
タイヤ交換により、失ったものが二つある。
一つは、スタッドレスタイヤである。
まだまだ溝も十分で使用可能だったが・・・・・
二つ目は、タイヤチェーンだ。
2019.11 前車MAZDA2用に
AutoSock 645 を購入した。
(我が家の必要性、購入経緯はリンク先を参照)
MAZDA2とC&C、車格もサイズも大きく変わる2台、タイヤ幅とインチも大きく異なっているので思いもしなかったが、交換前に履いていたタイヤは驚くことに同一サイズのチェーンが適応だった。
が、
純正サイズのタイヤに戻したことで、タイヤチェーンを失った!?
AutoSock 645 の適応から外れたことはもちろんだが、それだけではない!?
(それなら、AutoSock 645 を失ったと書いているし・・・・)
文字通り、タイヤチェーンを失ったのである!?
C&Cの取説には、こう書かれている。
標準の17インチとオプションの18インチのタイヤ外径差を見てみると、
Le Mans Ⅴ で 655 と 664 で 9mm差、半径にしたら、たったの4.5mmだ。
念のため、銘柄別タイヤ実寸ではなく一般的なタイヤ外径早見表を見てみると、
652.3mm と 661.2mm で数値は微妙に異なるが差は8.9mmとLe Mans Ⅴとは0.1mmしか違わないから一致とみなしてよいですかね?
真横から見る限りは半径の4.5mmフェンダーに近づいても全く問題が無いように見えるが・・・・・
ということは、奥行きの問題か?
しかし、幅も245と255だから、10mmほどしか差はないはずだが・・・・・
いずれにしても、タイヤハウス内のスペースに余裕が無く、インナーフェンダーやサスペンション(或いはフェンダーそのものにも?)に当たる可能性があるということだろう。
必ず当たるということではなく、
チェーンにも様々な素材や厚さの仕様があり一つ一つ検証するのは難しいからメーカーとしては安全策を取っての一律不可か?
C&C は10年以上も前の車だが、昨今の国産車は同様の車が増えているらしい。
以前の国産車は、タイヤチェーン装着を前提にタイヤをフェンダーより内側にオフセットさせて、タイヤチェーンを装着しても十分なクリアランスが確保できるように設計されていたらしい。
大抵のクルマがタイヤチェーンを装着できた代わりに、タイヤとホイールが内側に少し入った状態なので、見た目の迫力不足は明らかだったという。
また、タイヤがフェンダーより内側に入ると、空力特性やコーナリング性能などにも影響が出てしまう可能性があることも分かっていたようだ。
そのため、若者や車好きなどスタイルを重視する人や走行性能の向上を目指す人は、「ホイールスペーサー」と呼ばれる調整パーツを使い、いわゆる「ツライチ」にするカスタムを施していた。
ただ、やり過ぎると、走行中にフェンダー内側とタイヤが干渉してしまう可能性もあった。
そんな動向を見てきた自動車メーカーは、もちろん干渉しない範囲になるが、純正仕様でもスタイルを重視し、大径ホイールと幅広扁平タイヤを組み合わせたクリアランスの狭いモデルを販売したり、オプション設定で可能とし始めた。
当然、タイヤチェーン使用不可をセットにして・・・・・
さて、輸入車ではチェーン装着などの細かい配慮は元々求められないのか、ダイレクトにスタイル重視や性能向上追求からチェーン装着不可のモデルが多く存在しておりました。
そんな車両の現地オーナー、どの様な対策をしているんですかね?
日本と大差はないでしょうから、多くは冬場にスタッドレスタイヤに履き替えるんでしょうね?
しかし、少なからず自分と同じように、雪の降らない場所に住みスタッドレスに替える必要は一切無いが、予備的に対策を講じる心配性の外国人もいると信じたい・・・・・(笑)
そんな欧州で生まれた布製タイヤチェーン、日本でも2018年に改正施行された新たな「チェーン規制」から市民権を得て、昨今のタイヤチェーン不可車の救世主となっている。
袋の様な薄い布を被せるだけなので厚みが無く、狭いクリアランスでも取り付けが出来る。
何より、布製、万が一フェンダー内部と接触しても傷になりにくいのも評価できるポイントだ!?
ということで、前車用AutoSock 645は使用頻度と携帯性の良さから選択したが、
C&C用のAutoSock 695 は唯一の選択肢として装備することにした。
SNOW SOCKSなど他の布製チェーンとの比較は前回実施済なので、AutoSockのサイズ適応確認だけで進んだ。 結果、その後の3年間で集まった不具合情報や新製品は無視した。
ただ、前回は全く意識しなかった「クリアランスが狭い輸入車などにも装着可能」という使用条件部分の情報収集は多少行ったが・・・・・・
3年前のAutoSock 645 は冬シーズン直前の11月購入だったので、市場の流通は多く、未使用新古品でも新品でもあまり価格差が無く、結局並行輸入品の新品を購入した。
今回は、正式にタイヤ交換した日(7/14)から物色し始めたがオフシーズンということで、両者の価格差は大きく、新品の取り扱いも少なかったので、未使用新古品に狙いを定めた。
同じ新古品でも、日本語表示の無い並行輸入品と、日本語表示の国内正規品があった。
使用シーズンまでは半年近くありゆっくり構えるつもりだったが、オフシーズン故に早く売り切りたい売主に運よく遭遇した。
販売価が変わらないものが殆どの中、一週間で 6,500 → 6,100 → 5,500円と下げた国内正規品の未使用ものが・・・・・
結局、5,200円でお譲り頂いた!? ありがたいですね!?
タイヤ交換で浮いた分をチェーン購入とナビ更新に廻すと言っていたが、諸事情で変更になった。
そのままだったら余裕でまかなえたが、予算オーバーは確定、ナビ更新も先送り、
チェーンは出来るだけ安く収めたかったので助かりましたね。 詳細は後日
お取引は迅速丁寧に尽きるし、梱包も綺麗、お品も満足できるもので感謝しかないですね!?
並行輸入品の未使用品なら他にも同額程度であったので、焦って手を出さずに正解でしたかね?
まぁ、未使用正規国内版の日本語表示品とはいえ古いものなので、現行品とはパッケージデザインは異なっていますが、想像する使用機会を考えればお安くがベストチョイスですかね!?
AutoSock 645 は、結局一度も使うことは無かったどころか、未開封・・・・・
ベストシーズンに売っても良いですかね?
ただ、
捨てたり処分したりが出来ない男、
まだ想像もしていない次車のタイヤに一致するかもと残して置くような気が・・・・・(笑)