
桜の開花を追って北上、
本州最北端県まで行って来ました。
( とは言え、本投稿は事前作成のプロローグ編ですが )
現実には、青森県を含む3県、秋田県、岩手県に一か所ずつある
みちのく三大桜名所
を巡ってきたのですが・・・・・
しかし、東北地方では同じ北部に位置して隣り合う3県ではあるものの、それなりに距離はあるし、
訪問先の標高差もあるので、短い旅でいずれもベストタイミングで巡るということは不可能である。
それどころか、訪問先が一か所であっても、何を目的にするかでベストな日にちは大きく変わる。
例えば、弘前城 をメインにしたさくらまつりは、4/18~5/5に開催される。
これだけ長い期間の開催が可能な理由は、メインのソメイヨシノ以外に早咲き桜や遅咲き桜などの多種多様な桜が順番に咲くからである。
、
一般的には全国共通となるソメイヨシノの開花情報が流れるが、ウェザーニュースでの
4/3付 弘前城 の開花予想はこちらであった。
開花予想日 4月15日
五分咲き 4月19日
満開 4月21日
桜吹雪 4月25日
この情報を信じるなら、一般的には満開表示日である4月21日辺りがベストだろう!?
特に、約10年に及んだ石垣積直し工事が終了し、天守閣を元の位置に戻すために、今後展望台が撤去され、天守閣もバリケードで覆われるため、桜と弘前城天守、そして岩木山を一緒に見る春の景色は今年が最後と言われているので貴重な記憶を刻むことが出来るだろう。
弘前桜七景の一つと言われる 桜のトンネル も見逃せないだろう!?
西濠の東側に位置する360mの桜並木は、両側に約110本のサクラが植栽され、剪定技術により桜のトンネルをつくっています。
ぜひ、桜のトンネルの下を歩いて記憶に刻むとともに画像としても収めたいですよね!?
また、今風の訪問先とするなら 「桜×ハート」 でしょうか!?
ご存知ですか?
弘前城の桜、桜としては珍しく、リンゴの剪定技術で枝が切られ整えられています。
先ほど紹介した桜のトンネルも同様ですが・・・・・
そんな中でも、遊び心でしょうか、広い敷地の中に一か所だけ、二本の桜の枝でハート型の外側を形成、花のない抜けた部分が綺麗なハート型になっている場所があります。
今風な言葉でいうと、映えスポットでしょうか?
公では、場所は非公表ということで、弘前さくらまつりの公式会場案内マップでも
「桜のハート(場所:秘密)」と記されています。
もちろん、自分たちは訪問前に場所を調査・確認した上で出掛けていますが・・・・・
その他にも、日本一の太さと認定されたソメイヨシノ、弘前公園最長寿のソメイヨシノもあります。
しかし、弘前城での桜の見所(見時?)は、満開の桜を見るだけではありません!?
「花筏(はないかだ)」と呼ばれる、散った桜の花びらでお濠が埋め尽くす風情ある姿を愛でる楽しもあります。
これを狙うなら、桜吹雪表示の4月25日以降がベストな日になると思われます。
(訪問前作成ブログ故、画像は自前でなく拝借画像です)
まぁ、天候などの状況にもよりますが、今年は気温が高いせいか開花から満開、満開から桜吹雪までの期間が短いような気がしますので、満足はしなくともお花見が出来たと納得できるのは、五分咲きから桜吹雪後迄の一週間ほど、大満足のピークにドンピシャは3日間くらいですかね?
自然相手、春のお花見、秋の紅葉狩りも、訪問をピークに合わせるのは大変です!?
もし策を施すなら、プー太郎の特権を利用して、計画を立てる・移動手段&宿確保など事前手配は一切せず、開花の情報収集のみ念入りに行い、ベストな日の前日決断、当日直接現地に向かうというのが唯一残された完璧な対応ですかね?
泊まりはありませんでしたが、先の身延山に行った時のように・・・・・
たとえ、本州の果て、青森県の弘前であっても!?
東京 ― 弘前 間は、4時間前後、往復36,000円ほどの運賃で往復出来、早朝6時頃の新幹線に乗れば、5~6時間は現地で過ごせますかね?
普段の自分だと絶対にない行き当たりばったりの行動ですが、飛び込みでも宿はなんとかなるでしょうから、忙しいと思うなら、弘前で宿泊すれば2日掛けてゆったり桜を楽しめますし、
盛岡へ移動し宿泊すれば、ニューヨークタイムズが選んだ『世界で訪れるべき街2023』で第2位に入った街の観光旅が出来ます。2年遅れですが・・・・・
ちなみに、今年2025年は18位に復興の阿里山、30位富山、38位大阪、昨年2024年は山口市が選ばれてます。
さて、実際の費用はもう少し掛かると思いますが、仮に宿泊と食事などを14,000円に切り詰めれば50,000円で一泊旅が出来ますし、折角なのでと奮発して更に20,000円、総費用70,000円となれば、移動手段としては時間的に非効率な公共交通機関や徒歩に限定せず、時間をお金で買うタクシー乗車などで効率良く巡れ、ちょっとリッチにご当地グルメも堪能できますね!?(笑)
でも、実行はしませんでした!?
盛岡観光が出来て、行きたかった弘前城の桜が拝める良い旅なんですが、
同じみちのくには弘前よりも行きたかった桜名所がもう一か所あって、どちらかと言うとそちらの訪問の方が昔から・・・・・
それが、秋田県角館にある武家屋敷通りの枝垂れ桜でした。
盛岡から角館へは秋田新幹線で50分ほど、盛岡泊はそのままにして盛岡観光をパス、
代わりに、角館へ行き枝垂れ桜を楽しめば、お花見のはしご旅となり昔からの希望も叶います。
交通費は、36,000円が45,000円へと9,000円ほど上がりますから、総額も80,000円になりますが・・・・・
と、書いて来ましたが、甘く見すぎていたようです!?
旅後の追記となりますが、
弘前・角館共に近場の宿は早くから埋まっていて、飛び込みでの宿確保は難しいようです。
また、偶然で空きに遭遇が出来たとしても、価格変動制の宿代は想像を超えていて目が飛び出るような高額になっているみたいです。
弘前訪問の当日(4/20日曜日)、たまたま表示したグーグルマップ上で表示された全国チェーン展開ビジネスホテルの価格は4万円台になっていて・・・・・
時期を変えると、1万円ちょっとぐらいのホテルがですよ!?
弘前・角館への距離が結構ある地、宿泊した盛岡市内のホテルも満室でしたし・・・・・
しかし、これも不採用としたので、杞憂の情報ですが・・・・・
旅に関しては、欲張りというか、貪欲なので!?(笑)
どうせなら、二泊、弘前・角館のどちらの桜も謳歌(桜だけに桜花に掛けて・・・)して、
更に盛岡観光も一緒に楽しみたいと・・・・・
試算的には、先程の費用に更に一泊分の宿泊費プラスαが追加になりますから、
大雑把では10万円強に!? (上記の追記通りなら、15万円以上?)
しかし、プー太郎夫婦故に、一人分の旅費が二桁万円となると、躊躇や抵抗感が・・・・・(笑)
更に、欲張ったために、大きなエリアと考えれば一緒だが、秋田県と青森県となる異なる地区の桜、
(弘前城-角館間距離 鉄道ルート:270km、車での走行:160km、直線:115km)
しかも、枝垂れ桜とソメイヨシノと、同じ地区でも開花時期が異なる桜の満開時期が三日以内に収まるかも不明なのに・・・・・
愚かにも、
旅の主旨「桜満開ドンピシャのタイミングでの訪問」を忘れ、
いつしか、みちのく三大桜 プラスαを巡れるお得なツアー旅、宿や移動の手配がないお気軽旅に興味は移り・・・・・
1月中悩み、いや、現実には12月末の宮崎旅から帰ってきた直後から検討しだし、
九州から一転、本州北の果を含む桜巡り旅を、
2月1日に申し込んでしまいました!?
海の物とも山の物ともつかぬ3ヶ月も先の桜の開花が、運が良いので希望通りに収まり満喫できるハズと、ノー天気な夢を見て・・・・・・
しかも、同じ旅行会社、二泊三日、弘前城と角館の武家屋敷を巡るという共通でありながら、
(イ) 宿泊は2日とも有名温泉地、全朝・夕食付き、その他観光地へも立ち寄り、ぐるっと周遊
しかし、観光は青森県メイン、北上展勝地はパスでみちのく三大桜名所巡りは不成立
4/13~4/29までの全日設定で出発あり、自由時間ほぼ無しのお任せ豪華行程高額プラン
(ロ) 行きの初日、帰りの三日目は指定された新幹線への乗車以外は自由行動、食事もホテルへの移動も自前
ホテルは2日とも朝食も付かない素泊まり、 二日目、角館と弘前の両方への一日バス観光付き
4/13~4/29までの全日設定で出発あり、二日目観光以外は基本自由行動の低額プラン
(ハ) 初日、弘前観光、盛岡へ移動後夕食&ホテル(2連)泊(朝食付)、二日目完全自由行動(盛岡観光)、
三日目、三大桜名所巡りの残り 角館、北上展勝地 プラスαを巡った後に帰宅
当初、2泊の個人旅で想定した訪問先・行程にプラスαの桜巡りが追加された上で2~3割お得旅、
しかし、出発日は 4/17(木)、4/20(日)、4/24(木)、4/27(日) の4日しか設定がないプラン
など数種ある中、一番的中させるのが難しいと思われる候補日がたったの4日しかない(ハ)のプランを選択、自ら難易度を上げる・・・・・(笑)
予約した2/1時点では、1/29に「2025第二回桜開花予想」が発表されたばかりでした。
ちなみに、第二回予想での東京開花は3/21でしたが、御存知の通り実際の開花は3/24でしたから、3日違い!?
これをどう評価したら良いのかは分かりませんが・・・・・
と、当時は早めの予想が出ていたのと、当日の朝向かう時通勤ラッシュがない日曜日の方が楽という本末転倒の理由で4/20(日)を出発日と決めました。
まぁ、20日前までは手数料無しでキャンセル出来るからと、変更前提の申込みでしたが・・・・・
実際、その後は大分バタバタしました。
・3/8に、4/20(日)出発分をキャンセルし、4/24(木)出発分を再申し込み。
・4/1に、4/24(木)出発分をキャンセル、当初同じ4/20(日)出発分を再度申し込み。
弘前城の桜がメインなら24日訪問のままにして、ソメイヨシノは満開後ですがまだ見頃内に収まる桜吹雪手前、上手く行けば花筏と両方が拝める可能性が高くなります。
しかし、最も見たかった桜は角館武家屋敷通りの枝垂れ桜の方!?
一般的に、同じ地区なら枝垂れ桜の方がソメイヨシノより早く開花するし、地理的にも秋田の方が数日早い開花となるので、角館26日訪問では桜吹雪辺りとなり微妙です・・・・・
設定にはないので無駄な思いですが、4/22(火)出発があれば・・・・・
初日角館、三日目弘前城というルートのスケジュールだったならば・・・・・
と、無いものねだりの愚痴もでましたが、二者択一
4/20出発日程で決定しました!?
しかし、旅行日程が決まったら決まったで心配事は無くならず、
開花状況と天候が気になり続けますが・・・・・
さて、今回の桜を追っての旅、当初は弘前&角館をメインにプラスα旅としてきましたが、
決定した旅は、北上北上展勝地を追加したみちのく三大桜名所巡りプラスα旅と変わりました。
訪問先、訪れる桜名所が増えたことは一見良さそうですが、そうでもないことが分かります。
増えただけで、矛盾というか、一緒に楽しむことが不可能と分かるので・・・・・
旅行会社側も桜の開花を予想し日程等を組むのは難しく、始めから全てを満足させるつもりはなく、どこか1~2ヶ所当たりがあればなんとか満足して帰ってくれるだろうと全方位的に時期ズレを考慮しているような・・・・・
訪問先については、こんな紹介がされていました。
【弘前城】・・・例年4月下旬~5月上旬/日本観光振興協会調べ
【盛岡城跡公園】・・・例年4月中旬~4月下旬/日本観光振興協会調べ
【石割桜】・・・例年4月中旬/岩手県観光協会調べ
【小岩井農場・一本桜】・・・例年4月下旬~5月上旬/日本観光振興協会調べ
【角館・武家屋敷通り】・・・例年4月下旬~5月上旬/日本観光振興協会調べ
【桧木内川堤】・・・・例年4月下旬~5月上旬/日本観光振興協会調べ
【北上展勝地】・・・例年4月中旬~4月下旬/日本観光振興協会調べ
大雑把過ぎる紹介です。(笑)
最長なら 4月中旬 ~ 5月上旬 、1ヶ月間の開花違いがあるわけで、2泊3日の旅で全ての桜を見ることを望むのは、愚かというか、間違いです。
尚、盛岡市内にある【盛岡城跡公園】&【石割桜】は、2日目の自由行動時に勝手に行って下さいですから、スケジュールに組み込まれているわけではありません。
キャンセル料を払う以外止められない状況で、ジタバタしてもしょうがないのですが、
4/9時点での開花予報状況を纏めてみたのがこちらでした。
やはり、例年よりも開花は早いようです。
優先した【角館・武家屋敷通り】&【桧木内川堤】は、ほぼ満足の満開日から1~2日後の訪問になりそうです。(嬉)
岩手県ですが標高の高い【小岩井農場・一本桜】も、まずまずでしょうか?
一方、【弘前城】は、満開日前日と微妙ですが五分咲き後ですから、早合点・せっかちな桜に期待しましょう。
五分咲きから満開まで2日と短いので、中間日なら七割五分咲きは確定ですから!?(笑)
そして、岩手・盛岡の桜、元々旬(10日?)や週の単位で他とは開花がズレていますから、二泊三日の旅で吸収することは不可能と思っていたので結果は想定内、純粋に『世界で訪れるべき街2023』第2位の地 盛岡観光を2年遅れですが満喫したいと思っています。
前・後泊ともに盛岡市内ですから、元気なら早朝から深夜まで丸々一日掛けて観光出来ますから・・・・・
早速、妻はレトロ喫茶でのパフェ&あんみつのダブル食いを妄想しています!?(笑)
と、旅立ち前に用意した原稿を投稿させて貰いました。
もちろん、本日投稿したのだから無事に戻って来ている訳ですし、開花予測が当たったのか外れたのか、旅が満喫できたのか期待外れだったのかも分かっていますが、本日はここまで!?
ゆっくり、弘前編、盛岡編、角館・北上編に纏めて、後日投稿したいと思います。(笑)