
週末に訪れようと思っていた
神宮外苑いちょう並木
流れた映像を見る限り、落葉が進んでいるように見えて
黄葉刈り2 に行くのを止めてしまいました!?
まぁ、元々見頃は26日(水)頃迄の予想、週末まで保ったら儲けものとの思いでしたが!?
それならプー太郎の身、見頃の週中に行けば良かったのですが、
そこは 一ヶ月以上前に申し込んでいた 紅い方の もみじ狩り 旅が決まっていて・・・・・
二兎は追えませんよね?
まぁ、紅い方も予約時の想定より早く紅葉が進み、ちょっと遅めの訪問になりつつあり、
最悪は紅と黄色のダブルで見頃を逃す可能性が強まっていました!?
しかし、自然相手である桜の開花と紅葉時期は見極めるのは至難の業、
申し込んだ時点で運に身を任せる覚悟を決めていないと駄目ですから仕方がないですよね!?
もちろん、事前の申し込み日程を決めるまでは、十分な時間を掛け、無い知恵を絞り出し、
根拠のない理論や推測に過ぎない想定を重ね、決めていますが・・・・・
とは言え、例年企画しているプロの旅行会社ですら多々外す超難問、
プー太郎が的中させるのは奇跡に縋るしか・・・・・
果たして、奇跡的な幸運に恵まれて、目的は叶えられたのでしょうか?
それとも、黄だけじゃなく、紅にも振られてしまった 一兎をも得ず 状態なのか?
ということで、今回は 紅い紅葉狩り 報告となります。
(黄色い黄葉狩りは前投稿へ)
さて、タイトルを見ると、
京都 かと思った方が多いかも知れませんね!?
リフレクション(反射)が美しい
瑠璃光院 の 机上(テーブル)紅葉
床紅葉で有名な
実相院
共に京都の名所だし、
嵯峨野トロッコ列車 が走っている保津峡もありますから・・・・・
※ 峡谷(幅が狭い谷)と渓谷(山に挟まれた幅広い川や谷)、厳密には違いがあるようですが、
一般人にしたら、景色が良く訪れたい谷あいと言うことで区別なしで良いですかね?(笑)
しかし、昨今の京都観光はインバウンドの影響からかオーバーツーリズムと言われているし、
辿り着いたとしても人混みを見に行っただけだったとの感想を持った人も多いらしいし・・・・・
そんな楽しめない状況でも、インバウンド価格で何でも高額らしいし・・・・・
しかも、そんな大混雑を何とか耐えて訪問したとしても、
実相院の床紅葉、高い拝観料を払って入っても
撮影禁止だというし、
(代わりに写真販売)
瑠璃光院の「秋の特別拝観」、今年はほぼ事前
抽選予約制になっているようなので
気ままな訪問では入ることさえ出来ないし、
京都となれば、日帰りは厳しいだろうし・・・・・
かといって、紅葉シーズンの京都、宿手配も難しいだろうし・・・・・
それに、来年の初旅は関西を考えているので、近い期間の繰り返す訪問は避けたいし・・・・・
ということで、
泊まりじゃなく日帰りが可能な近郊で、
多分京都ほど混雑していなくて、
写真の撮影に制約が無く自由に撮れて、
この時期は同じく有料の特別拝観になっているが予約は要らない
床もみじ観賞
と、
秋景色満載の渓谷美を電車から満喫する
旅に行ってきました!?
まぁ、あまり引っ張っても仕方がないので、先に訪問先を言っちゃいましょうかね?
訪れたのは、群馬県でした。
「床もみじ」の観賞先は、桐生市の
宝徳寺
隠れた紅葉の名所として知られていましたが、
最近の人気急上昇で隠れ切れず表出しだしたお寺です。
特別公開中は、通常の畳からピカピカに磨かれた床板に敷き換えられているので、
境内を彩る 紅の紅葉 (一部に黄葉)を直に目にするだけではなく、
床に反射した姿としても紅葉を満喫出来ます。
そんな反射した紅葉の姿は、
「床もみじ」や
「逆さもみじ」と称されています。
ちなみに、2025年の「床もみじ」特別公開の正式名称は、
「リフレクション、床に映る世界」
10月18日~12月7日の開催となっています。
入場料が掛かりますが、10月 800円、11&12月 1,200円と京都よりお安い群馬価格です。(笑)
ちなみにちなみに、秋の紅葉だけじゃなく、新緑の床もみじ特別公開が5月、7月には風鈴まつり と年3回大きなイベントが開催されています。
新緑の床もみじも良い感じです!?
そして、乗車するのは わたらせ渓谷鐵道 になります。
雄大な自然が望める渡良瀬渓谷沿いを走るわたらせ渓谷鐵道は、渡良瀬川の中流、
新緑や紅葉と四季折々の美しい景色を楽しめる人気観光スポットとなっています。
まぁ、雄大な渓谷美を本当に楽しむつもりなら、
整備された遊歩道を実際に歩いて巡った方が良いと思いますが・・・・・
そして、嵯峨野トロッコ列車と同様、わたらせ渓谷鐵道にも「トロッコわたらせ渓谷号」と「トロッコわっしー号」が走っていますが訪問日は運休日、残念ながら普通運行列車に乗車です・・・・・・
まぁ、仮にトロッコわたらせ渓谷号に乗れたとしても、窓無しのトロッコ車両は4両中の2両のみ、
紅葉シーズンは特に人気も高いことからトロッコ車両に乗車出来ない可能性も半分あるわけで・・・・・
それでも、観ることが出来る風景・景色は、普通列車だろうが、トロッコわたらせ渓谷号だろうが、
変わりませんから!?(笑)
と、一通りの旅先説明が終わりました。
あとは、撮影画像を並べていきましょうかね!?
先ずは、わたらせ渓谷鐵道 !?
鉄道写真の醍醐味を堪能したいなら、やっぱり車両に乗っちゃぁ駄目ですよね!?
乗っていたらこんな画像は撮れないのですから・・・・・
こちらの公拝借画像を借りて記憶改竄の準備をしておきましょう!?(笑)
さて、トロッコ車両に乗れないことが分かっていたので、窓やドアのガラス越し撮影対策でこんなものを一緒に持ち出しました。
本来は見晴らしの良いホテルの客室からの撮影用に用意した物でしたが、今回は有効利用です。
バックも拘って鉄道切手に・・・・・(笑)
最近のホテル(高層階)客室は、バルコニーがなく窓も開かないことが多く、折角の風景撮影に室内照明が邪魔をして・・・・・
大陸から物を取り寄せた時一緒に買ったので、桁違いに安いですが・・・・・
使ったからと言って、自分の撮影で効果が有ったのかどうかも分かりませんが・・・・・(笑)
まぁ、アイテムのことは忘れて、自然豊かな秋の渓谷美を一両編成の電車に乗って
のんびり、のどか に楽しんで来たという扱いで良いですかね!?
ところで、先程の公画像は見事な紅葉 ですが、実はそんな場所を選んで撮影しているからであって、そんなにメリハリのある景色は多くは拝めません。
手が加わっていない自然のままが基本なので、はっきりした紅や黄では無くどちらか言うと茶色、
その分偶にそんな風景に遭遇すると・・・・・
連続した紅葉を見たいなら、やはり、嵯峨野トロッコ列車 に乗りに行った方が良いですね。
乗車駅です。
神戸と書いて、「ごうど」と 読みます。
同じく「かんべ」と読ませる苗字の同僚がいましたが・・・・・
来年の旅に繋がるような・・・・・ 一人言ですが!?
線路に入り込んでの違反撮影ではありません!?
電車に乗るために正式ルートで駅舎側から反対ホームへ渡っているだけですから・・・・・
旅番組やドラマでよく見るローカル感満載の一両編成車両でした。
茶色でしょう!?(笑)
最後は、次の紅につながる紅で締め括りましょうかね!?
トンネルの中で観た艶やかな 紅 です!?
ちなみに、右下の白っぽいのは車内灯の明かりでしょうか?
だとすると、位置的には右側が自分、中央側が妻の自撮り撮影になるのですが・・・・・(笑)
紅の光源は、乗車車両の尾灯でした。
さて、
宝徳寺 に到着です。
宝徳寺は、臨済宗建長寺派で室町時代の宝徳年間(1450年頃)に創建された禅寺です。
入る前から、紅葉が期待出来そうな雰囲気を感じさせます。
本殿に入って最初の間に向かいます。
客殿襖絵「夢桜」
客殿の襖10枚に枝垂れ桜が描かれています。「床もみじ特別公開」時に公開しています。
富貴滴水の庭 (中庭)
部屋と庭が一体となるよう造られています。
市松模様はその柄が途切れず続くことから、繁栄や継続、不変の意味が込められているそうです。
また、水琴窟になっており、竹筒から水滴の音を楽しむ事が出来ます。
本堂
禅宗方丈様式という造りは室町時代に京都の臨済宗を中心に造られ、関東では少ないようです。
自己を見つめる禅の精神から華美なものを排し、見ようによっては質素な造りとなっています。
方丈とは本来住職の居室のことをいいましたが、現在は法要など多くの行事をここで行っています。
そして、この本堂、関東では大変貴重な床もみじを観ることが出来ます。
漆塗りでピカピカに磨かれた28畳の床は、春、夏、秋の特別公開時のみ畳から敷き替えられて
自然美を映し出しています。
こちらが、メインの撮影ポイントになるでしょうか!?
実は、後ろにはご本尊様が鎮座されているのですが、皆さんお参りもせず、
お尻を向けて撮影に夢中です!?(笑)
もちろん、我が夫婦は、しっかり参拝したあと列に並びましたが・・・・・・
普通は、立ったまま観たり、こんな写真を撮ったりするのでしょうが、これだと目的は果たせません。
ポイントは、
しゃがんで観る
磨かれた床の外側にある畳の縁にカメラやスマホを置いて撮影
です!?
床の上に手をついたり、カメラなどを置いたりするのは禁止です。
メインの割に少ない掲載数ですが、撮影画像は数十倍ですから記録は十分残っています。(笑)
横一列になって10人位が、最前列で観たり撮影したり出来るでしょうか?
その後ろに3~4列重なって待っているのですが、それなりに撮影すると入れ替わっていきますから、最前席になるのにそんなに時間は掛かりません。
ただ、横位置は成り行きでしょうかね? まぁ、中央を狙って並ぶことも出来ますが・・・・・
そして、正面撮影が終わった方は、横位置に移って再度列に並び、順番になった撮影です。
正面に比べると、更に時間は掛かりません。
やはり、目的は書面からの撮影なんですかね?
そして、庭を観て本堂を出ていくのが拝観の流れです。
が、時間がたっぷりあった我々は、再度正面からの撮影列に並び直し、行程を繰り返しました。
偶々、訪問客の列が空いたタイミングに遭遇出来たので、後ろ髪をしっかり掴んで・・・・・
念の為ですが、違反や反則行為ではありません!?
御本尊参拝&お賽銭は省きましたが・・・・・(笑)
流れと要領を掴んだので、初回は若干右寄りでしたが2度目は中央位置を狙って確保!?(笑)
石庭(枯山水)・碧層々の庭(へきそうそうのにわ)
石庭は省略できるもの全てを省略し、水を使わずに、石と砂などで、自然の美を表現した庭園です。
この庭は、山々を借景とした、不老長寿と吉祥を願う鶴亀蓬莱の庭になっています。
神の山である蓬莱山を模した築山や長寿の象徴である鶴や亀を表した石組みが配されています。
手前の島は、私たちのいる煩悩の世界を表現しているそうです。
こちらは、境内にある「地蔵のこみち」と呼ばれている散策路です。
100本以上ある もみじ の根本に鎮座する なで地蔵、ほほえみ地蔵、よろこび地蔵、しあわせ地蔵などをみたり拝んだりしながら紅葉狩りが出来ます。
紅に飢えていましたので、メインの床もみじ画像以上に一杯並べます。(笑)
宝徳寺でも御朱印をいただけますが、訪問客が殺到する特別公開中は書き置きのみなので
そんなに時間は掛かりません。
しかし、別の意味で時間が掛かるかもしれません・・・・・
何しろ、月の御朱印、四季替わり特別限定御朱印、切り絵御朱印など50種類近くありますから、
好みを選ぶのに・・・・・
特に数多くいただきたい方は費用の方でも・・・・・(笑)
ちなみに、妻が頂いたのは41番 御本尊(釈迦牟尼仏)御朱印という一番シンプルな通常版1枚のみでしたが、通常の「奉拝」の文字が「床もみじ拝観」に変わり、 もみじの葉絵 が添えられています。
ちなみにちなみに、「奉拝(ほうはい)」とは、謹んで礼拝や参拝をすることを意味するそうで、
何も無い通常時にわざわざ来る参拝者は信心深い者だろうが、
「床もみじ」に釣られて来る者は、「謹んで」なんかいないただの参拝、
いや、それ以下の ただ観に来た(見学)だけのなので「拝観」の文字を使ってやろう!?
という寺側の差別(区別)表現ではないかと、偏屈爺は裏読みしていますが!?(笑)
楽ちんな350㎞の上州旅、解散は丸の内、
折角なので 丸ビル 丸の内通り・KITTEのイルミネーションを巡ってきました。
個人の読み返し前提旅日記故に、本文で触れていない部分の画像を、
撮り忘れた「上州舞茸」の言葉とともに残しておきます。(笑)