どうせ、今日定時から帰ってNEX-7の新製品紹介をするので・・とりあえず影に隠れているNikonのコンデジ発表会を紐解いてみようと思います。今日はNikonのデジタル一眼を一つでも発表してくれるのか?と期待してましたが・・まぁ来月・再来月あたりにはフルサイズのどっちかが発表されると思いますので、首を長くして待っていることにしましょう。
○10倍ズームの1,600万画素コンパクト「COOLPIX S6200」
「ニコンは、10倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S6200」を9月22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万8,000円前後の見込み。
同社が2011年3月に発売した「COOLPIX S6100」の後継モデル。ズーム比が前モデルの7倍から10倍にアップした。焦点距離は広角端が35mm判換算で28mmから25mmになり、望遠端は同196mmから250mmになった。手ブレ補正機能はレンズシフト式。
撮像素子は前モデルと同じ1/2.3型有効1,600万画素CCD。3型46万ドットのタッチパネル式液晶モニターだった前モデルに対して、タッチパネルを省略。2.7型約23万ドットタイプを採用している。
起動時間は約1.4秒、ピント合わせは約0.28秒、レリーズタイムラグ0.42秒と高速レスポンスを謳う。撮影時に画質を設定できる「スペシャルエフェクト」も利用可能。」
・・・液晶モニタがデチューンされていますが、多分46万ドットのタッチパネル液晶が入手しにくい状態にあったような気がしたので・・その兼ね合いかもしれません。ズームと広角がやや進化してます。
○広角25mmからの14倍ズームデジカメ「COOLPIX S8200」
「ニコンは、14倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S8200」を9月22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万8,000円前後の見込み。
同社が2010年10月に発売した「COOLPIX S8100」の後継モデル。ズーム比が前モデルの10倍から14倍に向上。焦点距離は広角端が35mm判換算で30mmから25mmになり、望遠端は同300mmから350mmになった。レンズシフト式の手ブレ補正機能も搭載する。
撮像素子も前モデルの1/2.3型有効1,210万画素の裏面照射型CMOSセンサーから、有効1,610万画素タイプに変更。引き続き、自動連写合成技術を使用した「夜撮りキレイテクノロジー」を搭載する。
新たに、撮影時に設定できる画質調整機能「スペシャルエフェクト」が利用可能になった。ソフト、ノスタルジックセピア、硬調モノクローム、ハイキー、ローキー、セレクトカラーといったエフェクトを楽しめる。
液晶モニターは従来と同じ3型約92万ドット。動画もフルHD記録を継承する。」
・・・個人的にオススメなのはこのモデルかも知れません。値段もそこそこながら、センサーとレンズとズームを大幅に改良。それからスペシャルエフェクト追加で遊べますね。
○有機EL採用の薄型タッチパネルコンパクト COOLPIX S100
「ニコンは、タッチパネルを搭載したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S100」を9月8日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万2,000円前後の見込み。
同社が2010年10月に発売した「COOLPIX S80」の後継モデル。タッチパネル式の3.5型有機ELパネルを引き継ぎながら、画素数を1,410万画素から1,600万画素に増やした。タッチパネルは静電容量式。
レンズのズーム比は前モデルと同じ5倍だが、広角側にシフトさせた。広角端は35mm相当(35mm判換算)から28mm相当になり、望遠端は175mm相当から140mm相当になっている。
スライド式のフロントカバーも前モデルを継承。有機ELパネルはsRGB相当の色域を謳う。撮りたい被写体にタッチするだけで瞬時に撮影できるタッチシャッターや、再生時に画像をタッチで編集できる機能も備える。」
・・・Nikonの薄型はルックスが無骨ですよねぇ・・男性には向いてると思いますが、女性なら多分サイバーショットやFinepix・EXILIMを選ぶかな?35型82万ドットのタッチパネルは結構珍しいかも!?広角が35→28mmになってます。
○同社初のタフネスコンパクト「COOLPIX AW100」
「ニコンは、タフネスコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX AW100」を9月8日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万3,000円前後の見込み。
ニコンで初めてとなるタフネスコンパクトデジタルカメラ。水深約10mまでの防水性能、約1.5mからの耐落下性能、約-10度までの耐寒性能を有する。
GPS機能も搭載した。緯度、経度、方位の記録に加えて、カメラに内蔵した世界地図に撮影場所を表示できる。地図の縮尺も変更可能。電源OFFでも位置情報を取得し続けて移動ルートを記録するログ機能も搭載した。位置情報を記録した写真は、同梱ソフト「ViewNX 2」で自動マッピングすることができるという。
ボディ側面のアクションボタンを押してカメラを上下や前後に振ると、撮影モードの選択や動画撮影などができる「アクション操作」機能も採用した。スキーやマリンスポーツなどの際に、グローブを外さずに操作できるとしている。水中撮影に適したオートホワイトバランスになる「水中モード」も利用可能。」
・・・あえて言えば、Nikonの今回のラインナップの目玉がこのタフネスコンデジ。Nikonでは当然初なんですが、アクション操作やGPSの連動、しかもこのコンデジは40.5mmのフィルターが付けられるという変り種で・・なかなか面白い存在になりそうです。このモデルは背面液晶が3型46万ドット。
○チルト式液晶モニター搭載のフラッグシップ「COOLPIX P7100」
「ニコンは、COOLPIXシリーズのフラッグシップモデル「COOLPIX P7100」を9月22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後の見込み。
ニコンが2010年9月に発売した「COOLPIX P7000」の後継モデル。撮像素子やレンズのスペックは前モデルを引き継ぎつつ、前面のサブコマンドダイヤルやチルト式液晶モニターを新採用した。
外観はほぼ前モデルを踏襲した。光学ファインダーやホットシューも引き続き搭載した。撮像素子は1/1.7型有効1,010万画素CCD。RAW記録に対応する。
画像処理エンジンも前モデル同様「EXPEED C2」を採用。クリエイティブモノクロ、絵画調、露光間ズーム、露光間デフォーカス、クロスプロセス、ソフト、ノスタルジックセピア、ハイキー、ローキー、セレクトカラーの「スペシャルエフェクト」機能を撮影時に適用可能。 」
・・・ハイビジョンは1280×720と平凡なんですが、Nikonのハイエンドコンデジです。そもそもPシリーズがニコンにとってはハイエンドとなると思いますが、値段が値段だけにやはり素晴らしいスペックです。このCCD1010万画素は確信犯で、ファインダーを見て撮影するにふさわしいモデル。今回はデジ一に似せたらしく、チルト機構やすばやい動作が可能なフロントにサブコマンドダイヤルを搭載した模様。
色々ありましたが、今回オススメなのはスタンダードなS8100かなぁ・・個人的には型落ちではないですが、値段がこなれたP300のF1.8スタートが良いです。