
5分遅れで松山空港に到着しました。
搭乗時の予報では雨時々曇りとなっていたが、
雨は降っていない。
結果、小雨が舞う時もあったが、旅中傘を使うことは無かった!?
日頃の行いの賜物でしょうかね??? (笑)
しかし、最も晴天を期待し「しまなみ海道」の絶景を堪能するはずだった初日の雲が一番厚くてどんよりとしていたのは残念でしたね!?
まぁ、振り返れば前後に4日連続で雨天とならなかった期間は無かったわけで、良しとしないと罰が当たりますかね!? (負け惜しみですが・・・・)
さて、愛媛というと先ず柑橘のイメージが浮かびます。
(トップ画像の様に県イメージにも採用されているので同様の方が多いのか?)
自分の場合は、毎年のこの時期に愛媛県愛南町産の「河内晩柑」を10㎏箱で取り寄せているのでイメージが固まっているのですが・・・・・
ということで、松山空港での出迎えでこちらが気に入りました。
愛媛初撮影画像です。(笑)
そして、事前調べで第一訪問地「来島海峡サービスエリア」にあると知り、撮影ターゲットの一つに挙げていたこちらを早くも空港で見つけました。
そうです!?
都市伝説のように聞いていたあの憧れの蛇口が・・・・・
さてさて、空港で現地添乗員さんと合流&点呼がとられました。
聞くところによると、当日の同一ツアー客はバス2台70名強とのことです。
ちなみに、搭乗してきたJALのB737-800はクラスJ20席、普通席145席の合計165席仕様ということですから、普通席の半数がお仲間ということで・・・・
更には別会社のツアー客グループもいるわけで・・・・
自分達は1号車36名に入りました。
ただ、バス2台は同じ訪問先を回るのですが、出発時間をずらしたり、行程順を変えたりしていたので、滅多に会うこともありませんでした。
また、コロナ禍ということで同じバス組でもバス内は元より訪問先、宿泊先でも客同士の会話とかは控えていましたので、団体旅行ではありますが煩わしさというか関わりは殆どありませんでした。
ちなみに、現在もバス内はマスク着用、飲は可能だが食は禁止などの対策がとられていました。
ただ、この団体客、平日に旅することが可能ということで、当然同世代以上の高齢者が殆どでそんなに活動的に動き回ろうという方は少なく、集合時間にも余裕を持って戻ってこられるので10分前でもほぼ集合済み状態。
一方、我が夫婦、今のところ足腰に不安は無く観光にも貪欲で時間を目一杯有効に使おうと動き回わり、遅れることは無いが集合時間2~3分前が自主基準!?
公認集合時間前にもかかわらず自分達が席に着き終えると
「時間前ですが、皆様お揃いの様なので出発いたします!」
とアナウンスされることが度々で目立つことこの上なく・・・・
まぁ、だからといって、自分達のこのスタンスは最後まで変えることはありませんでしたが!?(笑)
脱線ついでに、5年ほど前の「モリカケ問題」って覚えていますか?
安倍元内閣総理大臣の口利き疑惑の総称で「森友問題」と「加計問題」、前者に関連した理事長夫妻ほど表に出なかったせいか、いつの間にか消えて「今治市」「獣医学部」位しか記憶に残らず消えていましたが・・・・・
しまなみ海道(正式名称 西瀬戸自動車道)に入って直ぐだったと思います!?
こうして、旅に出て現地で出会わないと一生忘れて思い出さなかったかもしれませんね!?
こんなところも、旅の良さでしょうか!?
(もう一つ蘇えったニュース的な記憶については後日、悪い事ではありませんが・・・)
第一訪問地は今治側から入った「しまなみ海道」最初のサ-ビスエリアである「来島海峡SA」での昼食、並びに来島海峡と来島海峡大橋、瀬戸内海に浮かぶ島々を眺む絶景鑑賞ですが全てで1時間しかありません。
この後直ぐに「しまなみ海道」で最も美しい眺望と言われている大島 「亀老山展望台」にも行くので、それなりに絶景も楽しみますが、先ずは食事です。
事前調べで オコゼ丸ごと一本潮ラーメン や 来島太刀魚丼 をターゲットにしてきましたが、無い時もあるらしいので現地で確認して決めるしかありませんでした。
残念ながらというか、予想通りというか、前者はメニューにもなく後者にはお知らせが・・・・・
評判の良い鯛めしもターゲットの一つでしたが、ご覧の通りこちらの鯛めしは「宇和島“風”鯛めし」という名称、明日の昼は宇和島予定なのでこちらもパスです。
ボリュームたっぷりの「今治焼豚玉子飯」も目玉焼きが二個のった単なる叉焼丼ということで、
結局選んだ昼食は軽めの 藻塩炙りチャーシュー麺 と じゃこ天うどん(自分) にしました。
シェアし合いましたが、どちらも美味しかったです。
うどん県で名物を味わうことは無かったので、今旅唯一のうどんでしたし・・・・・
なお、鯛めしについては後述で詳細を示します。
さて、こちらでの食事以外のミッションは、こちらでした。
・ 平山郁夫「伯方・大島大橋」と「来島海峡大橋」
・ しまなみ海道絶景撮影(来島海峡大橋)
・ みかんジュース蛇口撮影
・ しまなみロゴオブジェ撮影
・ 宇和島風鯛めしorオコゼ丸ごと一本潮ラーメンor今治焼豚玉子飯
もちろん、こちらで有名な平山郁夫画伯はご存知ですよね!?
平山郁夫氏、実は「しまなみ海道」の中ほどに位置する生口島(いぐちじま)の広島県瀬戸田町の出身で、平山郁夫美術館が地元にあります。
(確か、山梨にも平山郁夫シルクロード美術館があった様な・・・)
氏は「しまなみ海道」の開通を記念して「しまなみ海道五十三次」と題する60点の水彩素描画を描き下ろされました。
本物はその美術館で展示されていますが、スケッチされたポイントに大島石の石柱と画伯の絵を陶板に焼き付けてオブジェとして設置されています。
「来島海峡SA」には「伯方・大島大橋 47」と「来島海峡大橋 57」の設置があります。
しまなみ海道の走破もままならないわけで、当然美術館訪問は叶いません。
ならば、オブジェの見学並びに撮影は欠かせません!?
ミッション コンプリートです。
情報不足か、興味が無いのか、他の乗客の関心は皆無でしたが・・・・・
しまなみロゴオブジェとは、こちらの「しまなみピン」です。 (2020 年12 月設置)
地図で位置を示すのに使われる「ピン」と「しまなみ」を合わせたフォトスポットです。
晴天だったら青空に白文字の「しまなみ」が映えるのでしょうね?
ちなみに、絶景なのに左側に巨大なクレーンが入ってしまって残念、工事か何かだろうが時期が悪かったか。。。。
なんて思いましたが、後に来島海峡大橋を渡り始めて分かりました。
今治は造船の街、造船所の巨大クレーンが消える日は無いと。。。。
食事を軽くしたので別腹にも余裕があった様で・・・・
瀬戸内というとレモンのイメージが強く、人気1位はではなく2位のSAオリジナルをカップで・・・
瀬戸内? しまなみ海道気分? 満喫です!?
どんよりした天気を観ないように目を閉じれば・・・・・
いよいよ、世界初の三連吊橋「来島海峡大橋」を渡って真の「しまなみ海道」を通行です。
ちなみに、「しまなみ海道」=「サイクリストの聖地」などと言われていますが、
自転車でしまなみ海道は走れません!
しまなみ海道は自動車専用の高速道路なので・・・・・
走れるのは並走している「しまなみ海道サイクリングロード」です。
まぁ、真実ですが屁理屈ぽいですかね!?(笑)
到着したのが「しまなみ海道」随一の眺望と言われている大島の「亀老山
(きろうさん)展望台」です。
こちらの展望台、国立競技場を作った建築家の隈研吾氏が携わり、360度見渡せるように「見えない建築」という大胆な発想で設計されたことで有名です。
晴天であれば、この様な画像となるようです。(拝借画像)
しかし、どんよりしていますのでこのような画像は期待できません。
それならば、先ずはモノクロで撮ってみました。
その上で、普通に写真を撮ってみると、
どんよりですがモノクロよりは・・・・ と思えてきませんか?(笑)
色合い・画像はともかく、眺望が良いことは間違いありません!?
こちらにも「しまなみ海道五十三次」オブジェがありました。
まだ三ヶ所目とですが、初日最後の訪問先です。
その後は10分位離れた宿泊先に入りますので・・・・・
現在、道後温泉街の一番の売りである「道後温泉本館」が改築中で魅力が半減しています。
期間は2018年12月~2024年12月までと長く、ちょっとズレたらとかのレベルでは無いので諦めはつきやすいのですが、それでも初めてだと悔いが残りますね!?
現在は覆いが被され、ほんの一部しか観ることが出来ません。
「道後温泉 空の散歩道」から見下ろし撮影したのがこちらです。
まだこちら側の覆いは容認できるとしても反対側の覆いは、
何故、こんなんなのでしょうかね?
本館自体には入ることも出来ますが時間が限られているので、入浴も「坊っちゃん泳ぐべからず」の確認も諦めです。
でも見たかったですね!?
こんな姿を!!!
改装後はどんな風に変わるんですかね?
まぁ、見慣れているというか、認識している姿も遍歴途中の一つなのですが・・・・
道後温泉街(愛媛県松山市) ミッション?
日本三大古湯の一つ。湯めぐり、街歩きや観光名所としても満喫できる
・ 道後温泉本館
「坊っちゃん泳ぐべからず」の貼り札見学 撮影不可?
・ 道後温泉からくり時計
・ 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)
・ 円満寺 / 伊佐爾波神社
・ 道後商店街(道後ハイカラ通り)
・ 湯釜薬師(日本最古の石造りの湯釜である湯釜薬師が祀られている)
・ 道後公園(湯築城跡)
平日なのでからくり時計を見ることが出来るのは1時間毎、5時もギリギリ見ることは出来るかもしれませんが最後までしっかり見るのは難しそう?
なのに、4時を無視して道後温泉本館に先導する添乗員さんと従ってついて行く乗客?
我が夫婦は、離脱して別行動をとることに!?
ツアーグループ客の中では唯一鑑賞した夫婦となりましたが、他の客はそこそこ待っていて真正面で全てを観ることが出来る好位置は確保できずに右サイドからの鑑賞となりました。
夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物、20体の人形が現れます。
最下層(1階)は道後温泉本館の男湯を模したもので、夏目漱石本人を模した黒ひげのある人形もあるそうです。(自分は分かりませんでしたが・・・・)
2階正面の人形は「坊っちゃん」と「乳母のきよさん」
3階正面の人形は「マドンナ」です。
他の場所には「赤シャツ」などが配置されています。
時間は4分ほどでしょうか?
飽きも来なくちょうど良い時間で、見ていて面白いカラクリ時計でした。
帰宅後、YouTubeで確認できたので見えなかった逆サイドも状況は分かりました。
稼働時画像は動画からの切り出しなので、通常撮影分とは縦長でサイズが異なります。
坊ちゃん電車、正岡子規像、スタバ一体化(併設?)道後温泉駅、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉。
今回の旅、阪急交通社(トラピックス)のお世話になりました。
宿泊先はトラピックス基準でSランク一泊、Aランク二泊となっていました。
古めの施設もありましたが部屋は何処も広めで対応も良かったし、何処もビュッフェ(バイキング)形式の食事でしたが定番の肉やてんぷら、寿司などライブキッチンスタイルで出来立て熱々の料理提供があり、地元名産・名物料理も数多く、更には関東では珍しい鱧のしゃぶしゃぶなども振舞われ(三泊目)、それぞれ美味しく頂き満足しました。
(フルーツ系の提供にはちょっと不満も・・・・・ まぁ、季節柄種類が少ないのは理解していますが)
しかし、味の満足とは裏腹にどう盛り付けても美味しそうには写らないので撮影は諦めました。
さて、一泊目は旅中唯一大浴場(外風呂)があった施設でした。
前夜入った時に撮影禁止や制限などのコメントは一切なかったので、翌朝スマホで撮ってきました。
料理代わりにご覧ください!?(笑)
大露天風呂『翠明の湯』(男)
露天風呂 - 岩湯、大湯、三寿の湯、絹の湯、寝湯
大 浴 場 - 玉肌の湯
※ 画像無し )
翌日、向かった先は 大洲 です。
「伊予の小京都」 肱川流域にある大洲城を中心に発展した旧城下町の街並みを散策。
・ 明治の家並撮影
・ 大洲城撮影
・ 臥龍山荘
(がりゅうさんそう)撮影
・ おはなはん通り撮影
・ おおず赤煉瓦館
(銀行)撮影
臥龍院
(がりゅういん)、不老庵
(ふろうあん)、知止庵
(ちしあん)の建造物と借景庭園からなる臥龍山荘は粋を極めた数奇屋造りの名建築いわれており多くの文化財指定を受けているようです。
時間が無いので外周を廻っただけでいたが・・・・・
おはなはん?
はて? 11歳頃の連続テレビ小説、その時間は学校に行っているので観ているはずも無いのだが・・・・・
樫山文枝!?
って、すんなり出てくるのはなぜでしょうかね? (笑)
こちらは、ちゃんと知っているし観ていたような気がするが、記憶が・・・・・
東京ラブストーリー
1991年01月~03月 月曜 21:00 放送
赤名リカ: 鈴木保奈美 永尾完治(カンチ): 織田裕二
調べてみると、愛媛県のロケ地としては
・ リカがハンカチを結びつけた駅
愛媛県松山市梅津寺町:伊予鉄道高浜線 梅津寺駅
・ リカとカンチが話をした防波堤
媛県松山市梅津寺町:梅津寺パーク横の防波堤
・ カンチの通っていた学校
愛媛県上浮穴郡久万高原町:久万中学校
※1999年に取り壊されて、新しく建て替えられた
・ カンチとリカが落書きをした柱
愛媛県上浮穴郡久万高原町下畑野川:ふるさと旅行村
・ カンチとリカが訪れた場所
愛媛県大洲市大洲:おはなはん通り
・ カンチとリカが訪れた永尾完治の故郷の神社
愛媛県大洲市大洲:大洲神社
・ リカがカンチに別れの手紙を投函したポスト
愛媛県大洲市大洲:大洲市内のポスト ※ポストの後にあった家は取り壊された
・ リカが缶を蹴った河原
愛媛県大洲市大洲:肱川の河原
などがあるようです。
公式の愛媛県最終訪問地は、道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場
(愛媛県宇和島市)です。
宇和島市の中心部に位置し、陸・海の交通結節点となる港も隣接している利便性に優れた観光交流の場
・ 宇和島鯛めしor宇和島さつま飯
こちらで昼食を取りました。
訪問前から、注文メニューは決めていました。
ところで、皆さんの思う「鯛めし」ってどんなモノですか?
多くの方は、鯛の姿そのまま、或いは、鯛の切り身をお米と共に土鍋などに入れて炊く「鯛めし」を思うのではないでしょうか?
しかし、静岡県出身者、特には伊豆や遠州ではない中央部の出身者は鯛めしと言われて思いつくのはこちらではないでしょうか?
静岡駅で売っていた駅弁「元祖 鯛めし」
味付け飯に甘い鯛のそぼろがのっていて美味しかった。もう何十年も食べていないけど・・・・・
もしかして、自分の様な年配者だけ?
自分の2番目が、先程の土鍋で炊く鯛めしでした。
さて、愛媛県の鯛めしは、今治と松山で食べられている2番目の炊き込み鯛めし と 宇和島鯛めし の二種類があるようです。
そして、その宇和島鯛めしは、1番目のそぼろ鯛めしでもない、全く別物の鯛めしでした。
分かり易く言うなら、鯛の刺し身を入れた
豪華なTKGとでも言うような・・・・・
TKGはもちろん卵かけごはんです。
鯛の刺し身を、(生)卵を加えた醤油ベース
(みりん、ごまなど)のだし汁に漬け込み、そのままアツアツご飯にのせて食べます。
お店によっては、アツアツご飯の上に鯛の刺し身を乗せ、そこに先ほどのタレを掛ける食べ方もあるようです。
いずれにしても、生卵を加えることがポイントのようです。
一方、さつま汁と言えば一般的には鹿児島名物
(さつま鶏を入れた具沢山みそ汁?)ですが、宇和島のさつま汁は全くの別物です。鶏肉は入っていません。
宇和島に古くから伝わる郷土料理で、
アジやエソなどの魚を焼いてすり下ろし、焼き味噌、鯛の骨でとった出汁、刻みこんにゃくと薬味
(みかんの皮、ゴマ、ネギ、刻み海苔)を合わせる。これをご飯の上にかけて食べるものです。
みそ汁を掛けて食べるということで、
豪華版ねこまんま とでも言ったら良いのでしょうか?(笑)
ということで、昼食はこちらの宇和島名物二品を頂きました。
卵は自分で入れるタイプのようです。
どちらにも、じゃこ天が付いていました。
手間がかかり最近では地元の方々も自宅で作ることが少なくなったと言われている「宇和島さつま汁」、確かにすり潰したりするのに時間が掛かるのか、同時に注文した宇和島鯛めしから遅れること10分後に出来上がり!?
危うく、初の集合時間遅刻となるところでした。(笑)
これも縁? ちょっと高めの真珠を奮発して

妻に 見せてやりました!? 安いのは要らないというので・・・(笑)
以上で、愛媛県を後にし高知県に入りましたが、そちらは次回です。
なお、不満は愚痴を言って我慢するタイプではなく、自ら解消に向けて対応する夫婦!?
食事のフルーツ不足&質不満の対策として、休息やら昼食のために立ち寄った施設に併設された産直ショップで河内晩柑や枇杷などフルーツを買い込み宿泊先で夜食として堪能しました。
また、高知泊の夕食は唯一付いていなくフリー!?
あの名物を絶対食べるぞ! と虎視眈々狙いを付けている妻
旅にも、団子にも貪欲に追求出来るまで回復しました。
元気になって本当に良かったなぁ!!!