最近のデジタル一眼モデルは比較的軽量になりましたが、エントリーモデルだと400g台が普通で・・まぁボディで軽いと感じるのは600g以下じゃないでしょうか?もちろんレンズによっちゃうし、レンズも径が大きかったらボディより重いレンズと言うのが関の山。だから、マイクロフォーサーズみたいにカメラに合うレンズを持っているメーカーってのは固定客はつきそうですね。
さて・・今日はマイクロフォーサーズの本家でもあるオリンパスの、これまた最軽量なE-PM1をご紹介。
「オリンパスは30日、マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式デジタルカメラ「OLYMPUS PEN mini E-PM1」を開発発表した。2011年10月7日に発売する。
価格はオープン。店頭予想価格は、レンズキットが7万円前後、ツインレンズキットが9万円前後の見込み。ボディ単体(受注生産)は6万円前後と見られる。
同日正式発表した「OLYMPUS PEN E-P3」と同等の撮像素子を採用し、シリーズ最小のボディサイズに収めたエントリーモデル。タッチパネル式のモニターや可動式の液晶モニターは持たない。ボディ単体の重量は217gで、同社最軽量だった「E-PL1s」および「E-PL1」の296gから約27%の軽量化、体積比約31%の小型化を実現した。
カラーバリエーションは標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」をセットにしたレンズキットがホワイト、シルバー、ブラックの3色。ボディ単体およびレンズキットに「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」を加えたツインレンズキットでは、ピンク、パープル、ブラウンも加えた6色をラインナップする。
撮像素子はE-P3およびE-PL3も採用する有効1,230万画素のハイスピードLive MOSセンサー。1080iのフルHD動画記録にも対応する。映像処理エンジンもE-P3と同じ「TruePic VI」を採用した。
E-P3と同様、シンプルな操作部でも少ない手順で操作できるという「ストライプスクリーン」を採用。MENUボタンで呼び出せる。写真の明るさや色合い、背景のボケ具合を直感的に操作できるという「ライブガイド」機能はE-PLシリーズから継承した。
アートフィルターは「ポップアート」、「ファンタジックフォーカス」、「ラフモノクローム」、「トイフォト」、「ジオラマ」、「ドラマチックトーン」の6種類を搭載する。
AFシステムもE-P3同様、従来から一新したという「“FAST(Frequency Acceleration Sensor Technology) AF”システム」を搭載。AF時のセンサーを従来の倍速(120fps)で駆動することでAFに必要な映像信号をより速く得られるようにしたという。AFの演算処理スピードや起動レスポンスも向上した。
フォーカス選択エリアは11点から35点に増加。個々のターゲットサイズを小さくしたことで、きめ細かいピンポイントAFが広範囲で行なえるようにしたという。動く被写体などに対しては、縦3エリア×横3エリアのグループエリア選択によるAFも可能とした。
内蔵ステレオマイク、センサーシフト式の手ブレ補正機構、ダストリダクションシステムも利用可能。ストロボはE-PL3と同様の着脱式を採用した。」
・・・試作機の情報なんですが、試作機から発売までにインターバルが結構あったので、あえて今日ご紹介しておきますが・・小さくなった割にはAFの選択エリアが劇的に変わったりとかなり頑張った仕様ですね。AF速度や起動レスポンスも向上してます。
アートフィルターも従来どおりですが、背面液晶がタッチパネルではなくなり、非可動タイプになりました。色が6色選べるので、自分の好きな色が見つかるかもしれませんね。重量は驚愕の296g。はっきり言えばちょっと重いコンデジ並ですね。
その他、映像エンジンもC-MOSも最新のE-PL3と一緒なので、かなりいい画質を吐き出してくれると思います。
価格はレンズキット(「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」)が7マソ、ツインレンズキットが、「レンズキット+M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」で9マソ、ボディ単体が6マソと最初は結構しますが、やはり売れそうですね。あのCM・・Nikonも見習って欲しいところですなぁw
Posted at 2011/09/30 18:18:27 | |
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新製品ブログ 2011年9月~ | 日記