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このカタログを見ると、セリカは最初はどうやら１６００のみだったらしい、ということがわかります。

このカタログはセリカの２０００ｃｃが発売された時のもののようで、LBがはいってます。しばらくはダルマとLBが併売されていたんですね。

ダルマセリカの思い出は、サンダーマスク（だったかな？）の主人公がこれに乗ってたこと。ある場面で、白いダルマセリカが崖をゴロゴロ転がり落ちていくシーンがありました。そのあとまた走ってたので、すごいと思ったのが印象に残ってます。中学の時の音楽の先生もこれに乗ってたな～。

でも、やっぱり自分の中で最も強烈に印象に残っているのは、ローデンストック（メガネのメーカー）のステッカーを身にまとった、濃い青色の「セリカターボ」ですね。

スーパーカーブーム当時、大流行したシルエットフォーミュラーカーのレースに殴り込みをかけた、数少ない日本車。結果はあまりふるわなかったのかもしれないけれど、あのスタイルは、ホントにカッコよかった。今でも大好きです。

このファミリアは、初代ですかね？

自分が小学校に上がった年だったと思いますが、近所にこのファミリアがいました。

車庫に入れられて大切にされていて、見るからに「かっこいいな～」という車だったんですが、窓からのぞいて、自分が「すげえ」と思ったのは、スピードメーターでした。

うちのスバル３６０は、８０キロだか１００㌔だか、それくらいまでしかメーターの目盛りがなかったんですが、窓からのぞいたこの車のメーターには、誇らしげに１４０か１６０の目盛りが刻まれていました。

やっぱり、速いものに憧れる少年だったので、その妬ましいこと妬ましいこと。ウチのスバルがメチャメチャ情けなく感じたのを覚えています。

ロータリーエンジンを初めて積んだのは、確かカペラだったと思いますが、その開発秘話を子供の頃親の自動車雑誌で読んで、胸を熱くしていたのが懐かしいです。あの、アペックスシール（？）の開発は、本当に難産だったらしいですね。

今日は、実家の倉庫整理をしていました。もう３０年以上昔に建てたヨド物置が、１０年以上前の台風で歪んで壁に隙間があき、そのうえ７年前に親父が亡くなったので、そのまま放置。

倉庫の中は雨が吹き込んでドロドロ！段ボールに入ったままの雑誌類やら何やら、もう水を吸って大変な状態。（過去にそれが本だったこともわからないくらいのものも・・・。）その中身を全部出して分別して、焼却場にトラックで運ぶという作業です。部分的には、奇跡的に無事で残っている箱もあったのですが、そのなかで、とんでもないものを発掘してしまいました。

それは、カタログの山。昭和４０年代からのクルマのカタログがザクザクでてきました。ちなみにこれはケンメリスカイラインの発表当時のカタログ。とてもきれいな状態です。イメージスケッチって、こんなにカッコよかったんだな～（本物もカッコいいけど。）と、改めて感動。

他にも、３６０の軽自動車を始め、１１７クーペとかクジラのクラウンとか、初代セリカ、初代トレノなど、信じられないようなお宝がいっぱいです。

あんまりすごいので、ボチボチ紹介していきたいと思います。

実はこの３日間でクルマやバイクの方もすごくたくさんの動きがあったのですが、このカタログ見たら、「ま、そのネタはあとでいいか。」という感じです。