
間違った言葉使い、和製英語であることは分かっています。
単なるダジャレというか、語呂合わせというか・・・・
イブに、前日とか、一つ前という意味はありません!
クリスマス・イブはそれ自体が意味を持つ一つの言葉で、クリスマス・イブニングの略であり、イブニングは日没から寝るまでを表す evening のことです。
和訳上では、夕方,夕暮れ,宵よい,晩,夜分 となります。
ちなみに、night は夕食後から翌日の日の出までをいうようです。
(厳密な区分けは無いようですが・・・・)
ということで、
クリスマス・イブは、
「クリスマスの宵」 ということになります。
現代でこそ日付の切り替えは深夜0時となっていますが、昔
(ユダヤ歴で)は日没がその切り替え時刻となっていました。
日没から次の日没までが、一日だったんです。
そのルールに従うと、12/24の日没(夕方)から12/25の日没までがクリスマスの一日となります。
クリスマスは、先ずクリスマス・イブ(ニング)から始まったということです。
言い換えると、クリスマス・イブはクリスマス当日のことなんです。
本日、12/23はクリスマス前日のイブニングがあり、
逆に、12/25はクリスマス翌日のイブニングがあるだけで・・・・・・
まぁ、イブ・イブなんて、外国では絶対言わない言い回しなんでしょうが、
明日、明後日、明々後日(しあさって)なんて言葉遣いがある日本ならではでしょうかね!?
初めて聞いた時でさえ何の説明も聞かずに理解できただけではなく、
思わず 「上手い!! 座布団一枚!」 と叫んじゃうくらいフィットしましたから!? (笑)
さて、長い寄り道でしたが、今回のメインは
EVE です。
と言っても、頭痛薬や2000年代からインターネット中心に活動しているシンガーソングライターEve、ましてや、ノーパン喫茶の女王、歌舞伎町のアイドルと称されロマンポルノ『イヴちゃんの花びら』で主演デビューしたイヴちゃんのことでもありません。

(笑)
本社勤務となり静岡の田舎から出てきた頃に、よく聞いていたアーチストでしたね!?
とある出来事と共に強く記憶に残っています!?
とある記憶?
いやいや、若かりし淡い記憶です!? 内緒にしておきましょう!
でも、皆さん EVE 知らないでしょうね!?
沖縄出身、レオナ
(玲乙奈)、クララ
(久良良)、リリカ
(利里佳)の新里
(しんざと)三姉妹で結成した
コーラスグループでした。
「悲しい色やね」の上田正樹に見出され、キャンディーズの伝説的マネージャーだった大里洋吉が渡辺プロダクション時代の最後、キャンディーズの後にマネージャーを務めたグループ。
ちなみに、大里洋吉は、サザンオールスターズ、福山雅治などが所属する芸能事務所・アミューズの創業者です。(現在は代表取締役会長)
また、グループ名であるEVE命名は新御三家の一人、「私鉄沿線」の野口五郎の原案とのことです。
活動のメインは、アーティストのコーラスを務めたスタジオミュージシャンとしてですが、沖縄出身ということで完璧な英語の発音と抜群な歌唱力にハーモニーを重ねたコーラスが人気をはくし、数え切れないほどのアーティスト、楽曲でコーラスを務めています。
参加した曲は、2,000曲以上とも言われています。
絶品、最高のコーラス力を示す言い伝えでしょうか?
とある有名アイドルコンサートでバックコーラスをつとめたEVE、
その歌の上手さで主役アイドルを食ってしまい、
しばらく仕事を干されてしまったことが有るとか無いとか・・・・・・
その上で、EVE名義でも、
「恋はパッション」などをヒットさせています。
自分もこの曲が原点です。
そして、1990年には、第41回『NHK紅白歌合戦』にも初出場しています。
同じ初出場組は、宮沢りえ、長渕剛、B.B.クィーンズ、久保田利伸、吉田栄作などと、海外からはシンディ・ローパー、ポール・サイモンなどの大物も含まれていました。
というのも、この年のコンセプトが、「今年の歌」「21世紀に伝える歌」「大晦日に相応しい熱唱」ということでした。
結果、歌ったのは残念ながら自らのヒット曲ではなく、ジョン・レノンの「イマジン」でした。
加えて、数多くのクリスマスソングも披露しました。
これは個人の感想ですが、自らのヒット曲を披露できなかったのはその年の『NHK紅白歌合戦』選曲コンセプトが当然関係していると思いますが、自分は他にも有ったと思っています。
こちらは、1988年12月 1日にリリースされた
『BEST SONGS OF EVE』ですが、全てCMソングとなっています。
1. もう一度Fall in LOVE ・・・・ ソニー『ビデオカセット』CMソング
2. TRA-LA-LA ・・・・・・・・・・ 丸井『赤いカード』CMソング
3. BURNING DESIRE ・・・・・・ サントリー『ドライ5.5』CMソング
4. 恋はパッション ・・・・・・・・ 浅田飴『パッション』CMソング
5. Sugar Sugar ・・・・・・・・・ 丸井『赤いカード』CMソング
6. HAPPY VACATION ・・・・・ 丸井『赤いカード』CMソング
民放より厳しい基準で運用されていた国営放送局、放送法83条1項及び日本放送協会定款51条に抵触する「商品または企業の宣伝」とみなされる法律上の判断から出場できなかったり歌詞を変えたりした実態や交渉があった時代だからです。
かぐや姫「神田川」 「二十四色のクレパス」 クレヨンならOK 交渉決裂 出演辞退
岩崎良美「Vacance」 「ペリエ片手に......」⇒「ジュース片手に」
庄野真代「飛んでイスタンブール」 「そんなジタンの空箱」⇒「そんな煙草の空箱」 そのままOK
小沢健二「カローラIIにのって」 ヒット曲だったがCMソングのため、他の曲に変更
松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」 「♪伊代はまだ16だから」⇒「♪私はまだ16だから」
加えて、エロ系も、
辺見マリ「経験」 「♪やめてッ」で始まる歌詞が色っぽすぎると歌唱禁止
青江三奈「伊勢佐木町ブルース 前奏「ア~ン、ア~ン」がアエギ声を想像させると禁止
など
ちなみに、都市伝説化されている
山口百恵「プレイバックPart2」の「真紅なポルシェ」⇒「真紅なクルマ」 ですが、
変更されたのは「ヤング紅白歌合戦」のみで、
本家の『紅白歌合戦』では「真紅なポルシェ」で熱唱していましたから、伝説は間違いです。
今年の「ドルチェ&ガッバーナ」は大丈夫みたいですね!?
そんなEVEですが、やっぱりマイナーなんですかね!?
ラジオやテレビに流れた曲に出会うことや、レコードやCDを目にすることも皆無でした!
当時聴いていたのはウォークマン、音源はダビングしたカセットテープ。
当時はソアラだったでしょうか?
ドライブのお供としてもよく聴いていましたが、やはりカセットテープ。
当然、カセットテープ・ウォークマンともに現在は手元になく、加えて処分してしまったレコード・CDに紛れ込んでしまったのか、元音源も無く・・・・・
たまに淡い思い出と共に蘇りますが、そのまま諦めることを数十年繰り返してきましたが、
遂にぷー太郎後に・・・・・・
レトロ~モダン、DANCEミュージック!?
本来は拒否反応を示す全曲英語歌詞、しかしそれを補う懐かしの80年代流行りのディスコ・サウンドと、それらを美しく奏でる絶妙なコーラスワークとボーカル!?
数十年を経ても一切の拒否反応は見せず・・・・・
本当に好きだったものは、空白の時間が長くあっても、変わらないようです!?
じゃないのも、一杯経験してきましたが・・・・・(笑)
確かセカンドアルバム『PASSION』の方は、LP版を聴いていたはずですが、
今回の入手はどちらもCD版ですが・・・
1枚は、先程の『 BEST SONGS OF EVE 』
もう一枚は、『 PASSION 』 1987年 5月21日 リリース です。
1. 恋はパッション
2. GOOD-BYE, SAYONARA
3. SPIN ME ROUND
4. TRA-LA-LA
5. 涙のNIGHT IN TOKYO
6. medley PART 1 〜DANCE・DANCE・DANCE〜
1970年代のディスコミュージックのカバーメドレー。楽曲は以下の通り。
Dance Dance Dance (Instrumental)
Hello Mr. Monkey / Arabesque
ダンスに夢中 / Nolans
Hasta Manana / ABBA
I Was Made For Dancin / Leif Garrett
恋のハッピー・デート / Nolans
Midnight Dancer / Arabesque
Water Loo / ABBA
さわやか Make Love / Arabesque
天使のささやき / The Three Degrees
Dancing Queen / ABBA
7. medley PART 2 〜SPLASH HITS!〜
1960年代から1970年代の洋楽のカバーメドレー。楽曲は以下の通り。
君の瞳に恋してる / Frankie Valli
Sunny / Bobby Hebb
The End Of The World / Brenda Lee
悲しき鉄道員 / Shocking Blue
The Loco-Motion / Carole King
An Old Fashioned Love Song / Three Dog Night
I'll Never Fall In Love Again / Dionne Warwick
California Dreamin' / Mamas & Papas
Mamy Blue / Pop-Tops
Somebody To Love / Queen
Can't Help Falling In Love / Elvis Presley
昔、購入した時は、先にこちらだったような・・・・・・
如何ですか?
皆さんも一度EVEを聴いてみませんか・・・・・・・・
いやいやいや!?
危なかった!
うっかり終わっちゃうところでした!?(笑)
ここまでだと、
EVEのBEST SONGS OF EVE
と
EVE のPASSION
書くところの
EVE / BEST SONGS OF EVE
EVE / PASSION
でしかありませんから・・・・・
タイトルを思い出してみましょう!?
イブ・イブ に EVE / EVE !?
皆さんお疲れの長~~い前振りがやっと終わったばかりで、ここからがオチの本番です!
もう暫らくお付き合い下さい!?(笑)
やっと見つけ、本日のオチに間に合うよう取り寄せました。
定期投稿の水曜日がイブ・イブと気づいた数ヶ月前から準備を始めて・・・(笑)
まぁ、日程的には余裕があり、視聴も十二分に楽しみ済みです!?
EVE の
EVE というタイトルの5枚目アルバムです。
当時、レンタルでダビングをし聴いてはいましたが、持っていなかったアルバムです。
全曲通して歌詞が日本語となっているEVEとしては稀なアルバムです。
お気に入りのミュージックに、唯一の拒否対象までもが無くなり・・・・・・
『 PASSION 』に含まれているカバーメドレー medley PART 1,2に続く、medley PART3が歌謡曲バージョンで入っており、こちらも懐かしさを呼び起こします。
まぁ、こちらの楽曲は全てオリジナルをデータ版で所有していますので、いつでも聴くことが出来るのですが・・・・・
『 EVE 』 1990年 10月21日 リリース
1. センチメンGALじゃ〜に〜 『NHK歌謡パレード』オリジナルソング
2. Medley Part III 〜OJINGAL PARTY〜
1980年代後半から1990年代前半の歌謡曲のカバーメドレー
1. 太陽のKomachi Angel / B'z
2. TIMEシャワーに射たれて / 久保田利伸
3. 愛が止まらない 〜Turn it into love〜 / Wink
4. リフレインが叫んでる / 松任谷由実
5. Diamonds (ダイアモンド) / プリンセス プリンセス
6. ストレス / 森高千里
7. Dear Friend / 中森明菜
8. くちびるから媚薬 / 工藤静香
9. 太陽のKomachi Angel / B'z
3. 恋はパッション 日本語バージョン
4. Tra-la-la 日本語バージョン
5. HAPPY VACATION 日本語バージョン
6. JOSEPH! JOSEPH! 日本語バージョン フジテレビ『ニューヨーク恋物語II 男と女』主題歌
日本語バージョンも素晴らしいですね!?
時を戻して、
如何ですか?
皆さんも一度EVEを聴いてみませんか・・・・・・・・
後は、カバーアルバムを除くと、
「極東ダンス倶楽部」、「Chérie」、「EVE, LIVE」「3 FACE OF EVE」「JACK AND BETTY」
みたいですが、後半2つは全く見当たらない・・・・・