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il pastor fidoのブログ一覧

2025年03月23日 イイね!

代車はフレアワゴン

代車はフレアワゴン アテンザへのボディコーティングの代車として、フレアワゴン(スズキスペーシアのOEM)を借りました。試乗のチャンスでしたが、大雨だったのでごく一般道に留めました。

 これはカスタムスタイルのXTで、ターボエンジンです。「このクラスでもギラついたフロント?」と思いましたが、標準デザインにはターボエンジンはないので、結果としてこれになるのでしょう。車高が高くスクエアなデザインなので、近くで見ると堂々たる体躯です。まだ新しそうなので、試乗車かもしれません、


 革巻きのステアリングとシフトレバー、ワインカラーとピアノブラックを使ったダッシュボードにより、予想外に品質感が高いと思いました。大きなスクリーンが示す詳細な情報も、品質感の向上に寄与していそうです。
 シート、ステアリングとも一番低い位置がよさそうで、シートを前出しするとややアップライトながら違和感ない運転姿勢がとれ、ステアリングが遠くて困ることはありませんでした。濃色のシート地は悪くありませんが、平坦なベンチシートであり、左足のフットレストがないため、安定感は今ひとつです。

 シートを下げているので、ルーフははるか上です。フロントウインドウは垂直に近い角度で、いかにも空気抵抗は悪そうですが、これによりルーフが前に延びているのは、直射日光を避けるのによさそうです。

 大雨の中ごく一般道を走らせた限りでは、パワー感の不足は感じませんでした。ターボエンジンとCVTの特性のためか、アクセルを踏んで少し後からパワーが盛り上がる印象がありました。
 足回りは穏やかで、165/55R15という薄めのタイヤでも一般道ではゴツゴツ感はありません。高速道での安定性がどうかはわかりません。
 パーキングブレーキは電動式で、HOLDモードで使いました。信号が青に変わったり前の車両が出発したりすると、メーターに警告されるなど、ハイテク化しています。ヘッドアップディスプレイまでついていますが、タコメーターがないのは残念でした。

 軽ハイトワゴンの運転は2年ぶりです。今回はターボエンジン車で、一般道の近距離走行では、十分なパワー感と足回りだと思いました。
 過去に乗った軽自動車のインテリアは簡素かつ明るい色で、正直なところ安っぽい印象でした。このフレアワゴンのインテリアは濃色で、いいもの感を出しています。車両価格はわがアテンザと同レベルであり、もはや安さをアピールする部類ではないので、内外装で価格相応の質感を主張しているのだと理解しました。
Posted at 2025/03/23 01:15:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月17日 イイね!

1周年

1周年 中古車は偶然の出逢いです。
 四半世紀ぶりの「MT再チャレンジ」を至上目的とした「普段使いのMT車」です。いいタイミングで望ましいスペックの車両を見つけ、運良く獲得しました。新車販売している SPORT系より、この世代のPROACTIVE S Packageが好みです。中古車サイトでもなかなか同条件の車両は見つからず、早くも「絶滅危惧種」です。

この1年
 MT再チャレンジの結果、普段使いのMT車としてすっかり馴染んできました。効率よい運転のためのギア選択や、操作に基づくドライバー、エンジン、車体の間の「三位一体感」の演出は、常にドライバーに委ねられており、あたりまえの生活道路でも五感はフル稼働です。マニュアルトランスミッション操作系の感触や、大径タコメーターと数字による速度計の組合せは、普段使いのMT運転にとって極上です。
 生活道路における日常使用が中心ですが、中長距離にも徐々に連れ出しています。Bセグメントのサイズ感は、さまざまなところへ出かけるのに適しています。志賀高原往復ドライブでは高速道、山岳ワインディングとも快適で、その行程の平均燃費は24km/L超を記録しました。

パーツ、整備など
 納車して間もなく、タイヤをREGNO GR-XIIに新調しました。ほかに装着したものはありません。
 車齢4年半からのスタートゆえ、要整備箇所はなく順調でした。

次の1年
 引き続き生活道路での使用が中心と見込んでいますが、中長距離に出かける機会を作ろうと思います。
Posted at 2025/03/17 23:30:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2025年03月05日 イイね!

5ナンバーのフォーカス

5ナンバーのフォーカス フォードフォーカスは、私の記憶でも初めからずっと3ナンバーでした。「古い親戚との邂逅」のフォーカスも3ナンバーでした。ロボ部長さんからは、過去に所有しておられたフォーカス(北米仕様のセダン:冒頭の写真)は5ナンバーだったと伺いました。サイドプロテクターの厚みなど、横幅を変えるような要素はなかったとのこと。そのときは「単位変換のせいでは?」と思いましたが、興味深いので確認してみました。

前提とする情報
 手元に情報はないのでネット上の日本語情報をあたってみると、初代フォーカスの全幅は1710mmでした。種々の自動車情報サイトでも、みなこの値です。
 一方、英語版Wikipediaには全幅(Width)について次の記述があります。
Europe (1998 - 2005)
  1,700 mm (66.9 in)
North America (2000 - 2007)
  66.7 in (1,694 mm) (2005 - 2007)
  66.9 in (1,699 mm) (2000 - 2004)

 5ナンバーサイズは、「全長4700mm以下、全幅1700mm以下、排気量2000cc以下」を全て満たす必要があります。「○○以下」は○○も含むはずですが、カタログ等を見ると4695mm、1695mm、1998ccなどとなっていて、限界値そのものを使った例は知りません。ギリギリを狙わず、微妙に小さい数値を使うのが、国内の型式認証の運用(しきたり、お作法?)なのだと理解します。
 クルマのサイズの数値は公称値であり、測定した厳密な値には当然端数がありうると考えます。国産車のカタログ上の寸法は5mm単位ですが、これはまるめた数値だと考えると、誤差は最大±2.5mmまでありうるのかもしれません。ここでは、全幅の公称値を「公称幅」と呼ぶことにします。

考察
 以下は想像と推測に基づく考察です。

(1) 欧州
 欧州でサイズの測定値と公称値の関係がどうなっているかについて、知識はありません。Wikipediaではインチも併記していますが、基本はmm表示と考えます。
 初代フォーカスの本場である欧州での公称幅は1700mmだったようです。これを単位変換すると66.929 inchであり、実際Wikipediaには66.9 inも載っています。

(2) 国内
 大量に輸入・販売する車両には型式指定制度があるようで、初代フォーカスもこれに従ったものと思います。日本の1700mmは5ナンバーと3ナンバーを区別する境界として大きな意味があります。5ナンバー車の公称幅はみな1695mm以下としている中で、欧州で公称幅1700mmだったフォーカスはどうしたのか??
 詳細を知りうる情報はなく、何らかの操作があったかどうかはわかりません。ネット上で確認できる日本語情報では、初代フォーカスの全幅は全て1710mmであり、カタログにもこの値が載っていたと想像されるので、国内販売するフォーカスの公称幅を1710mmとすることにしたようです。国内のしきたりから外れない配慮かもしれませんし、「輸入車なのだから、堂々と3ナンバーにする方が得策!」と判断したのかもしれません。この結果、国内で販売されたフォーカスはみな3ナンバーになった、と考えられます。

(3) 北米
 Wikipediaには、2000~2004年モデルのWidthは66.9 in (1,699 mm) とあります。北米のサイズ表示はインチが基本と想像され、66.9 inchが公称幅だったと思われます。これを単位変換すると1699.26mmであり、四捨五入すれば1699mmです。
 なお、2005~2007年モデルのWidthは66.7 in (1,694 mm)とありますが、写真を見るとサイドプロテクターが省略されています。

(4) 「5ナンバーのフォーカス」の成立
 ロボ部長さんの北米仕様フォーカスは、前オーナーが個人で国内に持ち込んだとのこと。サイドプロテクターがついているので、前期モデルのようです。このような経緯から、日本の型式認証や型式指定のしきたりに縛られる必要はなく、現地の書類に基づいてサイズ確認したのだと想像します。北米版の公称幅66.9 inchは 1699mmなので、明らかに「1700mm以下」に収まります。これにより、5ナンバーと判断されたと考えられます。

(5) まとめ
 初代フォーカスの欧米の公称幅は1700mmあたりでしたが、国内販売モデルの公称幅は少し広い1710mmとされ、3ナンバーでした。一方、個人によって国内に持ち込まれた北米仕様車は、米国の公称幅66.9 inch = 1699mmに基づいて5ナンバーと判断されたものと考えました。

余談
 初代フォーカスはほぼ5ナンバー幅でしたが、2代目フォーカスは一挙に1840mmにまで拡幅されたことに驚きました。日本語Wikipediaには「ただしドアミラーを含めた横幅は若干縮まっている」との記述があり、webCGでも「メーカーによれば両側のミラーまで計算すれば、旧型よりも7mmだけ狭くなったのだという」と述べているので、わがアテンザと同様に「ミラー to ミラー幅」を抑える工夫をしたようでした。
Posted at 2025/03/05 19:40:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2025年03月02日 イイね!

古い親戚との邂逅

古い親戚との邂逅 フォード通オーナー御愛用のフォーカスとのツーショットです。

 初代フォーカスを国内で見かけることは、今ではほとんどありません。久しぶりに対面すると、横幅はほぼ5ナンバーサイズであり、わがアテンザと比べるとだいぶ小柄です。
 このフォーカスは、フォードニューエッジデザインの代表だったようですが、当時私の目には「癖のある奇妙なデザイン」と見えていました。改めて実車を眺めるとその昔に抱いたような違和感はなく、きれいにまとまった風貌です。
 欧州フォードの手によるフォーカスは、アテンザより数年早くにデビューしました。両車の間にはプラットフォームやエンジンの共通性はないようですが、アテンザの礎はフォードであり、古い親戚との邂逅と言えそうです。


 特徴的なサイドプロポーションです。前端が低いボンネットは、今では少なくなりました。前後とも大きなホイールアーチですが、今見るとさほど大げさではありません。ルーフは後ろ下がりに見えますが、真横から見ると意外に水平に近いラインです。ウィンドウが描くカーブが特徴的で、ハイマウントのリアランプ類が印象に残る形状です。CピラーにはGHIAグレードを示すバッジがついています。
 個性的なデザインですが、プロポーションは機能的な2ボックスです。その昔はバランス悪く見えていましたが、改めて近くで見ると、考え抜かれたラインの組合せと思えます。


 この写真は実車でなく借り物です。これまで遠目にはいびつで奇妙な形に見えていましたが、近くで見ると大きく立派に見え、GHIAゆえのカラーも質感が高い印象でした。メーター、スイッチ類とも大きく、意外にも機能的に思えました。
 シートはアップライトで、車内はきれいに手入れがなされていました。オーナーの御厚意で少し乗せていただくと、エンジン、足回りともごく自然なものと思え、古さや不自然さを感じることはありませんでした。

 このフォーカスのデザインは昔から奇妙な形と思っていましたが、今回改めて見ると不自然さはなく、バランスが考えられたデザインだと思いました。今日のCセグメントと比べるとだいぶ小さいものの、存在感がありました。実車からはオーナーの深い愛情が感じられ、この邂逅によってフォーカスに抱いていた印象を大きく改めました。
Posted at 2025/03/02 01:48:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ

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