち合わせておりません。2センチ以上の高さから落とした、ほんの少し壁やドアに接触したなどで故障した場合も全て自己責任です。保証は適応されませんのでご了承ください。

電池について/全てモニター電池です。電池切れはお近くの時計屋さんで交換を実費で行ってください。購入後すぐに電池がなくなったとしても保証対応ではありませんのでご了承ください。

ウレタンベルトに調整用の穴が開いてない→ご自分で開けてください。
使用による皮膚のかぶれや湿疹などが起きた場合、直ちに使用をおやめ下さい。

時間は携帯電話、スマートフォン、駅の時計などでお確かめください。
一日の遅れや進みが大きい場合→電波時計を参考に毎日時刻合わせして下さい。

保証期間はご購入日より90日で、対象はムーブメントのみとなります。

送料負担につきましては保証期間内であっても全てお客様負担となります。

保証書紛失、販売日が明記されてないなどの場合、保証期間内であっても無償修理を受けることができません。また修理は不可能の場合代品交換もしくはあきらめて頂くことになりますがご了承ください。


など、ヤリタイ、いや、書きたい放題です!



皆さん一本如何ですか?
キャバクラや飲み会などで受けるそうですよ!
その際は「トリセツ」のコピーも一緒に・・・・・

さて、自分はキャバクラや飲み会に縁は無いし、

既に機械式のクレージーアワーズもどきを持っているので購入はしていませんが、刺激されて購入したのがこちらでした。

鏡越しに撮った写真ですがわかりますか?


逆回転時計!



文字盤の表示だけでなく全ての針が逆回転します。
 (本当は動画で紹介した方が分かりやすいのですが面倒なので・・・・)

ちなみに、表示時間は8時23分8秒ですかね!?

機械式やもっと精巧なクォーツモデルもありますが、受け狙いだけですので「フランク三浦」よりも更に安価な製品です。
そして、外見から風変りのモノよりシンプルなモノほど逆回転が分かった時のギャップは大きいだろうとできるだけ普通に見えるものにしました。

気が付かれた時の決め台詞は、
「若い人の時間は未来に向かって進むが、年よりは止まっているか逆にしか進まない!」


こちらも一本いかがですか?




最後は復活報告です。

昨年末、
「一本減ったので補充」
と、多分自分以外は理解不能の理論で購入した代替品をご紹介しました。

減ったのは、こちらの「レギュレータ」時計でした。

“変わった時計”ということで、自分の感性にぴったり填まったお気に入りでしたので他のモノより使用頻度は高かったかもしれません。
が、わずか3年半という異例の早さで時を刻むことを止めてしまったことが納得できませんでした。

諦めきれず、その後も裏蓋を開けていじっていました。
技術も知識もありません!
調子が悪くても動いている場合は弄ることでかえって悪化させることが心配ですが、止まってしまった時計ですから気軽にチャレンジできました。

クォーツ時計ですから部品部分に損傷があったら如何しようもありません。
電池関係の接触か、竜頭部分の接触に問題があるのであれば何とかなるかもしれません!
何度も繰り返しますが、技術も知識もありません!
分解したら二度と元に戻らない可能性が高いので恐ろしくてできません。
関連した可動部分の動きや接触などを良くする位しかできません。
裏蓋を開け、関連部分の掃除や接触具合を弄りました。
接触を大優先に金具の折り曲げ角度など範囲内で変えます。
更に邪道だと思いますが、潤滑油(556)を可動部分に少量づつ付けます。

そして電池を新しい物に変えて取り付けてみました。


何と動き出しました!

しかし、また止まります。
休みごとに何度か同じ作業を繰り返し、やっと一週間後でも正しい時間を刻んでいるようになりました。
復活!
しかし、止まった原因や作業の良かった点が何だったかはハッキリしません。
しいて上げるなら、“強い思い!”というところでしょうか?


   ≪調子に乗って違う時計もチャレンジしてみましたが残念ながら思いは通じず・・・・・≫



ただ困ったことも、
使える時計が増えて一個一個の使用頻度が更に減少・・・・




Posted at 2014/03/15 09:23:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ
2014年03月01日 イイね!

愚行を諺で茶化す?

愚行を諺で茶化す?
死ぬまで治らないようです!


 『三つ子の魂百まで』
 『雀百まで踊り忘れず』




永年の
   『磯のあわびの片思い』 
が実を結び、年明け早々彼女と結ばれました。
人生の半分近い時の流れに積み重ねられた思いは深く強く、毎日語りかけ愛おしみ充実した時間を過ごしてきました。
   『後生大事』
彼女の方もその思いに応えるように献身的に尽くしてくれて、時には意地悪な試しにも嫌な顔もせず受け流し、想定以上の成果を残してくれました。
幸せ一杯の新婚生活が続いています。
   『順風満帆』



が、


ふと気がつくと、一年前に出会った彼女のことを考えている自分がいました。


男と女の違いはありますが、こんな気持ちでしょうか?
   ♪
   ♪
   Wind is blowing from the Aegean
   女は海
   好きな男の 腕の中でも ちがう男の 夢を見る
   Uhー Ahー Uhー Ahー
   私の中で お眠りなさい 
   ♪
                  -魅せられて-  ジュディ・オング

   『駿河の富士と一里塚』


現在の彼女は、積み重ねられた歴史からくる揺ぎ無い実績と洗練された美貌の持ち主です。
   『才色兼備』

一方新たな彼女は、生まれ立ての様な若さがあり、メリハリのある美しい容姿も大変魅力的です。
若いだけあって、営みの方も、現在の彼女は二日続けることはできませんが三日連続でも大丈夫です。

かと言って、若いだけのアバズレというわけではなく、実力もしっかり持ち合わせており、現在の彼女が得ることができなかった肩書もしっかり入手しております。
   『質実剛健』

家柄も良く、困ったことに、現在の彼女とは親戚筋に当たります。
   『世間は広いようで狭い 』
   『知らぬが仏』

そんな才色兼備の彼女、本来なら「高嶺の花」と化して近寄ることもできないはずでしたがなぜか縁があって・・・・
   『恋に上下の隔て無し』

近づいてみると、高慢ちきさなど全く無く、フランクで庶民的・・・・・
   『氏より育ち』

内緒の話ですが、現在の彼女に費やした四分の一で落としてしまいました!

ということで、新婚2ヶ月に満たない時期に新しい彼女に手を出してしまいました。
   『水魚の交わり』


では、彼女の紹介を致します。

日本では馴染みは少ないかもしれませんが、スイスの名家「TISSOT(ティソ)」の令嬢

TISSOT LUXURY AUTOMATIC COSC  T086.408.16.051.00 
( ティソ ラグジュアリーオートマティック )

です。

ティソは1853年創業のスイス時計企業です。
1853年といえば日本ではペリー来航に沸いた年になりますから歴史はありますね。昨年160周年を迎えました。
企業のロゴマークにもスイス国旗表示が許されている名門ですが、高級路線には走らず、最もよいものを良識ある市民層に広く提供すること企業理念として世界160カ国で展開する最も愛されるスイス ウォッチとして知られています。
未検証ですが生産数世界一位との記載も見たような気がします。

オメガやロンジンと同じく「スォッチグループ」に属しております。

2013年2月に発売された
TISSOT LUXURY AUTOMATIC ( ティソ ラグジュアリーオートマティック )
シリーズの特徴は、
同じ「スォッチグループ」のムーブメント専門社「ETA(エタ)」社と共同開発した
「POWERMATIC80(パワーマティック80)」
と呼ばれる新キャリバー(ETA C07.111)を搭載したことになります。(ETA2824-2の改良版)


一般的なパワーリザーブは40~50時間程度ですが、POWERMATIC80は名前通り80時間の駆動時間を誇ります。 (スピマスプロも45時間)
しかも厚さは10mm以下。  SEIKO GSの9Sキャリバーは50時間程度でも13mm位だったような・・・・


また、3種のパテントを取得し、パティックフィリップ・ロレックス・オメガ等に採用されている高級腕時計の代名詞と言えるテンプ調速・緩急機能であるフリースプラング方式も搭載しております。

現在はTISSOT社専用ですが、いずれは「スォッチグループ」各社の主要ムーブメントに置き換わって行くものと言われています。

尚、ETA社のムーブメントは安価で高性能ということで自社ムーブメントを持たない時計メーカーからは重宝がられていましたが、スォッチグループは出荷制限(減量)や高価格化に動いています。
外には高く、内には安く ですかね?
買ったムーブメントで作った時計を高価格で売り利益を稼いでいるメーカーに対して、スォッチグループは気に入らない為とか・・・・


さて、同シリーズはラグジュアリーという名称に反していたってシンプルなフェイスで、ダイヤルカラーやストラップ違いの組み合わせで10アイテム程が展開されていますが、最安値のカーフレザーブレスレット仕様は税込79,800円という設定でした。

80時間のロングパワーリザーブ、高級腕時計の代名詞と言えるテンプ調速・緩急機能まで搭載した新キャリバーで79,800円?

と、衝撃的な価格設定に当時の雑誌やネットで大きく取り扱われました。

まぁ、時計や機械式時計に興味のない人にはそれなりで、まだまだ高価に思えるかもしれませんね?


信じられません! 凄いですよね!

でも、こんなものでは終わりませんでした!
インパクトで勝ったのは、その上位機種!

中身は全く変わりません。
裏蓋はスケルトンでムーブメントの確認ができますが使われているのは全く同じ POWERMATIC80 ETA C07.111キャリバーです。
ケースや風防も全く同じものが使われおり外観も変わりません。

唯一の違いが、ダイヤルに追加表示されている11文字 !


「CHRONOMETER」







実は裏蓋にも同じ11文字 + CERTIFIEDの9文字の違いがありますが使用時には見えないので・・・・

T086から始まるのが型番で“407”が通常版、COSC仕様は“408”です。
また、12から始まるのがSerial No.なので写真の様に同じものは存在しません。




「CHRONOMETER」
ただの11文字ではありません。
この文字は勝手に入れることはできません!


                      ※ 似たような“Chronograph”という文字は良く見ますが・・



時計の本場であるスイスで年間生産される時計のわずか3~5パーセントしかクリアすることのできない最高の厳しさを持ったスイス時計技能協会(C.O.S.C Controle Officiel Suisse des Chronometres)の認定を受けた製品のみが表示を許されています。
数ある高級時計の中でも最高峰の精度を誇る証です。

そんな証を得るために追加で支払う対価がたったの19,950~25,200円・・・・・
(なぜか? ブレスレットの仕様違いでアップ差が異なっている)

払っちゃいますよね!
   『清水の舞台から飛び降りる』

先ほども言いましたが、搭載キャリバーは同じです。

工業製品の個体差を実証する結果になりますが、
優良なキャリバーの個体のみを選択して、COSC検定を通し認定を受けているようです。

CHRONOMETER認定を取得する為には、
 1.平均日差=-4〜+6秒
というだけでなく、
 2.平均日較差=2秒以内
 3.最大日較差=5秒以内
 4.垂直・水平の姿勢差=-6〜+8秒
 5.最大姿勢偏差=10秒以内
 6.温度係数=-0.6〜+0.6秒
 7.復元差=+5〜-5秒
をパスしなければなりません。

使用しているスピマスプロも1.は余裕でクリアーしていますが、2.以下となると・・・・・
   『九牛の一毛』

比率からだけでいうと、100個作って3~5個しか受からないことになります。
(同じキャリバーなので実際はもっと多いと思いますが・・・・)

対価を支払っても表示以外に得られるメリットは、
 静的平均日差表示が、±15秒以下から ±6秒以下になる
 COSC認定証明タグカードが付属する
    ※ トップ写真参照。裏には時計に刻まれているのと同じSerial No.が記載
だけです。 
完全な自己満足の世界ですが!

それでも、この高性能な機械式時計が10万円以下で手に入れられることは画期的です。

   『温故知新』
1年前の雑誌ですが、発売がトピックスとして取り上げられています。

それだけ衝撃的だったんですね! 一部マニアたちには・・・・


しかし、何とか購入意欲を封じました。
   『後ろ髪を引かれる』

当時は幸い(?)にもカメラ関係への興味の方が勝っていたからですが、余裕があれば・・・・・
   『心は二つ財布は一つ』  ・・・・・ 正:身 (←財布)
結果的には、
   『怪我の功名』
となったのですが・・・・・




しかし、1年後再会を果たしました。
   『窮すれば通ず』
   『犬も歩けば棒にあたる』

タイミング的には憧れの時計を入手したばかりで最悪でしたが、衝撃度をアップされて立ち塞がれては・・・・・
   『恋の病に薬無し』

衝撃的な低価格設定でしたから値引きの無い正規品の定価販売が主流でした。
(並行輸入品も利益が出ないのか、ありませんでしたね。)

1年が経ち取扱店も減りましたが販売価格に変動はありませんでした。
良くても定価販売のポイント付くらいでしょうか?
為替の影響か海外入手も返って割高になるようでした。

それ以前に、COSC検定仕様の取り扱いが絶滅寸前でした!



笑神様は突然に・・・
浪費神様が突然に “自称、浪費はしていても倹約家!”の前に・・・・・

見せびらかされた条件が、
  COSC認定モデル
  国内正規品 通常定価99,750円(税込)
  新品・未使用 付属品完備
  購入後2年間のメーカー保証&販売店保証
  販売価格 69,800円(税込) 送料別
と、衝撃価格の更に3割30,000円引き・・・・・
   『開いた口に牡丹餅』

倹約家(?)も思わず財布の紐を緩めてしまいました。
   『江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ 』
   『買うは貰うに勝る』

ちなみに、多くのスイス製時計は増税以外に値上げが決まっているそうで、ティソも4/1価格改定だそうです。




   『両手に花』






以上

本人は、
   『残り物には福がある』
   『買って兜の緒を締めよ 』  ・・・・・ 正:勝って(←買って)

客観的には、
   『馬鹿は死ななきゃ治らない』
   『死んでも馬鹿は治らない』

の購入報告でした。
 ※ 3か月間小遣い半額で我慢しなければ・・・・・


   『終わりよければ全てよし』






   『二度あることは三度ある』・・・・・
Posted at 2014/03/01 10:28:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ
2014年02月09日 イイね!

日差精度 1か月報告 & 姿勢補正

日差精度 1か月報告 & 姿勢補正
スピードマスター プロフェッショナル 3570.50

  の日差を計測しだして、はや1ヶ月が経過しました。




2か月間(8週間)の計測入力フォームを準備しましたが、この辺で止めようかと思います。
購入初期としてオメガ基準は十分満たしている精度を持っていることが確認できましたし、ある程度の傾向も掴めましたのでもう十分かなと・・・・
(実際は面倒くさくなったからですが・・・)





1週目40秒あった差異は2週目には16秒となり、日差は2.28秒という数値になりました。
  (2週間継続でも4.00秒)
十分過ぎる結果ということで、3週目からはただの計測ではなく“お遊び”をしながらの計測としましたので日差はそれなりの値になっています。



さて、日別日差を見てみると差異0秒という日が幾つかあります。
これは「使用せず、文字盤を上に向けて、平置きしていた日」になります。
数値を求めるだけならこの状態を保てばよいことになります。

使用することが目的ではなく、コレクションが目的で飾っておくだけならこれでよいのですが、スピマスプロは日常で使っていたい時計です。
(自分の様な貧乏性だと、華奢で高価すぎる時計は故障とか傷が心配で使用できません・・・)
使った状態での日差を把握したいと思っていました。

しかし、日差と簡単に言ってもその数値は使用状況で微妙に異なります。

自分の場合、
“大人しく”デスクワーク中心の日は2秒を中心に日差2~4秒になりました。
“活動的”な日は、4~6秒に増えます。

この“大人しく”と“活動的”の違いは一般的に考えられる外出や運動の有無などではなく、
腕の動かし具合や位置に連動した水平や垂直などの“時計の姿勢”によるようです。
(手巻き機能のみですから、自動巻きによるゼンマイの巻き具合による違いも出ないので・・・)

時計が受ける重力の影響を排除できるトゥールビヨンではない限りは仕方がないですね!

しかし、その影響を受けた上での日常使いで2~6秒の日差、機械式時計でこの精度であれば満足しなければいけないでしょうね!
なお、自分の日常使いの条件ですが、11時間ほど使用し、帰宅後の13時間は文字盤を上に向けた平置き(水平)の状況です。


また、日中はほぼ同じ使用状況でありながら8秒・9秒に増えた日がありました。
ちょっと気になりましたので、違いを探してみると見つかりました!
帰宅後の置き方(時計の姿勢)に違いが・・・・・・

たまにしか使わない時計はこのようにケースに入れて保管し、使う時に取り出しています。



頻繁に使う時計は出し入れが面倒なので、平置きしたり、この様な“止まり木(?)”に掛けています。



該当日はここに掛けていました。
いわゆる“垂直 6時位置下向き”の状態です。



この時点で“姿勢補正”という言葉を思い出しました。

自分は時計を取っ替え引っ替え使用していますので、一つの頻度は1~2週間に1回位です。
当然50時間程度のパワーリザーブでは次に使う場合は止まっていますので、ゼンマイの巻き上げと時間合わせをして使うことになります。
SEIKO時計はハック機能が付いているので時間合わせも問題ありません。
ハック機能の無いJUNGHANSですが、止まっている時計の巻き上げ6秒後に針が動き出すことがわかっていますので慣れれば問題ありません。
(スピマスプロ同様、分針調整を逆回転すると秒針が停止するので微調整も可です。)
同じようにハック機能の無いスピマスプロも癖さえつかめばたい問題がないと思っていました。

が、自分とは異なり毎日使い続ける場合は、ハック機能がないと不便に感じるかもしれません。
クオーツ並みにずれない時計を持つか、合計で60秒ずれるのを待って分針を調整するしか・・・・・

そこで、用いられるのが“姿勢補正”という方法(遊び)です。

先ほどもお話ししましたが一般的な機械式時計は重力の影響を避けられません。
姿勢による差が出ることも認識されています。
そのためクロノメーター検定にも下記の6パターンの試験が行われています。

 垂直 3時位置下向き
 垂直 6時位置下向き
 垂直 9時位置下向き
 垂直 12時位置下向き
 水平 文字盤側上向き
 水平 文字盤側下向き

“姿勢補正”は、その姿勢差を利用して日差を調整する技(遊び!)です。

こちらが“垂直 9時位置下向き”位置の参考写真です。



たとえば、(ネットで拾った実データですが)
文字盤下、文字盤上、3時下、9時下の4つの姿勢で、+3秒
6時下では、+10秒
12時下では、- 3秒
となる時計があったとすると、

一日目で+3秒となってしまった場合、その翌日は「12時下」で放置すれば-3秒、結果2日間では±0秒となり、時間合わせは不要となります。

自分の使用状況からみて“姿勢補正”を必要とする場面はそんなにないと思いますが、日差同様、時計の傾向を知っていても無駄にはならないだろうと細工して計測してみました。

自分の日差が大きくなった置き方は「6時下」位置ですから、上記の例と一致しています。
期待できると進めた計測ですが・・・・
以下が計測結果です。




残念ながら、どの姿勢でもマイナス側に振れた数値は出ませんでした。
ということで自分の時計は、姿勢差は発生するものの、姿勢補正はできないという結果となりました。
まぁ、残念といえば残念なのですが、逆に何も考えなくて良いということですっきりしました。
通常に使用して、使わない時は一番ノーマルな「水平 文字盤側上向き」で良いのですから・・・・・

さすがに3週目は意図的な検証の為日差も大きくなりましたがそれでも十分な範囲に留まっています。



4週目は検証結果を基に一週間連続連続使用で実使用調査です。

条件は「通常使用、後は『水平 文字盤側上向き』」を徹底した結果です。
週間差異では第2週におよびませんが、第2週は日差の出ない未使用日を3日含んでいますので実質的にはこちらの方が良い結果と思われます。

ちなみに4週目の日差1秒の2日は土・日で平日より使用時間が少ない日となっています。
曜日の使用差も含んでいるので日常の使用状況としても良い検証ではなかったでしょうか!

実際は、この姿勢差以外に、温度やら季節の違いが加わってきますのでそう簡単にはいかないと思いますし、使用による経年劣化も加わりますのでこのまま維持できるとは考えていませんが、当面日差などの細かいことは気にしないで使う時だけゼンマイを巻きたいと思います。






上記で現在のレギュラー&ベンチ入りをご紹介しましたが、折角なので二軍&引退選手もご紹介したいと思います。





最後は、計測好きの本領を発揮して・・・・・



雨で溶ける前の昨晩はもう少し高かったのですが、29.5cmありました。
明日朝の通勤時が心配です。



Posted at 2014/02/09 13:39:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ
2014年01月23日 イイね!

歯止めが外れて、二つ目のスピマスプロを

歯止めが外れて、二つ目のスピマスプロを
前回の報告時、皆さんから

「暇だね!」





と、お褒めの言葉(?)を掛けて頂きましたので、調子に乗って更なる悪ふざけを・・・・・






構想は以前から持っていましたが、本家が無いのに悪ふざけだけというのはちょっと寂しかったので控えておりました。


精度表示は±60秒/月ということで日差±2秒は本家以上の高性能!
本家のパワーリザーブ45時間に対して、389倍の17,520時間と驚異的!

コストパフォーマンスは最高で、本家価格の 0.025% = 1/4,000 と激安!



文字盤の印刷、針の塗装等費やしたのは延べ1時間ほど、暇を潰すほどの時間にはならないやっつけ仕事で出来もそれなりです・・・・・





「確かに暇だね!」


Posted at 2014/01/23 21:37:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ
2014年01月18日 イイね!

日差精度

日差精度オメガのクロノグラフ時計は、クロノメーター認定を受けていません。

全てではないのかもしれませんが、
スピードマスター プロフェッショナル 3570.50
は受けていません。


クロノメーターとは、COSCが行う15日間におよぶ様々な方向や温度下での公式精度認定テストに合格して初めて得られる称号です。 (COSC:スイスクロノメーター検定協会)

クロノメーター称号を得るための機械式ムーブメントの日差基準は、平均誤差-4~+6秒となっています。
一日=86,400秒の0.01%が8.64秒ですから、99.99%以上の精度を保証しなければなりません。
実現不可能ではありませんが、着用習慣に左右されたり保管方法や温度にまで左右される機械式ムーブメントで販売する全てでこの最高精度を常時維持することは難しいでしょうね!

勿論、機械生産物であるので個体差があり、いわゆる “ 当たり ” “ はずれ ” が存在することは知っています。
同じ新品購入品でも1~2秒/日の個体に当たる方、かたや20秒以上、中には1分以上の日差が出てしまう方も居られるようです。
ちなみにオーバーホールの目安は5年、日差が1分を越えた場合も一つの目安になるようです。

オメガは、「機械式ウォッチは着用習慣によって左右されるため異なる場合もあるが、クロノメーター認定のないウォッチの大半は日差-1~+11秒の平均誤差であり、資格を持つオメガの時計製造技術者は、ウォッチの精度をオメガの許容範囲内に調節することができます。」と謳っています。

購入したら、まずは自分の時計がどの程度の精度を持つのか把握し、基準より大きく外れているようであれば保証期間内に調整してもらう必要があります。

着用習慣によって左右される機械式時計のため、通常は特定の一日で判断するのではなく、一週間であれば7で、一ヶ月なら31(or 30)で累計差を割って平均日差を算出します。
自分だけでなく多くの方が同じだと思いますが、自分の時計は“当たり”だと期待して行うのですがなかなか“当たり”は出ないようで、そのうちに“はずれ”でなくて良かったと思うように変わっていくのが一般的のようです。

また、車と同様“慣らし”が必要で機械の本調子が出るのは使い出して数週間後とか数ヵ月後という話もありますので購入当時が良いのかの問題もあります。

ということで自分も計ってみることにしました。
まずは一週間後の差異を計って日差を算出するだけでよかったのですが、拘る事にはキッチリ対処する性格、2か月分の入力用紙を作成し日別、週別、月別、2ヶ月累計の差異が算出できるようにし計測継続中です。

初めの一週間分を見てみると、
1日目  + 12 秒
2日目  + 4 秒
3日目  + 5 秒
4日目  + 9 秒
5日目  + 6 秒
6日目  + 4 秒
7日目  + 0 秒
1週間  + 40 秒   平均日差 5.714 秒

という結果になり、12秒と範囲外に出た大きな日差の日もありましたが、週間平均では5.714秒/日とオメガの基準内どころかクロノメーター基準もギリギリですがクリア―しました。

ちなみに 8日目は +2秒 でした。良い所取りして2~8日目の一週間では +30秒、4.286秒/日と立派に認定されそうです。

上記は見間違いでした。 実際は、
8日目も +0秒 でした。良い所取りして2~8日目の一週間では +28秒、4.000秒/日と立派に認定されそうです。 
あっ、もっと鼻が伸び出した・・・・



もしかして、 “ 当たり ”?

嬉しさをかみ殺して記録を続けています。2ヶ月後の結果が出た時に変わっていなければ喜びの報告を! 悪かったらスルーしますので触れないようにお願いします。(笑)

毎日同じ時間に巻いていますが、使用状況は日々異なっています。
「手巻き時計は“毎日同じ時間に”“限度まで巻く”ことが安定させるコツだ」とよく聞きますが間違いないようです。
現在は時間の余裕のある21時に記録と巻き増しをしています。たとえば日差+4秒の場合は12時間後は+1秒、その後の12時間で+3秒と前半の方が安定しています。
いずれ記録をとらなくなりますので、その時は朝巻くようにすれば酒も飲まない自分の活動時間内は十分安定した時の刻みをしてくれそうです。


妻には「暇だね!?」と呆れられましたが、
折角なので一日だけですが手持ちの機械式時計の日差も測ってみました。

標準時計としてSEIKOのソーラー電波時計 BRIGHTZ RADIO CONTROL SAGZ025 の電波受信を確認して使用、基準時計の24時間経過後、対象時計の表示時間を計測して日差算出。

実際は全ての時計が+側に進んでいたので、対象時計が24時間経過と同時にクロノグラフをスタート、標準時計が24時間経過時にストップし、差を24時間にプラス。
一分後に再計測、差が出た場合は平均値と考えたが、差がでたものは無かった。
対象時計は全て使用せず、平置き24時間放置。



SEIKO Mechanical SARB049

ムーブメント:  自動巻き Cal.6R15
公 表 精 度 : 日差 -15秒 ~ +25秒
[日差実測] +11秒  表示時間 20:43:11 ( SAGZ025 20:43:00 )

機械式ムーブメントの愛好者から評価が高い国産ムーブメント。下記SARB033と同じムーブメントですが個体差か? 日常使用時でもこちらの方が精確です。
ちなみにセイコーの最上位ムーブメントはグランドセイコーに使われている9S系で公表(静的)精度は平均日差で -3秒 ~ +5秒 とのことです。



SEIKO Mechanical SARB033

ムーブメント:  自動巻き Cal.6R15
公 表 精 度 : 日差 -15秒 ~ +25秒
[日差実測] +15秒  表示時間 20:46:15 ( SAGZ025 20:46:00 )

日常使用時の感触はもう少し日差が少なく、 SARB049で+7秒、SARB033が+10秒 位の認識でしたが・・・・



ロレ バチモノ

ムーブメント: 自動巻き 購入時の説明ではバチでも ETAが入っているとか・・・
公 表 精 度 : 日差 不明
[日差実測] +35秒  表示時間 20:48:35 ( SAGZ025 20:48:00 )

14年ほど前に購入、バチモノゆえにメンテナンス無しでこの制度を維持!?
もしかして本当にETAムーブメントが・・・・
ただ風防内に曇りが出てきているので、内部は錆だらけだったりして・・・・



JUNGHANS Max Bill by Junghans Handwind 027 3701 00

ムーブメント:  手巻 J805.1(ETA2801-2ベース)
精度 : 日差 - 5秒 ~ +15秒
[日差実測] + 1秒  表示時間 20:51:01 ( SAGZ025 20:51:00 )

日常使用時の実感通り、ほとんど日差が出ない優秀な精度でした。



B-BARREL BBX009 レトログラード

ムーブメント: 自動巻レトログラードムーブメント 
公表精度 : 日差 不明
[日差実測] +12秒  表示時間 20:56:12 ( SAGZ025 20:56:00 )

12時位置のインダイヤルがデュアルタイム表示
下段の右側が 0~30秒を、左側が30~60秒までを表示し、右側針が右の0秒位置から左の30秒位置に向かって動き、30秒位置に着くと針は0秒位置にジャンプ、同時に左側針が30秒位置から60秒位置の左に向かって動き出す、60秒位置に着くと針は30秒位置にジャンプ、同時に右側針がまた動き出すレトログラード。こちらも10年近くたっているのでしょうか? 久し振りに動かしましたが精度にはびっくりです。
レトログラードの動きだけを楽しんで時計としての実使用は無し!



こちらは“おまけ”と言うか“参考情報”です。秒針が無く計測不可能なので・・・・

ROBERTA SCARPA  RS6015-BK CRAZY TIME

ムーブメント: 自動巻 複雑式ジャンピングアワー機能
公表精度 : 日差 ±60~90秒
[日差実測] 目視上0分  表示時間 21:00:00 ( SAGZ025 21:00:00 )

フランクミューラー クレイジーアワー と同じ複雑式ジャンピングアワー機能を持つ。
一般的にはバチモノになるのかもしれませんが、アルマーニやベルサーチのプロデュースも手掛けたイタリア人気デザイナー ロベルタスカルパ ブランドの時計で、時針が1時間毎に150度ずつ進み12時間で5回転してもとの位置に戻ってきます。短針はジャンプして時間を表示するので1時間中動かず数字を指しています。アナログではなくデジタルで表示しているわけです。分針はふつうに1時間に1回転します。
本物のクレイジーアワーだと100万円以上ですが、3%位の価格でジャンピングアワーが楽しめました。クレイジーアワーを知らない人が多いので始めて見る人はびっくりします。
こちらも7~8年たっていますが、正常に機能し、目視ですが分単位では誤差が出ていない精度をノンメンテナンスで維持しています。


最後は、スピードマスター プロフェッショナルのプチ情報です。

先のブログで、
 1966年 NASAに採用され「スピードマスター・プロフェッショナル」と改名
 1969年 アポロ11号 月面初着陸
とお知らせ致しました。

NASAの採用には遅れましたが月面着陸の偉業達成前に「スピードマスター・プロフェッショナル」を標準装備品に採用した組織が日本にありました。

宇宙からの侵略者と戦う世界的防衛組織の地球防衛軍TDF内の精鋭チーム「ウルトラ警備隊」です。
1967年放送開始の「ウルトラセブン」で活躍したウルトラ警備隊の備品「SPACE WATCH」が「スピードマスター・プロフェッショナル」でした。
キリヤマ隊長(第9話)をはじめ、アマギ隊員(第6話)、フルハシ隊員(第47話)も、もちろんモロボシ・ダン (第17話、第47話)も着用していました。
さすがにアンヌ隊員はしていませんでしたが・・・・・

ちなみにウルトラ警備隊は6名です。自分たちに協力する真紅の宇宙人のことを、ウルトラ警備隊7人目の隊員という意味を込めて「ウルトラセブン」と命名したという設定って知ってました?
一般的にはこちらの情報の方がトレビアかな・・・・・・

「へぇ」
Posted at 2014/01/18 18:20:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ

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